2014年9月3日水曜日

I様発注確認

こちらは昨日発注書を起こしたしたI様の明細書です。
チェックマークがついているのは、
スタッフが発注書の記載内容に間違いがないと確認した印です。
 
 
こちらはFAX後に取引先からきた納期確認。
取付工事日に全商品が間に合うかはもちろん、
全ての商品がちゃんと取引先に届いているかが分かるように、
返信が来た商品の全てに日付を書き込みます。
全て順調に進んでおりますので、安心してお待ちください。

U様発注しました

 
本日現場打ち合わせをしたU様の採寸用紙です。
お引渡しまで日がありませんので午前中に全ての確認を済ませました。
午前と午後では納期が一日違ってしまう為です。
とは言っても、焦らず丁寧に。
パソコンの画面上で確認、印刷して再度確認、発注書を書いて確認です。
 
まだ日付は入れておりませんが、
全商品、納期に問題なく納品可能です。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2014年9月2日火曜日

Point of no return!

カーテンレールをトリプルで付けてドレープはリターン付き。
家の構造上、リターンは17センチになります。
そこで窓側にダブルで付けるドレープ側のレールキャップにも
ピンフックを差し込むようにして垂れを防ぎます。
一番手前のレールの取付位置をキッチリと決めておかないと
ピンフックの位置とずれてしまうので、
採寸用紙で何度も確認します。
 
腰高窓はシングルの装飾レールにリターン付き。
壁面に金物を取り付けてピンフックを引っ掛けます。
金物を決める前にピンフックの位置を決めていますが、
これはカーテンの端には耳の折り返しが約25㎜あり、
それを避けながら端から離れ過ぎない位置でないといけないためです。
E様がご旅行中の間、私は金物探しの旅に出ます(笑)
寸法は確定させましたので、もう後戻りは出来ません。
 
リターンはE様のご希望でしたが、
私が『いいですね~』と言ったのはお選びになった生地とリターンの相性が良いからです。
モダン系の横段のドレープにサイドリターン。
とてもカッコ良いと思います。
 
 

2014年8月31日日曜日

綿生地の縫製

80才を超えたおばあちゃんがリビングに選んだのはコットン100%のピンクの無地。
もう一つの洋室は鮮やかなコバルトブルーでした。
綿生地の縫製は、加工所による仕上がりの違いが大きいというのが私の印象で、
アートケイさんに初めてお願いした時(ボラスのロックの黒だったかな)、
その綺麗さに驚きました。
Y様、楽しみにお待ちくださいませ。

K様発注しました

リビングのカーテンを掛け替えされるK様の縫製指示書です。
巾114㎝の仕上がり巾に対し、リングテープが5本ありました。
通常より1本多い仕様です。
このサイズを100巾の生地で作る場合、このようにすることはありますが、
(メカの標準仕様のままだと中央のジョイント位置にリングテープが来ないため、
きれいに畳み上がらないため)
150巾の生地では珍しいかもしれません。
隣の165㎝の窓と数を合わせたのか、
柔らかなレースのためリングテープの間が垂れるのを防いだのかもしれません。
いずれにせよ、仕上がりを良くする為に何かの意図を持って作られたのだと思います。
K様にも『きっと細かなところに目が行き届く良い業者さんだったんですよ』とお話ししました。
縫製指示書にはそうした経過は書きませんが、
リングテープの数とピッチは書き込みます。
縦ストライプのレースをサイズの異なる窓に使いますので、
『柄合わせ』はせず、各窓にバランス良くストライプをいれることも書いておきます。
柄位置を合わせてしまうと、
どちらかの窓のストライプの始まりと終わりがアンバランスになる可能性があるからです。
生地によって指示する内容も色々です。
 
 
 
 



理屈と感情

S様のリビングに決定したのは、当店でも人気の刺しゅうレースでした。
ご自宅の近くのセカンドハウス。
万が一、人には言いたくない理由があるかもしれませんので、
ご購入の動機をストレートに聞くわけにもいかず躊躇していました。
S様がお部屋に求めているものを知りたかったのです。
お話の中で自然と知ることができ、
それなら皆さんが心安らぐような生地にしましょうとお勧めしました。
例えばカーテンを選ぶ時、
縦柄は天井が高く見えるとかそういう理屈を一番に持ってくることはありません。
本来、人の感情の為にある理屈が、感情より優先されることがあってはいけないと思うからです。
中心街の街並みを望むマンションの最上階の窓に、
きれいな草花が並んだらきっと素敵ですよね。

2014年8月29日金曜日

試作品

こちらは本日お納めしたU様のカーテンの試作品です。
縫いにくそうなトリムでしたので、あらかじめ1mを取ってアートケイさんに送り、
別の生地を使ってテストしてもらっていました。
表から見ると分かりませんが、裏の処理方法は途中で変えてあります。
どういうふうに縫えば、より綺麗かを知るためです。
一つのカーテンをきれいに仕上げる為には、
時にはこうしたプロセスを経て納品します。
お蔭様でU様にもとても喜んで頂くことが出来ました。
U様、本日は6時間の長丁場にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。

2014年8月26日火曜日

現物で合わせる

芯地部分のみ一体縫製をするW様のカーテンの
仕上がり寸法を決めています。
縮尺を合わせた絵を書いて上部の生地の丈を仮決めした後は、
サンプルをその高さに折って、
お選び頂いた生地と似たイメージの店のサンプルに実際にクリップで止め、
本体のカーテンとのバランスをチェックします。
想定した寸法でバッチリでしたが、
念の為数㎝短いパターンと長いパターンも試し、
やはり先程の寸法で間違いないことを確認。
お仕立てはヒダを多めのフラットカーテンですので、
その『多め』の感覚もチェックします。
とても良い感じで出来ると思います。
予定日通りなら僕と同じ誕生日ですので、
産まれてくる赤ちゃんの期待も背負って頑張ります!

K様再チェック

昨日、あえて明細書の作成までにしたK様の再チェック中です。
ピンクの蛍光ペンは昨日チェックした時のもの、ブルーは今日です。
発注書も全て書き終え、明日はスタッフのチェックも入ります。
 

2014年8月24日日曜日

欠品対策

オーダーカーテンを販売する上で最も怖いもの、
それは欠品です。
多くの取引先から日々欠品情報がFAXされてくるのですが、
最近はギリギリの在庫管理をしているので欠品も多くなっています。
当店では展示しているサンプルは全てデータベースに入れていて、
欠品情報が来るたびに該当品がないかをチェックします。
該当商品は展示を外してバックヤードの欠品棚に置かれ、
アイパッドで写真を撮って店のグループウエアにアップされます。
品番だけだとスタッフの印象に残らず、
それが原因でお客様にご迷惑を掛ける可能性もあるからです。
欠品が解除されるとこの写真も削除され、
常に今現在欠品中の生地だけがアップされている状態になっています。
 
既に生地が確定していて発注がまだ先の場合は、『売り止め』という指示をします。
発注書を書くまでの数日の間に欠品になることも考えられるので、
必要m数をメーカーさんに確保してもらうお願い書です。
 
こちらは本日現場打ち合わせをさせて頂いたK様の明細書と売り止め指示書。
仕上がり寸法を決める作業は本日の内に完了させ、
明日の夜に再チェックを行い発注します。
ほんの1日のブランクですが、念には念を入れて書いておきます。 
 

2014年8月23日土曜日

K様ドレープの仕上がり丈とヒダピッチ

こちらはK様の発注書です。
注意書きは入隅を跨いだ2つの腰高窓についてです。
一つは4巾、もしくは5巾使い。
お見積もりは4巾で出していますが、
横リピートが小さいので掃き出し窓の巾落としを使うことができます。
カーテンの場合、あまりにも小さい巾継はしない傾向にありますので、
5巾にするとヒダピッチが狭くなり、隣の窓との違いが目立つ可能性もあります。
4巾で作るか足して5巾にするかはアートケイさんの判断も仰ぎながら、
最善の判断をしたいと思います。
この2つの窓は高さは違いますが、
現場でのお打合せ通り仕上がり丈は揃えます。
いつものことですが、ただ寸法を書いて終わる発注書はありません。
そして、こういうことに付き合ってくれるアートケイさんは、
本当に貴重な加工所さんなのです。
バッチリ仕上げますので楽しみにお待ちください。
 

H様のレース

奥様とご主人でお好みのテイストが違ったH様。
結果的にはご主人の好まれたレースを現場にお持ちすることになりましたが、
スタッフと話をしてもう一度生地を探すことにしました。
ドレープに合いそうな生地をピックアップしながら、
奥様だけでも、ご主人だけでもなく、お二人が気に入ってくださりそうな生地を。
打合せの時、ご主人は不在でしたが、
奥様は『これが良いです!』と新たに選んだ生地で決めて下さいました。
そこで了承していても何も問題は起きなかったと思いますが、
『僕がまた取りに来ますので、ご主人にも是非見て頂いて下さい』とお話しました。
カーテンは部屋に合っていることが大事ですが、
それと同じくらいプロセスも大事です。
『妻が選んだもの』、『夫が選んだもの』より、『二人で選んだもの』の方が、
きっと何倍も素敵に見えますよね。
 

2014年8月21日木曜日

テクニックというより・・・

縫製担当のart-k後藤です。

人気のある北欧生地。
品薄で、入荷された生地は必要分ギリギリでした。

写真に写っているひょろりとした糸くずは、ハサミを入れた後の「裁ち端」です。
入荷された生地の切り口があと1cmでもずれていれば、良い柄位置でのお仕立てが出来ませんでした。


我々縫製のテクニック以前の話で、サイトーさんやお客様の”運”ですね、これは(笑