2015年2月7日土曜日

T様仕上がり寸法算出


T様の仕上がり寸法を算出しています。
取付に工夫が必要な窓が多いのですが、
最も迷ったのは何も問題がない浴室窓のブラインドでした。

708㎜の内寸高さの仕上がり丈は700㎜か710㎜か?
そんな時は、メーカーの資料を見て羽根の枚数を計算します。
25㎜の羽根が20㎜ピッチで組まれていますので、
実際には羽根の枚数は2㎝単位で同じです。
700㎜と710㎜で枚数は同じなのか、それとも分かれ目なのかで、
選択する寸法も変わってきます。
色々な事を考えながら、1窓1窓丁寧に決めていきます。 

2015年2月6日金曜日

A様ご追加分、発注しました

こちらは本日、木製ブラインドを納品したA様から
追加でご注文を頂いた調光ロールスクリーンの発注書です。
窓の巾は同じですが、発注寸法は2台で異なります。
木製ブラインドは羽根のズレを考慮して15㎜マイナスでした。
調光ロールスクリーンはメカより生地がm小さいので、
ギリギリを攻めて5㎜カットです。
天付のマイナス分は窓の幅によっても変えています。
幅36㎝の滑り出し窓と幅165㎝の引違い窓では、
同じ1㎝カットでも印象が変わるからです。
その都度、商品の特性と寸法を考慮して決めています。

2015年2月5日木曜日

入荷した生地現物から始まるコト

縫製担当のart-k後藤です。


こうした柄の大きな生地は、どこで生地がカットされてくるかによって、製作するものの柄位置が変わります。
サイトーさんは余裕のある数量で生地を入荷して頂けるのでいつも良い柄位置で製作することが出来ていますが、それでも生地が届いてからでないとわからないコトもあり。

今回の生地は大きなベージュとグレーの四角の並びをどうするか?
2種類の四角を3列。

ベージュ:グレー:ベージュ
 か
グレー:ベージュ:グレー
 の2通り

どちらも単体としては良いものになりますが、お部屋の雰囲気やお客様のお好みはどちらか?
そういったお話を聞きながら、様々な答えのある中から1つ1つ選択してお仕立てしています。

K様バランスの柄位置決め


こちらはK様の主寝室に使用する生地。
裾をデザインカットするので、その柄位置を決めています。
「ひょうたん柄」が切れずにきっちり入ればキリは良いですが、
逆に妙な感じなので、写真のようにずらしました。
使用する生地が決まった時点でデザインも決まっているのですが、
正確に寸法を出すとその1㎝の差が違和感を生んだりします。
正解はないので迷いますが、良い感じで仕上がると思いますので、
楽しみにお待ちください。

Y接骨院様ロールスクリーン工事

 
こちらは休診日にカギをお借りして施工したY接骨院様。
取付面のない開口部にテンションバーを使って施工しました。
 
 
カギを借りに伺った際に取付位置確認用に貼った紙テープの下にあるのは、
下地探し用のマグネット。
採寸時に確認はしていますが、ビスが打つ前にもう一度。
 
 
各個所問題なく、無事に終了しております。
ありがとうございました!
 
 

2015年2月3日火曜日

K様キャノピーの寸法決め

ご夫婦にとっても愛されている感じが伝わってくる
かわいい女の子のお部屋。
南面にはベランダ窓、
西側にはほぼ部屋の中央に滑り出し窓。
その窓を中心としてベッドを置いても学習机が入る1355㎜の壁面。
色んな要素が重なってご提案したのはキャノピーです。
お見積もりの時点で寸法は出していますがもう一度再確認。
紐で形を作って色々な寸法をチェック、段ボールを切ってさらにチェック。
はしょらずに、地道に悩んで決めることが大事です。

2015年2月2日月曜日

I様最終確認中

ちょっとバタバタとしており、更新が滞ってしまいました。
この間、対応させて頂いたお客様も、全て滞りなく進んでおります。
こちらはスタッフが最終打ち合わせに伺ったI様の採寸用紙。
当店の採寸方法は測る箇所が多いので、
逆に『測り漏れ』が起きることがあります。
そこで仕上がり寸法の基準になる箇所は、
採寸した確認のために現場で赤丸で囲みます。
それを今度は私が仕上がり寸法を出した際に蛍光ペンでチェックし、
再度担当スタッフが確認して別の色の蛍光ペンでチェックします。
納品まで慎重に進めますので、楽しみにお待ちください。

2015年1月31日土曜日

特殊な縫い方

縫製担当のart-k後藤です。


写真は厚手のインターライニング入りのフレームで飾られたカーテン。
サイトーさんに取付をお願いしている物。

かなり手の込んだ物ばかりで製作に必死です。


毎日こんな感じで。U ・ェ・U



2015年1月28日水曜日

H様準備完了です

こちらは明後日工事の東京都のH様。
全てメカ物ですが、各所の納まりを含め、
綿密に打ち合わせをさせて頂きました。
この仕事をしていても自宅に付けられない商品ばかり(苦笑)です。
準備万端、整っております。

2015年1月27日火曜日

シェードの落とし穴

リビングから一段上がった畳スペースがあるE様のリビング。
テイストの違いを感じさせずに統一感を出さなければいけません。
リビングはシンプル&ナチュラルに。
和室はサイドボーダーのシェードですが、
ボーダー部分の残布をLDのクッションやランチョンマットに使い、統一感を出します。
こちらはシェードの発注書。
当店ならではの工夫がW116㎝のシェードです。
このサイズは幕体の中央にリングテープ(生地を昇降させるコードを通す部材)がきません。
これはメカを作っているメーカーの仕様になっています。
しかし、このサイズを100㎝巾の生地で作ると問題が起こります。
116㎝のシェードを作るには100㎝の生地が2巾必要なので、中央でジョイントになります。
でも、ここにリングテープがないときれいに畳まれないのです。
そこでアートケイさんにお願いして、
この部品だけを1つ取り、中央に追加してもらうのです。
カーテンの発注には色々な落とし穴があります。
まず落ちることはありませんが人生の落とし穴に時々…(笑)
 
 

2015年1月26日月曜日

M様プランニング

大和市のM様のプランニングをしています。
メインになるのはクラーク&クラークのLila。
これを横使いでバランスとして使いながら、
シック&ナチュラルなお部屋にします。
輸入生地は一見どこかにありそうな色で、
実は国産には無いという微妙な色が多く、
今回もサンプルを取っては探し直しの繰り返し。
その甲斐あって、良いプランが出来ました。

H様仕上がり寸法計算(その2)

昨日に引き続き、H様の仕上がり寸法計算です。
今回はリビング。
ベランダ窓の左端から出隅(角)までは210㎜。
図面では各階のこの箇所に柱があります。
木造3階建ての通し柱ですので4寸(12㎝)でしょう。
とすると、、、210㎜-12㎜0-12.5㎜(石膏ボード)=77.5㎜
それよりも少しレールを延ばせば柱に届く=ビスが効くことになります。
窓の右端から角(入隅)までは70㎜ですがキャップの幅を考慮すると実質40㎜。
左は斜め打ちしてなるべく両側のバランスを取って施工します。
 
腰高窓は4寸窓。
図面で見ると窓は左に寄ってます。
そこから455㎜ピッチですので中央に縦桟はありません。
ブラケットは1個多く取り、ベランダ窓より1個多く4個使いとなります。
 
複雑な話が多く分かりにくいと思いますが、
一部屋一部屋きっちりやっております。
 

2015年1月25日日曜日

H様仕上がり寸法計算

『気付けばこのエリアに居るなぁ』という感じで、
同じ場所への納品が続くことがあります。
今は、気づけば東京にいます。
こちらはH様の採寸用紙。
仕上がり寸法を出しているのですが、難しいのが仕上がり丈です。
滑り出し窓とクローゼットに挟まれた掃き出し窓。
 
 
通常の位置に付けると部屋の中で最も大きく中央に位置する窓が、
両サイドにある窓やクローゼットよりも極端に低くなってしまいます。
ではレールの位置を高くしてはどうか?
その場合、他のお部屋のレール取付位置とのバランスはどうかを確認します。
逆に、取付高さを全て揃えた時の寸法も確認し、その確認もします。
そして、どちらがより自然な印象に見えるかを考えます。
細かなことかもしれませんが、こうした積み重ねが仕上がりに影響します。