2016年11月14日月曜日

長いチェーン


厚木市のS様のリビングに取り付けたプレーンシェード。
チェーンの長さを通常より長く作っています。
この窓の下はテレビ線が来ていましたので、
テレビの配置を現場打ち合わせの際に確認し、
テレビボード越しにチェーンが取りやすく、
操作しやすい長さをご相談して決めました。
ちょっとしたことに気を使う事で、
その後の使い勝手が大きく違います。

2016年11月13日日曜日

部屋の役割り



ほぼ全室を天然素材で選ばれた秦野市のI様の和室です。
葦と竹で組まれた天井がとても良い雰囲気なのですが、
単純に『これに合うもの』をお勧めするだとしたら、
私たちの役割はありません。
スタッフとまず考えたのは、このお部屋の役割です。
ご家族の構成や間取りから、
この部屋の意味をひたすらに掘り下げて考えました。
竹や木のブラインドは確かに合うかもしれません。
でも、それは私たちの思う部屋の役割ではありませんでした。
固い素材ではなく、柔らかで心が和むもの、
特別な空間として楽しめるもの。
そんなイメージでご提案したのが、こちらの刺しゅう生地です。



フォーカルポイントになる小窓にシェードにして取り付けます。
腰高窓はあえてこの生地にしないのがポイント。
お部屋のイメージも、生地も、とても気に入って下さいました。
柄取りはお任せ頂きましたので、
ゴトー君と相談しながら良い感じで仕上げたいと思います。

2016年11月12日土曜日

三人掛かりで

先日サイトーさんにお会いした折に言うのを忘れていました。
テキーラ!縫製担当のart-k後藤です。



三人掛かりでの仕事。窓にかざしてキズのチェックをしているだけですが。

最近良い物が多く出回るようになり、お選び頂くことも多くなった天然繊維の生地。
素材の特性上、どうしても織りムラやネップが多く出ます。
何処までがOK・NGかを判断しながら、作業に取りかかる前にチェックしています。

2016年11月11日金曜日

生地を選ぶ



細部にまでこだわりを持ってご新居を建てられた厚木市のK様。
リビングのレースのセレクトに迷われていました。
当店ではプランニングの前に現場を拝見することが多いのですが、
今回もスタッフが事前に現調しました。
確認したいのは寸法ではなく、
お客様が作りたい空間のイメージです。
それが共有出来ない限り、良いご提案は出来ません。
喧々諤々のプランミーティングを経て決まったのは、
グレーがかったモダンテイストのレース。
何か手を加えたりという内容ではありません。
でも、そこに至るには長い時間が必要でした。
なぜこの生地なのか、なぜこちらの生地ではダメなのか、
一つ一つ確認しながら、決定します。
だからこそかかった瞬間は私たちも感動します。
きっと、K様の現場もそうなると思います。

2016年11月10日木曜日

シェードの取付け

















本日工事に伺った川崎市のO様の滑り出し窓。
クローゼットの扉が干渉するため、
窓内にプレーンシェードを付けることになったのですが、
ロール網戸があるので通常のブラケットでも
幕体が手前にはみ出てしまいます。
そこで奥行の少ない天付ブラケットを指定して手配しました。
実はそれでも数㎜出てしまうので、
ロール網戸の隙間に少しだけもぐらせています。
こうしたことが出来るのも天付ブラケットならでは。
計算通りバッチリ納まりました。

茅ヶ崎市のN様発注しました



茅ヶ崎市のN様も発注が完了しております。
シンプルな生地をフラットカーテンで仕上げます。
フラットの場合、生地やお部屋のイメージによって
ヒダ倍率を変えていくことがポイントです。
今回は当店のスタンダード仕様の倍率でのお仕立てです。
シェードやロールスクリーンも既に発注済み。
それぞれ良い感じに出来上がると思いますので
楽しみにお待ちください。



2016年11月8日火曜日

戸塚区K様発注しました



ご報告が遅れましたがK様も既に発注作業が完了しております。
既にレール関係の部品は入荷済み。
レール本数や部品点数の再チェックも行いました。
写真は和室のプリーツスクリーンの発注書。
こだわりの白がお部屋を凛と引きたててくれると思います。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2016年11月7日月曜日

縫製指示書



小田原市のY様のオーダーカーテンの発注書です。
切替カーテン裏地付無双縫製という
複雑な感じの名称になってしまいますが…複雑です(笑)。
表地と裏地の生地巾が異なること、
裏地を裏から見た時に表が見えるようにすること、
耳の処理が一般的な裏地付カーテンと異なること等々、
シンプルとも思える作りですが
伝えないといけないことがたくさんあります。
生地情報は散らさずにまとめて、
縫製指示はその位置だと分かる箇所に、
注意事項は欄外にまとめて書くなど、
発注側が出来るだけ分かりやすい指示書を書くことが大切です。

2016年11月6日日曜日

厚木市のT様入荷しました



本日、入荷のご連絡を差し上げたT様、
出来上がり商品をチラ見せ致します。
既存のレースとの色合わせを昼と夜共にご覧頂き、
慎重にご提案させて頂きました。
ヒダもたっぷりの使用で、バッチリ仕上がっております。

2016年11月5日土曜日

切替カーテン



ご報告が遅くなりましたが、
川崎市のO様のオーダーカーテンの発注も完了しております。
事前に現場を拝見してイメージをお聞きし、
窓構成や位置関係、隣家との窓の位置や家具のレイアウトなど、
色々なことを考えてご提案をさせて頂きました。
最近人気の切替カーテンですが、
あくまでもデザインは結果的に生まれるもの。
今回も視線の高さやデザインによって変わるレールの特性も
含めてお客様とご相談しました。
デザインがお客様に与えられたものではなく、
お客様と作り上げたものであることも、
当店がとても気を付けていることです。
切替カーテンとは、単に違う生地をくっつけることではないのです。

2016年11月4日金曜日

茅ヶ崎市のK様入荷しました



発注のタイミングでのご紹介が出来ませんでしたが、
茅ヶ崎市のK様のブラインドも、無事入荷しております。
久々の全室ブラインドの現場。
取付甲斐のある台数ですが、頑張ります。

こんなふうにも、あんなふうにも

ほぼ全箇所を天然素材で揃えられた秦野市のA様の洋室です。
大切な本が焼けないようにと書棚にカーテンを付けました。
フレキシブルに開くように、ちょっと工夫しています。
カバーとして見えるようにカーテンは片開き。
逆L型のブラケットを使うと、
天板の上に載せた物の荷重がかかってしまったり、
出し入れする際に斜めに出来ないので、
あえて一般的なブラケットにしています。
そして境目となる2か所の方立て部分に、
マグネット式のストッパーを付けて…


ここでも止まるし



ここでも止まるし




ここでも止まるし



ここでも止まる



というふうに、
どの位置をどちらから開けても良いようにしました。
カーテンのプランニングという意味では、
重要度の低い場所かもしれません。
でも、こういうところも大事です。






















裏ワザ

バタバタとしている間に、
あっという間に日が経ってしまいましたが、
しばらく更新が止まってしまったので、
この間の現場をご紹介します。
まずは厚木市のK様のセパレートのシェード。


左右で各1巾づつの使用ですが、
中央で柄を合わせようとすると、
生地の端を使わないといけません。
そうすると生地の耳が裏側に見えてしまいます。
そこでアートケイさんが工夫してくれました。



裏側にバイアステープを付けて、
耳に印字してある文字を隠すという裏ワザです。
こういう提案をしてくれるのは本当に助かります。
K様にもとても喜んで頂けました。
当初は中央の柄合わせは無しのつもりでしたが、
こうして提案をしてくださる加工所さんのお蔭で、
お客様の笑顔が増えていきます。
オーダーカーテンの縫製には色々な工夫や技術が必要です。