2017年9月16日土曜日

吊棒を切る


原宿駅を背にして表参道を下り、 青山通りを左折してちょっと行った左側に 石壁に日本とアメリカの国旗をはためかせた店があります。 高校生の頃、バスケ部の後輩のヤナイと二人でそこに出かけました。 「ヤナイ、まずはお前がちょっと見てきてくれ」 「何言ってんすか!そういう時こそ先輩が行くべきでしょ」 「バ、バカヤロ…俺じゃどう考えたって場違いだ。お前は背が高いし…」 (当時、私は身長が162㎝でした) 「ダメです。じゃあ、じゃんけんで」 「じゃん、けん、ポン!」 「ヤナイ、俺の生き様を良ーく見とけ!」 勇気を振り絞って入ったものの、10秒もいれずに速攻で出てきました。 いつか自分が大人になった時、ここでスーツを作ろう。 それは今でも私の夢です。 未だにスーツを一着も持っていないという有様ですが(苦笑)。 そんな前振りとの関係性は書かないまま、 T様の工事準備が完了したご報告です。 天井の軽天の流れ方をチェックして1本の吊棒での施工となりました。 但し、こちらはV字用のように伸縮しませんので、 レールが梁下を沿うように、棒の部分を事前にカットしておきます。 工事は現調と準備が全てです。

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