施工前にご紹介できない現場が続いてしまいました。
これから順次ご紹介していきたいと思います。
さて、そんなことを言っておきながら、
今日は夜なべで工事の準備。
こんなものを作りました。
装飾レール、リネージュのふかし材です。
太目の木材を必要な奥行きにカットして、
塗装と似たクロスを貼りました。
通常のカーテンでは強度的に無理ですが、
今回はオープンスワッグのみを乗せるので、この方法となりました。
問題は、ふかし材の表面からビスを打ち、
指定した壁の位置にキッチリ打てるかどうかです。
この長さ(45㎜)だと、ビスを㎜単位で曲げずに打つのは難しいからです。
さて、どうするか?
ビスをこのまま打つと割れてしまうので下穴を開けるのですが、
ブラケットのプレートを当てて最初に穴を開けた側を壁面にします。
これにより、表面(元の裏面)から打たれたビスは、
リード穴を通って指定したビス位置に到達します。
ビスを打つ側の穴は、インパクトドライバーに+のビットをセットし、
下穴にビットの先端を当てて、そこを軸に大きく回します。
そうすることで円錐形の穴が出来、
ビスを打った時に綺麗にビス頭が埋まります。
90㎜のビスは予め打っておき、先端を少しだけ出しておきます。
これを墨出しした壁に当てて、少しづつ打って行けばOK。
とりあえず準備は全て終わりました。
どんな内容の工事でも、工事前に施工者に出来るのは『準備』しかありません。
やれることをやるのみです。
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