2013年7月2日火曜日

逃げる柱を追いかける

昨日伺った現場です。
採寸時、いつものように壁の「裏側を見て」対応しました。
W2560×H2104のベランダ窓がW2780×H2190に、
とW1658×H1120の窓がW1860×H1120の仕上がり寸になるまでのお話しです。














腰高窓の寸法は1658㎜。
まずこの時点で「ん?」と感じます。
通常、一間(柱の中心~中心までが1820㎜)の場合、
1820-52.5(105㎜の柱の半分)-52.5(柱の半分)-12.5(石膏ボード)-12.5(石膏ボード)=1690㎜
となります。在来工法の窓の外寸が1690㎜なのにはワケがあるのです。
窓から入隅までは965㎜、計画換気までは195㎜ありました。
計画換気は柱に「抱かせて」固定していますので、
窓が柱から若干「逃げている」ことになります。
そこでビスが効く位置までレールの出幅を通常より長くとることにしました。
ベランダ窓は「逃げて」いませんでしたが、
腰高窓と同じ長さだけレールを長めににして合わせています。
窓の高さは腰高窓が100㎜低かったので、
レールの高さも合わせました。

カーテンは当店スタッフ渡邉がバッチリ合わせてくれました。


















ホワイト地にグレーのドットのカジュアルモダンなカーテンに、
同じ色の組み合わせのエリートMキャップ。
様々な要素をキッチリ計算して一つのお部屋が出来上がります。

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