2014年12月30日火曜日

年末年始の営業について

当店は12月30日(火)~1月3日(土)まで
年末年始休業となります。
1月4日(日)からは平常営業です。 
 
午前10時開店となります。
宜しくお願い申し上げます。


                  +PLAN

一年の終わりに


年末の納品も全て順調に終えることができ、
来年早々の工事の手配を済ませて、店内の照明を落としました。
今年も無事に一年を終えることができ、ホッとしています。
何となく昨年末のカレンダーを覗いてみると、
つい最近のように思い浮かぶ現場の名前がいくつも出てきました。
そして、色々な方のお名前や現場を思い出すと、
この仕事が出会いによって続いていることを改めて感じます。
もちろんそれはどんな仕事でもそうなのですが、
自分が新しいことを学ぶとそれが必要な現場に出会ったり、
自分が壁にぶつかっているとそれを乗り越えないといけない現場に出会ったり、
自分が何かに気付かないままでいると、それを教えてくれるお客様に出会ったりします。
人との出会いを情緒的に捉えるのは、相手の方に失礼かもしれませんし、
僕自身はそういう感性が鈍い(笑い)方なのですが、
不思議とそういうものを感じます。
来年、、、
また多くのお客様と素晴らしい出会いがあり、
お客様にとっても当店との出会いが素晴らしいものになるように、
スタッフ一同頑張っていきます。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。
今年一年、当店をご愛好頂き、誠にありがとうございました。

                      +PLAN オーナー 斉藤 靖

2014年12月24日水曜日

Fairytale Of New York



クリスマスソングと言えばコレですね。
ポーグスのフェアリーテイル・オブ・ニューヨーク。

夢を追いかけてアイルランドからニューヨークに渡った二人。
でも夢破れて、男は今や留置場でみじめなクリスマスを迎えます。
昔、愛し合った二人も今では罵り合う毎日。
でも、そんなやりとりの最後に男が言う言葉が泣けるのです。
書くのは照れくさいの歌詞はコチラをどうぞ。

http://onemusic1.blog133.fc2.com/blog-entry-213.html

メリークリスマス!

自作ロールスクリーン

先月シェードの幕体交換をさせて頂いて、
今月追加のご注文を頂いたS様の寝室。
『サイトーさん、見て見て』と促されて入ったその部屋には、
何と前回の残布で作ったロールスクリーンとクッションがありました。
メカは以前からお使いだったものをそのまま使い、生地のみを交換されています。
『端の処理とか、ちゃんとしてないから遠くから見て下さいね』とおっしゃてましたが、
そういうことよりも、もっと根本的なことを教えて頂いた気がします。
 

2014年12月23日火曜日

ミーティング準備


店で使用しているグループウエア(社内SNSのようなもの)に、
『改善と取組み』という項目を作っています。
何かを変えたり、新たに始めたりするとここに書き込みます。
連絡用でもありますが、
ともすると去年と同じ一年のように思えてしまう今年をちゃんと把握して、
今後に活かしたいのが目的です。
バックヤードのレイアウトと収納方法を変えた…
見積書の作成でお客様をお待たせしないようこんな工夫をした…
売場のリニューアルをした…
内容は色々です。
今年は22の項目が書き込まれていました。
この内容を元に、今年よりさらに良い店になるように、
来年の計画を皆で考えるミーティングを行います。
売上を上げる為の議題はありません。
一つ一つ確実にステップアップして、
お客様に今よりもっとご満足頂けるようにしていきたいと思っています。

2014年12月21日日曜日

S様ブラインド

高さ30㎝の横長窓に30㎝の操作ポール。
カタログには記載してありませんが、製作は可能です。
操作感を重視して長くする場合もあれば、
見た目を重視して窓の内寸と合わせることもあります。
昇降コードは長さによって短く切ることもありますが、
今回は窓台までピッタリなので切りません。
余裕分無しの状態まで切ってしまうと、
経年変化で短くなった時にスラットが浮いてしまうからです。
 仕上がりの満足度って、魔法のようなものは無くて、
こうした小さな事の積み重ねなんですよね。
 

2014年12月20日土曜日

ぽんかん

2年前に大分の別荘をやらせて頂いたY様からポンカンを頂きました。
昨日奥様からお電話があった時は
『もしかして電動シェードに不具合…』と、一瞬、背中を寒いものが走り抜けましたが、
『大分はポンカンが美味しいから、サイトーさんに送りましたよ』という
とっても嬉しい言葉でした。
最初から当店を信頼してお任せ下さって、
こうして2年たった今も覚えて下さることは本当に嬉しいです。
早速一つ食べてみました。
皮をむいた瞬間に柑橘系の香りが漂って、
さわやかな甘みがありとても美味しかったです。
Y様、ありがとうございました!






改まる

小さい頃、大みそかは家族で紅白を見ていました。
その日は夕食もちょっと豪華で、
普段は飲ませてくれないコーラやお菓子もたくさんあって、
コワい父親もビールを飲んでちょっと上機嫌だったりしたものです。
紅白が終わって、ゆく年くる年が始まってテレビが新年を告げると、
なぜかそれまでの楽しい雰囲気から、いきなり改まって
『あけましておめでとうございます』なんて言ったものです。
父親に『今年はどんな年にするんだ?』とか聞かれて、
『部活を頑張る』とか毎年同じこと言ってましたが、
あの空気は何とも照れくさいものでしたね。

でも、今になると『改まる』って、とても大事だなと思います。
今の仕事で言えば年末の挨拶もそうです。
菓子折り持って次から次へと、義務感で移動するのも良いけれど、
『改まって』お話しする機会でもあります。
普段では何か言いにくい、あえて言うほどでもない、
でも、そのままにしてはいけない大事なこと。
それは『改まる』機会でないと、なかなか聞けないことだからです。
『当店は今年どうでしたでしょうか?』
『何か改善した方が良いことはありますか?』
『その時は言うほどでもないと思って、言われてないことがありますか?』
『不満とまではいかなくても気になること、ありますか?』

菓子折りは、そんな取引先の声を聞くためのチケットでもあります。

2014年12月19日金曜日

T様バルーンシェード

今年最後のオーダーは平塚市のT様。
こちらは子供部屋につけるバルーンシェードの発注書です。

お嬢様が『これがイイ』とおっしゃった写真は、
逆箱ヒダのバルーンシェード。
かわいい仕上がりにするならとギャザーをお勧めしました。
単にヒダの取り方の違いではなく、
それによって裾の弧の深さも変わり、それによってもイメージが変わるからです。
仕上がり丈は窓寸よりも、価格が変わらない程度に長く。
下げきると窓台に乗っかりますが、
下げきったバルーンシェードの裾は真っ直ぐになりますので、
通常は下げ切りません。
窓台まで下げた時に、裾の弧に生地の重なりが出来た方がキレイなので、
窓の寸法よりも長く作ります。
ちょっとしたことの積み重ねが、仕上がりに大きく影響します。

2014年12月18日木曜日

縫製

縫製担当のart-k後藤です。


私どもがお売りしているのは、カーテンという製品ではあるのですが。
原資は技術と時間です。

持っている時間を精一杯。
写真はミシンでは縫いきれない細やかな部分を手縫いで。

大変慌ただしい時期ですが、いつも変わらない品質を。

2014年12月17日水曜日

レースの2枚重ね

縫製担当のart-k後藤です。


レースの2枚重ね。
ほんの少しのズレでも余分なヨレ、歪みが出てしまいます。

2人掛かりで丁寧に丁寧に。

2014年12月16日火曜日

S様発注しました

床まである滑り出し&FIXの縦長窓と腰高の滑り出し窓、
階段をはさんだ2つの窓に木製ブラインドを付けるS様の発注をしています。
35㎜の木製ブラインドは仕上がり高さが3㎝刻み。
ヘッドレールの寸法と窓寸、床から1㎝の上り分などを考慮した時に
何㎝の仕上がり丈にすれば良いかを考えます。
そして、その時の取付高さを腰高の滑り出し窓に当てはめて
窓から下へ長くする分を足した時、
メーカーさんの仕上がり寸法とキレイに合うのかを確認します。
色々と計算を繰り返して今回は5㎜取付高さを変えました。
同じフロアではないので、
取付高さを合わせるより各窓の仕上がりを優先です。
木製ブラインドを2台付けるだけでも、考える事は多々あります。
 

2014年12月15日月曜日

A様現調

相模原市のA様の現調に行って来ました。
採寸の際にふと足を止めたのがこちら。
窓の中央にボードを止めているビスの列がありません。
尺モジュールに巾200㎝の窓を入れている関係だと思われます。
問題はお勧めしようと思っていた装飾レールが、
窓の中央も含めた3点止めタイプなこと。
このハウスメーカーさんは在来とツーバイの両方を扱っているので、
要確認です(ツーバイなら大丈夫)。
こうした工事に関する確認の後、
私はいつもしばらく現場にいます。
何をするわけでもなく、ただ、居ます(笑)。
居ることで、スタッフから聞いているプランに問題がないか、
他に見落としが無いかなど、色々な事に気付くからです。
師走ですが、せわしなく動いてはいけない時間もあります。
 


2014年12月14日日曜日

S様発注しました

ロールスクリーン16台をご注文頂いた座間市のS様の発注書です。
ブラインドやロールスクリーンなどのことを、
カーテン業界ではメカ物と呼びます。
カーテンに比べると発注は簡単そうに思われていますが、
実際にはそうではありません。
お店での打合せでほぼ生地は確定していましたが、
それでも現場打ち合わせを2回、
細かな部分もお話をしながら決めていきました。
発注書もその内容を反映して細部まで細かな指示を行います。
パソコンの画面上で1回、印刷してもう1回、
そして明日はスタッフのチェックも入ります。
オーダー品に『簡単なもの』はありません。
 

S様も順調に

耳を広めにとって切り返すS様のホールの発注書です。
さきほどアートケイさんとも話しながら、色々な部分を再確認。
レール関係も届き、本日スタッフが全ての部品点数を確認致しました。
全て順調に進んでおります。

H様発注しました

オパールプリントのケースメントとボイルレースを組み合わせたH様の発注書です。
透け感のないベースと極細糸のオパール部分、
この助具合の違いが裾の折り返しで目立たないよう、
2㎝の小さな折り返しでお仕立てします。
こちらはごく一部のオーダーカーテンメーカーを除いて、
対応できない仕様です。
難しいのではなく、縫製仕様を出来るだけ限定したい思惑です。
オーダーカーテンとはそれぞれの生地、それぞれの窓に合った
お仕立てができることが魅力。
小さなことですが、とても大事なことです。

2014年12月10日水曜日

S様発注しました

S様の発注をしています。
いつも通り採寸表と図面、現場写真を見ながら最終確認をしていきます。
気になったのはリビングのベランダ窓。
(正確には屋根有りをベランダ、屋根無しをバルコニーと呼びますが、
お客様の大半がベランダとおっしゃっているのでそれで統一しています)
窓幅は2470㎜。一般的な在来工法の一間半より少し狭い幅です。
窓の奥行から判断すると柱は4寸。
図面では向かって右側に、柱とサッシの間に垂木がかましてありました。
しかしこの垂木は通常は天井までは伸びず、マグサで塞がれます。
仕上がり巾はその分も考慮して決定しました。
複雑な縫製のカーテンもありますので、全窓慎重に進めています。
チェック、チェック、またチェックです。
 
 

2014年12月9日火曜日

K様発注しました

ご報告が遅くなりましたが、
文京区のK様の発注も既に完了しております。
裾がスカラップになったレースですので、
通常のカーテンよりも少し要尺も多め。
右端の要尺に記載した3.7mは柄合わせも含めた生地の必要m数、
右端の欄の余裕分はスカラップと
カーテンの両端の位置関係をキレイにするための追加分です。
この0.2mが出来上がりに大きく影響します。
 

トリ

10月から動き出した輸入カーテン探し。
イギリス、フランス、オランダと続いて、
今日、最後のサンプルブックが届きました。
トリを飾ったのはポルトガルのブランド、ALDECO(アルデコ)です。
輸入カーテンと言うと、どうしてもゴージャスというイメージを持ちがちですが、
今回セレクトしたものは、どれもそういうイメージではありません。
見ているだけでワクワクするような、生地としての魅力に溢れたものばかりです。
是非ご覧になってください。

S様カーペット

割り付け中です。
6帖、8帖などの四角い洋室と違って、
色々な個所の納まりを考えないといけません。
どこを基準に、どのように敷くかを正確に決め、
目立つ箇所に細長いカーペットが出来たりしないかをチェックします。
イイ感じでできそうです。

2014年12月8日月曜日

N様のプレゼント

ご新築時にお世話になったN様から
とってもかわいいトイレットペーパー入れを頂きました。
木工がご趣味のN様の完全ハンドメイドです。
私は家具もかじったので分かるのですが、
立体的なものを作るのってとても大変なのです。
直角にカットしたものを『逃げ』なしで四方を合わせ、
垂直をキッチリ取るだけでも大変です。
それにしても趣味があるって良いですよね。
そろそろイナダもいなくなってしまうかなぁ…。


2014年12月7日日曜日

色を流す

バタバタして更新が滞っていましたが、
この間ご注文頂いたお客様分もしっかりお手配しております。
こちらは茅ヶ崎市のI様の寝室に使うカサマンス(CAMENGO)のストライプ生地。
数十点の生地が入っているGIVERNYの中でも、
僕が個人的にもっとも好きな生地です。
シンプルなのに個性的で、シンプルなのに高級感がある、
そういうのってなかなか無いんですよね。
隣室の子供部屋の縦型ブラインドに3枚だけ入るマスタード色から続くように、
イエロー系の色が1階を流れていきます。
こちらはお打合せ通り
2本のストライプを入れる柄位置で指示しています。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2014年12月4日木曜日

ツンデレな彼女

2連梯子を取りに現場を移動する途中で実家に寄りました。
(長さの関係で店に置けないのです)
出迎えてくれるのは完全に僕をナメているこの犬。
母親から臨時の『おやつ』をもらって、目の前へ。
『おすわり!』→めんどくさそうに座る
『お手!』→『早くくれよ』と言わんばかりに嫌々と
『おかわり!』→『ふざけんなよ』という声が聞こえてきそうな感じで
そして目の前におやつを置いて、
『待て!』→パクッ!
あ、食った~!!!!

I様カーテン工事

今日は以前こちらのブログ
http://plusplan.blogspot.jp/2014/11/blog-post_74.html
でご紹介したI様のご新築工事。
 
窓の横の柱は予想通り逃げていました。
 
 
計算通り5㎝逃げたところが柱です。
房掛けの取付位置も関係してきますので、
他の窓との関係も考えながらレールを取り付けています。
 

2014年12月3日水曜日

最近思うんですが…

エクセルで作った方が楽なんじゃないかと…
メーカーさんのソフトで困るのは、
全てのシリーズが掲載されていないことと、パレット機能がないこと。
え~と…最初に使った色どれだっけ……などど探しつつ、
画面上の色見本ページを行ったり来たりしなければいけません。
エクセルには『最近使った色』というのがあるので、
これがとっても便利だったりします。
色もRGBで微調整も出来るので、便利です。
などと効率にこだわるような素振りを見せつつ、
アイフォンを不用意に落として画面を割ってしまい、
修理(は無理で機種交換)に相模大野まで行くという無駄な数時間。
同じフロアの時計屋さんでTIMEXのバンドを販売しているのを発見して、
思わず衝動買いしてしまいました(1620円也)。
イイ感じ。
 

2014年12月1日月曜日

柄位置

縫製担当のart-k後藤です。


心配されていたこちらの生地の柄位置。

入荷された生地を確認し、寸法の割り出し。
寸法の変更もなく丁度良い場所がありましたので、サイトーさんに写真で報告。
バッチリですよ~