2015年7月15日水曜日

間仕切りカーテンの裾

リビングと床上がりした畳スペースの間仕切りに
カーテンを取り付けました。
間仕切りの場合、表からの裏からも見ますので、
生地は平織の無地をお勧めしています。
それと重要なのが裾の処理。
裏から見ても『いかにも裏』という感じがしないよう、
生地の裾を小さく折り返してウエイトチェーンを落とし込む作り方にします。
ちょっとしたことですが、印象は大きく変わります。

2015年7月13日月曜日

S様ブラインド

広いサンルームにブラインドを施工させて頂いたS様。
サッシの中間にある5㎝程のフレームの出っ張りに当たらないよう、
元から付いていたカーテンレールに付けることにしました。
ブラインドはサイズが大きいこともありますが、
下降時の揺れをなくすためにチェーン式のシルキーサートに。
でも、それだけでは不十分です。
ブラインドをレールに取り付ける場合、
ブラケットの接地面が少ないためにどうしても『お辞儀』をしてしまいます。
そこでレールとブラケットの間に金物を挟みました。
手前に下がろうとするブラインドを抑えるために、
レース用のレールまで金物を伸ばしました。
ブラケットの位置はレールと合わせ、
バランスが悪くなる部分にはブラケットを追加。
大きいサイズでしたが、全て揺れもなく快適な操作性となりました。
当たり前のように現場を後にしましたが、
お客様の家を離れて角を曲がった途端、
渾身のガッツポーズです(笑)
 

K様カーテン工事


ちょっと日が経ってしまいましたが、
まずは採寸時にもご紹介したK様の現場から。
左のバルコニー窓の寸法は外寸で1690㎜。
右の腰高窓は1540㎜で窓の右側は入隅、左に小壁。
と言う事は…
柱の芯~芯で1820の間に窓が右に寄って入っていることになります。
と言う事は…
左端のブラケットはビスが効きません。
採寸時にはお客様とその対応策についてもお話ししました。
ブラケットを一個増やし、455ピッチで入っている縦桟に効かせます。
一番左はアンカーになりますが、
中央より左側に縦桟に効かせているブラケットがあるので負荷は少なくなります。
この方法を採らない場合、中央と左の2つがアンカーになってしまいますので、
強度的にはかなりの違いです。
小さい窓の方がブラケットが多くなってしまう点だけ、
お客様にご了承を頂いての施工となりました。
レールの色、取付高さ、取付方法など、
一般的なレールでも専門店ならではの方法があります。
終わってしまえば、『ただ付いただけ』ですが(笑)




2015年7月6日月曜日

I 様入荷しました

当店でも一番人気の刺しゅうレースをご注文頂いたI様。
ご報告が遅くなりましたが、無事に入荷しております。
コチラのレースはお客様やお部屋のイメージによって裾の処理も様々。
お打合せ通りのウエイト巻きロック。
バッチリキレイに仕上がっています。
こちらはお約束の残り布。
(ちょっと分かりにくいですが…苦笑)
検品を兼ねて開梱したスタッフが専用の袋に入れています。
それでは明後日、宜しくお願いします!


禁句


東京都のH様のシェードの採寸をしています。
海外製作の為納期は約4週間。
お引渡しから計算して早目の採寸です。
木工事完了前ですので確認も慎重になります。
気になったのは奥行きのある両脇のふかし壁とサッシまでの寸法。
ボード厚12.5㎜とタイル厚10㎜、あとは糊とクリアランスで25㎜。
『左の窓の左25㎜、右25㎜、右の窓の左25㎜、右35㎜……35㎜?』
こういうのが怖いのです。
隙間が開くわけはないので、
最終的にはサッシまでで揃うのは分かっているのですが、
その違いの意味が確認できないといけません。
『大丈夫だろ』といいうのは、
私たちが一番言ってはいけない言葉なのです。

2015年7月4日土曜日

S様ブラインド入荷しました

広~いサンルームに取り付ける
S様のブラインドが入荷しました。
今回は取付方法に対してサイズが大きいこともあって、
付属部品以外にも金物を用意します。
(スイマセン、これから探します)
そんなことをせずに
『こうなってしまいすが宜しいですか?』と
事前に了承を取ってしまえばラクなのかもしれませんが、
対策がある以上はやっておきたいと思います。
 
 
 
 

2015年7月2日木曜日

繋ぎ方、イロイロ


縫製担当のart-k後藤です。

プラスプランさんで良くお仕立てする生地の切り替え。
生地同士の繋ぎ方にはいろいろなやり方があります。


画像は別件で説明した際に使用した説明
仕立て方で見た目も変わるのですが、多くは私たち縫製側のさじ加減で決めています。


K様のカーテン。
こちらはサイトーさんの指示による仕立て方での生地切り替え。
先ほど最後の仕上げを終えました。綺麗に出来てますよ~
もうすぐ出荷されますので、もうしばらくお待ち下さい。

2015年7月1日水曜日

A様のロールスクリーン

現場打ち合わせの際に気になったベランダ窓。
ロールスクリーンを上げきった際に
ウエイトバーが本体と窓のフレームに当たるのではないか…。
寸法も微妙でしたのでお客様にはその際の対処法だけお話しし、
予めご了承を頂いていました。
 
取り付けるとやはり微妙に擦れましたので、
チェーンコネクタを上げきる寸前の位置に追加。
ウエイトバーが上げきらない位置で止まるようにしました。
窓周りのオーダー品の中では発注や工事が簡単と言われるメカ物ですが、
商品や窓の特徴によって注意すべき点や対応策は色々です。
 
 

2015年6月30日火曜日

ただひたすらに柄位置にこだわったシェード

いつもより窓枠上の出し分を減らして、
縦柄の切れ目ピッタリを仕上がり丈にしたY様のシェード。
横柄もピッタリなのは、さらに色々工夫が満載です。
そしてもう1つ。
私が指示をしていなかった部分をアートケイさんがバッチリと
仕上げてくれたのがレースとの柄位置。
 
 
手前と
 
 
奥の
 
 
柄位置が
 
 
とっても
 
 
イイ感じ!
 
完璧です!
 
 
 
 
 
 


A様発注しました

色々と打ち合わせを重ねてきた横須賀市のA様の採寸表です。
ほぼ全てがメカ物ですが、
2重、3重のチェックをしながら、慎重に進めています。
一番心配なのは、工事日に134号線が渋滞しないかどうかです(笑)

2015年6月28日日曜日

レールの色選定

 
ナチュラル色の床にナチュラル色の窓枠のK様のリビング。
カーテンレールはネクスティを取り付けますが、
色はナチュラルではなくウオールナットです。
お選び頂いたカーテン本体との相性、ポイントになるボーダーの色との相性、
そして今お持ちのテレビボードやダイニングセットの色…
こうした様々な点を考慮して色を選びます。
カーテンが掛かると窓枠は見えなくなり、
家具が置かれると床よりも家具の方が目立つからです。
工事完了直後ではなく、
お住まいになる状況が出来た時にピッタリくる感じです。
レール色選びは一番最後に、
お部屋の完成形をイメージして決めるのがベストです。


モネ

こちらは全室ナチュラル素材で揃えられるB様の寝室のカーテン。
モネという名のフランスのプリント生地に無地を合わせます。
多色でありながら色が浮遊しているかのような感覚を
お部屋にも出せないかと、
色の組み合わせはお客様と一緒にかなり考えての決定です。
良い感じに仕上がりそうで、私もとても楽しみにしています。

2015年6月27日土曜日

ジョイントずらしとブラケット

 
 
生地のはぎあわせの位置を山の根元にする『ジョイントずらし』。
生地巾に対し余裕がないと出来ない手法です。
S様の窓は、通常の当店のレールの出し幅にすると出来ない仕上がり巾でした。
そのため、光漏れをしないギリギリまでブラケットを窓枠に近づけ、
ジョイントずらしが出来る仕上がり寸法にしています。
一般的な作り方のカーテンでも、
ちょっとした工夫で仕上がりを良くすることが出来ます。