2015年5月2日土曜日

GW中の営業について

当店は5月3日・4日・5日の3日間、
ゴールデンウイークのためお休みとなります。
6日は通常通り営業しております。
ご来店を心よりお待ち申し上げます。

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シェードのお仕立て直し

縫製担当のart-k後藤です。


大切に使って頂けると私ども製作側はとても嬉しいです。

写真はシェードのお仕立て直しの確認中「アレコレ、アレコレ」と。
柄位置や昇降コード位置の確認をしています。

2015年5月1日金曜日

図面

忙しさでほんの少し気持ちの余裕を無くしていた1週間ほど前。
こういうタイミングでこういうものが出てくるのかと思った。
30年前に亡くなった父が描いた実家の設計図。

立面図



当時、私の住んでいた場所はまだ周りがたんぼばかりで、
変わったデザインの家はとても目立っていたが、
当時の僕にはそれがちょっと自慢でもあった。

構造図
間柱や筋違の位置まできっちり書いてある。
妙な形をしているので、構造計算を綿密にした感じが窺える。


内部の構造を書いた図面。


当たり前だけど当時、CADはない。
複雑なデザインを図面に落とし込むのは大変だったと思う。
それにしても細かい。

父はとても神経質な人だった。
でももしかしたら、その細かさは職業病だったのかもしれない。
僕がこの仕事をして3年位経った時、
自分の大まかさからお客様にご迷惑を掛けてしまったことが重なり、
『今のままの自分ではダメだ。自分の性格を変えよう』と思った。
時々同業者から、『サイトーさんは細かいよね』と言われるが、
実は元々そうだった訳ではない。
母から父の意外な一面を聞く度に、もしかしたら父も同じだったのかもしれないと思った。

図面にまぎれて入っていた小さな紙。


見覚えがある。
中2階を支える柱を受けていた金物だ。
特注したものだったのか。

平面図

子供室(男2)という文字を見た時、
不覚にもボロボロと泣いてしまった。
思春期に反抗するだけして、17才で永遠に別れることになった。
中学の時、将来はバイクの整備士になりたくて工業高校へ行きたいと困らせた。
父は高校を卒業して専門学校へ行けと言った。
高校2年の進路希望表には、整備士の専門学校と書いた。
亡くなる前、『大学へ行け』と父に言われていなかったら、
自分の人生は変わっていただろう。
そして今、同じように家に関わる仕事をしている。

記憶がおぼろげだったので母に聞いてみた。
『家を建てたのって昭和何年?』
『あなたが小学校1年の時じゃない?』
僕が17才の時に父は56才。
6歳の時ということは45才だ。
そして今、僕は46才。
でも、勝ってるとか負けてるとか、それは特にどっちでも良かった。
(おそらく負けてるけど)
父と社会人として話す機会は無いと思っていたから、
それが何だかとても嬉しかったのだ。

2015年4月30日木曜日

隙間と出幅

こちらはブルーの花柄刺繍カーテンに合わせて
ハナリ(hanari)を選ばれたS様の発注書です。
窓の間は133㎜で、操作は両端。
それぞれの窓の存在感を出すには隙間が必要なので
羽根の出し分は通常より少し少なめの55㎜づつ。
窓間側は133-55-55=23㎜の隙間が出来ることになります。
でも、左右の出し分を揃えようとして、
両端側も55㎜の出し分にはしません。
ハナリの操作側は、羽根が本体より25㎜ほど内側に来ているので、
窓からの出幅は30㎜になってしまいます。
これでは出幅として不十分です。
そこで、こうした特徴も考慮しながら仕上がり寸法を確定しました。
商品は既に出来上がって入荷済みです。
工事当日宜しくお願いします。

2015年4月29日水曜日

2種類の間仕切り

O様からご相談を受けたのは
対面キッチンの吊戸棚とワークトップの間にあるL型の開口部。
リビングはブラウンのビジックととオレンジのソファでモダンな仕上がり。
悩んだ末にお勧めしたのは、
オランダのKENDIXのBOOGIE-WOOGIE(ブギウギ)。
300巾の横使いの生地の中央だけを贅沢に使います。
リビングとキッチンの間にある収納庫の開口部は、
同じ生地でパネルカーテンに。
空けた時は冷蔵庫と壁の間にスッポリと納まります。
ここ数カ月でパネルカーテンも4か所目。
あまり出ない商品ですが、出る時はなぜか続くんですよね。
『カーテン屋あるある』かもしれません。

2015年4月28日火曜日

リボンいろいろ

トリムやリボンをご提案する現場が重なったので、
今日の午前中はメーカーさんのショールームへ行って来ました。
秦野市のK様、世田谷区のM様、平塚市のT様、
イイ感じのものが見つかっております。
 

2015年4月27日月曜日

レースの裾処理

 
こちらは厚木市のS様の発注書。
横ラインの入ったレースです。
裾の処理は10㎝の折り返しになりますが、
それだと生地の重なりによって線がたくさん出来てしまいます。
そこで、裾の折り返しはその線に沿って。
これは私が気づいたのではなく、
この生地を初めて縫製依頼をした際に、
アートケイさんが教えてくれました。
以前、日本酒をメインで販売している酒屋さんに、
『吟醸と大吟醸の違いって何ですか?』と聞いたら、
『吟醸は丁寧に作る、大吟醸はすっごい丁寧に作る』と言われました。
当時は「山田錦〇〇%使用」みたいな売り文句が多かったので、
いまいちピンと来ませんでしたが、
この仕事をしているととても良く分かります。
多分、それ以外に言いようがなかったんでしょうね(笑)。

2015年4月26日日曜日

シェードのリフォーム

3年前にご購入頂いたS様が
ご新築を機に来店して下さいました。
当時のこと→ http://plusplan-mado.com/blog/?p=1327 を
今でも覚えて下さっていて、本当に嬉しい限りです。
ご新築先でもこのカーテンをお使いになりたいとの事で、
今回シェードをリフォームして納品します。
そしてまた、柄位置との格闘です(笑)。
巾180㎝仕上がりのシェードを156㎝にします。
考える事1時間。
とりあえず、理屈上は出来ました。
リングテープの数も標準より増やす必要がありますので、
そちらは部品取りします。
問題は幕体の縫製です。
木や金属ではなく生地ですので、
理屈上出来てもキレイに出来るかどうかは別問題だったりします。
総柄ではなく縦柄ですので、特に大変です。
アートケイさんと相談しながらベストな方法を決めたいと思います。


2015年4月25日土曜日

景色と合わせる

施工例は載せないのがこのブログのルールなのですが、
今日はちょっと特別。
伊勢原市のO様のリビングからは見える大きな木。
とても気に入られていて、
カーテンで見えにくくなるのを気にされていました。
そんな木と調和するナチュラルモダンの柄と、
まるでその木を見る為に中央だけ開けられているかのような柄位置。
あの見事な大木と共に、
カーテンがO様のご新居での生活を素晴らしいものにしてくれますように…。
 
 

2015年4月24日金曜日

施工

縫製担当のart-k後藤です。


後ろ姿。

昨日は大がかりで、また細やかな現場のお仕事を一緒に。

現場で、電気ドリルの充電器の下に、カットして持参したタイルカーペットを敷く。
そんな仕事をしてくれるサイトーさんがダイスキです。

2015年4月22日水曜日

準備万端(自分以外)

納まりが難しかった工事が無事に終わりホッとするのも束の間、
明日は一日がかりの工事です。
ベッドを跨いでの施工もあるので足場はそのまま。
L金具を使ってのテストも済ませて準備万端です。
一番難しいのは5時半に起きる事かも(苦笑)。

2015年4月21日火曜日

H様工事準備

明日工事に伺う電動のデュエットシェードの準備が完了しました。
階段開口部の笠木に乗せる根太代わりの垂木7本、
その上に乗せるコンパネ2枚と、その手前に使う足場板。
脚立は6尺、4尺、3尺の3種類。
そして養生。
商品は事前に開梱して各部の納めも確認済です。
明日、宜しくお願い致します。
 
 


O様の木製ブラインド

O様がご希望されていたのは木製ブラインド。
ご予算との関係も考慮してお勧めしたのがトーソーさんのエコタイプです。
価格もそうなのですが、この白がイイ感じの色なんです。
カーテンもそうですが、白って難しいんですよね。
発注は既に完了しています。

工事当日、宜しくお願いします。