2015年8月22日土曜日

ベランダ窓に想いを

数か月前に、生意気にも(笑)、業界紙の取材を受けたことがありました。
その際、『オリジナリティを加えたプランが好評なのですか?』
という趣旨の質問を受けました。
僕が一番誤解されたくないところだったので、
『違いますよ』と答えました。
当店ではちょっと変わったプランをご提案することが多いのですが、
他店さんとの差別化が目的ではありません。
お客様のお部屋のイメージや、カーテンに期待されていること、
そんな色々な事をお聞きしていく中で、
結果的にそうした形になることが多いのです。
大事なのは、お客様の気持ちや想いをどれだけプランに反映できるかであって、
『この生地とこの生地を合わせると素敵でしょ。他店さんでは出来ませんよ』
と言うためにプランを作ってはいけないと思っています。
そしてそれは当店が最も大事にしていることです。

K様が他店様のお見積もりを持って来店されたのは2週間ほど前でした。
その後、現場を拝見してお店でのお打合せをし、
最後の現場打ち合わせまでの間、スタッフとプランについて色々と話をしました。
各居室のプランが出来上がり、あとはご提案するだけという段階で、
ふと気になったのは2Fのホールのベランダ窓でした。
ご予算の関係で、他店様のプランのままお手頃価格のロールスクリーンになっていて、
私もスタッフもそのままでいくことが暗黙の了解になっていました。
『この窓のロールスクリーンって、奥様のイメージからちょっと離れているような…』
『確かに…ちょっと無機質な感じかも』
という一言からもう一度、K様のご新居にとってあの窓がどういう位置づけで、
どんな役割(風を通すとか洗濯物を干す際に出入りするとかではなく)を持つのか、
話し合いました。
寝室の壁紙や候補生地を見ながら、
2Fの色の流れも考えつつご提案したのは当店で人気の刺繍レース。
ひねりを加えたりはせず、ただシンプルにこのレースを掛けるだけです。
でも、今日のお打合せで奥様はとても喜んで下さいました。
私たちがしなければいけないこういうことなんだと、改めて感じました。

2015年8月21日金曜日

S様浴室ブラインド

浴室窓のテンションタイプのブラインドには、
当店なりの取付基準を設けています。
一つはサイズが幅は60㎝・高さは110㎝以内であること。
テンションタイプはもっと大きいサイズにも対応していますが、
これはあくまでも固い窓枠を想定しており、
ユニットバスの樹脂枠に当てはめることは出来ません。
もう一つは、既にお住まいになって何年か経っている場合は不可というものです。
テンションタイプに使用するシールの力が弱くなることが理由です。
 
前置きが長くなりましたが、
写真は本日取り付けたS様の現場です。
以前付いていたブラインドのテンションが強すぎて枠の間が開いてしまい、
ご主人がコーキングをして補修されていました。
幅も120㎝あります。
そこで、テンションとブラケットを併用しました。
それぞれの現場にそれぞれの対処法があります。
 

2015年8月19日水曜日

お客様のブログで紹介して頂きました

先日、ブラインドの追加工事をさせて頂いた厚木市のT様が、
ご自身のブログで当店を紹介して下さいました。

http://ameblo.jp/sunnyside45/entry-12057830142.html

今、私が使っている名刺入れは、
実は2年前にT様から頂いた物。
某北欧系ネットショップで小物製作をされていた経歴をお持ちで、
とっても生地がお好きな方です。
今回はブラインドの打ち合わせでしたが、
時間の半分以上は生地の話で盛り上がりました(笑)。
T様、ご紹介頂きありがとうございました。
ジャパンテックスのチケットが来たらお持ちしますね~。

始動

書くことはたくさんあるのに、更新が開くと再開するタイミングを逸します。
(ブロガーあるある…笑)
お盆休み(と言っても私はフルに動いていましたが)も無事に終わり、
気持ちも新たに動き始めています。
昨日は藤沢市のM様、愛川町のK様、小田原市のY様のプランミーティング。
候補生地や図面を見ながら、みっちり5時間話し合いました。
接客時にお客様がおっしゃた言葉や反応、
候補生地と間取りや窓構成との関係、
お好きな生地の共通点やそれが意味するもの、
そして、当店に期待しているものは何か…
そうした色々な事を話しながら、プランを作成していきます。
話すことで見えてくるものがあり、
話すことで単なる生地の組み合わせではない何かになっていきます。
お客様がうまく言葉で表現できないものを私たちが形にできるよう、
頑張っていきたいと思います。

2015年8月12日水曜日

夏季休暇について

いつも当店をご愛好頂き、誠にありがとうございます。
当店は11日(火)~15日(土)まで夏季休暇となります。
16日(日)から平常営業となります。

尚、夏季休暇中に採寸、納品、打合せ等のお約束をさせて頂いているお客様は、
ご予定通り対応致しますのでご安心ください。

                                      +PLAN 

2015年8月11日火曜日

ロールスクリーンの操作位置

まだ小さいお子さんのいらっしゃるN様の子供部屋。
図面に書かれたベッドの配置を見ながら、
変更がないか確認します。
操作方法を決める際に事故の可能性についてお話ししたところ、
N様もご存知でしたが、
操作側をベッドヘッドから遠い位置にすることでチェーン操作にしました。
チャイルドセーフティの方法も色々です。

デザインの裏側

目が粗いレースを無地の上に乗せたT様のシェード。
バイアステープで見切ると縫製もしやすくなりますが、
イメージからは離れます。
そんな手間のかかる縫製をアートケイさんがバッチリ仕上げてくれました。
レースの裾は編み1つ分大きさに合わせて小さな折り返しです。
それにしても、こうした確認をひたすら繰り返すスタッフもなかなかに細かい。
採寸表から発注書まで注意書きとチェックマークでいっぱいです。
今頃抜け殻になってるんじゃないだろうか(笑)。
 

2015年8月9日日曜日

M様カーテンと房かけ

独特な色使いで、合わせる色に悩まされるフジエテキスタイルのレース。
後に付けてみて初めて生きる色もあれば、
後から光が射している時はキレイでも、
シャッターの閉まる夜の状態ではキレイでなかったり。
そんな色々なケースを想定しながら色選定をしていきます。
今回はバッチリきまってM様にも大変喜んで頂けました。
そんなM様の現場でちょっとびっくりしたのがコチラ。
あれ???
『房かけノーヴァの台座の柄が長くない?』(ふかわりょう風…誰も知らないか)
おおお~~。
知らなかった(いつから?)
これでもう房かけノーヴァ専用の
手持ち部分が細いプラスドライバーを持たなくて良いのね。
素晴らしいマイナーチェンジ。
 
 

2015年8月8日土曜日

Y様レース

バランス付のシェードや切替レースなど、
複数のアイテムを散りばめたY様、
いよいよ明日納品です。
レースをチラ見せ。
良い感じです!
 

2015年8月7日金曜日

ホワイト&ホワイト

エレガントとモダン、異なる好みのご夫婦を繋ぐプランが出来ないか、
スタッフと私で色々と話をしてご提案したのは、白に白のフロントレース。
モダンな柄を透明感と立体感で表現する手法です。
明日はいよいよ納品日。
宜しくお願いします。

2015年8月6日木曜日

チクチク針仕事

縫製担当のart-k後藤です。


パソコン仕事をしていたら、スタッフからキータッセルを縫い付けてと頼まれまして。
キーボードの前でちくちくとやっている、ついさっきの写真です。

パチリと写真を撮って、仕上げ。



綺麗に仕上がりましたっ!到着までもうしばらくお待ち下さい~

2015年8月4日火曜日

真っ直ぐ真っ直ぐ

農業に従事していた時はマッスルマッスルだった、
縫製担当のart-k後藤です。


今は、まっすぐまっすぐです。


綺麗に縫えていますよ。

ミシンの針先を綱渡り綱渡り。

人生も綱わたr・・・いやなんでもないです。

サンクスレター

本日取付に伺ったT様のブラインド。
窓内に天付ですので難しい施工ではないのですが、
まっすぐビスを打つと下地がありません。
キリで探してみると奥にありました。
そこで正面から斜め奥へ、細くて長いビスを打ちます。
施工時間は短いですが、工夫は色々。
かわいいお嬢ちゃんにも誉めてもらっちゃいました。
何だかジンときちゃいますね。