2015年4月21日火曜日

90度回転の後、180度反転

こちらはO様のシェードの発注書です。
横使いレースを90度回転させて2つの小窓のシェードに使います。
もっとも長いところで刺繍はシェード全体の巾の半分ほど。
掃き出し窓を挟むような位置関係ですので、
両方とも刺繍が右半分(もしくは左半分)だけではバランスが悪いので、
さらに180度回転させて左右対称にします。
製作は予定通り進んでおります。
出来上がりを楽しみにお待ちください。


2015年4月20日月曜日

一工夫

窓枠に被せて付けるニューバランス。
そのままではキャップの山部分が当たって浮いてしまうので、
カッターでカットの後、ヤスリ掛け。
色々と工夫しながら、キッチリと納めたいと思います。

2015年4月19日日曜日

モザイクタイル

M様の階段踊り場に付けるDuraleeのシェードです。
モザイクタイルをイメージしてみました。
このシェードが飾られる踊り場の上下の階段壁には、
共布の小さなファブリックパネルを2個づつ取り付けます。
主寝室と子供部屋へ通じる場所ですので、
大人も子どもも楽しめるような空間になるように。
生地選びの際にM様が
『どの生地がいい?』ってお子様に聞いていたのが頭に残っていたからです。
 
発注は既に完了しています。
お任せ頂いた最後の微調整、
やはり中央を1列分細くしました。
何度となくやっている切替のシェードですが、
サイズや柄が変われば印象も変わるので、
その都度再確認しながらお作りしています。
 

2015年4月17日金曜日

W様シェード

なかなか投稿出来ない縫製担当のart-k後藤です。(^^ゞ


慌ただしくしておりますが、仕事は滞り無く。

シェード、柄の位置や切り替えた生地の見え方を調節しながら。
最後の組立に入っています。

もうしばらくお待ちください。

2015年4月16日木曜日

ホテル

寝室のインテリアを語る時、ホテルというキーワードはよく使われます。
でも、お客様がその言葉をお使いになった時、
それは、『一日の終わりをゆったりと過ごせる空間』を指しているのであって、
『これが有名な〇〇ホテルで採用されたカーテンです』とお勧めしても
意味がないと思っています。
ましてやホテルは無地系が多いというセールストークも。
F様に気にって頂けそうな生地をイメージした時、
真っ先に浮かんだメーカーはkravetでした。
数万点のアイテムがあるので特定のイメージが無いとも言えますが、
以前見たシリーズが頭に浮かんだのです。
きっと良い感じに仕上がると思います。

2015年4月14日火曜日

OKの後

N様のプライベートスペースにお選び頂いた2つの生地。
ダブルシェードでのお仕立てです。
前幕はドレープというよりケースメントに近く、
後幕はレースというよりケースメントに近い、
でも決して同じではなく、あくまでも『寄り』の感覚。
前幕は適度な透け感で直射日光の眩しさを抑えつつ部屋が暗くなるのを避け、
後幕はヒダのないシェードだからこそ適度な透け感があります。
お部屋の使い方とお好きな生地、素材感、そして透け感。
これら全てがピンポイントにはまるのは難しく、
接客時は違うレースとの組み合わせでした。
お客様が帰られた後に、
担当スタッフがもう一度組み合わせを見直してのご提案。
お客様からOKを頂いた後も、私たちのプランニングは終わりません。

2015年4月12日日曜日

最高の白

企業秘密なので品番は言えませんが、
上の写真の白の無地は、
私が今あるカジュアル系の中で最高の出来だと思っている生地です。
白ってとにかく難しいんです。特にポリエステルは。
どうしても光ってしまい、マットな感じにならなくて、
そんな感じを出そうとするとアイボリーやバニラになってしまいます。
あくまでも白の範疇で、でも決して白すぎずに、
コットンにも合わせやすいような白。
適度なボリューム感とざっくり感があるプレーンな織り。
その全てを兼ね備えた完璧な生地だと思います。
企業秘密なのでメーカーとか品番は言えませんが。

M様の現場ではこの生地を6枚のパネルカーテンの4枚に使います。
残り2枚はロックのグリーンに合わせたグリーンのストライプ。

同時には見えない位置関係であること、
寝室には部分的に色違いのブラウンが使われていることからお勧めしました。
柄や色が各部屋に繋がるように配置されます。
イイ感じになりそうです。

2015年4月11日土曜日

同じ窓サイズで異なる仕上がりサイズのシェード

こちらは南足柄市のW様のシェードの発注書です。
当店ではよくお勧めする裾切替のシェードですが、
ちょっと問題なのが仕上がり巾。
右側の窓は入隅になっているので、左寄り5㎝小さくなります。
そうすると柄のバランスが異なってしまうのです。
一般的な作り方では上の角を合わせますが、
それだと寸法の差の分だけ柄がずれてしまい、目立ちます。
そこで発注書にはこんな指示を書き加えます。
ちょっとした小技で違和感を少なくすることができます。
 
 

2015年4月9日木曜日

ショールーム巡り

今日はスタッフも一緒に3人で都内へ。
代官山でフランスのブランド『カサマンス』の新作発表会を見た後、
そこからすぐ近くの輸入生地商社さんへ。
そこから広尾へ移動して、
ポルトガルのブランド『アルデコ』の新作を見て来ました。
カサマンスは当店のお客様に多いナチュラル系を、
アルデコは満を持して出されたキッズコレクションのサンプルブックを購入しました。
どれも素晴らしいコレクションです。
近々店頭に並ぶ予定ですのでお楽しみに!




下地がない箇所の工事

カーテンボックスに縦型ブラインドを取付けようとししたところ、
天井面が石膏ボードになっていました。
さてどうしようと、カーテンボックスをじっと見ます。
ボックスの天井面は石膏ボードにクロス張り。
とすると、ボードを止めている桟が前後に入っているはずだ…。
おそらくイーニッサン。
奥から2㎝あたりをワンプッシュで刺すと、やはりありました。
そこでレールに穴を開けて、
レールメーカーの金具をブラケットと同じ厚みになるよう2枚重ねてボルト止め。
T時型の広い部分のビス穴で奥の下地に効かせて取り付けました。
 
 
ブラインドの取付も現場によって様々。
簡単に終わる現場はなかなかありません。
取付にも色々な工夫が必要です。

2015年4月7日火曜日

F様もご予定通りに


生地選びからカーテンの割り方まで、
細かなお話にお付き合いくださったF様の発注書です。
現場では『それが良いな』と思ってお話ししても、
ほんの少しの迷いが頭の片隅に残ってしまうことがあります。
お客様に説明をしてご了承を頂いていたとしても、
それで全てが許される訳ではありません。
当店を選んで頂いた理由をもう思い出して、
色々なことを考えながら再提案させて頂きました。
カーテンはご予定通りの納期で進んでおります。
(ちょっと見えるのは生地がカートケイさんに届く日です)
ご主人のお部屋は木曜日にスタッフと東京で生地選びをしてきます。
良いご報告が出来るように頑張ります。

2015年4月6日月曜日

N様の格子シェード

当店ではお客様との打ち合わせが終わると、
必ずミーティングをしています。
様々な角度から色々な意見を出して、
より良いものをお客様に提供したいからです。
 
N様を担当させて頂いたのはスタッフでした。
ヒアリングシートに書かれた情報とスタッフの話を聞き、
いくつかの候補生地が出ました。
その内、1つの候補生地は私が出しましたが、
『ん~、なんかつまんないな…』と言って外そうとしました。
それを止めたのはスタッフです。
別の生地を出して、
『フロントレースで、後幕に違うラインの生地を組みあわせて、
後幕を下げた分だけ格子の柄が浮かび上がる感じとかどうです?』
即決です。
その他のプランもお客様にはご用意しましたが、
ご夫婦揃って気に入られたのはこのプランでした。
 
既に発注は完了しています。
出来上がりを楽しみにお待ちください。
 
 
 
 

S様シェードの細部仕様

2世帯住宅を建設中のH様、
ご報告が遅くなりましたが全て発注は完了しています。
窓数は多いですが、焦らず一窓一窓慎重に。
お任せ頂いたシェードの細かな仕様も決まりました。
裾に付ける無地の寸法は、
ポップな生地のイメージと、柄の大きさも考慮して8センチにしました。
一般的には2窓とも同じ柄位置にしますが、
ポップな柄は合わせない方が良い時もあります。
大きなサンプルがない生地でしたので、
発注書には柄合わせの事も書いておきます。
実際には生地が到着してからの判断になりますので、
どんな風に出来上がるか、楽しみにお待ちください。