ラベル 雑記 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 雑記 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2017年9月17日日曜日

おめでとう!厚木東高校



いや~スゴイ。優勝しましたね。
本当におめでとうございます。
厚木東高校はもともと強豪校として有名ですが、
それでも選手を集めている私立高校とでは
チーム作りのスタートが違います。
実際、個人のスキルはアレセイアの方が上だったと思います。
高さ争いの面でもかなり厳しい状況でした。
勝敗に偶然の要素が少ないバスケットというスポーツで、
この差を埋めるのは大変なことで、
選手の皆さんが本当に頑張ってきたことが分かります。
どんな練習をしてきたか、どれだけ厳しい練習をしてきたか、
試合を見て想像できるチームは実は全国レベルでも少ないのですが、
厚木東はまさにそういうチームでした。
私は厚木東高校のバスケットが好きで時々YouTubeで見ていたので、
今回の優勝は感慨深いものがあります。
年末のウインターカップ、応援に行かないと!

2017年6月2日金曜日

息子のバイクで走り出す

高校生時から30歳近くまで、ずっとバイクに乗っていた。
バイク乗りは車に乗ってはいけないものだと思っていたので、
社会人として色々と困ったことが発生し、色々と考えて降りた。
いや、考えたのは当時の上司で、
強制的にバイク屋に連れて行かれて、売った。
(今は感謝してます)

数年後にスクーターに乗る機会があり、
「まあ原チャリだし」と思っていたが、その予測は甘かった。
走り始めるとあまりの楽しさにちょっと気分が悪くなってしまい、
途中の公園で横になった。
あれ以来、バイクというものには跨るのも止めた。

当時からずっと思っていたことがある。
そんな僕に子供が出来て、もしバイクに乗りたいと言ったら、
自分はなんて言うのだろうと。
反対するのだろうか?
それとも親らしく、ちょっとした小言も混ぜながら渋々OKするのだろうか?
答えは、そのどちらでもなかった。

僕は……………息子以上に盛り上がった(あ~~)

友人のバイクショップに一緒に行き車種を相談し、
どんな風に仕上げるのか息子と夜な夜な話した。
息子に好きなイメージを聞いて、
少ない予算でいかにカッコよく仕上げるかを企むのは楽しかった。
「そうくるか!」って感じに仕上げたかったし、
「そこ変えるか!」ってトコロにこだわりたかった。
僕のじゃないので、あくまでも息子のイメージでだけど。

そんなこんなで納車から数か月。
納車の時に100m位乗ったきりだった息子のバイクに乗って、
2時間ほど出かけた。
何となくそんな気になったので。
走りながら「あ~、バイクってこんな感じだった」と思った。
右手を捻った時に感じるピストンが動く感じとか、
左足をあげた時に感じするギヤが入る感じとか。
それら全てが適度な精神的距離で感じられて、
そんな風に自分が感じられたことも、なんだかとても良かった。

今度はもう少し遠出してみようかな。
原チャリだけど。

2017年5月14日日曜日

不肖サイトー、頑張りました



現在発売中のインテリア雑誌「BonChic」に
当店の縫製をお願いしているアートケイさんが縫製し、
私が取付工事をさせて頂いているダルクデコ様の現場が紹介されました。
担当デザイナーはREIKOさん。
今、カーテン業界で一番注目されている方です。
高難度な工事になりますので、
現調にも同行し、どのような方法で施工するかまで打ち合わせをします。
こう書くと当たり前のようですが、
一般的には「作って」「付けて」と丸投げの方が多いので、
こうして徹底的に現場に向き合う方はとても珍しいのです。
自分に出来ることは準備すること、とは分かっていつつ、
いつも前日は緊張します。
でもなぜかすぐに眠ってしまうのですが。
妻に言わせると「おやすみ3秒」。
ベッドに入った後の記憶って、いつも無いんですよね。
たまには物思いにふけったりしたいのですが(笑)

2017年5月8日月曜日

ミュージックリスト ~最終回~

だいぶ間があいてしまいましたが、
ミュージックリストの最後は、
そこから外れた私の大好きなミュージシャンのお話し。

今でも、これからも、「一番好き」と言えるバンド、KEMURI。
店をオープンする時、ひたすら聞いていたのが一番の思い出です。
再結成後に行われたAIR JAM。
ライブに魅力を感じない僕でも、KEMURIだけは行きたい!




時系列が前後しますが、
解散後にスカパラが伊藤ふみおを迎えて出した「Pride of Lions」も最高でした。




僕が見ていた時は再生回数が2万位だったのに、すごいことになってる(笑)。
とても「男臭い」スカパラというバンドは、
迎えるゲストやヴォーカルに「敢えてこの曲」みたいなことします。
甲本ヒロトにラブソング歌わせたりとか。
そして、この曲の歌詞にも伊藤ふみおへのエールがいっぱい詰まっていて、
やっぱりこのオジサンたちは最高だなと思うわけです。

それからハイスタ。
再結成おめでとう!
そしてKEMURIの再結成に尽力してくれてありがとう!


KEMURIとハイスタが好きって言うと、
音楽好きからは「あ~、はいはいメロコアね」みたいな反応をされます。
「音楽として浅い」とか「ノリが良いだけ」とか「演奏がヘタとか」…。
まあ確かにそうなんでしょうけど、
僕が彼らを好きなのは、彼らが自分たちのためじゃなく、
聞いてくれる人の為に歌っているのが伝わってくるから。
そしてプロとアマの違いもきっとそこなんだろうなと思います。
技術の高さとかお金をもらうもらわないとかではなく、
「誰のためにそれをするのか」。
そしてもし、僕が好きなミュージシャンから何かの力をもらっているのであれば、
きっとそこなんだろうなと思います。

2017年4月28日金曜日

ミュージックリストその5 マッドチェスター

そろそろこのシリーズも終わりが近づいてきました、
最初の回を読んでいない方は、
何で音楽の話をしているのか不思議に思われるかもしれませんね。
今回はマンチェスター、と言うよりマッドチェスター。
まずは私の大好きなInspiral Carpets。
あ~、もうバンド名からしてカッコいい。
意味は分かりませんが(笑)
名曲、Caravan




カラオケが大の苦手で、その場にいるだけでも落ち着かないので、
カラオケになったら嘘の理由を言って逃げるように帰る私ですが、
車でこの曲を聴いているときは必ず叫びます。
Caravan!

再結成後のアルバムも最高です。
spitfire
すんっごいカッコいい曲なのに、
「カラオケの上手な人」みたいな歌い方、なんとかならないのだろうか(笑)




そしてみんな大好きThe Stone Roses。
曲の感じが分かるPVがないのでコチラで。



やんちゃ坊主、問題児という印象なのですが、
私は彼らの曲の美しい言葉の流れが好きです。
それぞれの言葉が持つ音とメロディがリンクする感じというか、
その言葉が持っているメロディを繋げている感じというか。
だから歌詞カードを見ていると、私でも自然と歌えてしまう。
YouTubeにいくつかライブ映像が出てくるんですが、
どれも皆、歌っているんです。
それは多分、偶然ではないと思う。
車で聞くたびに思わず私も口ずさんでしまいます。
もちろん歌うのはサビだけで、あとはハミングですけど(笑)

さて、次回は最終回。
ちょっと寂しい気分。

2017年4月26日水曜日

ミュージックリストその4 スミスからマンチェスターへ

さわらぬスミスに…ではないけれど、
熱狂的なファンがいるので本当は触れたくないようなバンド、The Smiths。
僕はサードアルバムから聞いたのですが、衝撃でしたね。
すっごくカッコいいのは体で感じるのだけれど、
聞いたことのない音楽を前にして自分がどう反応して良いか分からない感じ。
あの種類の衝撃は今後もないでしょう。
YouTubeで探したらモリッシーのライブ映像があったのですが、
なんですかこのカッコいいおじさんは!


ダウンロードで音楽を聴く(否、聞く)今の時代、
僕が最ももったいないと感じるのは、そこには歌詞カードがないこと。
CDにはありましたよね。和訳もついて。
僕はもっぱらレンタルでしたので、だいたい折れ目が切れてましたけど(笑)
CDを入れ、床に座ってヘッドフォンを掛け、その詩の世界に沈殿する。
そんな時間を今の若者にも経験してほしいと思います(オヤジ談)。
例えばスミスのI know it's over

「君がとても面白い人なら
 なぜ君は今夜一人ぼっちなんだい?」
「君がそんなに賢い人なら
なぜ君は今夜 一人ぼっちなんだい?」
「君がとても愉快な人なら
なぜ君は今夜 一人ぼっちなんだい?」
「君がとても素敵な人なら
なぜ君は今夜 一人で眠りにつくのだろう?」
「今夜もいつもと同じだからだろう?」
「ほかの人はみな互いに抱き合ってるのに…
だから君は君の魅力と才能と一緒に
今夜も一人でいるんだよ」

もう途中で「やめてくれ~」と叫びたくなります。
上の例のどれにも当てはまらないのに(笑)。
予定より長くなってしまったので、
マンチェスターは次回に。


2017年4月24日月曜日

ミュージックリストその3 aztec camera、haircut100

昨日家で夕食を食べながらぼんやりテレビを見ていたら、
音楽番組に小沢健二が出てきて、食い入るように見てしまいました。
彼が「ある光」の中で、「この線路を降りたら…」と歌った時に
ファンが感じた不安が渡米という形で現実になって、
帰国して出した新曲に「間違い」というフレーズが曲に入っていることの
彼らしい言葉の選び方や(スチャダラパーのBOSEが突っ込んでましたが)、
それでも「カルピスの味」(純粋な思いのメタファーなのでしょうか)
を忘れずに言葉で都市を変えようという思いとか、
なんだか胸にグングンと来るものがあって、
こんなに歌で感動するのは久しぶりでした。

小沢健二というミュージシャンは、
当時20代そこそこの僕をリアルとファンタジーの境界線にある塔に上らせて、
そこからの景色を見せてくれた人でした。
まだモラトリアムをこじらせていた僕にとっては、
その2つが入り混じった風景は逆にリアルで、
どんなに強くてストレートな言葉よりも胸に響きました。
僕としては男性向けの歌だと思っていたので、
なぜあんなに女性に受けたのか、未だに分かりません(笑)。

本当は昨日書こうと思っていたのですが、
こんな偶然があったので、
予定にプラスして今日はAztec cameraとHaircut100をご紹介。
オザケン世代ですので、思いっきりネオアコ大好きです。
まずはAztec camera。

somewhere in my heart



Crying scene
なんか時代を感じる(笑)



Good morining Britain



Haircut100。
フリッパーズギターの「バスルームで髪を切る100の方法」という曲は、ここからですね。

fantastic Day



Favourite shirts
フリッパーズの二人が渡辺満里奈に書いた「大好きなシャツ」のモトです。
もちろん「狙って」ですが。


Haircut100は大学で一人暮らしをする時に持って行くのを忘れて、
最初の帰省の時にとにかくこれだけ忘れないようにと、
持って行ったのが思い出です。
ニック・ヘイワードがソロになってからの名盤「From Monday to Sunday」からも
ほぼ全曲入れてしまいました。

ではあと2回、お次はマンチェスターです。

2017年4月22日土曜日

ミュージックリストその2 ~Elvis Costello~

昨日のブログを書き終えた時点で、
明日はコステロ先生かとちょっとブルーになっていました。
エルビス・コステロは僕が洋楽を聞き始めた
中学2年生(今から36年前!)の時には既に活躍していたので、
僕らより一世代前の人という印象でした。
当時はビルボードの最盛期。
夕方からTVKで伊藤政則がミュージックトマトをやっていて、
部活を引退したのに一向に受験勉強をしない現実逃避少年は
毎日釘付けになって見ていました。
好きなミュージシャンが出来ると
隣町まで自転車でレコード(まだCDはない!)を借りに行き(電車賃もない!)、
DENONのDX3(メタルは買えない!)を買って録音していました。

一通りの音楽を聴くと誰もが興味を持つのが
ちょっと前の世代です。
僕の場合、もっともはまったのはTHE JAMでした。
そう、コステロではありません。
コステロは当時の僕にはちょっとピンとこなかったのです。
ポップでキャッチーな音楽もたくさんあるのに、なぜか…。

たとえばOliver's Armyとか。



Pump It  Upとか




何でかな~と思いながら結局、聞かなくなってしまったんですよね。
僕にとっての音楽は、いつも一緒にいるドラえもんみたいな存在ではなく、
必要な時に出てくるハクション大魔王みたいなもので、
(だから僕はコンサートやライブにはほとんど行きません)
おそらく当時の僕にはコステロの音楽を必要とする時が
なかったんじゃないかと思います。
もちろん、歌詞を読みこんだり、楽器が弾ければ違うのかもしれませんが、
カセットをウオークマンに入れたいって思う瞬間がなかったのだと思います。

今回ミュージックリストを作る時にまずベンフォールズが浮かんで、
その次がなぜかコステロだったんですが、
こうして自然と名前が浮かんできたのもとても不思議な感じです。
中学や高校生の頃、「好きなミュージシャン誰?」って聞かれて
「コステロ」って答えたいがために(ちょっとカッコイイから…笑)、
背伸びして借りて結局合わなかったコステロですが、
今、ちょっといい感じで店で流れています。
何だかとても不思議な感じです。
36年ぶりにこんな形で聞くとは思わなかったなあ。

次回はaztec cameraです。

2017年4月21日金曜日

ミュージックリストその1~BenFolds~

毎晩仕事をしながら少しづつ作り続けてきた
お店のミュージックリストがほぼ完成したので、
少しづつご紹介します。
(一気にと思いましたが、多分無理だなと…笑)
好きなミュージシャンはたくさんいるのですが、
店で流す音楽ですので激しいのは相応しくありませんし、
思っていたより苦労しました。
楽しかったですけど。

リストを作る時に真っ先に思い浮かんだのが
ベンフォールズでした。
稀代のメロディーメーカー。
そしてその美しいメロディを盛大に無駄にするダメダメな歌詞(笑)
考え方はメチャクチャですし、恋人と別れれば未練タラタラ。
ではなんでそんな彼の歌が多くの人の心を打つのか?
僕の見解は後ほどにして、早速ご紹介しましょう。

Philosophy
自分がcrazyだと認めながら、
それを理解してくれない女性(彼女?)を「哲学」がないと罵る最低な歌詞。
メロディが美しいので、
あるウエブサイトで結婚式に向いている音楽として紹介されましたが、
絶対ダメだと思う。





landed
恋人と別れて引っ越したけど、未練タラタラな話。
反省しているのに自分の非を全ては認めてない感じで、は?ってなります。
それは歌詞に入れてはダメでしょ。
そして最終的には「自分も変わったので迎えに来てほしい」と。
行くのはあなたですよ。



Army
軍隊に入ったようです。
そして給料が安いと嘆いています。
このポップなメロディで!
で、バンドを組んだけどすぐに解散してしまい、
そしたら自分以外のメンバーで別のバンドを組んでたって話。



こうして説明すると最低の人みたいなんですけど、
彼のファンは「ダメダメだったあの時の自分」をそこに見つけるのだと思います。
そして、思い出話としても笑えない、
後悔や自己嫌悪を多分に含んだ過去を踏まえたうえで、
頑張って生きていこうとか、今も贖罪の気持ちを持って生きているとか
彼は決して歌詞にはしないのですが(そう、しない)、
それを彼はメロディにしているのだと思います。
その時のことは日記のようにありのままに歌詞に、
そして今の感情はメロディにしているのだと。

そんな彼が初めてそれを口にしたのがこの歌。
Still fighting it
そうさせたのは、彼が父親になったから。
そして、自分と似ている息子を見て思わずこうつぶやきます。
I’m sorry
俺と似てしまってゴメン、と。
息子もきっと自分みたいにうまくいかない人生を送るのかもしれない、
でも一緒に戦おうと、
父である自分ももう一度人生を頑張る気持ちを持てたという歌。


この歌だけは私が泣いてしまうかもしれないのでリストに入っていません(笑)
だいぶ長くなってしまったので次回はサラッと、コステロ先生です。

2017年4月1日土曜日

目をつぶってホームパイとうなぎパイを食べたら判別できるか?

ということをやってみた。



形で分かってしまいそうなので、
一口サイズに割って、ランダムに置いてみるという厳密ルール。
答えは…全く分からない。
なぜなら、自分が食べたのはどっちなのか分からないから(笑)

2017年2月17日金曜日

築地



茅ヶ崎から厚木、そして田園調布と回り、最後は築地。
間口2間の4F建ての建物は、良い感じに古さを残した
センスあるリノベーション現場。
それぞれの場所にそれぞれの生活と家があることを実感する一日でした。


2017年2月7日火曜日

原チャリ少年


















ちょっと生々しい話ですが、
年が明けるとこういうものを作ります。
(本当は年が明ける前にやらないといけないのですが…)
店を出す前、まだ会社の従業員の頃からずっと作っているのですが、
作り始めた頃は内容の大半は販促のことでした。
こういう企画をすれば売り上げが伸びる、
こういうセールをやれば売り上げが伸びる、
確かに誤差はあるものの、計画した分だけ結果も出ました。
でもある時から、これ違うんじゃないかと思い始めました。
こういうこと、したかったんだっけ?と。

翌年に作った計画書は小説にしました。
あるお客様が店を知り、来店し、接客し、工事をする、
その全ての過程を理想のストーリーにしてみたのです。
どんな風に店を知ってもらいたいか、
どんな風にプランを決めていくべきか、
出来たプランはどんなものであるべきか、
どんな発注がされ、どんな準備をし、どんな工事であるべきか。
それを実現するために、自分は何をすべきか。
振り返ると、それが今の土台になっています。

そして今年、
当店はどんな一年であるべきかを考えたとき、
タレントの武井壮さんの言葉が浮かびました。
「バランスボールって、バランス感覚が良くなるんじゃなくて、
バランスボールの乗り方が上手くなっているだけなんだよね」
もしかして自分は、
あの時に作ったストーリーを歩いていくのが上手くなったのであって、
本質的なものをまだ手に入れてないんじゃないかと思いました。

私もスタッフもそれぞれにテーマを決め、
今年はそこに重点を置く計画を立てました。
免許を取って初めて原付を買う時のような心境とでも言いましょうか、
今年はそんな一年にしたいと思っています。

2016年12月6日火曜日

I love it!

先日、20才になる息子が私に車の相談をしてきました。
「安い外車ってどう思う?」
バイトで貯めたお金を頭金に、5・60万の中古車を購入したいようです。
「もしさ、君が車に乗って色々なところに行きたいとしたら、
 燃費とか乗り心地とか考えない方が良いよ。
 そういうものを望む時点で、移動は苦痛ですって前提だからね。
 好きな車に乗ると良いよ。
 そしたら燃費が悪くても頑張ってバイトするし節約もするし、
 乗り心地が悪くても、この車でどこかへ行きたいって気持ちになる。
 そしてそれは、とても素敵な経験になると思う。
 故障が多いとか、修理代が高いとか、今はそんなこと考えないで
 失敗覚悟で好きな車に乗ってみたら?
 休憩中のパーキングで、俺の車カッコいいなってニヤケルのは最高だよ」

理屈は感情には勝てません。
私はそれをこの仕事を通して知りました。



ご結婚をされて50年。
とても仲の良い秦野市のT様ご夫婦が選ばれたのは
民族衣装を思わせるようなかわいいカーテンでした。
今、お使いになっているのはクラシカルな柄ですので、
とても大きな方向転換です。
「今の私の気分にはちょっと重い気がするから、
 もっと楽しくなるようなカーテンが良いかな」
とおっしゃっていました。
カーテンやインテリアを選ぶには色々な事を考える必要があります。
床や壁との相性、お部屋のテイスト…。
でも、「この生地が好き」「今の自分には合ってる」という感情の方が
もっと大事です。
理屈で選べばもっと似合う生地はありました。
でも、この生地こそが正解なのです。

2016年11月25日金曜日

ご無沙汰しておりました

気付けば一週間ぶりの更新です。
年末らしいバタバタな毎日でした。
また今日から一つ一つ、ご紹介していきたいと思います。
写真はY様の現場へ向かう途中の中央高速道。
紅葉がとてもキレイでした。

その翌日に大雪になっていました。
危なかった~。

2016年4月15日金曜日

二人のヒロイン

最近、とっても気になる二人の方の物語が始まりました。
1つはマリメッコの創始者であるアルミ・ラティアの半生を映画化した『ファブリックの女王』。
ラティア(正確には夫妻ですが)は、戦後の暗い時代だったフィンランドを明るくしようと、
鮮やかな色使いでデザイン性に富むファブリックを発表し、注目を浴びます。
マリメッコの色使いは『北欧だから』明るいのではなく、明確な意図があったのです。

もう1つはNHKの朝の連続ドラマ小説『とと姉ちゃん』。
暮らしの手帖の創業者の大橋鎭子氏がモデルです。
戦後のくらしがどうあるべきか、物があふれる時代に何を基準にそれを選ぶべきかを
読者に投げかけ続けた方です。
幼少期に母が購読していて、納戸にはバックナンバーが揃っており、
私は時間があるとなぜかそれをよく読んでいました。
炊飯器やトースターのテストをする紙面を小学生の男の子が読んでいたわけです。
そんな思い出が蘇ったのは数年前。
その紙面が中立性を保つために企業広告を載せていなかったという事を知った時です。
当時の僕にはもちろんそんな背景は分かりません。
でも、紙面からにじみ出る緊張感、物に対する真摯な姿勢が、
1つの魅力的な文章となって映ったのだと思います。

昨夜、熊本を大きな地震が襲いました。
私にとって熊本は、2年前に初めて(まともな)家族旅行をした時も、
無理を言って熊本にしてもらったほどの思い出の地です。
今も不便な生活を強いられている熊本の皆様が
一刻も早く元の生活に戻れること、
そして戦後にラティアや大橋鎭子が苦しさの向こうに道しるべをつくったように、
インテリアが少しでも力になれることを祈ります。





2016年3月26日土曜日

10万キロ


2年前の今頃、走行距離17,000キロで購入した工事車が
10万キロを突破しました。
通勤でも使っているのでどうしてもこんな距離になってしまいます。
まだスマートフォンもグーグルマップも一般化する前、
現場までの所要時間は距離×2.5でみていました。
例えば25キロ先の現場なら2.5を掛けて62.5なので約1時間というふうに。
で、ふと計算してみました。
年間4万キロ×2.5=100000分÷60=1666時間÷24=69.4
1年の内約70日は車に乗っている計算です。
恐ろしい(笑)
だんだん無理が効かなくなってきているので、
そろそろクッションの柔らかい車にも乗りたいのですが、
無理かな~。





2016年3月20日日曜日

Vouloir cest pouvoir

フランス語の先生をされているF様の納品を終え、
玄関で靴をはきながらふと聞いてみました。
『あのー…何かフランスのことわざ教えて頂いても良いですか?』
教えて頂いたのが写真の言葉。
親切なF様がわざわざ紙に書いて下さいました。
『やりたいことは、できること』
という意味だそうです。
最初聞いた時はフランスのイメージ(勝手な)と違うので、
『フランス人ってそんなにポジティブなんですか?』と聞いてしまいました。
思えば出来る、というような意味に捉えてしまったのです。
でも、すぐにそうではないと思い直して、
『そういう気持ちこそが最も大切だっていう意味ですね』と聞いたところ、
『まさにそうなんですよ。フランス人はそこを最も重要視するんです』とおっしゃいました。
何気なく思いつきで聞いてしまったのですが、
脳みその上の方にこの紙がペタンと貼られたような感じです。


2016年3月13日日曜日

プロと思い出話


伊勢原市のH様のリビングにお納めしたイギリスのコットンプリント。
当店でも人気の生地ですが、
お客様のインテリアテイストによって組み合わせる色も様々です。
そしてそんな色の組み合わせによって、
また違うイメージを見せてくれるのが切替カーテンの魅力かもしれません。
例えば単純に、メインの生地を気に入って下さったからと言って
切替という手法をお勧めしてもお客様は受け入れて下さいません。
その背景がとても大事で、
そこには間取りや窓のレイアウト、柄やお客様の置かれる家具等、
様々な要素を考えた結果の提案となって初めてOKを頂けます。

私がこうしたちょっと変わったプランをご提案しようと始めたのは
今から7・8年前。
その時は思っていました。
いくつか提案したプランの中でお客様はもっとも『素敵』なものを選んでくれるだろう、と。
でも実際は違いました。
何度提案しても、受け入れて下さるのは一部のお客様だけ。
なぜだろう?と随分考えました。
そして思いました。
自分のエゴをお客様に押し付けてもダメなんだと。

昨日の晩、色々な話の流れで、息子と私の取引先の監督さんの話になりました。
『Iさんは、プロだからなあ』
『やっぱり色々良く知ってるんだ』
『う~ん。それはそうなんだけど……プロって、なんだと思う?』
『知識があるとか、技術がすごいとか?』
『そういう人はアマチュアの人にもいるよね。中にはプロ以上の人もいるし。
お父さんはさ、プロって、自分の知識や技術を自分以外の人の為に使う人、のことだと思う。
例えば歌手なら、モテたいとか金持ちになりたいとかじゃなくて、
誰かを元気づけたいとか、そういうために歌う人。
例えばお父さんの仕事なら、自分のセンスを押し付けたり誰かに自慢するためじゃなく、
お客さんのためにプランを考える人、とかね。』
お客様に教わったことって色々あるなあと、改めて思いました。



2015年12月29日火曜日

今年一年ありがとうございました

本日で年内全ての業務が終了しました。
お蔭様で今年も多くのお客様にご利用いただきました。
改めて御礼申し上げます。
振りかえれば4年前。
あの震災が起きて数週間後に、当時の勤務先のあるお客様から
『サイトーさん、あなた独立して自分でやりなさい』と言われました。
最初は冗談かと思いましたが、翌週の納品後に今度は、
『辞めるって言ってきた?』と真顔で聞かれたのが店を出したきっかけです。
一般的には、自分の夢を追いかけて店を出す人が多いのだと思いますが、
私の場合はまったく違いました。
でも、それは私にとってとても重要な意味を持ちました。
なぜあの方はそう言ったのか?
私が店を出すことで、あの方が期待していることは何なのか?
それを私は何度も何度も考えました。
それは自分がお客様に出来ること、しなければいけないことを考えることでした。
そして5年目を迎えた今、同じ目標を持つスタッフと共に、
お客様のお手伝いができることを誇りに思い、
これからもその気持ちを変えずに頑張っていきたいと思います。
来年も当店を宜しくお願い申し上げます。

                                    +PLAN 

2015年12月27日日曜日

ベストゲーム


明日で年内の納品も一段落。
バタバタと過ぎて行った年末も終わりです。
毎日最後の現場が終わると、いつも聞きながら店に帰っていた動画があります。
5年前の高校バスケの準決勝、市立船橋VS福岡第一の試合です。

福岡第一のキャプテン本間君は、今の日体大のキャプテン。
毎年卒業生がどこに行くかが話題になる本丸中の出身で、
バスケット選手として王道を走ってきた選手です。
私はこの試合の前の準々決勝を会場で見たのですが、
そこはまさに本間劇場でした。
相手チームには身長200㎝オーバーの外国人センターが居て、
さすがの福岡第一の選手もなかなか攻め込めずにいたのですが、
彼だけがまるでその存在を無視するかのようにリングへ向かい、
ミドルシュートを打ち続けます。
最初は『スゴイな』くらいに見ていたのですが、
まるで意地になっているかのように続ける彼を見て、
『チームメイトを鼓舞しているのか!』と気づきました。
結果、いつもの姿を取り戻したチームは快勝します。
このゲームでも相手チームのガードにしてやられると(5分35秒のシーン)、
まるでどっちが上かを分からせるかのように、
全く同じプレーでやり返します(しかも入れる!)

チームのスモールフォワードは長島エマニエル君。
運動神経とセンスの塊のような選手です。
ここでは書けませんが、個人的にも選手としても色々な紆余曲折を経て
2年生から転校と言う形でこのチームに合流し、
保護者の皆さんがとても温かく彼を迎えてくれたと聞いています。
そんな彼が初めて出会った『自分よりも圧倒的にすごいヤツ』。
そんな二人の、決して気が合うわけじゃないんだろうけど、
お互いに認め合っている微妙な緊張感が何とも言えません。
この動画の続きで彼がフリーになるシーンがあります。
思わず『あ、オイシイ!』と言ってしまったほどのダンクチャンスで、
ジャンプする瞬間まで彼の動きはそれそのものです。
でも、結果的に彼が選択したのはレイアップ。
第一に来る前の彼なら、きっとダンクしてたんじゃないでしょうか。
このワンプレーを見ただけで、
彼のチームに対する気持ちが感じられてジンときてしまうのです。

このゲームにはあと二人の主役がいます。
一人は市立船橋の近藤監督。
この前年、初めて見た時は実はちょっとびっくりしました。
ベンチからの指示のほとんどが『走れ~!』『守れ~!』と言った類の物で、
実際、ネットでも同じ指摘をする人もいました。
選手との距離感も観客席に居ても分かるほどに離れていました。
それが、この年はゲーム前の選手紹介の時から全く違っていました。
監督もまた一年間戦ってきたのだと思いました。

もう一人の主役はポイントガードの平良君。
もう、めちゃくちゃ上手い!
明らかに全国区の選手なのですが、
そんな彼がプライドをかなぐり捨てて、本間君潰しに集中します。
ディフェンス時、通常はボールマンとマークマンの両方が見える位置に
ポジションを取るのですが、彼、本間君しか見ていません。
おそらく監督の指示だと思いますが。
オフェンス時もほぼセンターライン付近という高いポジショニング。
相手チームの外国人センター対策として中を広く取るためだと思います。
そしてボールを渡すとすぐに下へ流れてしまいます。
背の高い選手を上におびき出し、平面で勝負する作戦でしょう。
これも監督の指示だと思います。
対策は万全。
でもジリジリと離されていきます。
明らかに勝敗の決した第4クオーター。
通常ならゲームの緊張感も薄くなり、会場の熱気も冷めていくのですが、
平良君は最後までそれに抗います。
そして、そんな姿に胸を打たれて、会場は最後まで盛り上がります。
まるで一点差のゲームのように。
今まで色々な試合を見てきましたが、僕にとってはこれがベストゲームです。
そしていつも、疲れて抜け殻のようになった帰りの車中で、
この試合をボリュームを上げて聞いていました。
割れるような大声援とコートに響くバッシューの音が、
アドレナリンを出してくれました。

ちょっと前、一時は地域の選抜チームにも選ばれたのに
バスケットを辞めてしまった息子が、
『社会人の人たちがさ、夜バスケやってるからやりに行こうかと思うんだけど』と
言って来ました。
僕はちょっと迷ったけど彼に言いました。
『君はさ、バスケが好きなんじゃなくて、バスケによって経験出来たことが好きだったんだよ。
今、君が行こうとしているコートに多分それは無い。バスケじゃなくても良いから、同じ経験が出来る別のものを探した方が良いんじゃない?』
彼は『え~、そうかな~。言ってること難しくて分かんないよ~』と苦笑いしていました。
まあ、そうだよね。俺もこの試合を見て気づいたもんなあ。