2014年7月16日水曜日

スワッグバランス

縫製担当のart-k後藤です。

スワッグバランスのルーツは特権階級の富の象徴を設えで表したものの1つ。
それを作るとき、「”完璧”が必要である」、そんなイメージを持っています。

全ての要素が一連の繋がりを持ち、均整だとか流れるような、だとか。
そんな言葉が当てはまる物でなくてはならないと思っています。



※画像はボクの使う計算用ですので、実際のスワッグをイラストにしたものとは違います。

一窓一窓、ヒダの繋がりや全体のバランスを整えつつ設計した後、その数字を元に型紙を起こします。

出回っている他社縫製への批判になってしまうかもしれませんが、出来合いの型紙を使い回して、サイズは隣り合う物の重なり部分の調節で。そんなスワッグは本来の物とはかけ離れていると思うのです。

と、ここまで書いてしまうと堅苦しい雰囲気ばかりになってしまいますが・・・



現在ではお住まいの設えですから、優雅な曲線・生地の持つ柔らかな雰囲気をそこに足すことが出来れば、そんな思いでお作りしています。




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