今日工事に伺った愛川町のE様の現場です。
珪藻土の仕上げですが壁からサッシにかけてはRで仕上げてあり、
塗りもランダムに厚めです。
通常私たちカーテン屋は窓枠に差し金を乗せてビスを打つ位置を決めますので、
このような状況だと正確な位置を確認することが出来ません。
なので、計測は床から。
でも、床も広幅の無垢ですので合板のように平らではありません。
そこで、一度測った後に平行をチェック。
1枚目の左側の赤いピンから紐が延び、
右端の穴までの平行を確認します。
次はブラケットを打ちますが、
今回使用したグレイス16はビスが表から見える仕様になっており、
付属のビスを使わざるを得ません。
でも、このビスが相手が固いとなかなかスムーズに入らず、
はじいてしまうことがあるので、最初にリードの穴を打ちます。
後はレールを乗せるだけ、ではありません。
下の穴はレールを乗せてから打ちます。
今回のように、窓に対してブラケットが直角になっているかを確認しにくい場合、
まずは上のビスだけを打ちます。
レールを乗せたらブラケットとのはまり具合とレールとの直角関係を見て、
下のビスを打ちます。もちろんこちらもリードの穴を打ってから。
仕上げのカーテンはアートケイさんがバッチリ仕上げてくれました。
ウエイト巻きロックではなく、洗濯にも強い本縫い仕様です。
シンプルな窓装飾ですが、施工も縫製もキッチリ丁寧に仕上げました。
それから、タケノコご飯、さっそくお昼に頂きました。
と~っても美味しかったです!
手間をかけると仕上がりが良いのは同じですね。
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