2015年1月26日月曜日

M様プランニング

大和市のM様のプランニングをしています。
メインになるのはクラーク&クラークのLila。
これを横使いでバランスとして使いながら、
シック&ナチュラルなお部屋にします。
輸入生地は一見どこかにありそうな色で、
実は国産には無いという微妙な色が多く、
今回もサンプルを取っては探し直しの繰り返し。
その甲斐あって、良いプランが出来ました。

H様仕上がり寸法計算(その2)

昨日に引き続き、H様の仕上がり寸法計算です。
今回はリビング。
ベランダ窓の左端から出隅(角)までは210㎜。
図面では各階のこの箇所に柱があります。
木造3階建ての通し柱ですので4寸(12㎝)でしょう。
とすると、、、210㎜-12㎜0-12.5㎜(石膏ボード)=77.5㎜
それよりも少しレールを延ばせば柱に届く=ビスが効くことになります。
窓の右端から角(入隅)までは70㎜ですがキャップの幅を考慮すると実質40㎜。
左は斜め打ちしてなるべく両側のバランスを取って施工します。
 
腰高窓は4寸窓。
図面で見ると窓は左に寄ってます。
そこから455㎜ピッチですので中央に縦桟はありません。
ブラケットは1個多く取り、ベランダ窓より1個多く4個使いとなります。
 
複雑な話が多く分かりにくいと思いますが、
一部屋一部屋きっちりやっております。
 

2015年1月25日日曜日

H様仕上がり寸法計算

『気付けばこのエリアに居るなぁ』という感じで、
同じ場所への納品が続くことがあります。
今は、気づけば東京にいます。
こちらはH様の採寸用紙。
仕上がり寸法を出しているのですが、難しいのが仕上がり丈です。
滑り出し窓とクローゼットに挟まれた掃き出し窓。
 
 
通常の位置に付けると部屋の中で最も大きく中央に位置する窓が、
両サイドにある窓やクローゼットよりも極端に低くなってしまいます。
ではレールの位置を高くしてはどうか?
その場合、他のお部屋のレール取付位置とのバランスはどうかを確認します。
逆に、取付高さを全て揃えた時の寸法も確認し、その確認もします。
そして、どちらがより自然な印象に見えるかを考えます。
細かなことかもしれませんが、こうした積み重ねが仕上がりに影響します。
 
 

2015年1月24日土曜日

Y様発注しました

こちらは相模原市のY様の採寸用紙。
いつも通り、発注寸法を確定後に1窓1窓確認し、
OKなら蛍光ペンでチェックを入れていきます。
元々は、カーテン業界のトップデザイナーの方から教えて頂いた方法で、
プランニングがしやすいように家の中を立体的に捉えることができます。
Y様の場合はお店での打ち合わせでプランは確定していましたが、
頂いた図面を元に事前に採寸用紙を作成して伺いました。
ほんのちょっとした見落としの防止にこの方法がとても役立つからです。
全て問題なく発注は完了しています。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2015年1月23日金曜日

I様のロールスクリーン

無事に入荷しております。
I様も寒さ対策でのご購入です。
操作は、あのハンターダグラスからも絶賛されたワンコード式。
発売当初の販売店の反応はイマイチでしたが、
ここへきて安全性や見た目の目立たなさや操作性などが評価され、
一躍脚光を浴びています。
カッコ良く言うと『時代が追いついた』、ということでしょうか。
それにしても、なんだか箱が大きくなったような……。

2015年1月22日木曜日

U様も順調に進んでいます

上部が吹き抜けの2階リビングに、寒さ対策の幕体を付けます。
壁側は階段になっているので、お客様が取り外すことは出来ません。
そこで、梁があること、その梁が天井より少し上がっていることを利用して、
梁下に筒縫いした生地を縫い付けてピンと張らした幕体を作ります。
本当は弛みを持たせたいのですが、場所的に似合いません。
取り付ける時にコツが要りそうですが、
ご夫婦と相談してこの方法に決めました。
3Fへのリビング階段の開口部はパネルカーテン。
レールだけを長めにとって横にスライドさせます。
こちらはオパールプリントのシアーで。
こちらは階段吹き抜けの発注書。
アートケイさんと作り方の相談もして、万事順調に進んでいます。
 
 
 

2015年1月19日月曜日

N様発注しました

こちらは座間市のN様の発注書です。
リビングと和室が続き間のマンションで、
横並びに位置するバルコニー窓のカーテンです。
N様がご来店されてから、スタッフと色々話しあいました。
『こういうのがお好きなんじゃないか』
『でも、こういうのではないのを期待して来てくださったのではないか』
『この組み合わせは確かに素敵だけど、N様のお好みではないような…』
お打合せ時のN様の言葉や反応を思い出しながら…。
『自分では絶対選べないカーテンでした。お願いして良かったです』と言って頂き、
カーテン屋冥利に尽きます。
 
発注で気を付けたのがリビングの仕上がり丈です。
2092㎜の寸法に対して2090㎜では擦ってしまう可能性があり、
2080㎜では『上がっている』印象になることもあります。
でも2085㎜という発注もできません。
そこで加工所さんには、備考欄で文章で伝えます。
こうした配慮ができるのも、アートケイさんならではです。
(*写真にちょっと見えている189㎝は和室です)

遠方工事

今日はネクスティ1.00mの天付を一本だけつけに80キロ離れた場所へ。
5年前にご購入頂いたお客様の追加なのですが、
こうしてお声かけ頂けるのは嬉しいことです。
インターチェンジを降りると、見覚えのある街の風景が懐かしく、
『確かあそこにファミリーマートが…』などど思いながら曲がると美容院でしたが、
コンビニの面影を残す外観を見て、我ながら要らない記憶力に驚いたりします。
久しぶりに会うお客様も全然変わらずお元気で、
5年前に自分が付けたカーテンがちゃんと階段にかかっているのを見ながら、
少し不思議な感覚になったりしました。

で、せっかくここまで来たので帰りに某専門店さんに寄ってみましたが…

定休日でした!

2015年1月18日日曜日

H様プランニング

こちらは東京都のH様で使用予定の生地サンプル。
各お部屋に使う生地をお選び頂いて、
普通なら『お選び頂いた』ので終わりですが、
当店の場合はここからがスタートです。
H様はシンプルなインテリアがお好きなのだとは思いましたが、
そこで『無地はこちらです』とするなら、私たちの役割はありません。
H様がOKをくださりそうなシンプルと、
私たちの考えるシンプルの境界線あたりに、
何か良いプランはないだろうかと頭を悩ませます。
仮にOKを頂けなかったとしても、
そうしたプランが比較となって別のプランをお選び頂くのなら、
それはきっと違う意味を持つのだと思うのです。

カーテンボックスとヒダ山

B
こちらは横浜市のK様にお選び頂いた
CLARKE&CLARKE(クラーク&クラーク)の刺繍ドレープ。
カーテンボックスの奥行きが浅いので、
そのまま掛けるとヒダのトップが擦ってしまいます。
アートケイさんと相談した結果、
ヒダ山の高さを調整してお作りすることにしました。
箱ヒダにすれば絶対に擦りませんがデメリットもありますので、
そうしたプラスマイナスを全体的に考えて決定します。
こちらの準備は万端なのですが、
肝心の生地がまだイギリスから届いていません(汗)。
もう少しお待ちください。
  

2015年1月17日土曜日

Y様幕体交換

昨年末からなぜか続いてるシェードの幕体交換のお客様。
幕体のみ、後幕とメカ、部品と幕体、全交換と、状況により対応方法も様々です。
こちらはメカは元気なので幕体のみ交換となったY様の、現調に伺った時のメモです。
字が汚くてスイマセン(苦笑)。
シェードの縫製方法には細かな決まり事があるのですが、
どの会社・縫製所も全て同じではありません。
なのでリングテープの本数や両端の寸法も必ずチェックします。
見落としがちなのがリングテープのピッチ。
発売当初は15㎝が主流でしたが、今は20㎝になっています。
こうした部分の印象の違いなどもお客様に説明しながら、ご注文をお受けします。

 
こちらが発注書。
トーソーメカなら両端は8センチで、このサイズで4スワッグなのも
あえて書くまでもないほど当然のことなのですが、
『もっとも一般的な作り方ですよ』という事を伝えるために書いておきます。
作り手は現物を見ていませんので、
こうした情報を伝えることも重要なんですね。
 


A様も準備万端です

ネットで神奈川県の多くの中のカーテンショップを調べて、
当店に来てくださったA様。
リビングの切替カーテンは位置との相性を考えてフラットで。
この位置でヒダのつまみが入ると歪みが気になるからです。
切替の位置は事前の打ち合わせで大まかなイメージをお伝えして、
最後の調整はお任せいただきました。
こんな感じで発注しています。
 
工事の準備もバッチリ。
後納分のオランダのレースカーテンも昨日入荷しました。
明日、宜しくお願いします。
 

2015年1月15日木曜日

Y様も入荷しました

本当は発注までの経過をご報告したいのですが…
年明けからバタバタしてしまい入荷報告が続きます(スイマセン)
こちらはY様のドレープカーテン。
窓数は4窓ですが、全て2間巾の天井からのサイズですのでかなり重いです。


『引取りに行って自分で掛けますよ』と言ってくださいましたが、
責任を持ってこちらで納品致します。
納品はカーテン掛けの代行ではなく、確認作業でもあるのです。
サイズはもちろん、自分がお勧めした生地がイメージと違っていないか、
お客様は喜んで下さっているか…色々な事を確認します。
こういう積み重ねって、とても大事なんですね。