2016年7月10日日曜日

シンプルの奥行



当店ではヨーロッパをはじめとする海外の生地も扱っており、
もっとも人気があるのはイギリス、そして次が北欧なのですが、
今月は珍しくフランス生地のご注文が続きました。
厚木市のY様がお選びになったのはサークル柄の刺しゅう生地。
とんがり過ぎず、ほんの少しエレガントさも感じさせるサジ加減はさすがです。
おそらく、円の大きさを1㎝変えただけでも別の生地のようになってしまう、
そういう計算され尽くされた背景があるのでしょう。
ジャガードやプリントではなく刺繍という作り方も、
その雰囲気を感じさせる要因だと思います。
Y様のお宅では、その他のお部屋にも同じブランドの生地をお選び頂きました。
カーテン屋の私でも買えない生地ばかりで、実はかなり羨ましいです(苦笑)。

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