2020年8月4日火曜日

夏季休暇のお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
当店は下記日程にて夏季休業となります。
8月8日(土)~8月13日(水) ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 
                   +PLAN

2020年5月31日日曜日

新型コロナウイルスの影響による接客体制の変更について

緊急事態宣言の解除を受け、当店では6月1日(月)より通常営業としております。
また、お客様の安心・安全のため、下記のような対策を取っております。

1)完全予約制の実施
  複数のお客様が重なることを避けるため、
  当面の間、事前にご予約を頂いたお客様のみの対応となります。


2)スタッフの健康状態の確認
  打ち合わせ当日のスタッフの健康体を確認致します。

3)ご来店前の消毒の実施
  テーブル、椅子、ドアノブ等をご来店前にアルコール除菌致します。

4)店内の通風を確保
  入口や換気窓を開け、店内の通風を確保した状態に致します。

5)ZOOMによる事前相談の実施
  店頭での打ち合わせ時間を短くするため、
  事前にZOOMでを使っての事前打ち合わせを致します。
  ご来店時には必要な資料やサンプルをご用意できることで、
  打ち合わせ時間や回数を短縮できるように致します。
  ご希望の方は当店HPの問い合わせページより
        『ZOOM打ち合わせ希望』と書いてご連絡下さい。
  当店より折り返しご連絡を差し上げます。
  スマートフォンを使ってのご利用の場合は、電話番号をご記載ください。
  
  【ZOOMでの事前打ち合わせ内容】
  ・お客様のインテリアイメージのご確認と生地のご紹介
  ・立地条件や各お部屋の間取り等による最適な商品のご相談
  ・ブラインド等の商品の仕組みや長所・短所のご説明
  
  *下記の内容についてはZOOMでは行いませんのでご注意ください。
  ・最終的な生地選定
  ・お見積もりのご提示






 

2019年8月6日火曜日

夏季休業のお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
当店は下記日程にて夏季休業となります。
8月11日(日)~8月14日(水) 尚、15日(木)は定休日ですが通常営業致します。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 
                   +PLAN

2019年4月27日土曜日

ゴールデンウイーク休暇のお知らせ

いつもお世話になっております。
ゴールデンウイーク期間中の営業は、
下記のようになっております。

4月
27日(土) 通常営業
28日(日) 通常営業
29日(月) 通常営業
30日(火) 通常営業

5月
1日(水) お休み
2日(木) お休み
3日(金) お休み
4日(土) お休み
5日(日) お休み
6日(祝) 通常営業

宜しくお願い申し上げます。

2018年12月29日土曜日

冬季休業のお知らせ

誠に勝手ながら、
12月30日(日)~1月3日(木)まで
お休みとなります。
1月4日以降は通常営業となります。
宜しくお願い申し上げます。

           +PLAN

2018年12月7日金曜日

本題(本題ではない)

神奈川県優良小売店舗の表彰式があり、県庁に行った時のこと。
正面玄関を入った左横に県庁の模型がありました。
見るとその模型の前には『キング』と書かれていました。
キング?
疑問に思いつつ会場に向かい式を終えたその帰り道、
県庁の建物名を記した看板に目が止まりました。
『あ~そうか!庁という字は人々の声を聴く建物という意味なんだ!』
現在、県庁は大規模修繕中で、
その看板の横には工事の警備の方(道路工事の時にもいらっしゃる方)がいて、
私は思わず、『そういうことですよね?』と、その方に話しかけてしまいました。
すると、日焼けしたがっしりとした体躯の、おそらく60代位のその方は、
直立の姿勢を崩さないまま顔だけをチラリと僕に向けて、こう教えてくれました。
『そこに王って入ってるでしょ。この建物がキングだからです』
キングだ!さっき見たやつだ。繋がった!
もう、楽しいわけです。
その方は続いて教えてくれました。
『そこに開港記念館があるでしょ。あれがジャック。そして税関がクイーンなんですよ』
何それ。知らないぞ。初めて聞いた。
これはこれ以上聞いてはいけない、ましてやググってはいけない。
自分で見に行って謎を解かないと。

そしてまずは開港記念館へ。
でも残念ながら休館日で中には入れず。
確かに言われてみれば、レンガ作りで先端の尖った塔はジャックっぽい。
どこかにそれを現わす何かがないかと建物を一周するも見つからず。
ならばクイーンだと税関へ。
県庁も開港記念館も税関も、どれも昭和初期の建物で、
クイーンは塔の先端が丸みを帯びていて、言われてみればこれも確かにそんな気が。
そして中へ。
そして謎は解けました。

昭和の初期、大桟橋に着岸する外国船は、
県庁、開港記念館、税関の3つの塔を目印にし、
その位置関係から大桟橋の位置を確認していたそうです。
彼らはその塔が何の建物か分からないので、
威厳のある建物をキング、先端の尖った凛々しい開港記念館をジャック、
先端が美しい丸みを帯びたラインの税関をクイーンと、
それぞれの塔にニックネームをつけて呼んでいたそうです。
そしてその外国の船員たちが付けたニックネームが、
県庁の看板に『王』の文字として入った。
あぁ、この、昭和初期の人たちの洒落心よ。
そしてあの工事の警備の人の一言よ(なぜ知ってた!)。
誰かに言いたい、でも伝わらないよな。あの場に居ないと。
でも言いたい。
そんなことを悶々と思いながら一日を終え家に帰ると、
次男がアルバイトから帰ってきました。
『ちょっと~聞いてくれる~?』








神奈川県優良小売店店舗表彰を受賞しました

神奈川県の優良小売店舗表彰を頂きました。
店をやっていると経理上分からないことがあるので、
商工会議所の無料相談などを受けていたのですが、
その際に『会員になりませんか』というお話を頂いて、
『今度、店にも行きますね』という流れになり、
『厚木の会議所でこういう賞があるのですが』という話になり、
『各会議所で選ばれた中から県の方で再審査があり』という話になり、
『今度、県の方が視察に来ますので』ということになって、
『おめでとうございます。良かったですね!』となったのですが、
その途中ずっと私は『あ、はい』くらいしか言ってないので、
いや、もう本当にすいません。
でもスタッフや家族や、
そして南三陸ミシン工房の熊谷さんがFacebookで告知してくれて、
仕事でお知り合いになった方からも嬉しい言葉を頂けて、
こうして誰かが喜んでくれるのなら、頑張ってきて良かったなと思います。
自分で自分のことを喜ぶのはなかなか難しいものです。
その価値を判断するのは難しいから。
でも、自分以外の、それも自分にとって大切な人が喜んでくれたのなら、
その価値を判断することは出来るような気がします。
そんなことを思った受賞でした。
皆さん、ありがとうございました。

2018年9月18日火曜日

K様、準備完了です




明日はK様のカーテン工事です。
お好きなものが明確で、私としてはご提案がしやすかったのですが、
それって、選ぶ楽しさを奪うことでもあるんじゃないかと、
思い切って横浜の輸入生地代理店へご一緒することを提案しました。
そして、その建物の裏で空耳アワーの人と会ったのです!(そうじゃない)。
サンプルブックをとても楽しそうに選ばれている姿を見て、
ご提案して良かったなと思いました。
明日はそんなK様の納品日。
『合わせるなら絶対にこれですよ』とお勧めした松永工房の家具と納品日を揃え、
一気にお部屋が出来上がる計画です。
(*松永工房の家具は当店では扱っておりません)
私も今からとても楽しみです。
明日、宜しくお願いします。

2018年9月17日月曜日

違和感が出ないために重要なこと


F様のリビングです。
掃き出し窓と滑り出し窓に2台のダブルシェードを
並べて取り付けました。
ただ単に付けたようにしか見えませんが、
ちょっとした調整をしています。
それは取付高さを変えていること。
私たちカーテン屋は、採寸の際に窓の寸法を測りますが、
当店では窓上、窓横、窓下の寸法も測っています。
そしてこの2つの窓は、
床から窓の上端までの寸法が2cm違います。
そのため、窓の上端を基準に取り付けると、段差が出来てしまいます。
そこで取付高さを2cm変えて、高さを合わせて付けています。
違和感の無い自然な仕上がりは、丁寧な採寸が重要なのです。

2018年9月16日日曜日

裏地の選び方



S様のリビングにお選び頂いたサンゲツの輸入生地。
展示会で初めて見た時から、素敵な生地だなと思った生地でした。
今回は掃き出し窓にカーテン、腰高窓にシェードという組み合わせで、
シェードの方にだけは西日対策の裏地を付けました。
打ち合わせ時にご相談したのが、裏地の種類です。
遮光?非遮光?ポリエステル?綿?
一口に裏地と言っても色々な種類があるからです。
そして、ご相談の結果、綿裏地となりました。
窓が擦りガラスのため、クリアガラスよりも陽の光が弱くなること、
遮り過ぎることで暗くなってしまうこと、
そして最大の決め手は、生地の良さを殺さないこと、です。
遮光裏地を付けると、どうしてもボリュームが出てしまい、
この生地の持つエレガントさが無くなってしまいます。
S様は今お使いの生地がダメになったから、
架け替えを検討されたのではありません。
お部屋の雰囲気を変えたい、今より明るくしたい、
そのためにカーテンを変えることにされたのです。
遮光裏地は、そんなS様のご希望とは離れてしまいます。
好きな生地の良さを活かしたまま、少しだけ陽の光を弱くする、
そんな裏地の選び方もあるのです。



2018年9月15日土曜日

S様、準備完了しました。

S様がご新居のカーテンのご注文を下さったのは、
まだ当店がオープンして間もない6年前。
その時に『横浜に実家があるので、掛け替えの時は是非お願いしますね』と
おっしゃってくださいました。
そして、6年経って、こうして本当に声を掛けてくださって、
なんだかこう、グッとくるものがあります。
戸建てでもマンションでも、ご新居への引っ越しというのは、
それを決断する段階から、人生の一大イベントです。
その瞬間にカーテンと言う形で携わって、
そのご縁が今もこうして繋がっていることに、
ただただ感謝しかありません。
明日、宜しくお願いします。


2018年9月10日月曜日

木製ブラインドの選び方

N様のリビングに木製ブラインドを施工しました。
ニチベイから新しく出たブラック色です。
似たような色でウエンゲ色というのもあります。
一般的には『ウエンゲだと濃いかな?でも建具の色に合いそうだな』と
悩まれる方が多いと思いますが、
この2色は同じダーク系というだけで、使われる部屋は全く違います。
例えば、紺色のポロシャツと紺色のスーツでは、
似た色でも着ていくシーンは異なります。
木製ブラインドも同じで、そのお部屋のシーンが重要です。
時にはお部屋作り全般を考えなければなりませんが、
それは単純に『どっちが建材と近いか?』という選び方をされるより、
何倍も楽しいですよ。

2018年9月9日日曜日

シモジマ荘のこと

軽井沢の工事の帰り道、
エンジンの調子が悪い工事車をいたわりながら
なるべく低負荷で上信越道を走っていると、
電光掲示板が埼玉との県境で20キロ以上の渋滞を知らせていた。
水温が上がる渋滞はまずいなと思いつつ、
ふと、渋滞区間に下道を走れば東松山市を通過することに気づいた。
『シモジマ荘へ寄ってみよう』
この道を走るたびに、思い出深い街の名前に郷愁を感じつつ、
寄ることが出来なかった街。
帰りは遅くなるけれど、そんなことも正当化できる理由を得た気がして、
僕は花園インターで高速を降りた。

その街に住んだのは大学に入った年の、ほんの一年間。
カギは掛かるが開いてしまう、築ウン十年の木造平屋のアパートで、
バスとトイレは共同。
月13000円の家賃はバブルで地価が高騰していた当時の日本では考えられない価格で、
『駐車場より安い』と友人に笑われた。
部屋は5部屋。
皆、同じ大学の学生で、2年生のウエキさんとイシバシさん、
同級生のアシカガとタカツキ、そして僕の5人が住んでいた。
ウエキさんは寮長のような存在で、CCBのドラマーのような髪形と眼鏡をかけ、
いつも下ネタを話して皆を笑わせていたが、いつも誰かを気にかけていた。
長身で少しクールなイシバシさんは、
そのキャラクターとは裏腹に、どこか乱雑なところがあった。
シモジマ荘のガスコンロは、コックを捻ってマッチで付ける前昭和的なもので、
ある日、イシバシさんはコックを捻ったままテレビのチャンネルを回しに行き、
散々どの番組ににしようか迷った挙句、コンロに戻ってマッチを付けた。
あの時、確かにシモジマ荘は基礎から5cm浮いたと思う。
アイドルオタクのタカツキは、部屋がそれ系の雑誌で埋められていた。
それも雑誌別の発行月順に。
黒縁の眼鏡をかけ、ボソボソと話すが、
話し相手を見ているのは最初だけで、途中からは目の前のコタツを見ていた。
当時、女優の深津絵里がデビューしたばかりで、僕は彼女の大ファンだった。
彼女は高原里恵という芸名も持っていたが、この二人は別人とされていた。
僕はタカツキの前で、それぞれの魅力を話し、
どちらが好きか迷うよなぁと、それとなく彼に意見を求めた。
タカツキは黒縁の眼鏡を上げ、私の顔を横目で見るとこう言った。
『サイトー、あの二人は同一人物だ』
僕はまるでMMRのキバヤシのように驚いた。
『事務所の戦略だな』
その理由を彼は丁寧に説明してくれたが、
コタツに向かった小声では聞き取るのが難しかった。
アシカガは本当に真面目で、優しく、思いやりのあるヤツだった。
当時、貧乏だった僕らはコンビニのお弁当を買うことがままならず、
よく5人でお金を出し合ってカレーを作った。
そんな時でもアシカガはジャガイモを真四角に、且つ均等に切っていた。
怒ることがまずない温和な性格だったが、
一度だけ本気で怒らせてしまったことがある。
テレビの無いアシカガは、僕がセブンイレブンの夜中のバイトをしている間、
僕の部屋でテレビを見ていた。
それより以前、僕は彼に、浪人時代に友人とキャンプに行った時の
心霊現象のことを話をしたことがあった。
バンガローの壁を誰かに夜中じゅうノックをして回られたという話で、
友人のツバキがドアノブを握り、ノックが起きた瞬間に開けたが、
そこには誰もいなかったという結末に達した時、彼の恐怖も頂点に達していた。
ある日、僕が明け方にバイトから帰ると、
足音で気づいたアシカガが部屋から飛び出してきた。
『サイトー、ノックが、ノックが来たんだよ~』
アシカガは一睡も出来ずに僕を待っていたらしい。
その日の晩、僕は彼が電気を消したのがガラス越しに分かったその時に、
隣室の彼の壁をトン、トン、と2回ノックした。
彼が本気で怒ったのはその時くらいだ。
サイトーはどうしようもないヤツだった。
『体育の授業の選択は早い者勝ちだから絶対にその日は寝坊するなよ』と
あれほどウエキさんに言われていたのに、ガッツリ昼まで熟睡した。
教務課で『柔道と剣道とレスリングが残っているけど、どれがいい?』と聞かれて
『どれも嫌です』と答えたが、一笑に付された。
柔道の授業にはオリンピック候補選手がいて、
柔道部の顧問の先生に『お前、背が高いからコイツと乱取りしてみろ』と
体重別のスポーツを教える人とは思えないことを言われた。
『嫌です』と言ったが一笑に付された。
 『オス!』
『いや、オス!じゃなくて…』
高校時代の授業を思い出してつい大外刈りを掛けにいったら、
彼の体が本能で反応したらしく、とんでもない速さで畳に叩きつけられた。
それから1週間、僕は肋骨の傷みに耐え切れず、
シモジマ荘で皆の介護を受けながら、寝たきりの生活を送る羽目になった。
 一般教養の授業では、誰でも絶対に単位をくれるという
生物学の授業を落としそうになった。
先生から『シダの標本を見て、この資料から名前を見つけ出してくれ』と、
研究の手伝いと言う名目の罰ゲームをさせられることになった。
『全部同じにしか見えないのですが』と言ったが一笑に付された。
サイトーの思い出は本当にこれくらいで、
その他に思い出せるようなことはあまりない。
友人と喧嘩したとか、恋人が出来たとか、どこかを旅したとか、
サークルに入ったとか、カラオケに行ったとか、スキーをしたとか、
シモジマ荘で過ごした一年間は、そういう特別な思い出の無い一年間だった。

若松町という町名だけを頼りに、僕は車を走らせた。
当時、バイトをしていたセブンイレブンを探したものの、
グーグルマップで検索しても出てこなかった。
スズキのディーラーが遠くに見えた時、
近くにあったことを朧げに思い出し、
ふと右を見た時にレンガの外観のコインランドリーが目に入った。
僕がバイトをしていたセブンイレブンだった。
上の階にはオーナーさんが住んでいたはずだが、
誰かが住んでいるような気配はなかった。
右折した空き地に車を止めて、
確かセブンイレブンの裏の最初の路地をどちらかに曲がった所だったなと、
記憶を辿って歩いてみたが、シモジマ荘の面影はどこにも無かった。
当時でも『建っているのがやっと』の建物だったし、
大家さんは高齢だったので、残っているはずもない。
それは予想されたことではあったけど、なんだかとても残念だった。

いつも何かに熱中していないと気が済まない僕が、
唯一何もしていなかった一年間。
当時の僕はそんな時を過ごしてしまった焦りから
もう一度自分のやりたいことを考えるようになるのだけれど、
今思うと、何を以て『良い時間を過ごした』と結論付けるかは、
過ごし方とは無関係な気もする。
自分にとっては『煮ても焼いても食えない一年間』と思っていたけれど、
そんな時間の方が、大人になって大切に思えたりするものなのかもしれない。