2013年2月28日木曜日

S様発注作業中



















今日はお店は定休日。
お店は(笑)。
朝からバッチリ仕事して、S様の発注作業中です。
天付の窓は発注方法を工夫しています。


T様カーテン

そして柄位置の都合をサイトーさんと相談。
設置場所、お客様からお聞きしたご要望をふまえて、レールのビス位置を決めていきます。

生地をカットする現場と施工される窓の距離が、なるべく近くなるように。

T様カーテン

縫製担当のart-k後藤です。
T様分のお仕立てに入ります。

ベルギー製のバックカットですよね。
この生地も良いなぁ~、なんて思いながら作業中です。

2013年2月27日水曜日

隠れているもの














クロス張替えの現調に行ってきました。
オーダーカーテン専門店の+PLANです。
脱衣所に良くある一本引きのドア。
これが要注意なんです。
オーダーカーテン専門店の+PLANです。
この裏側がクロス貼りになっているのですが、
ドアで隠れて見えないので見落としがちです。
オーダーカーテン専門店の+PLANです。

最近、内装関係のエントリーが続いたので、
今回はサブリミナルコントロール付きです。

武器

                                                                           
移動の車中で放送大学を聞いてたら、
野口英世のことをやってたんですけど、
渡米してからの彼の「ぶっとび」ぶりがとても面白かったんです。
国際結婚してたんですね~。
飲んだ勢いで友人のカップルと「一緒に結婚式やろう」って言って、
本当にそうしちゃったとか、
夫婦揃ってすごい酒豪で、結婚を機に断酒しようとして夫婦揃って失敗したとか、
新婚さんのアパートなのに実験室みたいになっちゃったとか、
中国へ向かう船の中で、周りは本で中国語を勉強しているのに、
彼は甲板の下の船員とずっと話すことで言語を学んだとか、
その結果、彼の元には「言葉が通じる」と患者さんが押し寄せたのだとか、
出てくるエピソードがとても面白いんです。
「言語は武器になる」ということを彼はあの時代に知っていたのだと
講師の方はおっしゃってました。
最近私も英語学科卒のキャリアを活かして、
外国の方と英語でカーテンレールの打ち合わせをしていました。
そんな彼から昨日メールが…。
thank you for all you advice so far,
however, I have decided to use a local company near my house for the curtain rail installation work.
う~ん…なんとかして「注文をお願いします」って訳せないかなあ(苦笑)

K様カーテン

縫製担当のart-k後藤です。
これから作業に入りまーす。

この生地良いですよねぇ~

カーペットの搬入



















睡眠時間2時間半の朝は、目を覚ますための運動が必要です。
先日採寸したマンションのカーペット工事。
エレベーターが使用不可の為、階段から搬入します。
カーペット4本とフェルト3反。
こんな位…ぜぇぜぇ…らくしょう…はぁはぁ…

2013年2月25日月曜日

エアコンとレールの収まり















ご新築の採寸に行ってきました。
掃き出し窓と腰高窓には一般的なダブルレールが付きます。
さてここで問題です(笑)。
ここでカーテン屋がお客様に必ず伝えなければいけないことは何でしょう?









答えはエアコンです。
腰高窓の左側にエアコン用の電源が来ています。
その壁面は910㎜ですが、一般的なエアコンのサイズは800㎜です。
この場合、腰高窓の左端にエアコンの端が揃うように取り付けても、
掃き出し窓側には110㎜の隙間しかできません。
それでは掃き出し窓にダブルレールは付かなくなってしまいます。
こちらの現場は天井が250㎝でしたので、
お客様に天井ギリギリ(と言っても5㎝は空けないといけません)に付けて欲しい事、
ご購入時にエアコンのルーバーが本体からどの位下がるのか確認して頂きたいこと、
などを伝えました。
今回のような収まりが最も見逃しにくいケースなので注意が必要です。


シェードの取り付け方色々














3連窓にダブルシェードを付けてきました。
問題だったのは一番右。
神棚が窓の上に来ていて、ブラケットを付ける隙間がありません。
そこで、窓をまたぐようにブラケットを付けました。














通常当店ではクリエティというシェードメカを使っていますが、
このメカはプーリー(チェーンのある部分)が大きいので、
その分、仕上がり寸法を大きくしないといけません。
理想の仕上がり巾より大きくなってしまいます。
そこで今回はタチカワのクレアスというシェードメカを使用しました。

こちらは以前の現場ですが、同じようなケース。













窓枠のすぐ上に棚がきています。
こちらの現場はシングルシェードの為、クリエティを使っています。
但し、先ほどのような理由ではありません。
クリエティのブラケットはシングルよりダブルの方が1㎝長くなっていて、
シングルでは窓枠にメカが当たってしまうので、
ダブルのブラケットでシングルシェードを付けています。
こうすることで窓枠の出っ張りを越えてシェードメカが付きます。
シェードの付け方も色々です。






2013年2月24日日曜日

ローレット木目のバージョンアップ














先のエントリーで紹介したF様の現場につけたのはローレット木目25。
価格もお手頃で私も好きなレールですが、
発注は部品が揃った「セット物」ではなく、バラで取っています。
このレールはそうすることで見た目が格段に良くなるからです。

変更点は
①ダブルセットについてくるダブル付エンドブラケットをエンドブラケットに変更
  (見た目がホームセンター用レールの部品のようで良くない)
②リングマグネットランナーを取らない
   (これも同じ理由です)
③2.10m(一間用)でも中間サポートを付ける
 
  (これで見た目がグ~ンと良くなります)
④一緒に付けるレース用レールのエリートはホワイトグレインではなくホワイトウッド色。
    (これも絶対!ポールの色と良く合います。)

見慣れていないお客様からすれば「変わらない」のかもしれませんが、
僕はやっぱりこの仕様が好きです。

壁を透視する















本日施工した秦野市のF様の現場です。
採寸時に私は担当営業の方にカーテン下地の有無を聞いています。
でも、漠然と聞いたわけではありません。
現場に入ってそれを聞くまで、私が考えていたことは……

「窓の右の壁面が910㎜以上あるなあ。
エアコン用の200Vの電源が窓からあれだけ離れてるってことは、
その横が柱だから窓の右側はサッシを止める束はあっても上までいってない可能性もあるな。
窓の左も窓から離れたところにコンセントがある。
壁面も5尺位だし、間取りの為に柱のピッチを不規則にしたんだな。
てことは窓上中央の縦桟もずれてるはずだから、
中間サポートは確実にビスが効かないな。
両サイドは仮に片側は効いても反対側はまずダメだろう。
え~と廻縁止めてるフィニッシュは…あ~やっぱりずれてる。
う~ん……困ったな。
あ、すいません。カーテン下地って入ってますか?」

木造住宅の場合、
壁を叩いたり下地探し用ワンプッシュを刺さなくても、
目視で現場の情報を得るだけで、
ビスが効く・効かないを判断できるケースがほとんどです。
カーテン屋にとって家の構造を知ることは、とても重要なことなんですね。


2013年2月23日土曜日

房掛けの取付

現場を理解している縫製担当のart-k後藤です。

・・・と、言えるように、今日は現場取付をしていました。

写真は、先日の斉藤さん写真と同じように。

2013年2月22日金曜日

武家屋敷にて















採寸に行った際に偶然通った武家屋敷。
入場無料だったので入ってみました。
これは土間の窓です。
2つの引き戸が重なっていて、
煙を外に逃がしつつ、採光と調光が出来るようになっているんですね。

閉めるとこうなります。















さあ、同業の皆さんご一緒に! 
「ビジックだ」
「ビジックだ」
「これビジックだ」


訪れたインテリア関係者は全員言っていると思う。





房掛けの取付



















窓の右側の壁面に小さく見える2つの点。 
房賭けを付けるための小さなアンカーです。
この現場は工務店様の下請け工事で、
打ち合わせは私が現場で行っていますが、
施工時にお客様はいらっしゃいません。
房掛けを付ける壁面が狭いので隣の壁面に打った方が良い事、
その場合そこには下地がないのでアンカーを使う事も、
打ち合わせ時にご説明しています。
最近は窓枠を柱に固定するための金物が、
房掛けを止めたい位置にあることが多く、
取付も以前より時間が必要になりました。
付いてしまえば簡単そうに見えますが、
意外と大変なんですよ。





M様カーテン

縫製担当のart-k後藤です。
作業中の写真を撮るタイミングを逃しました。
只今、形態安定加工後、出荷準備中ですー。

2013年2月21日木曜日

S様工事準備



















私の体調不良で急きょ現場打ち合わせを延期させて頂いた
S様の工事準備が完了しました。
発注した商品を全て「営業所止」
(配達ドライバーが持ってしまうと到着時間が分からないので
運送会社の営業所に止めておき、取りに行く)
にして、何とかご希望日に間に合いました。
今朝はそんなご迷惑をお掛けしたS様から、
「カーテンが各部屋に付くのを家族みんなで楽しみにしています♪」と
大変嬉しいメールを頂きました。
昨晩は先日お納めしたH様より、
「工事をしていただいた晩は、カーテンを眺めながら
美味しくお酒をいただきました。」というメールも頂戴しました。
カーテン業界には素晴らしい志と知識と能力を持つ方が
たくさんいらっしゃることを私は知っています。
私もまだまだ学ぶべきことばかりです。
でも唯一自慢できることは、
私のお客様は日本一だという事です。

 
 


フロントレースの洗濯ラベル



















一年ほど前にある業界の先輩から聞かれて以来、
ずっと気になっていたフロントレースの洗濯ラベルの縫い付け位置。
特にシェードはヒダがないので目立ちます。
ご注文を頂く度に考えていましたが良い案が浮かばず、
今回ふと思いついて加工所にお願いしたのが上の写真です。
幕体裏の袋縫い上部に、ウエイトバーに隠れるように縫い付けました。
ウエイトバーより袋縫いの方が大きいので目立つ時もありそうですし、
透けている部分が多い生地だとどうか?という問題もありますが、
今までよりかなりいい感じです。


S様シェード

梱包されて出荷準備中です~
お手元に届くまで、もうしばらくお待ち下さい。

F様カーテン

縫製担当のart-k後藤です。
トップの一体型バランス、裾のメローロック加工中です。

2013年2月20日水曜日

Y様邸現場打ち合わせ














Y様の現場打ち合わせに行ってきました。
ポイントは三連の滑り出し+FIXの窓です。
この窓にはシェードを付けることになっていますが、
もっとも小さなこの窓がもっとも高い位置に来てしまいます。
しかも3つの窓の中央です。
そこでY様とは両端のレールの取付高さについて、
細かくご相談しました。
どの位置に付けるとどういう印象になるか?
それ以外の位置だとどうか?
Y様が違和感を感じない取付位置は?(これがとても重要です)
それぞれの見え方を私の経験を交えながらお話しさせて頂きました。
レールの取付位置って、とっても重要なのです。




カーペット工事
















カーペット工事に行ってきました。
と言っても施工は私ではなく職人のKさんです。
今回のお客様はイギリスの方で、何と日本語が話せません。
とは言っても、何を隠そう私、こう見えて英語学科卒ですので、
ちゃんと英語で説明しました。

「Ah~……carpet……carpet…置く?」

バッチリです(笑)

カーペットには「目」があり、
施工するときは職人さんとどの方向で敷くかを相談します。
掃き出し窓があればそちら向きにすることが多いのですが、
今回はベランダ窓であることと、施工性を重視して逆にしました。
もちろんお客様にも説明します。

「Ah~……carpet……carpet……目が逆?」

色んな意味で大変な現場でした。


2013年2月19日火曜日

緊張を伴う採寸














電動シェードの採寸に行ってきました。
建築前から打ち合わせを重ね、
電気配線の手配やカーテンボックスの奥行きや高さを決めています。
人生初の飛行機に乗っての採寸です。
色んな意味で緊張します。
飛行機苦手なんです(笑)




パネルカーテンの取付



LDKから階段へ向かう廊下に寒さ対策の間仕切りを付けました。
こちらは施工前の写真です。
ロールスクリーンを付けることが多いですが、
廻縁(壁と天井の見切り材)や巾木(床と壁の見切り材)があり、
ロールスクリーンでは左右の隙間が大きくなります。
そこで取り付けたのがパネルカーテンです。



















レールを付けて一枚の布を左右にスライドさせます。
生地は柄物ですが裏表で使っておかしくないものをお勧めしています。
裏から見ると…
 



 



















壁にすっぽりと収まります。
スイッチもちゃんと使えて便利です。

約定札色々














こちらは入荷した商品に貼る約定札です。
お客様ごとに色を変えて貼っています。
工事日前日には、明細書を見ながら持っていく商品の確認をするのですが、
納品が重なると棚が商品でいっぱいになるので、
「持っていき忘れ」等の事故が起きないとも限りません。
「一度に全てが何の問題もなく終わること」。
この当たり前のことを完結させるために、
数々の確認作業と工夫を重ねています。
ご注文を頂いてからが、私たちの本当の仕事の始まりなのです。
いつも色が足りなくなるくらい忙しいと良いのですが(苦笑)

I様シアー

製作中風景です。

I様シアー

縫製担当のart-k後藤です。
こちらは、黒色の芯地にてお仕立てです。

2013年2月18日月曜日

カーペットの採寸






 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
マンションリフォームの現場にカーペットの採寸に来ました。
リビング以外の各部屋に敷きこまれたカーペットを張り替えます。
床の淵周りにグリッパーと呼ばれる逆さ釘のついた資材がついており、
それにカーペットを引っ掛けて止めます。
フローリングに比べ冬でも暖かく、
誇りが風に舞わないので衛生的でもあります。
もっと評価されてよいインテリア資材ですね。
 
どの現場もそうですが、
私たちインテリア業者は引渡し前最後のタイミングで現場に入ります。
施工途中で思いもかけず必要になった材料が出たりすると、
引き渡しに間に合わなくなってしまうので大変です。
採寸はいつも緊張します。
 
 
 
 


こちらもU様

折り返した透け感の変化も含めて、柄位置がちょうど良い場所になるようにお仕立てしています。

U様シェード

出来上がりました。
出荷準備に入ります。

F様カーテン

縫製担当のart-k後藤です。
今日から作業に入ります。

2013年2月17日日曜日

I様カーテン工事

 
カーテンレール、特に装飾レールの取付は「直線」が大事。
掃き出し窓の場合は両端の窓枠の高さを測り、
3点止め以上なら両端の間のブラケットが1㎜もずれないように
写真のような方法で「墨だし」をして確認します。
大工さんが使っているのと違い、壁には「墨」の付かないタイプを使います。
 





 
1㎜も狂わず、バッチリ直線の取付です。
 

家具とカーテンの納品





 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらは厚木市でリノベーション、店舗工事を得意とする
江田工房さんからご依頼のお仕事。
ソファ、テーブル、カーテンをお納めしました。
直角ではない店舗敷地のため、
家具のレイアウトは実測を重ねて慎重に。
通路の確保や椅子とテーブルの距離感等も、
打ち合わせを重ねてお納めしました。
カーテンはこれだけ巾が長いにもかかわらず、
バッチリの丈出し。
形態安定加工をしていますが、
加工前に生地をテストして、縮み具合を確認してくれています。
 


2013年2月15日金曜日

I様生地入荷

大きな刺繍を保護する紙を挟んで、丁寧に巻かれてきました。
こちらも丁寧なお仕立てを心がけます。

U様いろいろ

次の行程待機中です。
もうしばらくお待ちください~

2013年2月14日木曜日

F様のリビングカーテン


 
F様のリビングのカーテンの寸法を決めています。
花柄を上部(芯地)のみ一体縫製する、ちょっと特殊な仕様です。
今までも何度かやっていますが、
巾や丈、柄によって割合は変わります。
前回の発注書を出して寸法を確認し、
施工写真でその印象を確認します。
何度も丈を調整して印象をチェックし、
もう一つの窓との関係も考えながら割合を決めていきます。
 
 


F様邸発注作業

F様邸の発注作業中です。
採寸用紙には、窓の寸法だけではなく、窓の上下、左右の寸法も書き込んでいます。
こうした状況を確認しながら、一窓一窓寸法を確定していきます。
確定したら明細書を一旦プリントアウトし、
見落としや間違いがないか、もう一度確認します。
OKなら蛍光ペンでチェック。
採寸時に書き込んだ注意点等が寸法に反映されているかも、
この時点で再度チェックします。
先にアップしたレールや部品もそうですが、
オーダーカーテンの仕事は確認とチェックの繰り返しです。


 
チェックが終わると発注です。
発注書を書いたら転記ミスがないかチェックして、
OKなら商品名の横の小さな四角に斜め線を入れます。
発注漏れを防ぐためです。
取引先から返信が来ると、そこに日付を書き込みます。
FAXが取引先に無事に届き、納期が間に合うことの確認です。
その際に発注書の内容を再度チェックします。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

2013年2月13日水曜日

出荷準備中

縫製担当のart-k後藤です。
今日は、バタバタと忙しくさせてもらってますー!

2013年2月12日火曜日

E様カーテン

次は、裾の部分を縫っていきます。
写真は丈を計っている所。
縫製の仕様によって手順も色々変わるんですよ。

O様シアー

こちらも裾の加工中。
ウェイトチェーンを巻き込んでいます。

E様スクイ縫い

縫製担当のart-k後藤です。
頭の部分を縫っています。

2013年2月10日日曜日

一手間かけて

こちらはO様との打ち合わせ時に使用したパース。
出来上がりをより具体的にイメージをして頂けるように作ります。
一部変更になりましたが、それもまたパースがあったからこそ。
もしなければ納品時に『あそこをこうしておけば良かったかな…』ってことに
なってしまいます。
オーダーカーテンとは、ただサイズに合わせて作るカーテンのことではなく、
『手間をかける』カーテンのことだと思っています。

2013年2月9日土曜日

O様邸レールチェック

部品の後はレールのチェック。
装飾レールは部品とレールが一梱包になっているので、
これも全部バラして確認します。
工事前の準備で必要なのは、確認、確認、また確認ですね。
自分を信じてはいけない(笑)


O様邸部品確認中

続いてO様邸。
二世帯住宅ですので数も多いですが、
一窓づつ時間をかけて確認していきます。
数、色ともにバッチリOK。
安心する瞬間ですね。