2013年6月12日水曜日

あなたの窓は裾から?それとも頭から?

 
左の畳コーナーが床から40㎝上がったリビング。
正面の2つの窓には同じカーテンを付けます。
カーテンの柄合わせは、
製作の都合上「裾から柄合わせ」となるのですが、
(異なる丈のカーテンを作る場合、柄の始まりを裾から合わせる)
それだと左右の窓で柄の高さが合いません。
そこで発注書には「頭から柄合わせ」と記載します。
こうした横並びの窓は要注意です。




2013年6月10日月曜日

ギリギリ攻めてます。

http://plusplan.blogspot.jp/2013/06/blog-post.html

サイトーさんが、残業でセッセと考えた柄の割り振り。
写真は裏側。
ハリウッド映画アクションシーンを彷彿とさせるギリギリかすめ具合の柄と端です。(笑)

2013年6月8日土曜日

吹き抜けノスタルジー

お次は人気コーナー「今週の吹き抜け」のお時間です。
(そんなコーナーありません)


















取引先の営業さんに、
「お客様から吹き抜けのシェードを洗濯したいって言われたんだけど行ってくれる?」
と頼まれて伺ったところ、なんと9年前に私が取り付けた現場でした。
本当にビックリ。
ナビをセットした瞬間に「ん?」と思い、到着して確信し、
お客様もインターホンに写った僕を見てすぐ分かったそうです。
そして鮮明に現場を思い出しました。
「あ~~……確か……1階と2階で5窓ある……」

2連梯子をあっちへこっちへ。
上って降りて、外して生地を外してセッティングして、また昇ってと大変でしたが、
洗濯している間、お客様と昔話に花が咲き、
とても楽しい時間でした。

9年前の自分の仕事とも再会しました。


















「うわ~懐かしい!やったなあ!」と、
思わず吹き抜けで声を上げてしまいました。
窓枠のチリ(でっぱり)が50㎜近くあったので、
木材を切って窓枠に近い色に塗装したのです。
うん。正解正解。
一つ一つの窓に、やれることをキッチリとやる。
昔も今も変わりません。




2013年6月7日金曜日

人のふんどしで横綱相撲














仕上がり巾250㎝のセパレートタイプのシェード。
150㎝巾の生地を各1巾使っての製作です。
通常の作り方をすれば、左右とも同じ位置で柄が始まりますが、
それでは中央の分かれ目で「柄が切れた」感じになります。
発注書には「柄位置はお任せします」と書いておきました。
それだけで全てを汲み取って、
花のピッチを変えない柄位置で、
シェードを中央の分かれ目に色の濃い花が来ないように
(切れ目が目立ってしまうので)
作ってくれるのが当店の加工所です。
ドヤッ!
(お前じゃない)


2013年6月5日水曜日

I様シェード

縫製担当のart-k後藤です。

サイトーさんからのメール、柄位置の写真を添えてこれからラインに流します。

2013年6月4日火曜日

命をかけた仕事



















今日の吹き抜けは5.5m。
通常は4.5m位ですので、さらに1mも高い位置です。
しかも途中に梁があり、それを跨いで頂上を目指します。
角度も通常より急になります。
まさにアイガー北壁並みの難易度です。
最後のブラケットを付け終わった時、
知らず知らずに谷村新司のサライを口ずさんでいました。
下で支えていたスタッフWさんに、
「気を抜いちゃだめですよ」と注意されました(笑)。
いや、それ位怖いんですよ。本当に。



G様ハトメカーテン

こちらはハトメのカーテン。
四角の中にも色々な数字が組み合わさって一枚のカーテンになっています。

写真は、穴の位置が均等になるように。

S様シェード

縫製担当のart-k後藤です。

サイズを決める為に糸を引き、ハサミで丁寧に。
良い道具、設備も必要ですが、綺麗な仕事には時間も必要です。

(お待たせしているお客様、すいません・・・

2013年6月3日月曜日

N様フラットカーテン

縫製担当のart-k後藤です。
仕上げの段階に入っています。

もうしばらくお待ち下さい~

2013年6月1日土曜日

只今フィッティング中

特注家具の納品に来ています。
天板が乗りました。
いい感じです。




残業の報酬














右端がドアになっているため、中央がずれている内寸幅3238㎜の窓。
ここに150巾横リピート50㎝の生地を一部だけ色違いで、
セパレートのシェードを作ります。
窓の切れ目で作ると出来なさそうですが、念のため色々と小一時間。
やっぱりできないということになり、
今度は中央で割った場合はどうかと小一時間。
色々考えましたが妙案浮かばず。
時間も時間なのでそろそろ帰ろう、と思った矢先にふと閃いたりします(笑)。
忘れないうちに~!ということでセッセと切り張りして発注書を作成。
現物サンプルが店にないので、
柄の始まりからから無地部分が何㎝あるかが不明なのですが、
何とか理屈上はできそうな感じ。
帰り際に頂いたお手製おにぎりと唐揚げ分の仕事は出来たかな(笑)。

2013年5月29日水曜日

満月の昨日は大潮だったんだろうなあ

納期がタイトな発注を一通り終えて、ホッと一息。
あ~もうすぐ6月かぁ………………
アオリイカのトップシーズンだなあ。
2年前までは10時に仕事終えたらそのまま伊豆まで車走らせて、
夜中に帰ってくるなんてこと連日してたっけ(遠い目)。
毎年6月は体力の限界に挑戦強化月間。
妻「毎日遅いけど仕事忙しいの?」
俺「お、おう」
妻「駐禁で捕まったの?」
俺「ちょっと港に止め…じゃなくて、お客さんの家の前に止めてたらさぁ」
危機回避能力も大幅に向上。
港の常連さんもみんな知り合いで、
釣れない時は堤防でバカ話したりして(さらに遠い目)。
「ここだけの話だけどよおお~~」と
港中に響き渡る大声でヤバいナイショ話をしてくれたおっちゃん元気かなあ。
潮が動き始めると、皆それぞれに動き出す。
30㎝位しかないケーソンに乗って、船道へフルキャスト。
90秒のカウントダウン。
根掛かり回避の軽いしゃくりを一発。
ドラグはゆるめ。
海面に向けた竿先を一気に頭上へ跳ね上げる。
そしてステイ。
潮の流れを感じながらロッド操作。
イカパンチでラインが一瞬動く。
(これを食べてよいかどうかチェックするためにイカが行う触腕でのパンチ)
く、く、くるぞ~~(ドキドキ)
………………

くるか?……………

まだか?………
…………………

キュイーーーーーン(ドラグ音)
キターーーー!
ドラグを軽く閉めて鬼合わせ!ドリャ!
キュイーーーーーン!

この時期のイカはデカい。そしてめっちゃ引く。
無理やり巻くとバラす(身が切れちゃう)ので、ポンピングしながらじっくり勝負。
あまりゆっくりだと、引っ張られるがままのイカを食べ物だと勘違いして、
それよりも大きいイカが攻撃してくる。
だからゆっくり過ぎもダメ。
そして、繁殖期を迎えてオスがメスの取り合いをする下旬になると、
餌にもエギ(ルアー)にも全く反応しなくなる。
興奮して色を変えながら1匹のメスを追いかける数匹のオスを見て、
「おまえら……」という頃、賑わいを見せた港はまた常連だけになっていく。
そんな6月。

休憩時間があと5分あるので、
大サバ編もお届けしようかと思いましたが、
本人の虚しさが頂点に達したため止めときます(笑)

2013年5月28日火曜日

情報共有

先程の現場は、明日ご来店予定のお客様の事前採寸です。
採寸に伺ったのは私ですが、
接客は当店スタッフが担当します。
当店では、来店時からの流れや、
その際にお話しした内容をクラウドサービスを使って
スタッフ間で共有しています。
 
各お客様ごとに分けられており、
今回は、私が採寸した際の写真と注意点を書いてアップしました。
採寸時にお客様とお話しした内容も書いておきます。
ここでスタッフと「どんな商品が良いか」を話し合ったりもします。
私は店に不在の事が多いのですが、
こうしてコミュニケーションを取りながら、
少しでも良い仕上がりになるようにしています。