2013年2月27日水曜日
武器
移動の車中で放送大学を聞いてたら、
野口英世のことをやってたんですけど、渡米してからの彼の「ぶっとび」ぶりがとても面白かったんです。
国際結婚してたんですね~。
飲んだ勢いで友人のカップルと「一緒に結婚式やろう」って言って、
本当にそうしちゃったとか、
夫婦揃ってすごい酒豪で、結婚を機に断酒しようとして夫婦揃って失敗したとか、
新婚さんのアパートなのに実験室みたいになっちゃったとか、
中国へ向かう船の中で、周りは本で中国語を勉強しているのに、
彼は甲板の下の船員とずっと話すことで言語を学んだとか、
その結果、彼の元には「言葉が通じる」と患者さんが押し寄せたのだとか、
出てくるエピソードがとても面白いんです。
「言語は武器になる」ということを彼はあの時代に知っていたのだと
講師の方はおっしゃってました。
最近私も英語学科卒のキャリアを活かして、
外国の方と英語でカーテンレールの打ち合わせをしていました。
そんな彼から昨日メールが…。
thank you for all you advice so far,
however, I have decided to use a local company near my house for the curtain rail installation work.
う~ん…なんとかして「注文をお願いします」って訳せないかなあ(苦笑)
2013年2月25日月曜日
エアコンとレールの収まり
ご新築の採寸に行ってきました。
掃き出し窓と腰高窓には一般的なダブルレールが付きます。
さてここで問題です(笑)。
ここでカーテン屋がお客様に必ず伝えなければいけないことは何でしょう?
答えはエアコンです。
腰高窓の左側にエアコン用の電源が来ています。
その壁面は910㎜ですが、一般的なエアコンのサイズは800㎜です。
この場合、腰高窓の左端にエアコンの端が揃うように取り付けても、
掃き出し窓側には110㎜の隙間しかできません。
それでは掃き出し窓にダブルレールは付かなくなってしまいます。
こちらの現場は天井が250㎝でしたので、
お客様に天井ギリギリ(と言っても5㎝は空けないといけません)に付けて欲しい事、
ご購入時にエアコンのルーバーが本体からどの位下がるのか確認して頂きたいこと、
などを伝えました。
今回のような収まりが最も見逃しにくいケースなので注意が必要です。
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採寸
シェードの取り付け方色々
3連窓にダブルシェードを付けてきました。
問題だったのは一番右。
神棚が窓の上に来ていて、ブラケットを付ける隙間がありません。
そこで、窓をまたぐようにブラケットを付けました。
通常当店ではクリエティというシェードメカを使っていますが、
このメカはプーリー(チェーンのある部分)が大きいので、
その分、仕上がり寸法を大きくしないといけません。
理想の仕上がり巾より大きくなってしまいます。
そこで今回はタチカワのクレアスというシェードメカを使用しました。
こちらは以前の現場ですが、同じようなケース。
窓枠のすぐ上に棚がきています。
こちらの現場はシングルシェードの為、クリエティを使っています。
但し、先ほどのような理由ではありません。
クリエティのブラケットはシングルよりダブルの方が1㎝長くなっていて、
シングルでは窓枠にメカが当たってしまうので、
ダブルのブラケットでシングルシェードを付けています。
こうすることで窓枠の出っ張りを越えてシェードメカが付きます。
シェードの付け方も色々です。
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工事・納品
2013年2月24日日曜日
ローレット木目のバージョンアップ
先のエントリーで紹介したF様の現場につけたのはローレット木目25。
価格もお手頃で私も好きなレールですが、
発注は部品が揃った「セット物」ではなく、バラで取っています。
このレールはそうすることで見た目が格段に良くなるからです。
変更点は
①ダブルセットについてくるダブル付エンドブラケットをエンドブラケットに変更
(見た目がホームセンター用レールの部品のようで良くない)
②リングマグネットランナーを取らない
(これも同じ理由です)
③2.10m(一間用)でも中間サポートを付ける
(これで見た目がグ~ンと良くなります)
④一緒に付けるレース用レールのエリートはホワイトグレインではなくホワイトウッド色。
(これも絶対!ポールの色と良く合います。)
見慣れていないお客様からすれば「変わらない」のかもしれませんが、
僕はやっぱりこの仕様が好きです。
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工事・納品
壁を透視する
本日施工した秦野市のF様の現場です。
採寸時に私は担当営業の方にカーテン下地の有無を聞いています。
でも、漠然と聞いたわけではありません。
現場に入ってそれを聞くまで、私が考えていたことは……
「窓の右の壁面が910㎜以上あるなあ。
エアコン用の200Vの電源が窓からあれだけ離れてるってことは、
その横が柱だから窓の右側はサッシを止める束はあっても上までいってない可能性もあるな。
窓の左も窓から離れたところにコンセントがある。
壁面も5尺位だし、間取りの為に柱のピッチを不規則にしたんだな。
てことは窓上中央の縦桟もずれてるはずだから、
中間サポートは確実にビスが効かないな。
両サイドは仮に片側は効いても反対側はまずダメだろう。
え~と廻縁止めてるフィニッシュは…あ~やっぱりずれてる。
う~ん……困ったな。
あ、すいません。カーテン下地って入ってますか?」
木造住宅の場合、
壁を叩いたり下地探し用ワンプッシュを刺さなくても、
目視で現場の情報を得るだけで、
ビスが効く・効かないを判断できるケースがほとんどです。
カーテン屋にとって家の構造を知ることは、とても重要なことなんですね。
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採寸
2013年2月22日金曜日
2013年2月21日木曜日
S様工事準備
私の体調不良で急きょ現場打ち合わせを延期させて頂いた
S様の工事準備が完了しました。
発注した商品を全て「営業所止」
(配達ドライバーが持ってしまうと到着時間が分からないので
運送会社の営業所に止めておき、取りに行く)
にして、何とかご希望日に間に合いました。
今朝はそんなご迷惑をお掛けしたS様から、
「カーテンが各部屋に付くのを家族みんなで楽しみにしています♪」と
大変嬉しいメールを頂きました。
昨晩は先日お納めしたH様より、
「工事をしていただいた晩は、カーテンを眺めながら
美味しくお酒をいただきました。」というメールも頂戴しました。
カーテン業界には素晴らしい志と知識と能力を持つ方が
たくさんいらっしゃることを私は知っています。
私もまだまだ学ぶべきことばかりです。
でも唯一自慢できることは、
私のお客様は日本一だという事です。
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工事準備
フロントレースの洗濯ラベル
一年ほど前にある業界の先輩から聞かれて以来、
ずっと気になっていたフロントレースの洗濯ラベルの縫い付け位置。
特にシェードはヒダがないので目立ちます。
ご注文を頂く度に考えていましたが良い案が浮かばず、
今回ふと思いついて加工所にお願いしたのが上の写真です。
幕体裏の袋縫い上部に、ウエイトバーに隠れるように縫い付けました。
ウエイトバーより袋縫いの方が大きいので目立つ時もありそうですし、
透けている部分が多い生地だとどうか?という問題もありますが、
今までよりかなりいい感じです。
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縫製
2013年2月20日水曜日
Y様邸現場打ち合わせ
Y様の現場打ち合わせに行ってきました。
ポイントは三連の滑り出し+FIXの窓です。
この窓にはシェードを付けることになっていますが、
もっとも小さなこの窓がもっとも高い位置に来てしまいます。
しかも3つの窓の中央です。
そこでY様とは両端のレールの取付高さについて、
細かくご相談しました。
どの位置に付けるとどういう印象になるか?
それ以外の位置だとどうか?
Y様が違和感を感じない取付位置は?(これがとても重要です)
それぞれの見え方を私の経験を交えながらお話しさせて頂きました。
レールの取付位置って、とっても重要なのです。
ラベル:
採寸
カーペット工事
カーペット工事に行ってきました。
と言っても施工は私ではなく職人のKさんです。
今回のお客様はイギリスの方で、何と日本語が話せません。
とは言っても、何を隠そう私、こう見えて英語学科卒ですので、
ちゃんと英語で説明しました。
「Ah~……carpet……carpet…置く?」
バッチリです(笑)
カーペットには「目」があり、
施工するときは職人さんとどの方向で敷くかを相談します。
掃き出し窓があればそちら向きにすることが多いのですが、
今回はベランダ窓であることと、施工性を重視して逆にしました。
もちろんお客様にも説明します。
「Ah~……carpet……carpet……目が逆?」
色んな意味で大変な現場でした。
ラベル:
工事・納品
2013年2月19日火曜日
パネルカーテンの取付
LDKから階段へ向かう廊下に寒さ対策の間仕切りを付けました。
こちらは施工前の写真です。
ロールスクリーンを付けることが多いですが、
廻縁(壁と天井の見切り材)や巾木(床と壁の見切り材)があり、
ロールスクリーンでは左右の隙間が大きくなります。
そこで取り付けたのがパネルカーテンです。
レールを付けて一枚の布を左右にスライドさせます。
生地は柄物ですが裏表で使っておかしくないものをお勧めしています。
裏から見ると…
壁にすっぽりと収まります。
スイッチもちゃんと使えて便利です。
ラベル:
工事・納品
2013年2月18日月曜日
カーペットの採寸
マンションリフォームの現場にカーペットの採寸に来ました。
リビング以外の各部屋に敷きこまれたカーペットを張り替えます。
床の淵周りにグリッパーと呼ばれる逆さ釘のついた資材がついており、
それにカーペットを引っ掛けて止めます。
フローリングに比べ冬でも暖かく、
誇りが風に舞わないので衛生的でもあります。
もっと評価されてよいインテリア資材ですね。
どの現場もそうですが、
私たちインテリア業者は引渡し前最後のタイミングで現場に入ります。
施工途中で思いもかけず必要になった材料が出たりすると、
引き渡しに間に合わなくなってしまうので大変です。
採寸はいつも緊張します。
ラベル:
採寸
2013年2月17日日曜日
家具とカーテンの納品
こちらは厚木市でリノベーション、店舗工事を得意とする
江田工房さんからご依頼のお仕事。
ソファ、テーブル、カーテンをお納めしました。
直角ではない店舗敷地のため、
家具のレイアウトは実測を重ねて慎重に。
通路の確保や椅子とテーブルの距離感等も、
打ち合わせを重ねてお納めしました。
カーテンはこれだけ巾が長いにもかかわらず、
バッチリの丈出し。
形態安定加工をしていますが、
加工前に生地をテストして、縮み具合を確認してくれています。
ラベル:
工事・納品
2013年2月14日木曜日
F様のリビングカーテン
F様のリビングのカーテンの寸法を決めています。
花柄を上部(芯地)のみ一体縫製する、ちょっと特殊な仕様です。
今までも何度かやっていますが、
巾や丈、柄によって割合は変わります。
前回の発注書を出して寸法を確認し、
施工写真でその印象を確認します。
何度も丈を調整して印象をチェックし、
もう一つの窓との関係も考えながら割合を決めていきます。
F様邸発注作業
F様邸の発注作業中です。
採寸用紙には、窓の寸法だけではなく、窓の上下、左右の寸法も書き込んでいます。
こうした状況を確認しながら、一窓一窓寸法を確定していきます。
確定したら明細書を一旦プリントアウトし、
見落としや間違いがないか、もう一度確認します。
OKなら蛍光ペンでチェック。
採寸時に書き込んだ注意点等が寸法に反映されているかも、
この時点で再度チェックします。
先にアップしたレールや部品もそうですが、
オーダーカーテンの仕事は確認とチェックの繰り返しです。
採寸用紙には、窓の寸法だけではなく、窓の上下、左右の寸法も書き込んでいます。
こうした状況を確認しながら、一窓一窓寸法を確定していきます。
確定したら明細書を一旦プリントアウトし、
見落としや間違いがないか、もう一度確認します。
OKなら蛍光ペンでチェック。
採寸時に書き込んだ注意点等が寸法に反映されているかも、
この時点で再度チェックします。
先にアップしたレールや部品もそうですが、
オーダーカーテンの仕事は確認とチェックの繰り返しです。
チェックが終わると発注です。
発注書を書いたら転記ミスがないかチェックして、
OKなら商品名の横の小さな四角に斜め線を入れます。
発注漏れを防ぐためです。
取引先から返信が来ると、そこに日付を書き込みます。
FAXが取引先に無事に届き、納期が間に合うことの確認です。
その際に発注書の内容を再度チェックします。
2013年2月10日日曜日
一手間かけて
こちらはO様との打ち合わせ時に使用したパース。
出来上がりをより具体的にイメージをして頂けるように作ります。
一部変更になりましたが、それもまたパースがあったからこそ。
もしなければ納品時に『あそこをこうしておけば良かったかな…』ってことに
なってしまいます。
オーダーカーテンとは、ただサイズに合わせて作るカーテンのことではなく、
『手間をかける』カーテンのことだと思っています。
出来上がりをより具体的にイメージをして頂けるように作ります。
一部変更になりましたが、それもまたパースがあったからこそ。
もしなければ納品時に『あそこをこうしておけば良かったかな…』ってことに
なってしまいます。
オーダーカーテンとは、ただサイズに合わせて作るカーテンのことではなく、
『手間をかける』カーテンのことだと思っています。
2013年2月9日土曜日
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