2014年2月7日金曜日
2014年2月6日木曜日
2014年2月4日火曜日
E様施工準備
先程の電話のノイズの無さ、
ブログにアップされる写真から微塵も感じられないアメリカらしさ。
フェイスブックにもアップしているとのことなので久々に見てみたら、
確かに建物の写真などアップしているものの、
どうも旅行雑誌をスキャンしたような雰囲気が…。
そして出てきた『ゴトー君、ホントは岐阜にいるんじゃないか疑惑!』。
今後の彼から目が離せません。
さて、私の方は施工指示書の作成に入りました。
図面を簡単にトレースして各箇所に施工内容を書いていきます。
吊り棒を使う本数、レールの上端の高さ、開き方、注意点などなど。
12Fなので念のためジョイントを用意します
(=必要なら予めレール切って使ってねの意味)との一筆も。
これを元に一度自分で『エアー工事』をしてみて、
足りない内容の書き足しと発注部品の確認もします。
一つの現場を無事に終わらせることって、結構大変です。
ラベル:
発注・事務作業
デティールを忠実に
2014年2月3日月曜日
E様プラン完成しました
サンプルとカタログが乱雑に咲き乱れる午前2時(笑)。
何とか明日(今日?)の打ち合わせに間に合いました。。
縦に長いカーテンに付けるスワッグバランスは幅の狭さを意識させないよう中央に大きなスワッグを配置。
カーテンとのバランスも考えて高さを決めました。
こちらはちょっと昔懐かしさを感じるようなガーリーな組み合わせ。
その他、色々盛り沢山です。
ラベル:
プレゼンテーション
2014年2月1日土曜日
Y様仕上がり寸法
Y様の発注をしています。
2つの1間の掃き出し窓が並んだリビングは窓の間が240㎜あり、
そこにレジオスパテオDキャップを付けます。
窓の幅は2つとも1640㎜。
いつも通り計算していきます。
240㎜-105㎜-12.5㎜-12.5㎜= 110㎜÷2=55㎜ + 1640 = 1695㎜
(窓間) (柱) (石膏ボード) (中央の柱と窓の間) (窓寸) (一間の窓寸)
という事は、
窓は両端の柱に寄っていて、中央側55㎜はボードのみでビスが効きません。
そこで仕上がり寸法はその分を見越して寸法を決めます。
2階も同じレジオスパテオです。
ベランダ窓は2窓とも1540㎜ですが、
これは採寸時に窓の『寄り方』を透視(笑)していますので、
柱の位置までブラケットをずらして仕上がり寸を決めています。
問題は採寸後にカーテンになった小窓です。
こちらは図面で確認です。
2部屋共に同じ間取りです。
1間半の壁の中央に小窓があります。
910㎜-52.5㎜-52.5㎜-12.5㎜-12.5㎜=780㎜
(半間) (柱の芯~芯) (石膏ボード)
窓寸が730㎜ですのでこちらも50㎜多めにレール寸をみます。
ベランダ窓ともバランスが取れます。
床からの窓の高さも異なりますので、そちらもバッチリ合わせます。
当たり前のように終わると思いますが、
その前段階で色々と計算したり悩んだりしています。
ラベル:
発注・事務作業
2014年1月31日金曜日
K様発注しました
ご新築時にお世話になったK様の発注をしています。
今回はレースのみを付けられていたリビングのドレープです。
サンプルをお貸し出しして、その中からお決めになりました。
発注書を書く前に現場の確認です。
以前、お店のクラウドプラットフォームにアップした写真をチェック。
今回はレースのみを付けられていたリビングのドレープです。
サンプルをお貸し出しして、その中からお決めになりました。
発注書を書く前に現場の確認です。
以前、お店のクラウドプラットフォームにアップした写真をチェック。
腰高窓と掃き出し窓が同じ高さになっています。
お選び頂いたのは横ボーダーの生地ですので、
『上から柄合わせ』の指示をします。
オーダーカーテンは製作の都合上、裾から柄合わせをしますので、
そのまま発注すると腰高窓だけボーダーの位置がずれてしまうのです。
要尺計算をしたところ、リピートの倍数にほぼ近い数字になりました。
ロスがないとも言えますが、柄位置を選べないとも言えます。
そこで半リピート多めに取りました。
横ボーダーのカーテンは、裾や山の柄位置が重要になるからです。
当店の発注書は生地情報と仕上がり寸法を入力すると、
要尺が出てくるように計算式を入れていますが、
こうした点はパソコンは気にしてくれません。
シンプルな内容でも、誰がやっても同じではありません。
ラベル:
発注・事務作業
2つの裾
こちらはO様のカーテン。
透け感のあるオパールプリントのレースに、
グレーッシュなブルーのシャンタンを合わせたフロントレースです。
写真はメーカー縫製なので裾が10㎝の折り返しになっていますが、
裾部分の柄が重なって見えてしまうので、、
ウエイトチェーンの落とし込みで発注します。
ジョイントが入る裾をウエイト巻ロックにする方法でも、
アートケイさんはとてもキレイに仕上げてくれますが、強度的な事も考えて。
シェードは前幕の洗濯ラベルが目立たないよう、ウエイトバーに隠れる位置で指示。
仕上がり丈の関係上、
畳上がりのピッチを15㎝にするか迷いましたが、
後幕が上がっている時の膨らみで前幕を押す感じが出ないよう、
いつも通り20㎝にしました。
お次はK様。
透け感のあるオパールプリントのレースに、
グレーッシュなブルーのシャンタンを合わせたフロントレースです。
写真はメーカー縫製なので裾が10㎝の折り返しになっていますが、
裾部分の柄が重なって見えてしまうので、、
ウエイトチェーンの落とし込みで発注します。
ジョイントが入る裾をウエイト巻ロックにする方法でも、
アートケイさんはとてもキレイに仕上げてくれますが、強度的な事も考えて。
シェードは前幕の洗濯ラベルが目立たないよう、ウエイトバーに隠れる位置で指示。
仕上がり丈の関係上、
畳上がりのピッチを15㎝にするか迷いましたが、
後幕が上がっている時の膨らみで前幕を押す感じが出ないよう、
いつも通り20㎝にしました。
お次はK様。
こちらもフロントレースでのご採用です。
O様同様、裾をどうするかです。
片側1枚で1巾使いですのでジョイントは入りません。
ウエイト巻ロックでも落とし込みでも良いですが、
一般的なオパールより太い糸を使っているボリューム感や生地のイメージが、
その処理方法と合わないのです。
なのでこちらは2㎝のヘムで仕上げます。
1窓1窓、出来上がりをイメージして縫製指示書を書きましたので、
楽しみにお待ちください。
2014年1月29日水曜日
過去の疑問を紐解きに…
採寸が終わった時にふと思い立って、
小さい頃父に連れられて訪れたX氏の自宅を探してみた。
X氏は設計士だった父が生前お世話になった方で、
当時の僕には予想もつかないお金持ちということは知っていたが、
父でさえ『何の仕事をしているか分からない』という謎の人物だった。
数年前、母から〇〇藩の家老の家柄と聞いたのでネットで調べたことがあった。
そこには確かにその家柄と、某新聞社の社主との繋がりが書いてあった。
このX氏の繋がりで、父は(僕にとっての)もう一人の謎の人物Y氏の仕事もした。
Y氏はX氏の隣の藩の藩主の家柄で、某総理大臣の子孫にあたる。
そして、そんな繋がりから父は某巨大商社の仕事をするようになる。
父の死後3年たったある日、その商社は私の家の経済状況を気にして、
当時大学生だった僕に東京の単身赴任寮の住込みのバイトを紹介してくれた。
給与ももらえて部屋はタダ。専任のコックさんが作る夕食もタダだった。
課長級以上しか入れない場所で、副社長や専務も居らした。
運転手つきの黒塗りの車で寮に帰られると迎えに出て、
部屋まで鞄を持つのも僕の仕事だった。
非常に貴重な経験の出来た一年だった。
でも今から思えばとても不思議な出来事だと思う。
江戸時代の藩の繋がりが、
現代、しかも経済の中枢でなぜ脈々と続いているのだろう?
なぜあんな巨大商社が小さな設計士の息子のその後を気にしたのだろうか。
父が亡くなって3年も経つのに。
僕が東京近郊の大学に入り一人暮らしをしていて、
家計も楽じゃないという事を知っていたのはなぜ?
記憶を頼りに車を走らせるとそこに門はあった。
山の麓にシンプルな門とX氏の苗字がかかれたシンプルな表札。
門から延々と山へ向かって伸びる道は、
竹林に阻まれてその先を見ることはできない。
思い切ってチャイムを鳴らそうと思ったけど、
その類の物はどこにも無かった。
小さい頃父に連れられて訪れたX氏の自宅を探してみた。
X氏は設計士だった父が生前お世話になった方で、
当時の僕には予想もつかないお金持ちということは知っていたが、
父でさえ『何の仕事をしているか分からない』という謎の人物だった。
数年前、母から〇〇藩の家老の家柄と聞いたのでネットで調べたことがあった。
そこには確かにその家柄と、某新聞社の社主との繋がりが書いてあった。
このX氏の繋がりで、父は(僕にとっての)もう一人の謎の人物Y氏の仕事もした。
Y氏はX氏の隣の藩の藩主の家柄で、某総理大臣の子孫にあたる。
そして、そんな繋がりから父は某巨大商社の仕事をするようになる。
父の死後3年たったある日、その商社は私の家の経済状況を気にして、
当時大学生だった僕に東京の単身赴任寮の住込みのバイトを紹介してくれた。
給与ももらえて部屋はタダ。専任のコックさんが作る夕食もタダだった。
課長級以上しか入れない場所で、副社長や専務も居らした。
運転手つきの黒塗りの車で寮に帰られると迎えに出て、
部屋まで鞄を持つのも僕の仕事だった。
非常に貴重な経験の出来た一年だった。
でも今から思えばとても不思議な出来事だと思う。
江戸時代の藩の繋がりが、
現代、しかも経済の中枢でなぜ脈々と続いているのだろう?
なぜあんな巨大商社が小さな設計士の息子のその後を気にしたのだろうか。
父が亡くなって3年も経つのに。
僕が東京近郊の大学に入り一人暮らしをしていて、
家計も楽じゃないという事を知っていたのはなぜ?
記憶を頼りに車を走らせるとそこに門はあった。
山の麓にシンプルな門とX氏の苗字がかかれたシンプルな表札。
門から延々と山へ向かって伸びる道は、
竹林に阻まれてその先を見ることはできない。
思い切ってチャイムを鳴らそうと思ったけど、
その類の物はどこにも無かった。
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