2014年11月22日土曜日

K様採寸

昨日に続き今日も高速に乗って東京へ。
現場は一年前に木製ブラインドを付けさせて頂いたN様のすぐお近くでした。
もう2度と来ないと思っていたけど不思議だなあと思いつつ現場に入ると、
何とそこには知り合いのクロス屋さんが!
『え、え、どうして???』
『実は昨日から来るの知ってたんだ~。施主さん知り合いで』
世の中本当に狭いですね。

端からとは限らない

連投の縫製担当のart-k後藤です。


写真は生地のど真ん中。
全体の写真が無いのでわかり辛いのですが・・・

一番柄位置が良いゾウさんが上下切れない場所。
縫い代を足したピンポイントの場所を基準に裁断をしていきます。
耳から切っていては緯糸とプリントのズレで良い場所から逸れてしまいます。



サっと手に持った羅紗バサミの先をチョンっと生地に当て、経糸数本だけを切り、
スっと緯糸を引いて断ち切るラインを出します。

動画だとたぶんサイコーにカッコイイです。職人バンザイです。
(・・・文章だと誇張出来ます。

試作・打ち合わせの後

縫製担当のart-k後藤です。





チラ見せ。

まるでお店のバックヤードに縫製所があるような、そんなやり取りが出来たら最高だと思っています。
写真はサイトーさんのアイデアをアレコレと試した後、本番に移った上飾りの一部。


こうしてみたら、ああしてみたら。上手く行くこともそうで無いこともありますが、そうした過程自体が作り出す物もあると思うのです。

2014年11月21日金曜日

T様バーチカルブラインド

T様のバーチカルブラインドの最終確認をしています。
図面を拝見した時から気になっていたのは、
中央と右の窓の間の寸法。
図面上では柱一本分ちょっとでした。
実測して寸法を確認し理想の仕上がり寸法を算出した後、
プランニング時のサイズと照合します。
仕上がり枚数はジャスト!
現場でお話しさせて頂きましたが、
この窓の間にどうしても隙間が欲しかったので、
当初から出し分を少なめにしていました。
逆に一枚少なくなったのが左の窓。
ここは違和感が無い程度に他の窓より出し分を大きくしたかったのですが、
壁埋め込みのコントローラーがあり、当初の予定より一枚少なくなりました。
左端の一番薄い色を3枚にするか2枚にするか、
そこだけ現場で確認したいと思います。
 

クローゼットのロールスクリーン

ウオークインクローゼットの目隠しに
ロールスクリーンを取り付けたS様の現場です。
全体を覆うのがS様のご希望でしたが、
ハンガーパイプに洋服が並んでいても決して雑然とした印象はないこと、
普段の使い勝手を考えると下段はオープンの方が便利で、
結果的には上げていることが多くなる可能性がある事をお話しし、
出し入れの少ない物を収納する上段だけ隠すことをご提案しました。
問題は生地を下げきった時に
ウエイトバーが棚のツラに合うように取り付ける事です。
バッチリ納まってS様にも大変喜んでいただけました。
取付も色々と工夫しましたが、
それよりも、『技術』ではない部分が大事だったりするんですよね。

2014年11月19日水曜日

ソファの納品

今日は張替えたソファの納品でした。
 
一人掛けはすんなり入るので良いのですが、
問題なのですがコーナーです。
入口ドアを外してドア枠から廊下の床、壁まで全て養生し、
ゆっくりと滑らせながら入れていきます。
 
 
ドン突きの直角カーブは曲がれないので、
間仕切り壁のガラスを外して布団で養生。
ここから一気に持ち上げて、この上を通過しながら奥へ。
 
 
全て無事に通過しました。
それにしても椅子張りやさんの仕事って見事だなと思います。
最近は高齢化が進んで跡継ぎもいないところが多いようです。
その理由が推察できるだけに、何とも言えない気持ちになります。
 

柱と窓

O様の仕上がり寸法を算出しています。
採寸用紙と現場写真を見ながら一つ一つ決めていくのですが、
ふと手がとまったのが左側の腰高窓。
窓の巾は1640㎜。
ん?1640㎜??
在来工法の場合、柱の間にサッシを入れるので1690㎜でなければいけません。
窓の右端から出隅(角)までは182㎜。
平面図を見ると通し柱は4寸(120㎜)。
と言う事は182㎜-12.5㎜(ボード厚)-120㎜=47.5
窓の端から柱まで47.5㎜離れている(=ビスが効かない)ことになります。
念のため検算。
1640㎜+49.5㎜=1689.5㎜で合致します。
そこでブラケットをその分離して取り付けることで、ビスを効かせます。
問題なく工事が終わるためには、その前段階がとても重要です。
 
 

エアコン設置とレール調整

既に納品が終わっていたU様から突然の電話。
エアコンの取付位置が当初の打ち合わせから変更になり、
レールの調整が必要になってしまったとの事でした。
既にレールは外されていて、このままだと丸見えになってしまうので、
最後の現場から急行しました。
 
レールを外して
 
パワーカッターでギボシ部分をカット
 
 
 
修正ペン(実は白系ペイント材として重宝するので車に常備しています)で
カット断面を塗り塗り。
 
 
バッチリ納めました。
 
 
本来の取付位置だとキャップを外さなくても良かったのですが、
エアコン屋さんは取付時にそうした説明もなかったらしく、
U様も業者さんに厳しく言えないお人柄で困っていました。
『キャップ無しでも良いですよ』と言って下さったのですが、
これだけでも『エアコン工事のせいでブルーな一日』が少しだけ変わりそうかなと。
喜んで頂けて何よりでした。
 
 
 
 
 

2014年11月17日月曜日

T様プランニング中

縦型ブラインドのカラーコーディネートを作成中です。
大きさの異なる3つのベランダ窓にバランス良く、
そしてリビングのドアを開けた時の目線や窓の位置関係も考慮して。
メーカーさんが出しているカラーコーディネートの専用ソフトもありますが、
3つの窓での色のバランスを見る為に、エクセルで作っています。

I様発注しました

こちらはI様にお選び頂いたCAMENGOのキッズコレクション。
生地を花のようにあしらったものが縫い付けてある特殊な生地です。
問題なのは山ピッチと柄との位置関係、そして裾の処理です。
日本のカーテンのようにダブルで折り返す訳にはいきません。
I様にはお任せいただき、さきほどアートケイさんとも相談して、
縫製仕様が決まりました。
良い感じで仕上がると思います。

2014年11月15日土曜日

I様発注しました

候補生地も決まり、あとは現場で選ぶだけの状態だったI様。
現場打ち合わせまでの数日間に、
スタッフがアレンジを加えたプランを作っていました。
I様にもとても気に入ってくださり、ご採用頂きました。
既に全室発注は完了しています。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2014年11月14日金曜日

本革と合皮

お取引先工務店様のショールームに
ソファの張替えのお見積もりに伺いました。
最近はg医術の工場により本革と合皮の見分けがつきにくくなっています。
指で押した時に、くぼみの底に皺ができるのが本革。

指で押してもくぼみの底に皺ができないのが合皮です。

今回拝見したソファは、
人が触れる部分(背・座面)が本革で、それ以外は合皮でした。
これもよくある作り方です。

展示会

カーテン業界最大のイベントJapantex(ジャパンテックス)に行ってきました。
この会場に来るのも何回目になるのでしょうか。
毎年毎年、今年こそはと思いながら出来ない事があり、
いつも帰り際に遠くから見つめては、後悔していることがあります。
ここ。
絶対シーバスがいると思うんだよなあ。
来年こそは深夜にこっそりとルアーを(違っ)