「吹き抜け大好き!」と共に、
定期的にお送りしている人気コーナー「ただ付いただけ」の時間です。
(そんなコーナーはありません)
今日ご紹介する窓はこちら!
今回もまた、見事なまでに付いただけです(笑)。
では大半の方は読まない理屈編へいきましょう。
採寸時の写真はこちら。
掃き出し窓の寸法は2480㎜。
本来は2600㎜のはずですので120㎜分逃げていることになります。
ちなみにこちらが一般的な窓枠外寸2600㎜(内寸2560㎜)の一間半です。
柱と柱の間に隙間無くサッシが入っています。
私たちカーテン屋は、この柱を狙ってビスを打ちます。
今回は小さいサッシが入っているのですが、
問題はその取付位置(右寄り・左寄り・中央寄り)です。
写真には写っていませんが、
掃き出し窓の右側165mmにはエアコン用の電源がありました。
こうした電源は柱に抱かせて固定します。
こんな感じです。
そのため通常は窓から電源までは柱一本分(105㎜)になります。
165㎜あるということは60㎜逃げていることになります。
120㎜小さいサッシが入っているので、
サッシは両側60㎜づつ逃げていることになります。
その結果、そこまでレールを伸ばして付けることにしました。
窓の外寸は2480㎜ですが、カーテンの仕上がり寸法はW2760㎜です。
では、採寸時にここまで考えて寸法を出し、
計算通りにバッチリ付いたカーテンの写真をもう一度。
ただ付いただけです(笑)