2016年9月5日月曜日

結露対策のレースタッセル



こちらはR様のリビングの出窓です。
レースは既存のレース用レールに掛け、
ドレープは窓上に新規のレールを取り付けます。
窓は東向きでしたが直射日光はあまり当たりません。
このような場所の出窓の場合、
問題になるのが結露とカビです。
奥様もその点を非常に気にされていました。
そこでレースにもタッセルを付け、
寒さが気にならないようでしたら、
夜はレースを開けてタッセルで縛っておくことをご提案しました。
断熱効果が薄れることとレースが直接ガラスに触れないことで
結露とカビを防止する作戦です。
今回は温暖な湘南地方のリビングでしたが、
寒いエリアの寝室ですと、またご提案内容も変わります。
こうした点が遮熱や断熱の難しいところでもあります。

縦取り横取り


本日工事に伺ったO様のリビングです。
サイズの異なる3つの窓にシェードを付けました。
使用したのは無地の150巾の生地。
上の採光窓は165㎝あり1巾では出来ません。
その場合、2つの生地を中央ではぎ足すのですが、
無地の場合は継ぎ目が目立ってしまいます。
そこで今回は縦使いを横方向に使って製作しました。
下の2つの小窓は残布を縦使いのまま使用することで、
ほぼ残りが出ません。
生地巾と寸法を有効に使いながら、
少しでも無駄が無くお安く出来るように工夫しています。

2016年9月3日土曜日

下地を探る



開口部の間仕切り部分にメカ物を付けるため、
下地の位置を確認中です。
この道具にはマグネットが付いていて、
野縁(天井の桟)に不燃ボードを止めているビスに反応します。
開口部に対して直角に野縁がある場合は良いのですが、
平行に走っていると、ビスが全て効くか効かないかのどちらかになります。
今回は直角方向なので良かったのですが、
開口部の中央に野縁がありませんでした。
こうした点もお客様にご報告します。
ちなみにこのマグネット、
天井につけたまま帰ってしまうことが過去に2回ほど(苦笑)

2016年8月30日火曜日

楽しい時間



ご友人も一緒に楽しく打ち合わせをさせて頂いたO様。
北欧生地のフォグリングストゥ―ルを気に入って下さったのですが、
問題は窓の位置関係と大きさが多種多様なことでした。
そこでフォグリングストゥ―ルをメインにした場合とサブにした場合の
2パターンのプランを作成してご提案。
またまた楽しく打ち合わせをさせて頂いて、
無事にメインのパターンで決まりました。
既に各生地の手配や縫製も進んでいます。
あとはカーテンも一緒の楽しい暮らしを待つばかりです。

2016年8月29日月曜日

機能レールの違い



平塚市のK様の現場です。
主寝室はレールのみを取り付けました。
最近では、写真のレール『エリート』と良く似たタイプの『ネクスティ』を
併用していますが、ここには明確な使い分けがあります。
ネクスティは機能レールと装飾レールの中間的な存在です。
カーテンはAフック(ぶらさげるように掛かる)ですので、
光漏れを防ぐために高めに付け、
カーテンを閉じた時でもレールは見えます。
そのため、ネクスティの場合はカーテンとレールの色の相性が重要になります。
例えば寝室で、
ナチュラル色の床と窓枠だからと言って、同色のレールという訳ではありません。
ベッドがダーク系で、照明も少しクラシカルなもの、カーテンもシックな色柄であれば、
ネクスティの場合はダーク系を使います。
床はベッド等で見えなくなり、窓枠もカーテンで見えなくなるので、
カーテンや他のインテリアとの相性が重要になるためです。
K様の場合はそうしたものがまだお決まりになっていませんでしたので、
ネクスティではなくエリートの方が適しています。
レールだけの場合も、どんなお部屋にされるのか、ご購入予定のものは何かなど、
詳しくお聞きしながら商品をお勧めしています。

2016年8月28日日曜日

メリット・デメリット



ほぼ全ての窓をメカ物でご注文を頂いた海老名市のK様。
ご主人のお部屋はロールスクリーンです。
先月、上部のフレームと生地の間からの光漏れを防ぐ新商品が出ましたが、
今回は標準タイプをお勧めしました。
窓の上端が一般的な位置よりも高いこと、
シャッターがあり、遮光ではないタイプの商品をお選びになったこと、
そして新商品では窓枠の中に納まらないためです。
新しい商品は必ずと言って良い程、メリットがアピールされます。
でも私たちはそのメリットと同時に発生するデメリットは何かを確認します。
その2つを比較しながら、お客様にとって最適な商品をお勧めするのが
私たちの仕事でもあります。

ギリギリセーフ



自作遮光プレートを製作中です。
昨日、試作版の写真をメールしてOKは頂いていましたが、
もう少し納まりがキレイにできないかなぁと再製作。
プレートをブラケットより後ろ側に回せないので、
切欠きを入れる考えはそのままに、
前回よりも『らしく』納まるようにしました。
既に台数分は製作済。
左右のプレートは現場で寸法を再確認してカットします。
あとはチェーンコネクタの位置変更をして
ウエイトバーが上がりきらないように調整すればOKです。
寸法も納期もギリギリでしたが、何とか間に合いました!

*写真で使用しているのは当店のサンプルです。

2016年8月25日木曜日

施工指示書



職人さんに施工依頼をするR様の施工指示書を書いています。
この他に現場名や住所、駐車場の場所等の内容を書いた依頼書、
各箇所の注意事項や取付面の写真をまとめた
パワーポイントの資料も作成します。
当日は私が現場に行けないので、
少しでも分かりやすく。
資料の作成だけで2時間ほどかかりますが、
キッチリとやっておかなければいけない仕事です。

2016年8月23日火曜日

K様のレース



本日お届けしたK様のカーテンです。
K様のご要望でカーテンの耳の部分に共布紐を付けました。



カーテンは生地の下側に入った北欧調の刺繍とのバランスを取るため、
裾の無地部分を2㎝カット。
K様にも大変喜んで頂けました。
一つ一つ丁寧に、仕上がりイメージを確認しながらお作りしています。

2016年8月22日月曜日

臨時休業のお知らせ

台風の影響により、
当店地域に避難勧告が出ております。
誠に申し訳ございませんが、
本日22日(月)は臨時休業とさせて頂きます。
ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

2016年8月21日日曜日

折り返さない裾処理



おそらくですが、このブログで一番取り上げている裾の処理。
カーテンの作り方や洗濯強度、柄の特徴など、
さまざまな要素を考慮しながら決めています。
特に裾の処理方法を強く紹介したい訳ではないのですが、
ちょっと変わったデザインをする時こそ、
細部の作り方が重要なのです。
本日お届けしたU様のカーテンは上部の色を変えた切替カーテン。
裾は折り返しをせずにウエイトチェーンを巻き込んだ仕様です。
後から光が当たった時に、生地の重なりによって違う色に見えてしまうと
3色の切替のように見えてしまうためです。
発注書を書く際は、そのカーテンを掛けた時を想像して
イメージ図では予想できない『落とし穴』がないかチェックします。
ご注文を頂いてからが、私たちにとっては本当のスタートなのです。

2016年8月20日土曜日

鉄とアルミ



アメリカンビンテージ系にアルミブラインド。
鉄板の組み合わせです。
アルミですが(笑)

2016年8月19日金曜日

折り返し



今日工事に伺ったI様のカーテンです。
カーテンの裾は通常10㎝の折り返しになっていますが、
こちらは柄に合わせて折り返しています。
コットンの柄物は、折り返した裏側の柄のラインが
表側に出てしまうことがあるからです。
そして明日はK様の現調。
実はI様と同じ職場だと教えて頂いて本当にビックリ。
K様、明日宜しくお願いします。
(今日、一番のビックリでした)