2014年11月30日日曜日

I様取付工事

+PLANとアートケイコンビで、細かな部分に気を使いながら、
バッチリ仕上がったI様の現場です。
まずはL型に位置した窓に付けた縦型ブラインド。
野縁(天井の桟)の関係上、どちらかはビスが効かないのですが、そこを何とか。
天井際には石膏ボードを止める為の桟が必ずあるので、
持ち出し金具を使ってビスを効かせ、ルーバーが窓枠に干渉しない位置まで前へ。
(この窓の場合、左のビスは斜め打ちして効かせています)
この金具には役割がもう1つ。
天井から床までは2403㎜。
2400仕上がりでは床に着く可能性もありますし、13㎜上げでは短い印象になることも。
その発注しにくい数㎜分を下げてくれます。
イイ感じです!
ちなみにこちらの縦型ブラインドはコーナー窓仕様。
隙間もバッチリです。
 
お次は子供部屋
 
 
バルーンシェードは窓の高さより長く作り、
下げきった状態でもたるみが出来るようにします。
この方がキレイですね。
スワッグ数はアートケイさんの提案で1スワッグ多く製作しました。
ルールに則ると3スワッグですが、
使用する生地が縦使いなので、中央にジョイントが来てしまいます。
このジョイント位置にリングテープがないと、色々と問題ありなのです。
サスガです!
 
そしてこちらはカサマンスのカーテン。
アップリケがつまみにこない完璧なヒダピッチ!
山をつまむ機械に入らないので全て手縫いです。
アップリケがあるので上部も裾も折り返すことができないので、
一つ一つ丁寧に外して製作してくれました。
ちなみにフラットカーテンにしなかったのは、
元々ついていたカーテンレールのリングランナーが固定タイプで
フラットカーテンと相性が悪かったためです。
タッセルは生地を横取りして製作。
特殊なブラインドやカーテンでなくても、
細かな部分に気を使いながら作ることで、完成度がグ~ンとアップします。
 
 
 
 
 


2014年11月29日土曜日

K様プランニング中

北欧生地と合わせる縦型ブラインドの色を探しています。
数色を組み合わせてのプランになりますが、
ブルーはあってもグレーがなかったり、
グレーがあっても白がなかったり。
各メーカーの無地のシリーズはたくさんありますが、
カーテンと色の組み合わせが合わないことも。
と言うよりも、そういうケースの方が多いかもしれません。
そうした場合、色をキッチリ合わせるよりも、
作りたい部屋のイメージに合う色のトーンを探します。
ここからが勝負です。
 

休日

昨日は定休日でしたが、一日東京でショールーム巡り。
サンゲツさん、ハンターダグラスさん、
ポルトガルの生地の輸入商社さんと充実の一日でした。
中でも昨日の充実度をグンとあげてくれたのがサンゲツさんです。
他の2社は既に知っている商材ですが、
サンゲツさんは新カタログの発表会、
それも今まではセカンドブックの位置づけだったソレイユですので
期待値が未知数だったのです。
会場の様子はこんな感じです。
一言でいうと、とっても良かったです。
カーテンメーカーはサンゲツさんを含め大手が多いので、
どこもマーケティング力に秀でています。
でも、ほとんどの会社はお客様より他社を見てしまい、
ともすれば自社のアイデンティティも忘れがちです。
今回のソレイユは、サンゲツと言う会社がどのような形でお客様に貢献できるかを
踏まえた上で、自社の特徴とお客様への提案の入った内容になっていました。
ただ一つ、まるでレストランのメニューのようなカタログ写真だけが残念でした。
雑誌に出てくるようなシズル感のあるものになれば、もっと素晴らしかったと思います。
それを差し引いても、ここ数年のサンゲツのカタログの中ではベストの出来でしょう。
当店でもサンプルを入れる予定ですので、お楽しみに。


2014年11月26日水曜日

K様発注しました

こちらはK様がリビングにお選びになった生地。
ナチュラルモダンに暖色系を使う珍しい組み合わせです。
当店では、担当スタッフは、その文字通りの意味ではなく、
『お客様との窓口』と考えています。
プラン内容は一人ではなく必ず複数で、
色々な視点から意見を交わし合って決めていきます。
私が『担当』させて頂いている現場も同様です。
それが一人ではなく、店を持つことのメリットだと思いますし、
当店がお客様情報の共有を重視しているのも、そうした理由からです。
今回の組み合わせも、そんなプランミーティングの中から生まれました。
お打合せ時にはお伝えしていない、ちょっとした仕掛けもありますので、
そちらも楽しみにお待ちください。

2014年11月24日月曜日

お客様へ

日頃より当店をご愛好頂き誠にありがとうございます。
年末を控え、お蔭様で多くのご注文を頂いております。
とは言っても当店の『多く』は、一般的なカーテンショップの『普通』位かもしれません。
当店はプランニングに多くの時間をかける為、
数多くの物件に対応することは出来ません。
ご提案内容を決めるにあたっては、スタッフとミーティングを行い、
いくつかのパターンを比較検討しながら進めます。
時にはイメージを掴むために現場に足を運ぶこともありますし、
お客様に分かりやすいようにパースを描くこともあります。
また、縫製はこのブログを共に書いてくれているアートケイさんが、
少しでも良い仕上がりになるよう丁寧に作ってくれます。
そのため納期もまた他店様よりも長いお時間を頂いております。
誠に勝手ながら、年内納品をご希望の場合は、
誠に恐れ入りますがお早目のご来店をお願い申し上げます。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

                        
                             +PLANオーナー 斉藤 靖

O様発注しました

O様の発注をしました。
横ボーダーにクラシカルな更紗柄という珍しい生地です。
O様からご指摘があったように、こうした生地は柄位置が重要。
なので備考欄にはその内容の注意書きが色々と。
どれもアートケイさんでしかお願いできないようなことばかりです。
そして実はこの生地、誕生前に僕がちょっとだけ関わっています。
試作品が出来上がった時に、
『柄と色が合わないような気がする。もう少しモダン系の色の方が良さそう』と
いったところ、本当にそれを反映してくれて誕生した生地なのです。
もちろん、だからと言って贔屓はしません。
似合わない生地は、部屋にかかってしまえば分かりますから。
O様の購入されたインテリアとまさにドンピシャだと思います。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2014年11月23日日曜日

A様シェード取付

初めて現場に伺った時はこんな状況でした。
おおまかなイメージをお聞きしながら一つ一つ窓を確認。
写真右に少しだけ写っている滑り出し窓にも、
何か付けることになりました。
そして、そこで脳内アラートが鳴ります。
監督さんに手すりの形状と踊り場に付ける長さを確認したところ、
やはり窓枠横の柱まで伸ばして固定するとのことでした。
そこで取り付ける商品が決まり次第相談することにし、
内容が確定して仕上がり寸法を出した時点で連絡。
無事にバッチリ付きました。
そして、ここよりも取付に苦労したのがこちら。
どちらも『ただ付けただけ』にしか見えませんが、
窓周り商品の取付には色々な注意点や工夫が必要です。

2014年11月22日土曜日

K様採寸

昨日に続き今日も高速に乗って東京へ。
現場は一年前に木製ブラインドを付けさせて頂いたN様のすぐお近くでした。
もう2度と来ないと思っていたけど不思議だなあと思いつつ現場に入ると、
何とそこには知り合いのクロス屋さんが!
『え、え、どうして???』
『実は昨日から来るの知ってたんだ~。施主さん知り合いで』
世の中本当に狭いですね。

端からとは限らない

連投の縫製担当のart-k後藤です。


写真は生地のど真ん中。
全体の写真が無いのでわかり辛いのですが・・・

一番柄位置が良いゾウさんが上下切れない場所。
縫い代を足したピンポイントの場所を基準に裁断をしていきます。
耳から切っていては緯糸とプリントのズレで良い場所から逸れてしまいます。



サっと手に持った羅紗バサミの先をチョンっと生地に当て、経糸数本だけを切り、
スっと緯糸を引いて断ち切るラインを出します。

動画だとたぶんサイコーにカッコイイです。職人バンザイです。
(・・・文章だと誇張出来ます。

試作・打ち合わせの後

縫製担当のart-k後藤です。





チラ見せ。

まるでお店のバックヤードに縫製所があるような、そんなやり取りが出来たら最高だと思っています。
写真はサイトーさんのアイデアをアレコレと試した後、本番に移った上飾りの一部。


こうしてみたら、ああしてみたら。上手く行くこともそうで無いこともありますが、そうした過程自体が作り出す物もあると思うのです。

2014年11月21日金曜日

T様バーチカルブラインド

T様のバーチカルブラインドの最終確認をしています。
図面を拝見した時から気になっていたのは、
中央と右の窓の間の寸法。
図面上では柱一本分ちょっとでした。
実測して寸法を確認し理想の仕上がり寸法を算出した後、
プランニング時のサイズと照合します。
仕上がり枚数はジャスト!
現場でお話しさせて頂きましたが、
この窓の間にどうしても隙間が欲しかったので、
当初から出し分を少なめにしていました。
逆に一枚少なくなったのが左の窓。
ここは違和感が無い程度に他の窓より出し分を大きくしたかったのですが、
壁埋め込みのコントローラーがあり、当初の予定より一枚少なくなりました。
左端の一番薄い色を3枚にするか2枚にするか、
そこだけ現場で確認したいと思います。
 

クローゼットのロールスクリーン

ウオークインクローゼットの目隠しに
ロールスクリーンを取り付けたS様の現場です。
全体を覆うのがS様のご希望でしたが、
ハンガーパイプに洋服が並んでいても決して雑然とした印象はないこと、
普段の使い勝手を考えると下段はオープンの方が便利で、
結果的には上げていることが多くなる可能性がある事をお話しし、
出し入れの少ない物を収納する上段だけ隠すことをご提案しました。
問題は生地を下げきった時に
ウエイトバーが棚のツラに合うように取り付ける事です。
バッチリ納まってS様にも大変喜んでいただけました。
取付も色々と工夫しましたが、
それよりも、『技術』ではない部分が大事だったりするんですよね。

2014年11月19日水曜日

ソファの納品

今日は張替えたソファの納品でした。
 
一人掛けはすんなり入るので良いのですが、
問題なのですがコーナーです。
入口ドアを外してドア枠から廊下の床、壁まで全て養生し、
ゆっくりと滑らせながら入れていきます。
 
 
ドン突きの直角カーブは曲がれないので、
間仕切り壁のガラスを外して布団で養生。
ここから一気に持ち上げて、この上を通過しながら奥へ。
 
 
全て無事に通過しました。
それにしても椅子張りやさんの仕事って見事だなと思います。
最近は高齢化が進んで跡継ぎもいないところが多いようです。
その理由が推察できるだけに、何とも言えない気持ちになります。
 

柱と窓

O様の仕上がり寸法を算出しています。
採寸用紙と現場写真を見ながら一つ一つ決めていくのですが、
ふと手がとまったのが左側の腰高窓。
窓の巾は1640㎜。
ん?1640㎜??
在来工法の場合、柱の間にサッシを入れるので1690㎜でなければいけません。
窓の右端から出隅(角)までは182㎜。
平面図を見ると通し柱は4寸(120㎜)。
と言う事は182㎜-12.5㎜(ボード厚)-120㎜=47.5
窓の端から柱まで47.5㎜離れている(=ビスが効かない)ことになります。
念のため検算。
1640㎜+49.5㎜=1689.5㎜で合致します。
そこでブラケットをその分離して取り付けることで、ビスを効かせます。
問題なく工事が終わるためには、その前段階がとても重要です。
 
 

エアコン設置とレール調整

既に納品が終わっていたU様から突然の電話。
エアコンの取付位置が当初の打ち合わせから変更になり、
レールの調整が必要になってしまったとの事でした。
既にレールは外されていて、このままだと丸見えになってしまうので、
最後の現場から急行しました。
 
レールを外して
 
パワーカッターでギボシ部分をカット
 
 
 
修正ペン(実は白系ペイント材として重宝するので車に常備しています)で
カット断面を塗り塗り。
 
 
バッチリ納めました。
 
 
本来の取付位置だとキャップを外さなくても良かったのですが、
エアコン屋さんは取付時にそうした説明もなかったらしく、
U様も業者さんに厳しく言えないお人柄で困っていました。
『キャップ無しでも良いですよ』と言って下さったのですが、
これだけでも『エアコン工事のせいでブルーな一日』が少しだけ変わりそうかなと。
喜んで頂けて何よりでした。
 
 
 
 
 

2014年11月17日月曜日

T様プランニング中

縦型ブラインドのカラーコーディネートを作成中です。
大きさの異なる3つのベランダ窓にバランス良く、
そしてリビングのドアを開けた時の目線や窓の位置関係も考慮して。
メーカーさんが出しているカラーコーディネートの専用ソフトもありますが、
3つの窓での色のバランスを見る為に、エクセルで作っています。

I様発注しました

こちらはI様にお選び頂いたCAMENGOのキッズコレクション。
生地を花のようにあしらったものが縫い付けてある特殊な生地です。
問題なのは山ピッチと柄との位置関係、そして裾の処理です。
日本のカーテンのようにダブルで折り返す訳にはいきません。
I様にはお任せいただき、さきほどアートケイさんとも相談して、
縫製仕様が決まりました。
良い感じで仕上がると思います。

2014年11月15日土曜日

I様発注しました

候補生地も決まり、あとは現場で選ぶだけの状態だったI様。
現場打ち合わせまでの数日間に、
スタッフがアレンジを加えたプランを作っていました。
I様にもとても気に入ってくださり、ご採用頂きました。
既に全室発注は完了しています。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2014年11月14日金曜日

本革と合皮

お取引先工務店様のショールームに
ソファの張替えのお見積もりに伺いました。
最近はg医術の工場により本革と合皮の見分けがつきにくくなっています。
指で押した時に、くぼみの底に皺ができるのが本革。

指で押してもくぼみの底に皺ができないのが合皮です。

今回拝見したソファは、
人が触れる部分(背・座面)が本革で、それ以外は合皮でした。
これもよくある作り方です。

展示会

カーテン業界最大のイベントJapantex(ジャパンテックス)に行ってきました。
この会場に来るのも何回目になるのでしょうか。
毎年毎年、今年こそはと思いながら出来ない事があり、
いつも帰り際に遠くから見つめては、後悔していることがあります。
ここ。
絶対シーバスがいると思うんだよなあ。
来年こそは深夜にこっそりとルアーを(違っ)

2014年11月12日水曜日

和室に木製ブラインド

今月はなぜか木製ブラインドのご注文が続きます。
こちらの現場では、リビングと畳だけが敷かれた洋和室に。
和室にはプリーツスクリーンも人気ですが、
風通しとプライバシー保護を両立できるのがメリットです。
ポイントはラダーコード式にすることとバランスの納まりです。
バランスはスラットをヘッドボックスに埋め込むタイプが出ました。
これがとっても重宝します。
奥行の問題もそうですが、和室にバランスが合わないからなんですね。
それぞれのお部屋や窓に合った商品をお勧めするのが
私たちの役割です。

S様柄出しレース

文京区のS様の発注書です。
レースはクラシックな縦柄の入った横使いレース。
横リピート25.1㎝ですので柄出し縫製です。
縫製指示書の右端に書かれている0.3mは、
カーテンを作るのに必要な生地m数に足した余裕分です。
『柄出し縫製=柄位置指定』ですので、
横使いレースの場合は少し多めに取ります。
2つの窓の山数やドレープのヒダピッチとのバランスについても、
アートケイさんと話して仕様を決定しました。
アレンジを加えない通常縫製のカーテンでも、
キレイに仕上げる為には色々な要素があります。
当店とアートケイさんだから出来る『通常縫製のカーテン』です。

K様出窓レール

奥行の浅い直角出窓のカーブレールダブル付け。
両サイドにリターンを付けての加工です。
レース用のレールをギリギリまで持ってこないと
外から見た時に両端に隙間が出来てしまいます。
レース用レールを出来るだけ手前に伸ばして、
ドレープ用レールがサッシの際で終わる位置ドンピシャでなければいけません。
カーテンの山分の隙間を取ると、その分レース用レールが奥に行ってしまうので、
隙間ができてしまうので、その塩梅が難しいのです。
サッシからガラスまでの数㎝分はドレープ用レールは潜らせず、、
サッシの際でドレープ用レールを終わらせて、
そこにレース用レールを突きつけるようにしました。
キッチリ終わって、ほっと一安心でした。

2014年11月10日月曜日

S様フラットバランス

 
かわいいお嬢さんのためにと
ご夫婦が揃って『好きなものを付けてあげたい』とお決めいただいたトゥインクルトゥ。
スタッフと話しながらデザインを決めて、一発OKを頂きました。
こちらがその縫製指示書。
寸法は生地巾も考慮しながら、ジョイントが表に出ないように指定します。
こちらはリビングにつけるフラットバランス。
無地のジョイントが出ないように、縦使い生地を横取りし、
無駄がでないように生地の取り方を工夫してお作りします。
 

S様木製ブラインド

S様の木製ブラインドの発注書です。
このメーカーの場合、操作コードの基準が他メーカーに比べ長く、
今回のように窓内に入れる場合は特に気になります。
なのでそれぞれコードの長さを指定します。
コードの基準は長いのですが、
指定は1㎝単位で出来るというのもこのメーカーの特徴です。
各メーカーの特徴を理解して、
使いやすく見た目も良いように指定します。
 
 
 

30th&3rd

最近偶然見つけてずっと聞きっぱなしなのがコチラ。



もし、『好きなミュージシャンは?』と聞かれて真っ先に答えるバンド、
ポーグスの2013年のパリでの30周年記念ライブです。
最初から最後まで全てが名曲で綴られた至極のライブ映像です。
最初見た時はシェーン・マガウワンがふっくらしていて別人かと思いましたが、
登場したときから煙草を手にしていて、ステージに本人いわく水(絶対にお酒)が
置いてあるのを見て間違いなく『酔いどれ詩人』だと分かりました。
スタジオ録音のアルバムですら酔って音程外しまくりで、
それが何故か何とも言えない魅力を醸し出す天才ミュージシャン。
初めて聞いたのが大学3年の頃ですから、
もうこのシェーン節を25年間も聞いていることになります。

ライブに映るメンバーは皆、年老いていて、
でも『なんでこんなおっさん達がこんなにカッコ良いんだ!』と唸るほどに素敵です。
ホイッスル担当のスパイダー・ステイシーは、
まるでどこかのパブで飲んだくれてるおっさんのような井手達で、
疲れたスーツと気にしていなさそうなヘアースタイルが絵になります。
強面のテリーウッズは、映画に出てくる頑固親父。
dirty old townの時に、観客の素晴らしさに思わず見せる笑顔が最高です。
そしてフィリップ・シェブロン。
おそらく亡くなったのはこのライブの翌年です。
皆よりさらに年老いて見えるのは、病気のせいなのかもしれません。
まるで音を嗜むように口ずさむ光景や、
テリーウッズのボーカルに合わせてヒラリと舞うカッコ良さ!
名曲、Thousands are sailingの時のギタープレイは何度もリピートして見てしまいます。

30年。
CDを何千万枚も売る訳でもありませんが、
でも歌う使命とファンに愛される気持ちに支えられてきたバンドです。
当店はつい先日で3周年。
オープン前に店名を考えた時、このバンドのような店にしたくて
バンド名や楽曲名から何か言葉をもらえないかと随分考えました。
結局、店の在り方を店名にしようと+PLANとしましたが、
今でも当時の想いは変わりません。
3年間、誇らしげな売上はありませんでしたが(苦笑)、
カーテンを販売する使命とお客様、お取引先様に支えられてなんとかやってこれました。
これからも同じ気持ちで、スタッフと共にやっていきたいと思います。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

ロールスクリーンと奥行の関係

こちらは7台のロールスクリーンのご注文を頂いたM様の発注書です。
チェーンの長さを指定しているのは吹き抜け部分。
窓枠の奥行は予想される直径より少し深い位でした。
この場合、「大丈夫です。ギリギリ入ります」とは言えません。
ウエイトバーが窓ガラスと本体に挟まって、
チェーンを操作しても生地が降りてこない可能性があるからです。
そのため、チェーンジョイントの位置を調整して、
上げきらない位置で止まるようにします。
今回は取付高さも高く、本体も大きいのでタワーを組んでの工事。
職人さんにお願いしますが、私も立ち会って確認します。

2014年11月8日土曜日

生地届きました!

縫製担当のart-k後藤です。

手配された生地、確かに届いています!

これからお仕立てに入りますよ~

2014年11月7日金曜日

A様手配完了しました

こちらはA様のシェード。
可愛らしさを強調するよう無地ではなくストライプを合わせます。
寸法もいつもより少し短めに。
実はストライプの生地は非継続品で、
ご提案した時点でメーカー在庫分を確保していました。
ご提供頂く生地も入荷し、明日アートケイさんに出荷します。
全て順調に進んでいます。

S様発注しました

体調を崩してしまい、ブログの更新が滞っていました。
ご注文頂いた商品は、きっちりと手配しておりますので、
順次、こちらでご報告致します。
こちらはフォグリングストゥ―ルをお選び頂いたS様の発注書。
『欠品しているのが標準』のような状態になっているほど人気の北欧生地ですが、
必要m数がバッチリ確保できました。
あと1日遅れていたら不足していたかもしれません。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2014年11月3日月曜日

異なる巾の窓と仕上がり巾

F様の発注をしています。
一間半のベランダ窓が2つあるリビング。
左は窓巾255㎝、右は250㎝でした。
ん?5㎝違う?
左の窓は、窓枠外側の上に梁が来ています(=それを受ける柱が窓の両脇にある)ので、
ビスを打つことが出来ます。
そして右の窓をチェック。
梁は窓から5㎝逃げていました。
これで左の窓との辻褄が合います。
この窓は梁を受けている柱から5㎝開けて窓枠が入っているということです。
通常、このようなケースではその隙間に垂木を入れてあるのですが、
窓枠上に入っている『マグサ』までしかありませんので、
それより上はビスは効きません。
そこで今回は右の窓のレールの出し分を柱があるとことまで長くすることにしました。
仮に下地があったとしても、仕上がり巾は揃えます。
そうすることで山のつまみ位置が揃い、カーテンの柄の出方が揃うからです。
F様、バッチリ仕上げますので楽しみにお待ちください。

真っ直ぐ付ける

色んな物ついているのはW様のリビングの壁。
右上は下地探し用のマグネット、その下は差し金。
そして左にちょこっと見えるのが↓の先端です。
採寸時にお客様にはお伝えしましたが、
一間半の窓の両端で高さが7㎜違います。
木造住宅の掛け替えの現場では珍しくなく、
建物の欠陥ではありません。
(建物の沈みに木が『対応』していることで起きる現象で、
RCは『対応』しないので壁にクラックが入ったりします)
 
カーテンレールを付ける場合、
『窓上から〇〇mm上にビス止め』というように取付位置を決めますが、
この方法だとこの窓の場合はレールが曲がってしまいます。
しかも取り付けるのは肉厚のレガートですので、
レールが歪んで見えたり、はまらなかったりします。
そこで、まずは窓の両端のビス位置を床から測り、
上の写真の墨出し器を使ってその直線上で他のブラケットを付けます。
今回はレースが窓内に入るので、レールと窓枠の位置関係は常時見えます。
窓枠に対してレールが傾斜しているように見える可能性もありますので、
7㎜キッチリは変えずに両端で5㎜差としました。
 
W様の現場ではレールの取付高さにも注意しました。
一本レールを付けるだけですが、色々と大変です。

2014年11月1日土曜日

F様カフェカーテン

F様の子供部屋につけるカフェカーテンのトリムの位置を確認中です。
実際に使用する生地ではありませんが、
仕上がり丈と同じサイズにして合わせてみます。
総丈27㎝という短い丈ですので、
1㎝の違いは単なる1㎝ではなく、%で考えなければいけません。
27㎝の内の1㎝ですから、
27㎝の内の1㎝ですから、
27㎝の内の1㎝ですから、

ま、ま、まあその、たかが1㎝くらいと考えてはいけないということです(苦笑)