裾切替のダブルシェードを付けてきました。
と言っても、このブログは施工例紹介はしないので、
いつも通りの施工のお話です。
裾10㎝が常時垂れ下がる(じゃないと裾のブラウンが隠れてしまうので)ように
作っているのですが、一般的なシェードより畳み代が多いので取付高さも高めです。
と言っても、クロス巻き込みなので良いのですが、
これが四方枠だと好きな位置まで上げるワケにもいきません。
後ろ幕を上げきった時に窓枠に乗っかって降りて来なくなるからです。
幅はいつもより2㎝(両脇1㎝)広めです。
これは窓枠が左右各25㎜「逃げて」いるためです。
プレーンシェードなら良いのですが、
ダブルシェードはプーリー(チェーンのユニット部分)が4センチほどあり、
そこにはブラケットが付けられません。
なので、仕上がり巾を広くして柱にビスを効かるためです。
それでも、真っ直ぐビスを打つと効きませんので、「斜め打ち」をします。
今回は後ろ幕が窓台にぶつからないようにスペーサーを付けました。
こちらが窓台。
そのまま付けると「ガチン!」と当たりますので、
ブラケットを前に出す必要があります。
こちらが取付けたブラケット。
裏にあるのが前に出すためのスペーサーです。
メカ物用ではなく、レール用のものです。
断面がコの字型になっているので、斜め打ちに適しています。
左側に向かって斜めにビスを打って、柱の横に効かせています。
1つでは強度上心配ないので、上下で2個使いました。
実際にはこれだけでも足りずに、もう1つ重ねています。
シェード一台付けるだけでも、色々と工夫が必要です。