2017年10月30日月曜日

正当な評価


息子の友人がプロ野球へ進むことになりました。
ウチにも泊まりに来たことがある子で、
事前に息子からも聞いていたので、
ドラフト当日はなぜか私がドキドキしていました。
「第1位選択希望選手、サイトウヤスシ、プラスプラン」(違う)

さて、S様の発注も完了しております。
ボイルにこだわって、
各社の色やしなやかさを比べてお選び頂きました。
フックはこれまで通りの75㎜。
一般的には90㎜ですので、
縫製指示書にも目立つように注意書きを入れておきます。
カーテンボックスでも掛けやすいように、そうしたのでしょう。
「きっと業者さんの配慮だと思います。良い業者さんだったんですね」と
S様にもお伝えしました。
言うことで私に得はないかもしれません。
でもお客様が長く愛用されてきたカーテンですから、
私たち専門家がちゃんと評価してあげるべきだと思うのです。
そしてきっと、その言葉をお客様も喜んで下さると思うのです。

2017年10月29日日曜日

K様、準備完了です


明日はK様の納品日です。
このところ、お近くの方が多くご来店くださいます。
当店のような小さな店は、
チェーン店さんのように気軽に入りずらい印象がありますので、
こうしてご近所の方が気軽に来て下さるのはとても嬉しいことです。
専門店とは「ある物を専門に扱う」のではなく、
「ある物の専門家が居る」という意味だと思っています。
そして、どんな窓にも私たち専門家がお力になれる要素があります。
K様にも、そう思って頂けることを楽しみにお伺いします。
明日、宜しくお願いします。

2017年10月28日土曜日

最後の仕上げ



M様の最後の納品分が到着しました。
グレーブルーベースのストライプを裾をデザインカットして、
端にはバイアステープ、
中央にはトーソーさんの飾りのパール部分を外したものを、
さらにアートケイさんに一加工してもらって取り付けています。
良い感じで出来上がっていますよ。

2017年10月24日火曜日

やっぱり断熱のお仕事は面白い


急激に寒くなり、
今年は例年より早く断熱のご相談を受けました。
性能が良いものを付けても
誤った使い方をしては効果は発揮できませんし、
性能が良いものを付けても
付けたことにより生じるデメリットが大きければ
結局は外してしまうことにもなります。
お使いになる場所、寒さの程度など、
様々なことをお聞きしてベストな商品をお勧めするのが断熱です。
打ち合わせの最後にお客様と一つの結論に至る感じが、
カーテン屋としてのやりがいですね。
I様の場合はカーテンで、
採光性のある生地を使うことで空間を冷やさないこと、
明るさを維持できることによるメリットも重要な決定要因でした。
今年の冬は快適にお過ごしになれると思います。

2017年10月22日日曜日

窓に合わせないで作る

M様のリビングに取り付けたバルーンシェードです。
裾の形状は弧が深いほどにエレガントな印象になります。
M様のイメージはシックでしたので、
上部はギャザーにせず箱ヒダに。
仕上がり高さは実際の窓寸よりも、かなり長く作ります。
下がり切っている時に裾の重なりが少ないと
貧相に見えてしまうためです。
重なりを増やそうとすると幕体が上がってしまい、
外から中が見えてしまいますので、
このような仕上がり寸法にします。
どの位置で綺麗に見せるか、が大事なのです。

2017年10月18日水曜日

大きい情報小さい情報

S様の発注も完了しております。
写真はスタッフの書いたリビングの発注書。
生地を切り替える間にバイアステープを縫い付けますが、
記載した上下の寸法がどこを基準にしているかも
キッチリと書いておきます。
通常は生地品番を入れる欄(左上)には、
どのようなカーテンをつくるのかという
タイトルのようなものを入れます。
他人の書いたものはシンプルなものでも理解しにくいので、
大まかな情報と細部の情報の両方が必要なのです。
どちらか一方ではダメなんですね。

2017年10月17日火曜日

恐怖の緑封筒


なぜかご指名を受けてしまった総務省の経済調査。
「景気どう?」という質問を三か月に1度回答します。
そう書くと簡単そうですが、
三か月分の売上、経費、仕入れ、人件費と、
前年比まで書かないといけないので大変です。
特に三か月目は〆てから1週間しかありません。
購入した物のレシートや駐車場代なども
全て打ち込んで数字を出しておかないといけないのです。
忙しい時と重なると「ウギャ~~!」ってなります(笑)

2017年10月16日月曜日

8時間の格闘


他店様でほぼ全ての内容が決まっていたM様、
この仕事をしている者として、
そのプランを「パクる」わけにはいきません。
時間の無い中で色々とご無理もお願いしながら、
全ての部屋のお打合せを一からさせて頂きました。
最後はご夫婦と楽しく生地合わせもさせて頂き、
ふ~と気が抜け…………られれば良いのですが、
私の仕事のもう一つの本番は、ここからの発注作業です。
レールの取付位置やカーテンの仕上がり寸法を決める
明細書の作成に4時間、発注書を書くのに4時間。
採寸表を見ながら、ひたすら数字との格闘です。
写真はお嬢様のお部屋の発注書。
加工所さんが見てわかりやすいように丁寧に。
生地の発注に漏れがないように、
手配をしたものは蛍光ペンでチェックしていきます。
最後までぬかりなく。

2017年10月13日金曜日

どんなインテリア本にも載っていないこと


吹き抜けに面したお二階の洋室はお嬢様のお部屋です。
「スリガラスだし朝陽も直接入らないから要らないかな?」
というお話しの中で、
私がお聞きしたのはご主人の帰宅時間。
「遅く帰られてリビングでくつろぐ時はありますか?
そうした時に吹き抜けの照明がお部屋に入って
眠れないということがあるのですが」
「あ!あるー!」 ということで、
厚地だけをお付けしました、
窓周りのプランはカーテンの組み合わせや
色のご相談だけではありません。
これまでの経験を活かして、
お客様が予想しにくいことをお伝えするのが
私たちの役割でもあります。

2017年10月11日水曜日

変わった使い方



一間半よりも長い窓でも使えることがうたい文句の
ブラケットスルーのリングランナー。
明日はちょっと違う使い方。
サッシを切っているため、中央の縦桟がずれていて
右端も柱から離れている一軒の窓。
これだと3個の内、2つはアンカーになってしまいます。
そこで4つのブラケットを使い、
全て縦桟にビスを効かせてる方法を取ります。
ボードを2枚貼りしている感じなので、
長めのビスと黒の油性ペンも持って行きます。
シンプルな工事ですが、小細工色々です。

2017年10月10日火曜日

華やかなカーテンの陰で


本日、宮殿作りにお邪魔したO様の現場です。
メーターモジュールの家に尺の窓、
天井にスワッグバランスを付ける関係で
レールも高い位置に取り付けます。
この時点で「下地無いな」となるわけですが、
コンセントの位置から、窓から柱までの距離を推測し、
窓とスワッグバランスとの関係やそれに伴うレールの長さを考えて
出した結論が写真の方法です。
エリートのキャップストップの上をカットして、
ブラケットをギリギリ外へ。
そこからさらに長いビスで左斜め打ち。
サラッと終わったように見えて、
実はその前段階でかなりの計算をしています。
肝心のカーテンも最高の仕上がりで、
とても喜んで頂けました。
O様、ありがとうございました。

2017年10月9日月曜日

おススメです


本日工事にお伺いしたS様の現場です。
窓内にメカ物、手前にレースと言うのは
当店で良くお勧めする組み合わせです。
欧米では定番なのに、なぜか日本では今一つ普及しません。
日本にカーテンが入ってきた時に、
カーテンとは厚地とレースの組み合わせだという定義づけが
生地メーカーさんからされたからとも言われています。
採光性を保ちつつ直射日光を適度に遮ることができ、
プライバシー保護も出来るお勧めの組み合わせです。


2017年10月7日土曜日

M様分、積み込み完了しました



明日はM様のカーテン工事です。
9月はメーカーさんの決算が多く、
その関係で欠品が多いのですが、
何とかギリギリ間に合わせることが出来ました。
当店ではほぼ毎日欠品チェックをしていますが、
それでも資料を出していないメーカーさんや、
土日での変動などでご迷惑を掛けてしまうことも正直あります。
生地一つ、部品が一つが無くても完成しないのが私たちの仕事です。
今回は何とか間に合いましたが、
これからも細心の注意を払っていきたいと思います。

2017年10月5日木曜日

意味のある位置

本日施工したF様のシェードです。
裾から少し上がったところにトリムを付けたデザインです。
そしてこのシェードを上げると…
ちゃんと裾にきて、
どの高さにしてもトリムがちゃんと見えるようになっています。
こちらはアートケイさんが位置を確認しながら製作してくれました。
色々なプロの知恵が結集されて、一つのシェードが出来上がっています。

2017年10月4日水曜日

F様分、積み込み完了しました




















明日はF様の取付工事です。
ブラインドやロールスクリーンと言うメカ物がメインですが、
スタッフがお部屋による選び方や、
その前段階でのお部屋作りも含めて
きっちりとご説明をさせて頂きました。
ともすると、こうした「メカ物」は
ネットやチェーン店さんのものでも良いかなと思いがちですが、
ご検討中の方は是非一度ご来店ください。
専門家ってそういうところまで考えるんだと
きっと驚かれると思いますよ。

2017年10月3日火曜日

未完成で終える



S様のプランニング中です。
手配していたサンプルも本日到着。
画面上で作ったものと実際の生地と見比べながら、
現場の写真も見つつ確認していきます。
最後に気になったのは濃い色を入れる位置。
前回は柄物のシェードとの位置関係から左にしましたが、
内容が変わった今回は右でも良いのかな、と思ったり。
プランを作るとこうして迷うことがあるのですが、
多くの場合、私は結論を出さないようにしています。
お客様が関わる部分を残しておくことが大事だと思うからです。
その方がきっと、楽しく暮らせますよね。

2017年10月2日月曜日

アップダウンスタイル


明日はO様の取付工事です。
一般的なスクリーンと違い、
上部を開けることができるアップダウンスタイル。
現場の状況やお客様の使い方をお聞きした上で、
最適なものをご提案させて頂くのが 私たちの仕事です。

カバー調整




本日施工したM様の現場です。
天井際にある横長の窓。
その下には収納庫がせり出していて、
チェーンを斜めに引っ張るようになります。
そこで、チェーンカバーがチェーンに擦れないように、
実際に自分で操作しながら調整しました。
初期設定のままだと、
チェーンを動かすたびにガラガラと異音が出てしまいます。
ちょっとしたことですが、
使い勝手は大きく違います。

2017年10月1日日曜日

登ります!


明日はM様の取付工事です。
私の経験の中でも最も高さのある
木製ブラインドを取り付けます。
出入りのある窓には不向きとも言える商品ですが、
最近はM様のように使い勝手よりもお部屋の雰囲気を
優先する方が増えたように感じます。
さて、高所のブラインド工事とは別に、
私にはもう一つ登らないといけないものがあります。
それはM様のご自宅前の坂。
採寸の際は「あ、これ止まるかも…」と心配になるほどでした。
今回はさらに重量のあるものを積みますので、
不要なものを下ろして工事に伺います。
頑張って登ります!