2016年8月30日火曜日

楽しい時間



ご友人も一緒に楽しく打ち合わせをさせて頂いたO様。
北欧生地のフォグリングストゥ―ルを気に入って下さったのですが、
問題は窓の位置関係と大きさが多種多様なことでした。
そこでフォグリングストゥ―ルをメインにした場合とサブにした場合の
2パターンのプランを作成してご提案。
またまた楽しく打ち合わせをさせて頂いて、
無事にメインのパターンで決まりました。
既に各生地の手配や縫製も進んでいます。
あとはカーテンも一緒の楽しい暮らしを待つばかりです。

2016年8月29日月曜日

機能レールの違い



平塚市のK様の現場です。
主寝室はレールのみを取り付けました。
最近では、写真のレール『エリート』と良く似たタイプの『ネクスティ』を
併用していますが、ここには明確な使い分けがあります。
ネクスティは機能レールと装飾レールの中間的な存在です。
カーテンはAフック(ぶらさげるように掛かる)ですので、
光漏れを防ぐために高めに付け、
カーテンを閉じた時でもレールは見えます。
そのため、ネクスティの場合はカーテンとレールの色の相性が重要になります。
例えば寝室で、
ナチュラル色の床と窓枠だからと言って、同色のレールという訳ではありません。
ベッドがダーク系で、照明も少しクラシカルなもの、カーテンもシックな色柄であれば、
ネクスティの場合はダーク系を使います。
床はベッド等で見えなくなり、窓枠もカーテンで見えなくなるので、
カーテンや他のインテリアとの相性が重要になるためです。
K様の場合はそうしたものがまだお決まりになっていませんでしたので、
ネクスティではなくエリートの方が適しています。
レールだけの場合も、どんなお部屋にされるのか、ご購入予定のものは何かなど、
詳しくお聞きしながら商品をお勧めしています。

2016年8月28日日曜日

メリット・デメリット



ほぼ全ての窓をメカ物でご注文を頂いた海老名市のK様。
ご主人のお部屋はロールスクリーンです。
先月、上部のフレームと生地の間からの光漏れを防ぐ新商品が出ましたが、
今回は標準タイプをお勧めしました。
窓の上端が一般的な位置よりも高いこと、
シャッターがあり、遮光ではないタイプの商品をお選びになったこと、
そして新商品では窓枠の中に納まらないためです。
新しい商品は必ずと言って良い程、メリットがアピールされます。
でも私たちはそのメリットと同時に発生するデメリットは何かを確認します。
その2つを比較しながら、お客様にとって最適な商品をお勧めするのが
私たちの仕事でもあります。

ギリギリセーフ



自作遮光プレートを製作中です。
昨日、試作版の写真をメールしてOKは頂いていましたが、
もう少し納まりがキレイにできないかなぁと再製作。
プレートをブラケットより後ろ側に回せないので、
切欠きを入れる考えはそのままに、
前回よりも『らしく』納まるようにしました。
既に台数分は製作済。
左右のプレートは現場で寸法を再確認してカットします。
あとはチェーンコネクタの位置変更をして
ウエイトバーが上がりきらないように調整すればOKです。
寸法も納期もギリギリでしたが、何とか間に合いました!

*写真で使用しているのは当店のサンプルです。

2016年8月25日木曜日

施工指示書



職人さんに施工依頼をするR様の施工指示書を書いています。
この他に現場名や住所、駐車場の場所等の内容を書いた依頼書、
各箇所の注意事項や取付面の写真をまとめた
パワーポイントの資料も作成します。
当日は私が現場に行けないので、
少しでも分かりやすく。
資料の作成だけで2時間ほどかかりますが、
キッチリとやっておかなければいけない仕事です。

2016年8月23日火曜日

K様のレース



本日お届けしたK様のカーテンです。
K様のご要望でカーテンの耳の部分に共布紐を付けました。



カーテンは生地の下側に入った北欧調の刺繍とのバランスを取るため、
裾の無地部分を2㎝カット。
K様にも大変喜んで頂けました。
一つ一つ丁寧に、仕上がりイメージを確認しながらお作りしています。

2016年8月22日月曜日

臨時休業のお知らせ

台風の影響により、
当店地域に避難勧告が出ております。
誠に申し訳ございませんが、
本日22日(月)は臨時休業とさせて頂きます。
ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

2016年8月21日日曜日

折り返さない裾処理



おそらくですが、このブログで一番取り上げている裾の処理。
カーテンの作り方や洗濯強度、柄の特徴など、
さまざまな要素を考慮しながら決めています。
特に裾の処理方法を強く紹介したい訳ではないのですが、
ちょっと変わったデザインをする時こそ、
細部の作り方が重要なのです。
本日お届けしたU様のカーテンは上部の色を変えた切替カーテン。
裾は折り返しをせずにウエイトチェーンを巻き込んだ仕様です。
後から光が当たった時に、生地の重なりによって違う色に見えてしまうと
3色の切替のように見えてしまうためです。
発注書を書く際は、そのカーテンを掛けた時を想像して
イメージ図では予想できない『落とし穴』がないかチェックします。
ご注文を頂いてからが、私たちにとっては本当のスタートなのです。

2016年8月20日土曜日

鉄とアルミ



アメリカンビンテージ系にアルミブラインド。
鉄板の組み合わせです。
アルミですが(笑)

2016年8月19日金曜日

折り返し



今日工事に伺ったI様のカーテンです。
カーテンの裾は通常10㎝の折り返しになっていますが、
こちらは柄に合わせて折り返しています。
コットンの柄物は、折り返した裏側の柄のラインが
表側に出てしまうことがあるからです。
そして明日はK様の現調。
実はI様と同じ職場だと教えて頂いて本当にビックリ。
K様、明日宜しくお願いします。
(今日、一番のビックリでした)

2016年8月18日木曜日

ブラインドに一工夫

以前、ブラインドを付けたお取引先の工務店さんから、
事務所の一部を改装したら、その窓の前がキッズスペースになってしまい、
ちょっと味気ないのでなんとかしたいというご相談を受けました。
色々と方法はあるのですが…



ブラインドにステッカーを貼って



こんな風に仕上げました。
良い感じです!

2016年8月14日日曜日

大人マリンと、とと姉ちゃん

本日より通常営業となりました。
私はほぼ採寸や工事に出ておりましたが、
夏季休暇無しで頑張る!ということではなく、
ちょっと日をずらしてお休みを頂きます(スイマセン)。
そんな中、一日だけ空いた昨日はひたすら『とと姉ちゃん』(笑)。
 ボロボロ泣きながら見ている私を時々チェックしに来ては、
笑いをこらえて去って行く息子を無視しながら、
約一か月分を一気に見ました。
とは言ってもスタートが星野さんとの別れからなので、
まだ花山との雑誌作りが始まったところなのですが。
何とか最終回の盛り上がりを世間と一緒に味わえるように、
追いつきたいと思います。



さて写真は海老名市のM様の寝室。
フレッドペリーのマークのような柄が描かれた紺色のアクセントクロスに合わせて、
大人マリンな寝室です。
かわいいお子さんと、とっても仲の良いご夫婦をイメージしながらプランしました。
後半戦も、とと姉ちゃんに負けないよう、
皆さんの暮らしのお手伝いをしていきたいと思います。

2016年8月10日水曜日

夏季休暇についてのお知らせ

誠に勝手ながら
当店は11日(祝)~13日(土の3日間、夏季休暇となります。
この間、採寸・工事等のご予約を頂いているお客様へは、
ご予定通りお伺いいたします。

14日(日)は通常通り営業致します。
宜しくお願い申し上げます。

2016年8月9日火曜日

ブラインドのカラーコーディネート



ビンテージと一口に言っても、今やテイストも細分化されて様々。
今回のリニューアルでも、その幅の広さに悩まされました。
窓周りで言えば木製ブラインドが人気ですが、
ちょっとアメリカンな感じならアルミブラインドも人気です。
使う色はほぼ決まっているのですが、
これがもう素晴らしく良い色で、付ける度にニヤニヤしてしまうという(笑)。
今回のS様邸ではちょっとヒネリを加えてカラーコーディネートにしました。
空間のイメージや窓のサイズや位置関係により、
ちょこっと変化を加えた2パターン。
それぞれの空間にバッチリ映えてくれると思います。

2016年8月8日月曜日

北極星



平塚市のK様のオーダーカーテンの発注書です。
お打合せ通り、1ツ山のウエイト落とし込み仕様でのお仕立てです。
その間に挟まれた『ポラリス』というのはフックの種類。
(おそらく)北極星から来ているのだと思いますが、
下から差し込んだフックが上から出てくることで
点ではなく線で芯地部分を抑えます。
これにより前倒れや山の向きが正面を向くなどのメリットがあります。
以前は透明が主流だったフックですが、
現在は熱処理の形態安定加工が増えたことにより、
白色のものになっています。
普段は見えない部品ではありますが、
色々と改良されカーテンの美しさに貢献しています。

2016年8月7日日曜日

現場だからこそ気づく感覚



水屋、柏木工のウイルダネス、重すぎないアンティーク感、
そんなイメージでお打合せをさせて頂いたN様。
リビングにはウイリアムモリスのウイロボウとなりました。
壁を隔てて続き間としてお使いになる洋室も揃えるご予定でしたが
あえて違う生地をご提案しました。、
同じ壁面で同時に見え、高さの低いカーテンボックスがついていましたので、
生地を揃えることでその違いを(良くない意味で)引き立ててしまうためです。
ご提案プランでは洋室のカーテンは色のトーンを落として脇役にし、
モリスが主役として引き立つ組み合わせにしました。
現場を事前に見ているからこそ出来るご提案です。

2016年8月4日木曜日

I様カーテン その2



プランニングでもっとも悩んだ6つの小窓。
入隅を挟んで右側にはこれよりも小さな腰高窓があります。
I様が候補にされたのはイエロー・グリーン・ブラウンのストライプ生地。
カーテンだとクローゼットにあたり、
シェードだと扉を開けて正面にこのサイズのシェードは大きすぎる気もします。
そこでご提案したのがこんな組み合わせ。




6つの小窓は、窓のレイアウトに合わせた3色切替えのシェードをご提案しました。
キレイに畳まれるよう、シャープシェードにしています。
発注の際は窓と色の位置が合うように何度も計算。



お任せ頂いた太さの微調整もバッチリです。
出来上がりを楽しみにお待ちください。






























2016年8月3日水曜日

I様カーテン

縫製担当のart-k後藤です。
とっても暑い日が続きますね。ぼくが珍しく2階連続で投稿したら、雪でも降らないかなと・・・・

なんて冗談はさておき。




生地の性質や柄によって、裾から縫製だったり、頭からだったり。
縫製手順も生地が変われば、合わせて変わります。

2016年8月2日火曜日

M様カーテン

縫製担当のart-k後藤です。


取り付けられたリボン。
まるで最初からこのように織られた生地のように。

綺麗に縫えてますっ。納品まで、もうしばらくお待ちくださいっっ。

街並みレース



厚木市のI様のお嬢様が選ばれたのはとってもカワイイ街並み柄のレース。
今回の店内改装でもディスプレイに使用しています。
そこに込めた当店の想いとまさにぴったりシンクロしたセレクトで
そういうことも含めてとっても嬉しく思っています。
あと少しで出来上がりますので、
もうちょっとだけ仮吊りカーテンで我慢してくださいね。

さて、そんな店内改装ですが……まだやってます(苦笑)。
やっとゴールが見えてきて、お盆明けの入荷商品を最後にやっと完成です。
その時はまたご紹介しますのでお楽しみに!

ブラケットの加工


野縁(天井の石膏ボードを止める桟)とも合わず、
壁側にも下地がない箇所が一か所だけあった伊勢原市のA様のリビング。
事前の現調で分かっていたので対策を取っていました。
天井の際には野縁とは別に石膏ボードを止める桟があるので、
天付ブラケットの後ろ側に穴を開けてビス止めし、
本来の穴はアンカーで前倒れを防止します。
全部がこの付け方では強度的に不安です。
一か所だけだから出来る裏ワザです。

2016年8月1日月曜日

いつもと違う目的



あっという間に一週間が経っていました(苦笑)…
この間の現場もご紹介しながら、また書いていきたいと思います。
まずは当店お取引先のハウスメーカー様に納品したレースから。
シンプルシックなビンテージをテーマに、
担当のインテリアコーディネーター様と相談しながら
生地を選ばせて頂きました。
リビングにはビンテージ系で当店のイチオシアイテムになっている
横使いの麻100%レース。
裾はウエイトチェーンをロックせずに小さな折り返しの本縫い処理にしています。
ロック加工より強度を出すためにそうした仕様にすることが多いのですが、
今回の一番の理由はそこではなく、色です。
縦ストライプ、特に色の濃淡の強い生地の場合、
濃い方に合わせて黒い糸を使って裾をロックすると、
薄い色の部分の裾にも黒いラインが出来てしまいます。
薄い色に合わせても逆の現象が起きます。
本縫い仕様にすることで、
違和感の無い仕上がりにすることが出来るのです。
パッと見には気づきにくい工夫ですが、
見た目の印象に大きく影響します。