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2016年3月7日月曜日

カーテンストッパー

カーテンストッパーと言う、
カーテンを指定の場所で止める部材があります。
基本、天付では使わないのですが、
ブラケットの厚みのあるエリートなら問題ありません。
厚木市のK様のバルコニー窓では、
あえてカーテンを片開きにしてお納めしました。


窓の中央にストッパーを付けると


左から出たい時も


右から出たい時もカーテンの『たまり』が無くて便利です。
洗濯物を干されるとの事で、毎日の使い勝手を考えました。
両手が塞がっているとカーテンをくぐるように出入りしたり、
片手で閉じた窓にカーテンが挟まってしまったりと色々不便。
風を入れたい時もカーテンがなびかず、
廊下を歩く時も邪魔になりません。
ちょっとの工夫で便利になります。








2015年12月16日水曜日

シェードの取付方法

色々と難しい納まりの窓が多いI様。
まずは広縁のプレーンシェードです。
窓枠のチリ(出っ張り)は55㎜。
通常のブラケットでは下降時に幕体が窓枠に乗っかってしまいます。
スペーサーをかませば数字上はかわせますが、
下降時の幕体は壁側にいこうとするので実際は難しい。
そこで、ダブルタイプのブラケット(1㎝長い)にスペーサーをかまそうかと考えました。
でも、それでもまだ不十分な気もします。
そこで考えたのが、
縦型ブラインドの正面付ブラケットとシェードの天付ブラケットの組み合わせ。
問題はサイズがうまく合うかどうかどうかです。
現場から担当営業さんに電話したところ、
店に戻る途中で電話があり、『大丈夫そうです。写真送っておきました』と。
ホント、僕は担当営業さんに恵まれています。
まず一つ、課題が解決しました。
 
 
 


2015年11月21日土曜日

珪藻土へのレール工事

横浜市のM様の現場です。ここ数年非常に増えてきた珪藻土の壁。
クロスとはまた違う慎重さが求められます。
通常、ビスを打つ位置は窓枠の上端からの寸法を測って決めるのですが、
M様の現場は窓枠が無いのでそれも出来ません。
塗りの厚みが平坦でないので、位置がずれてしまう為です。


床からの距離を測ったら、
各個所にズレがないか墨出し器で確認します。


写真では分かりにくいですが、黄色い紐が一直線になればOK。
ビスを打つ際は先の尖った細いビスでリードを打ちます。



この作業を全窓、各取付金具ごとに行って、
取付工事が完了します。
単純に見えるレール工事ですが、
色々なプロセスが必要です。

2015年10月23日金曜日

取り付け方色々

リビングダイニングに一間半の掃き出し窓が2つあるK様の現場。
K様とも相談し、現場の特徴を活かして高めの取付位置です。
装飾レールのレース用レールは金物5か所で固定しますが、
通常は均等には付きません。
でもちょっと気になったのはダイニング側の板壁。
『リビング側も施工できるように、板壁用の下地がないかな?』
という予測を立てて探してみると…ありました!
この位置の方がやっぱりキレイです。
 
厚地カーテン用のポールは1.55mの長さを中央でジョイントしますが、
人の手出来ると微妙な曲りが出てしまいます。
そうするとジョイント部分が目立ちますので、
メーカーで切った方を合わせるようにジョイントします。
これだと見た目には分かりません。
ただ付いただけのように見えるレールも、
色々な工夫と経験を活かして取り付けています。
 
 

2015年10月21日水曜日

念には念を

1650㎜の開口部に天付ブラケットを使って
ポールタイプのレールを取り付けるA様。
掛けるのはボイルレースのフラットカーテン。
そこまでは問題ないのですが、ご希望なのは片開きです。
メーカーの基準ではブラケットは3個なので、通常は出来ません。
カーテンの重量が軽い事と、
ブラケットが2個基準の1500㎜に近いことからお受けしました。
とは言ってもそれだけではやはり心配。
と言う事で、ポールの中に『しなり防止』のステンレス管を入れました。
ポールの内頚より1㎜ほど小さいので、
テープをぐるぐる巻いて調整しています。
使用感は……バッチリでした!
 

2015年9月30日水曜日

メカマニア

平塚市のK様のリビングに取り付けた木製ブラインド。
窓上に付ける場合、
消しゴム大のプラスチックを入れてブラケットを少し手前に出します。
ブラインドの羽根を動かした時に
窓枠に当たらないようにするためです。
(これをしないと、ちゃんと開閉しません)
 
その場合、重要なのがバランスの奥行です。
メーカーの標準寸法だと、
本体を手前に出した分、奥行が短くなってしまいます。
そこで手前に出る寸法の分、奥行を長く指定して製作します。
 
う~ん…ピッタリ!
 
そしてもう1つ。
このメーカーは操作コードの基準が長いので、
その寸法も指定します。
通常の発注をするとこれより15㎝ほど長くなり、
コードが目立ってしまいます。
当たり前のように、違和感がなく付けるには、
マニアックな指定が重要です。
 
 
 

2015年9月26日土曜日

塗装と私とエイジング

2件のご新築工事の後は、間もなくオープンする美容室の夜間工事。
ここ数日の工事ラッシュの疲れもあり(年を取ると本当に疲れが取れません)、、
誰かにポンと背中を叩かれたら、その場に倒れそうな状態でしたが、
こういうの見たらハイになります。
写真は前回の工事で私が取り付けた吊レール。
病院のベッドの間仕切りで使われるアレです。
天井部分に付くプラスチックのカバーを敢えて外してエイジング塗装。
『廃墟』をイメージした美容室にピッタリの仕様になっていました。
ちょうど塗装やさんがいらしたので根掘り葉掘り。
元々は某TV局の大道具さんとして、美術塗装をされていたそうです。
世の中には面白く、素晴らしい技術を持った方がいらっしゃるんですね。

2015年9月24日木曜日

通常より1個多く

本日工事にお伺いしたK様の明細書です。
ブラケット4個と書いてあるのはリビングの幅120㎝の窓。
ブラケットとはレールを取り付ける金具のことで、幅200㎝までは3個が基準。
あえて4個と書いてあるのは、通常よりも1個多いためです。
巾120㎝の窓の場合、窓の上にある縦桟は455㎜ピッチで2本3分割になりますので、
窓の中央には下地がありません(=ビスが効かない)。
そのため通常よりも1個多く取り、4個とします。
家の構造を理解していないと中央はアンカーになってしまいます。
窓の上150㎜にビス打ち。
全て問題なく下地に打てました。
当たり前の工事ですが、色々な知識を駆使しています。

2015年9月9日水曜日

房掛けの取付高さ

窓枠の内側にドレープを一重で取り付けるY様の階段ホール。
房掛けも窓枠内側になりますが、
その際に重要なのが取付高さです。
本当はこの位置が良い…でもそうするとタッセルが窓台に付いてしまう…
ということが結構あるのです。
なので取り付け前に一旦チェック。
今回は見た目に影響がない範囲で少しだけ高めにしました。
ペタンと付いてしまったら、カッコ悪いですもんね。
 

2015年9月6日日曜日

下穴

窓上にレール取付用の幕板が付いていたI様の現場です。
工事が一緒になった電器屋さんが
『下地があるから楽でしょ』と言うので、
『いやいや、無垢ですからね~』
『あ~、そのまま打つと割れちゃうのか』
その通り!
ブラケットと幕板の上端を揃えられれば良いのですが、
それだとビス穴が端過ぎて割れることもあるので、
バランスを見ながら決めました。
大工さんの心遣いを感じながら、丁寧に、丁寧に。

2015年8月29日土曜日

ぐにゃっと曲げて打つ

W様の工事で最も時間がかかったのは房掛けでした。
既に設置されていたタンスと壁との間に
インパクトドライバーが入らないため、こんな道具を使います。
房掛けのビスは細いので、力が逃げやすいこの方法では
ビスをなめてしまうことがあります。
そこで、まずは違うビスで下穴を開けてから。
はしょらない、急がない、大丈夫だろうと思わない、
ご新築工事の三大原則です。
 

2015年8月21日金曜日

S様浴室ブラインド

浴室窓のテンションタイプのブラインドには、
当店なりの取付基準を設けています。
一つはサイズが幅は60㎝・高さは110㎝以内であること。
テンションタイプはもっと大きいサイズにも対応していますが、
これはあくまでも固い窓枠を想定しており、
ユニットバスの樹脂枠に当てはめることは出来ません。
もう一つは、既にお住まいになって何年か経っている場合は不可というものです。
テンションタイプに使用するシールの力が弱くなることが理由です。
 
前置きが長くなりましたが、
写真は本日取り付けたS様の現場です。
以前付いていたブラインドのテンションが強すぎて枠の間が開いてしまい、
ご主人がコーキングをして補修されていました。
幅も120㎝あります。
そこで、テンションとブラケットを併用しました。
それぞれの現場にそれぞれの対処法があります。
 

2015年8月9日日曜日

M様カーテンと房かけ

独特な色使いで、合わせる色に悩まされるフジエテキスタイルのレース。
後に付けてみて初めて生きる色もあれば、
後から光が射している時はキレイでも、
シャッターの閉まる夜の状態ではキレイでなかったり。
そんな色々なケースを想定しながら色選定をしていきます。
今回はバッチリきまってM様にも大変喜んで頂けました。
そんなM様の現場でちょっとびっくりしたのがコチラ。
あれ???
『房かけノーヴァの台座の柄が長くない?』(ふかわりょう風…誰も知らないか)
おおお~~。
知らなかった(いつから?)
これでもう房かけノーヴァ専用の
手持ち部分が細いプラスドライバーを持たなくて良いのね。
素晴らしいマイナーチェンジ。
 
 

2015年8月4日火曜日

サンクスレター

本日取付に伺ったT様のブラインド。
窓内に天付ですので難しい施工ではないのですが、
まっすぐビスを打つと下地がありません。
キリで探してみると奥にありました。
そこで正面から斜め奥へ、細くて長いビスを打ちます。
施工時間は短いですが、工夫は色々。
かわいいお嬢ちゃんにも誉めてもらっちゃいました。
何だかジンときちゃいますね。
 

2015年8月2日日曜日

二人のI様

本日お納めしたI様のレースです。
採寸に伺うと、そこには以前、当店でカーテンを購入して下さったI様が!
『実家なんです~』
久々にびっくりしました。
納品も無事に終わって、I様にもとても喜んで頂けてホッとしました。
I様、この度はありがとうございました。
 
 

2015年8月1日土曜日

気になる?

こちらはK様の採光窓に取り付けた電動式のブラインド。
ソーラーパネルで開閉します。
高い位置についているので実際は昇降操作は出来ませんが、
ブラインドの昇降コードは羽根が横にずれない役割も持っているので、
付いてきてしまいます。
そこで現場で短くカット。
何かの拍子にコードが抜けてしまう可能性も有るので
ジョイントは付けたままにしています。
コードの長さがそのままでも気にならないかもしれませんが、
まあ…そこは、何となく(笑)

2015年7月31日金曜日

I様カーブレール

久しぶりの更新です。
お蔭様でお盆前のご注文を多く頂戴しており、
仕事に集中していました。
途中経過を報告できないまま工事が終わったしまった現場もございますが、
随時ご紹介していきたいと思います。
まずは荒川区のI様。
カーブレールのポイントはレールの端をクイッと曲げる事。
これにより斜めから見た時の隙間がなくなります。
窓のサイズは240*1400*240。
出窓に最も多い寸法なので勝手に手が動きます(笑)

2015年7月25日土曜日

H様カーテン工事

こちらは茅ヶ崎市のH様のリビング。
一間窓の両脇に半間のFIXという構成です。
グレイス16でちょっと変わった取り付け方をしました。
レガート系でないと無理?と思いがちな窓構成ですが、
両脇が半間片開きなら可能です。

2015年7月13日月曜日

S様ブラインド

広いサンルームにブラインドを施工させて頂いたS様。
サッシの中間にある5㎝程のフレームの出っ張りに当たらないよう、
元から付いていたカーテンレールに付けることにしました。
ブラインドはサイズが大きいこともありますが、
下降時の揺れをなくすためにチェーン式のシルキーサートに。
でも、それだけでは不十分です。
ブラインドをレールに取り付ける場合、
ブラケットの接地面が少ないためにどうしても『お辞儀』をしてしまいます。
そこでレールとブラケットの間に金物を挟みました。
手前に下がろうとするブラインドを抑えるために、
レース用のレールまで金物を伸ばしました。
ブラケットの位置はレールと合わせ、
バランスが悪くなる部分にはブラケットを追加。
大きいサイズでしたが、全て揺れもなく快適な操作性となりました。
当たり前のように現場を後にしましたが、
お客様の家を離れて角を曲がった途端、
渾身のガッツポーズです(笑)
 

K様カーテン工事


ちょっと日が経ってしまいましたが、
まずは採寸時にもご紹介したK様の現場から。
左のバルコニー窓の寸法は外寸で1690㎜。
右の腰高窓は1540㎜で窓の右側は入隅、左に小壁。
と言う事は…
柱の芯~芯で1820の間に窓が右に寄って入っていることになります。
と言う事は…
左端のブラケットはビスが効きません。
採寸時にはお客様とその対応策についてもお話ししました。
ブラケットを一個増やし、455ピッチで入っている縦桟に効かせます。
一番左はアンカーになりますが、
中央より左側に縦桟に効かせているブラケットがあるので負荷は少なくなります。
この方法を採らない場合、中央と左の2つがアンカーになってしまいますので、
強度的にはかなりの違いです。
小さい窓の方がブラケットが多くなってしまう点だけ、
お客様にご了承を頂いての施工となりました。
レールの色、取付高さ、取付方法など、
一般的なレールでも専門店ならではの方法があります。
終わってしまえば、『ただ付いただけ』ですが(笑)