写真はM様のボーダー。
今日出来上がりました。
これから出荷作業に入ります。
写っているのは3種類の生地を使ったボーダーの表裏なのですが、インターロックの縫い代を上に倒すか下に倒すかで、ちょうど先日大阪カーテン技術会(オーダーカーテン縫製屋の勉強会)でも話題に上がっていました。
答えがあるとすれば、「素材・色、そしてお部屋、その時の状況による」です。
今回は上下の生地より柔らかい中央の生地側へ。
他のカーテンでは、下・下に倒すかもしれませんし、上・上になることもあります。
2013年11月14日木曜日
布がくれるもの
今年を振り返るにはまだ早いですが、
僕にとって今年は、この仕事を始めてから最も伸びた年でした。
何が大きかったか?
ずっと漠然と分かってはいつつも言葉にできなかったことが、
明確な輪郭を持って確認できたことです。
それは『お客様はカーテンを欲しいわけではない』ということ。
お客様が欲しいのは、
心の安らぎであったり和みであったり活力であって、
カーテンはそれらを得るためのツールなのだということです。
だから私たちはカーテンそのものを売るのではなく、
お客様がカーテンによって得られる何かを提供しないといけないのだと。
今日、最後の仕事はご新築のお客様との打ち合わせでした。
和モダン風のリビングはプリーツスクリーンになりました。
続き間の和室も同じでも良いのですが、
色調を合わせた風合いのあるシアーでシェードをお勧めしました。
若いご夫婦にかわいい赤ちゃんの3人家族。
和室では赤ちゃんがお昼寝をするかもしれません。
お母さんが洗濯物を畳んだり、
お父さんはお休みのひと時を畳に寝転がってくつろぐかもしれません。
『メカ物だけではちょっと冷たい感じがします。
布が入ることでお部屋が柔らかくなり和みのある空間になりますよ』
お任せでお持ちした2つの生地の中から、
お客様も迷いなくお選び頂けました。
M様、楽しみにお待ちください。
え?写真が全然関係ない?
いや、それがあるんですよ。
深~い関係が(笑)
2013年11月12日火曜日
New Moral Standard
カーテンのプランニングをする関係で、
あるお客様の外構のプラン書を見せて頂きました。
(色々と関係するんです)
すると、図面の角に外構会社さんとは関係のない英単語が。
New Moral Standard
ちょっと気になってグーグル先生に聞いてみたところ真相が分かりました。
http://exasuka.blog.ocn.ne.jp/misc/2007/09/new_moral_stand_ea50.html
発信元はこの方のようです。
http://explanning.m78.com/
カーテン業界でも似たような現象はありますが、
販売側が一致団結して一つのムーブメントを作るというのはスゴイですね。
「真似されるようなプランを作る方が悪い」という声も聞こえてきそうですが、
僕はやっぱり真似する方が悪いと思います。
当たり前ですけど。
そして、目の前にはご新築マンションの図面と生地品番が書かれた資料があります。
では、プランニングを始めましょうか。
当店なりの、ね。
あるお客様の外構のプラン書を見せて頂きました。
(色々と関係するんです)
すると、図面の角に外構会社さんとは関係のない英単語が。
New Moral Standard
ちょっと気になってグーグル先生に聞いてみたところ真相が分かりました。
http://exasuka.blog.ocn.ne.jp/misc/2007/09/new_moral_stand_ea50.html
発信元はこの方のようです。
http://explanning.m78.com/
カーテン業界でも似たような現象はありますが、
販売側が一致団結して一つのムーブメントを作るというのはスゴイですね。
「真似されるようなプランを作る方が悪い」という声も聞こえてきそうですが、
僕はやっぱり真似する方が悪いと思います。
当たり前ですけど。
そして、目の前にはご新築マンションの図面と生地品番が書かれた資料があります。
では、プランニングを始めましょうか。
当店なりの、ね。
ラベル:
プレゼンテーション
2013年11月11日月曜日
Y様明細書発送しました
こちらは本日ご注文を頂いたS様の明細書です。
当店では明細書をお送りする際に、
ご購入いただいたカーテンの洗濯方法やその際の注意点を書いています。
カーテンには様々な種類や素材がありますので、
内容は各お客様によって異なります。
接客や納品時にもご説明していますが、
ご新築の方は色々な業者さんから多くのレクチャーを受けるので、
覚えるのが大変なんですね。
明細書は多くの方が保管して下さるので、
こうして残る形でお伝えするようにしています。
この方法を始めたのが確か4、5年前。
まだ私が別のお店の従業員だった頃に、
「A子さんのカーテン選び」という小説?を書いたのがきっかけです。
「店を良くしたい」という漠然としたイメージを具体化するには
どうしたら良いだろうと考えた時、思い浮かんだのが、
お客様がお店を知り、来店し、接客し、採寸し、工事をする一連のプロセスを
自分なりに理想化したストーリーを作って文章化することでした。
今、その中に書かれたことは全て当店で行われています。
そろそろ新刊を出そうと思います。誰にも見せませんが(笑)
ラベル:
発注・事務作業
2013年11月10日日曜日
2013年11月8日金曜日
H様のレース
今日はまず、こちらのエントリーから。
http://plusplan.blogspot.jp/2013/11/k.html
そして今回H様にお納めしたカーテン。
リビング
洋室A
http://plusplan.blogspot.jp/2013/11/k.html
そして今回H様にお納めしたカーテン。
リビング
洋室A
洋室B
全てのカーテンで横線の重なりを合わせ、
線の部分で折り返しを止めてあります。
ちなみにこちらはメーカーのカタログ写真
仕上がりの違いがお分かり頂けると思います。
ごくごく普通のカーテンでも、奥は深いんですよね。
掘る意志のある人にとっては。
ラベル:
縫製
2013年11月7日木曜日
2013年11月6日水曜日
2013年11月5日火曜日
2013年11月4日月曜日
2013年11月3日日曜日
K様発注してます
フラットカーテンでお納めするK様のレースです。
グレーとブラックの太いボーダー柄ですが、
問題なのは裾の処理。
これはメーカーさんに縫製をお願いした当店のサンプルですが、
折り返し部分でボーダーが重なって太くなっています。
そうならない為にはウエイト巻ロック(もしくはウエイトの落とし込み)というのもアリですが、
生地の感じに合わない気がします。
そこで、透明な部分を使って短めのヘムで指定しました。
K様が「ご褒美」とおっしゃったカーテンですので、
期待に応える仕上がりにしたいと思います。
2013年11月1日金曜日
T様のエアコンの確認
T様のエアコンの寸法を確認しに家電量販店に行ってきました。
既にご購入予定の機種と寸法は教えて頂いており、
ルーバーの位置と動きの確認です。
窓枠上の壁面は315㎜しかなく、上部には隙間が必要です。
メーカーにもよりますが30~50㎜。
吸気の為に必要なため、
確保されていないとアフターサービスの対象外になる可能性があります。
本体高さは280㎜ですので壁面にはレールが付けられない為、
窓枠に付けるしかありません。
ここまではサイズと現場採寸で分かるのですが、
確認したかったのは、
窓枠に付ける場合でもダブル付けが可能かどうかです。
売場で測ったところ、本体奥からルーバーまでは95㎜ありました。
ダブルレールの奥行きは104㎜ですので当たります。
結果、ドレープ用レールのみを窓枠付け、
レース用レールは窓枠内側付けということになりました。
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