2015年1月22日木曜日

U様も順調に進んでいます

上部が吹き抜けの2階リビングに、寒さ対策の幕体を付けます。
壁側は階段になっているので、お客様が取り外すことは出来ません。
そこで、梁があること、その梁が天井より少し上がっていることを利用して、
梁下に筒縫いした生地を縫い付けてピンと張らした幕体を作ります。
本当は弛みを持たせたいのですが、場所的に似合いません。
取り付ける時にコツが要りそうですが、
ご夫婦と相談してこの方法に決めました。
3Fへのリビング階段の開口部はパネルカーテン。
レールだけを長めにとって横にスライドさせます。
こちらはオパールプリントのシアーで。
こちらは階段吹き抜けの発注書。
アートケイさんと作り方の相談もして、万事順調に進んでいます。
 
 
 

2015年1月19日月曜日

N様発注しました

こちらは座間市のN様の発注書です。
リビングと和室が続き間のマンションで、
横並びに位置するバルコニー窓のカーテンです。
N様がご来店されてから、スタッフと色々話しあいました。
『こういうのがお好きなんじゃないか』
『でも、こういうのではないのを期待して来てくださったのではないか』
『この組み合わせは確かに素敵だけど、N様のお好みではないような…』
お打合せ時のN様の言葉や反応を思い出しながら…。
『自分では絶対選べないカーテンでした。お願いして良かったです』と言って頂き、
カーテン屋冥利に尽きます。
 
発注で気を付けたのがリビングの仕上がり丈です。
2092㎜の寸法に対して2090㎜では擦ってしまう可能性があり、
2080㎜では『上がっている』印象になることもあります。
でも2085㎜という発注もできません。
そこで加工所さんには、備考欄で文章で伝えます。
こうした配慮ができるのも、アートケイさんならではです。
(*写真にちょっと見えている189㎝は和室です)

遠方工事

今日はネクスティ1.00mの天付を一本だけつけに80キロ離れた場所へ。
5年前にご購入頂いたお客様の追加なのですが、
こうしてお声かけ頂けるのは嬉しいことです。
インターチェンジを降りると、見覚えのある街の風景が懐かしく、
『確かあそこにファミリーマートが…』などど思いながら曲がると美容院でしたが、
コンビニの面影を残す外観を見て、我ながら要らない記憶力に驚いたりします。
久しぶりに会うお客様も全然変わらずお元気で、
5年前に自分が付けたカーテンがちゃんと階段にかかっているのを見ながら、
少し不思議な感覚になったりしました。

で、せっかくここまで来たので帰りに某専門店さんに寄ってみましたが…

定休日でした!

2015年1月18日日曜日

H様プランニング

こちらは東京都のH様で使用予定の生地サンプル。
各お部屋に使う生地をお選び頂いて、
普通なら『お選び頂いた』ので終わりですが、
当店の場合はここからがスタートです。
H様はシンプルなインテリアがお好きなのだとは思いましたが、
そこで『無地はこちらです』とするなら、私たちの役割はありません。
H様がOKをくださりそうなシンプルと、
私たちの考えるシンプルの境界線あたりに、
何か良いプランはないだろうかと頭を悩ませます。
仮にOKを頂けなかったとしても、
そうしたプランが比較となって別のプランをお選び頂くのなら、
それはきっと違う意味を持つのだと思うのです。

カーテンボックスとヒダ山

B
こちらは横浜市のK様にお選び頂いた
CLARKE&CLARKE(クラーク&クラーク)の刺繍ドレープ。
カーテンボックスの奥行きが浅いので、
そのまま掛けるとヒダのトップが擦ってしまいます。
アートケイさんと相談した結果、
ヒダ山の高さを調整してお作りすることにしました。
箱ヒダにすれば絶対に擦りませんがデメリットもありますので、
そうしたプラスマイナスを全体的に考えて決定します。
こちらの準備は万端なのですが、
肝心の生地がまだイギリスから届いていません(汗)。
もう少しお待ちください。
  

2015年1月17日土曜日

Y様幕体交換

昨年末からなぜか続いてるシェードの幕体交換のお客様。
幕体のみ、後幕とメカ、部品と幕体、全交換と、状況により対応方法も様々です。
こちらはメカは元気なので幕体のみ交換となったY様の、現調に伺った時のメモです。
字が汚くてスイマセン(苦笑)。
シェードの縫製方法には細かな決まり事があるのですが、
どの会社・縫製所も全て同じではありません。
なのでリングテープの本数や両端の寸法も必ずチェックします。
見落としがちなのがリングテープのピッチ。
発売当初は15㎝が主流でしたが、今は20㎝になっています。
こうした部分の印象の違いなどもお客様に説明しながら、ご注文をお受けします。

 
こちらが発注書。
トーソーメカなら両端は8センチで、このサイズで4スワッグなのも
あえて書くまでもないほど当然のことなのですが、
『もっとも一般的な作り方ですよ』という事を伝えるために書いておきます。
作り手は現物を見ていませんので、
こうした情報を伝えることも重要なんですね。
 


A様も準備万端です

ネットで神奈川県の多くの中のカーテンショップを調べて、
当店に来てくださったA様。
リビングの切替カーテンは位置との相性を考えてフラットで。
この位置でヒダのつまみが入ると歪みが気になるからです。
切替の位置は事前の打ち合わせで大まかなイメージをお伝えして、
最後の調整はお任せいただきました。
こんな感じで発注しています。
 
工事の準備もバッチリ。
後納分のオランダのレースカーテンも昨日入荷しました。
明日、宜しくお願いします。
 

2015年1月15日木曜日

Y様も入荷しました

本当は発注までの経過をご報告したいのですが…
年明けからバタバタしてしまい入荷報告が続きます(スイマセン)
こちらはY様のドレープカーテン。
窓数は4窓ですが、全て2間巾の天井からのサイズですのでかなり重いです。


『引取りに行って自分で掛けますよ』と言ってくださいましたが、
責任を持ってこちらで納品致します。
納品はカーテン掛けの代行ではなく、確認作業でもあるのです。
サイズはもちろん、自分がお勧めした生地がイメージと違っていないか、
お客様は喜んで下さっているか…色々な事を確認します。
こういう積み重ねって、とても大事なんですね。

2015年1月14日水曜日

T様続々入荷中

秦野市のT様のカーテン、順調に進行中です、
生地巾の狭い輸入生地は1.5倍使いだと3巾必要で、
2倍ヒダと同じ価格になってしまったりします。
そこで今回の様なプリント生地の場合は1.3倍ヒダの1ツ山で。
これまでも何度か書いていますが、
アートケイさんの綿生地の縫製はとてもキレイです。
まるでシリーズ物のように色の合う国産のロールスクリーンとの組み合わせも楽しみです。
そして、主寝室のタッセルをチラ見せ。
イイ感じですよ~。
 
 
 


2015年1月13日火曜日

本年もよろしくお願い致します。@縫製屋ゴトー

縫製担当のart-k後藤です。

サイトーさんのような文章は書けませんが、今年もまたコツコツと、縫製の現場をご紹介出来ればと思っています。


写真はお店に飾られる予定のサンプルより。


あ、そうそう。年が明けて早々にサイトーさんにはとっても助けて頂けました。

ありがとうございます~。

ハンニバルは半人前

年明けからバタバタとしており、大分更新が滞ってしまいました。
既にご注文を頂いているお客様につきましても、
これから順次、当ブログにて進行状況をお知らせ致します。

このブログは私が書いておりますが、
実際は二人のスタッフと私のそれぞれが『担当」しています。
『  』を付けたのは、分担しているのではなく、窓口として考えているからです。
お店を始めた時、色々な方に言われました。
『これで、自分の好きなように出来るね』
でもそれでは私の力のリミットまでしか良い提案は出来ません。
個人ではなく店を持つ意味って何だろう?と考えた時、
それは個人が分担して担当するのではなく、
3人の力を一つの現場に結集できることだと思ったのです。
ですので当店では、各現場のプランを担当者だけが考える事はありません。
必ず一緒にプランを考える時間を設け、話しながら決めています。
それは私が『担当』している現場も同じですし、
当店のスタッフの案が採用されることも多くあります。
そうして皆でプランをブラッシュアップしながらご提案するのが、
当店のスタイルだと思っています。

僕が中学生の時だったか、「特攻野郎Aチーム」というアメリカのドラマをやってました。
ある時、ファミリーの軍団と対決する話がありました。
ミスターT扮するコングはリーダーのハンニバルにちょっと弱気につぶやきます。
『でも相手はファミリーだぜ…』
するとハンニバルは答えます。
『俺たちはファミリーより強い、俺たちはチームだ』

皆さんのご期待に添えるよう、今年も最高のチームで臨みますので、
宜しくお願い致します。
(お前はハンニバルには程遠いというツッコミは受け付けません…笑)

2014年12月30日火曜日

年末年始の営業について

当店は12月30日(火)~1月3日(土)まで
年末年始休業となります。
1月4日(日)からは平常営業です。 
 
午前10時開店となります。
宜しくお願い申し上げます。


                  +PLAN

一年の終わりに


年末の納品も全て順調に終えることができ、
来年早々の工事の手配を済ませて、店内の照明を落としました。
今年も無事に一年を終えることができ、ホッとしています。
何となく昨年末のカレンダーを覗いてみると、
つい最近のように思い浮かぶ現場の名前がいくつも出てきました。
そして、色々な方のお名前や現場を思い出すと、
この仕事が出会いによって続いていることを改めて感じます。
もちろんそれはどんな仕事でもそうなのですが、
自分が新しいことを学ぶとそれが必要な現場に出会ったり、
自分が壁にぶつかっているとそれを乗り越えないといけない現場に出会ったり、
自分が何かに気付かないままでいると、それを教えてくれるお客様に出会ったりします。
人との出会いを情緒的に捉えるのは、相手の方に失礼かもしれませんし、
僕自身はそういう感性が鈍い(笑い)方なのですが、
不思議とそういうものを感じます。
来年、、、
また多くのお客様と素晴らしい出会いがあり、
お客様にとっても当店との出会いが素晴らしいものになるように、
スタッフ一同頑張っていきます。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。
今年一年、当店をご愛好頂き、誠にありがとうございました。

                      +PLAN オーナー 斉藤 靖