2016年11月28日月曜日

ブラインドの寸法決め



全室ブラインドを取り付ける逗子市のI様。
採寸時から窓の寸法の微妙さを感じていました。
1㎝単位でお作りした場合、気になる可能性のある寸法だったのです。
特に問題になるのが仕上がり丈。
名目上は1㎝単位となっていますが、
実際には羽幅から被り分を引いたピッチとなります。
そこで仕上がり丈に近い寸法の枚数を全て割り出し、
どの寸法が同じ枚数で出来るかを確認します。
その関連性を見てどの寸法で発注するかを決めるのですが、
もう1つ考慮しなければいけないのが、
窓の種類です。
目線の近い腰高窓と、下に見る掃き出し窓では印象も違います。
ラダーコードの収縮分も考えなければいけません。
同じお部屋で他の窓との仕上がりが違い過ぎても使いづらくなります。
もしかしたら、何も考えなくても同じ結果かもしれません。
でも、そういうことが大事なのです。

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