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2015年6月12日金曜日

N様上飾り

縫製担当のart-k後藤です。


縫製指示書が届きました
先ずはアウトラインのデータ化です。

A4のFAX用紙に描かれたデザインから、いきなり幅2mを越える実物大の型紙を・・・取る事も出来ますが、最近のボク流はサイトーさんが描いたデザインを俯瞰的に、全体を整えながら各部分の角度、曲線を決めていき、完成品になるラインを確定させていきます。
一度データ起こしをし、拡大した物を印刷して型紙としています。

尺が20倍にもなると1mmのズレでも2cmの狂いです。どれだけ丁寧に書かれても、一度型紙を自分のラインで起こし直す必要があります。この作業は欠かせません。




※業務連絡デス
サイトーさーん、W2220とW860で中央の比率違い、これで良いですよね?
上がW860でAの指示部分伸ばしてます。

2015年6月11日木曜日

I様レース

縫製担当のart-k後藤です。


生地、本日到着しました。
この時期の麻素材、涼しい雰囲気が良いですね。
これからお仕立てに入ります。
もうしばらくお待ち下さい。

2015年6月8日月曜日

H様シェード

縫製担当のart-k後藤です。

業務が終わって1人の工房内。今日一日の仕事を振り返っています。

写真は、柄位置もスタッフに任せて製作して貰ったシェード。

上下の柄位置はもちろん(頭や胴体が切れないように)
左右の柄位置も大事で、ちゃんと二羽が向かい合っています。

2015年5月22日金曜日

K様タッセル

縫製担当のart-k後藤です。


タッセルに縁取り。製作中の写真。

プリントとの色、バッチリですね。
ぴったりの色を探すために、アレでも無いコレでも無いとカタログの海にダイブしているサイトーさんを想像してしまいます(笑

2015年5月19日火曜日

順番に

縫製担当のart-k後藤です。



当たり前と言えば当たり前の話なのですが。

扱う生地、仕事の順番は必ずしも生地の都合ではなく、仕事の都合で順番が決まります。
先に軽くてシワの付きやすい生地を扱い、後で重い生地を扱ったり。

でも重ねて置く順番は入れ替えて。
重い生地を下に。 軽くてシワの付きやすい生地を上に。
些細な事ですが、大切に扱う気を持って。

2015年5月12日火曜日

M様のボーダー

縫製担当のart-k後藤です。


M様のカーテン、ボーダー部分。

生地を単につなぐのでは無く、Uの字に挟み込みしています。


表側は縫い目を"落として"生地の谷間へ。
なるべく糸を見せない縫い方の1つです。

仕事を見せない仕事。縫製にはそんな仕事もあります。







2015年5月2日土曜日

シェードのお仕立て直し

縫製担当のart-k後藤です。


大切に使って頂けると私ども製作側はとても嬉しいです。

写真はシェードのお仕立て直しの確認中「アレコレ、アレコレ」と。
柄位置や昇降コード位置の確認をしています。

2015年4月27日月曜日

レースの裾処理

 
こちらは厚木市のS様の発注書。
横ラインの入ったレースです。
裾の処理は10㎝の折り返しになりますが、
それだと生地の重なりによって線がたくさん出来てしまいます。
そこで、裾の折り返しはその線に沿って。
これは私が気づいたのではなく、
この生地を初めて縫製依頼をした際に、
アートケイさんが教えてくれました。
以前、日本酒をメインで販売している酒屋さんに、
『吟醸と大吟醸の違いって何ですか?』と聞いたら、
『吟醸は丁寧に作る、大吟醸はすっごい丁寧に作る』と言われました。
当時は「山田錦〇〇%使用」みたいな売り文句が多かったので、
いまいちピンと来ませんでしたが、
この仕事をしているととても良く分かります。
多分、それ以外に言いようがなかったんでしょうね(笑)。

2015年4月26日日曜日

シェードのリフォーム

3年前にご購入頂いたS様が
ご新築を機に来店して下さいました。
当時のこと→ http://plusplan-mado.com/blog/?p=1327 を
今でも覚えて下さっていて、本当に嬉しい限りです。
ご新築先でもこのカーテンをお使いになりたいとの事で、
今回シェードをリフォームして納品します。
そしてまた、柄位置との格闘です(笑)。
巾180㎝仕上がりのシェードを156㎝にします。
考える事1時間。
とりあえず、理屈上は出来ました。
リングテープの数も標準より増やす必要がありますので、
そちらは部品取りします。
問題は幕体の縫製です。
木や金属ではなく生地ですので、
理屈上出来てもキレイに出来るかどうかは別問題だったりします。
総柄ではなく縦柄ですので、特に大変です。
アートケイさんと相談しながらベストな方法を決めたいと思います。


2015年4月17日金曜日

W様シェード

なかなか投稿出来ない縫製担当のart-k後藤です。(^^ゞ


慌ただしくしておりますが、仕事は滞り無く。

シェード、柄の位置や切り替えた生地の見え方を調節しながら。
最後の組立に入っています。

もうしばらくお待ちください。

2015年3月21日土曜日

手順の確認

縫製担当のart-k後藤です。


写真はとても特徴のある生地。
オーガンジーのベースにとてもボリュームのある刺繍で柄が描かれています。

いつもの手順では綺麗になりません。
この生地に合う仕立て方で。縫製の手順を再確認中です。

2015年3月13日金曜日

よく手入れされた道具

縫製担当のart-k後藤です。


所在地は岐阜県関市。刃物の町です。
ハサミの研ぎは毎月1回プロにお願いして。

今日も糸1本、すーっと。調子良いです。

2015年3月4日水曜日

少し長めに(その1)

レールを窓枠内にダブルで天付したF様のリビング。
外からの出入りの際にお子様が怪我をされないよう
お勧めしたのがこちらの房かけです。
出幅が22㎜と小さく、丸型なので一般的な形状より安全です。
ただし一つ問題が・・・。
直径が30㎜あるので通常のタッセル紐ではひっかかりません。
そこで、ちょっと長めに指定しました。
良い感じの掛かり具合です。
 

2015年2月27日金曜日

自然に見える、でも大胆な生地取り

縫製担当のart-k後藤です。



M様の上飾り、出来ました。

2種類の生地を使っているようには見えないプラスプランさんらしい組合せです。

2015年2月21日土曜日

続)フラットバランスのデザインカット

縫製担当のart-k後藤です。


そして本番に入っています。

縫製というと縫う事なのですが、その前段階、型紙の製作や綺麗に裁断しておく事、こちらの写真の場合でしたらバイアステープの前加工、そして仮止めなど、準備八割、縫う二割です。(この場合、カーブの加工で縫うのにも時間は要しますが(^^ゞ

2015年2月20日金曜日

フラットバランスのデザインカット

縫製担当のart-k後藤です。


K様の上飾り、型紙の製作に入っています。
カーブの角の処理が鋭角に入り込んで少々厄介。

生地、副資材、縫製の手順を考慮しながら、問題の無いカーブを描いていきます。

2015年2月19日木曜日

細かな事の積み重ね

壁から50㎜のチリ(出幅)があるT様の窓台。
 
腰高窓と天付が出来ない滑り出し窓にブラインドを付けます。
正面付の場合、一番上の羽根がスムーズに開閉するようスペーサーを使って、
ブラケットを手前に出します。
窓台をかわせる位置まで出してしまうと横の開きが多いので、
仕上がり丈は窓台まで。
その時にウエイトバーが窓台よりも前に出ないことを図面で確認しての発注です。
仕上がり巾は当店の基準より少し小さくして窓台に合わせ、
見た目の違和感がなくなるようにしました。
 
 
バッチリです。
 
カーテンも一工夫。
こちらは通常のブラケットより1㎝長いエキストラタイプを使い、
さらにスペーサーをかましました。
 
 
レールの出幅は横からの光漏れを考えていつもより少し長めに。
 
 
こちらもバッチリ。
 
リビングはアートケイさんが斜行しているボイルを
きれいに表地のレースと合わせた一体縫製。
 
 
柄に奥行き感が出て、透け感も適度になりました。
T様、本日は誠にありがとうございました。
 
 
 

2015年2月5日木曜日

入荷した生地現物から始まるコト

縫製担当のart-k後藤です。


こうした柄の大きな生地は、どこで生地がカットされてくるかによって、製作するものの柄位置が変わります。
サイトーさんは余裕のある数量で生地を入荷して頂けるのでいつも良い柄位置で製作することが出来ていますが、それでも生地が届いてからでないとわからないコトもあり。

今回の生地は大きなベージュとグレーの四角の並びをどうするか?
2種類の四角を3列。

ベージュ:グレー:ベージュ
 か
グレー:ベージュ:グレー
 の2通り

どちらも単体としては良いものになりますが、お部屋の雰囲気やお客様のお好みはどちらか?
そういったお話を聞きながら、様々な答えのある中から1つ1つ選択してお仕立てしています。

2015年1月31日土曜日

特殊な縫い方

縫製担当のart-k後藤です。


写真は厚手のインターライニング入りのフレームで飾られたカーテン。
サイトーさんに取付をお願いしている物。

かなり手の込んだ物ばかりで製作に必死です。


毎日こんな感じで。U ・ェ・U



2015年1月18日日曜日

カーテンボックスとヒダ山

B
こちらは横浜市のK様にお選び頂いた
CLARKE&CLARKE(クラーク&クラーク)の刺繍ドレープ。
カーテンボックスの奥行きが浅いので、
そのまま掛けるとヒダのトップが擦ってしまいます。
アートケイさんと相談した結果、
ヒダ山の高さを調整してお作りすることにしました。
箱ヒダにすれば絶対に擦りませんがデメリットもありますので、
そうしたプラスマイナスを全体的に考えて決定します。
こちらの準備は万端なのですが、
肝心の生地がまだイギリスから届いていません(汗)。
もう少しお待ちください。