2018年7月24日火曜日

思い出をしまう

ご自宅のリビングやお嬢様のマンションなど、
窓周り関係の際はいつも声を掛けてくださるM様、
今回は洋室3部屋の掛け替えのご注文を頂きました。
本当にありがとうございます。
掛け替えの際は、これまでのカーテンの処分も
お願いされることが多いのですが、
その際に気を付けていることがあります。
それは、外したカーテンを丁寧にしまうこと。
物には人それぞれの思い入れや思い出があります。
新築をした時のこと、皆でお店に行ったりカタログを見たこと、
これまで記憶の彼方にしまわれていたシーンが、
蘇る瞬間でもあるのです。
だから、処分するものであっても、一つ一つ丁寧に扱います。
それはお客様の思い出を大切にすることでもあるのです。

2018年7月23日月曜日

カーテンから始まるリビング物語

クラシックベースでちょっとエキゾチックなモロカン…
そんなI様のイメージにご提案したのはダマスク柄の生地でした。
とても気に入って頂いたのですが、
問題は奥に位置する直角出窓です。
シェードではクラシックすぎる、
ブラインドもシックな色では色気がでない、
I様とご相談の上、決定したのが鮮やかなイエローでした。
そして、ここから何を足していくことで
この組み合わせが活き、もっとお部屋が素敵になるのかもお話ししました。
カーテンのご相談をする場合、
お客様はまだご購入されていないものがあります。
そしてご新築のお客様の場合、
やらなければいけないこと、買わなければいけないものに追われ
そんなお買い物が精神的な負担になってしまうこともあります。
だからこそ、そこに楽しさがあるように、
理想のリビングが思い描けるようにご相談するのが
私たちの役割でもあります。

2018年7月18日水曜日

ベストな2ツ山

一間の掃き出し窓が柱を挟んで2つ並ぶK様のリビング。
ウイリアムモリスのブラックソーンをお選び頂きましたが、
仕様は3ツ山ではなく、3巾を目いっぱい使用した2ツ山にしています。
3ツ山ではちょっとボリュームがありすぎること、
2.3倍ではなく2倍にして場合、
2カマの生地にちょっとだけ生地を足すことになり、
柄も縫製もバランスが悪いこと、などを考慮しました。
一般的な縫製カーテンでも色々なことを考慮して、
その窓なりのベストな仕様にすることが重要です。

2018年7月16日月曜日

間仕切りのパネルスクリーン

玄関の正面に位置する和室には、
S様こだわりの縦格子の引き戸。
目隠しのために何かを付けたいとのご要望に対し
ご提案したのはパネルスクリーンです。
そこが和室だと分かるような小紋柄、
それも表裏の両方が使える生地を選んでお勧めしました。
耳の処理も表裏が出ないようにヒートカットにしています。
間仕切りと言うと無地のロールスクリーンとなりがちですが、
場所と使い方によってご提案するものも様々です。

2018年7月15日日曜日

ブリトーとプリン

先日、展示会で同業の方と久々にお会いして、
『ブログ、読んでますよ~』と嬉しいことをおっしゃって頂けたのですが、
一番記憶に残っているのがブリトーの話だということで、
なぜかこの話のことを言われることが多い。
話自体は私がブリトーを良く買うので、
店員さんにブリトーってあだ名を付けられてるな、という
本当にたわいもない話なんですが、
その度に私は思うのです。
カーテンは?カーテンの話ないの?
スワッグバランスがバッチリ納まったあの現場とか、
お手頃価格の生地だけで素敵に仕上げたあの現場とか、
ほら、あるでしょう?思い出して!思い出すんだ!
ブリトーの話じゃないだろ~~~!と。
という訳で今日の夜食はスタバのプリン。
(ブリトーじゃないのかい!)
ブラインドを施工したM様に頂いたのですが、
これ、メチャ旨ですね。
私はスタバが苦手で一人で入ったことが無いので、
(メニューを見てもどんな飲み物か分からない、頼み方も分からない)
お客様から頂かなければ絶対に食べれませんでした。
バタバタしている間にブログが滞っていましたが、
当店に期待してご利用下さるお客様のためにも、
また頑張って更新していきたいと思います。

2018年7月10日火曜日

臨時休業のお知らせ

明日11日(水)は展示会出席のため
臨時休業となります。
ご迷惑をお掛けしますが
宜しくお願い申し上げます。

           +PLAN

2018年7月6日金曜日

K様準備完了しました

明日はK様のカーテン工事です。
透明感のある北欧柄を掃き出し窓に、
窓のサイズと構成に合わせた無地は腰高窓に。
お店でもOKを頂いていた色を再度探し直してサンプルを取り、
色の組み合わせにこだわりました。
明日、宜しくお願い致します。

2018年6月29日金曜日

ちょっと変わった形状のブラケット


2.00mのレールを窓枠に取り付けたH様。
窓枠への取付ですので、
NTブラケットというゾウの鼻のような取付金具を使います。
通常のL型の金具だとレールが窓枠より下がってしまい、
カーテンを掛けた時に上から外が透けてしまうためです。
今回はレールが2.00mの掃き出し窓ということもあり、
通常より多めに金具を取り付けます。
メーカーさんの資料には載っていないのですが、
L型の金具よりも下方向へ重量に弱いはずなので、
少しでも負担を少なくするためです。
ビスを打つときは一度下穴を開けて、窓枠が割れないように。
機能レールを付けるだけでも、色々と知識と工夫が必要です。

2018年6月28日木曜日

充実のOFF



AM10:30 ~青山~
お客様とショールームで打ち合わせ。
30分早めに来てスタッフの方にお客様の好みや、
お部屋のテイストや周囲の環境などを
図面を見ながらお伝えします。
お客様が来られてから業者間で話をするのは失礼ですので、
30分早めの到着です。
いつもは車で走っている246を歩くのはちょっと不思議な感覚。


PM1:00 ~横浜~
レールメーカーさんの展示会へ。
電車を降りるときのインドの方に話しかけられる。
『Where do you want to go?』
『NIHON-O-DORI、NIHON-O-DORI』
『This train will take you there』
なんか俺、ちょっとカッコよくない?
誰も言ってくれないので自分で言っておく(笑)。
肝心の新商品は、、、、
カーテンボックスはヒダの根本が隠れる15㎝の高さが欲しいかな。


PM3:30 ~本厚木~
取引先ハウスメーカー様の安全大会。
お客様はご存じないかもしれませんが、
業者が集まって安全に対する講習会をがあります。
安全帯がハーネスになったのはTPPと関連があるという
お話しに驚きました。
JIS規格とISOとレールやブラインドの関係なども、
今後出てくるかもしれないなぁ。


PM 6:30  ~海~
来てしまった(笑)
風が強くてどうにもならないとは思いつつ、
月がとってもきれいなのでちょっとだけ。
釣るだけが釣りではありません。
という訳で、歩き疲れてワールドカップも見ずに爆睡の休日。









2018年6月27日水曜日

足場セット


Y様のロールスクリーン工事の部材です。
マンションでありながら取付高560㎝の階段の吹き抜け。
2連梯子は入らず、タケノコ梯子は届かず、
窓の上端から天井までの壁面が7㎝しかなく、
内倒しの網戸があるので窓内に脚立を立てることも出来ず、
『これは無理かも…』と思いつつ、現調すること2回。
色々な方法を試しつつ、
階段で極力上に行き、6尺の脚立を伸ばして窓上の壁面に当てる、
という方法となりました。
その場合、脚立の足の位置と先端の位置関係が重要なのですが、
階段のピッチとうまく合わず、
構造材とコンパネ2枚重ねで平坦な場所を作ることにしました。
踏板と接する面は滑らないフェルトを貼っています。
準備は万端、ばっちり納めます!


2018年6月26日火曜日

切替カーテンの時に気を付けていること


O様の子供部屋のカーテンの発注書です。
上部は北欧風のプリント生地、
山をつままずにフラット仕上げでの製作です。
本体は久しぶりに事務所の床が見えなくなるほど
カタログを広げて探したブルーの無地。
切替しの間にはバイアステープを入れます。
最近人気の切替カーテンですが、
窓の大きさや構成、柄の特徴や生地の組み合わせ、
お住まいになる方の好みなどによって
デザインは大きく変わります。
大事なのは『変わったやり方をすること』ではありません。


2018年6月25日月曜日

久しブリ

久々に晴れマークのついた天気予報。
中潮。
朝マヅメは上げから下げへの潮の動く時間帯。
深夜12時キックオフのワールドカップ。
おそらく皆、睡眠時間が短くなるから空いていそうな海。
あ~条件は整った!
という訳で、出勤前の2時間フィッシング。

今年も来たらしいという話を基に、メタルジグをセット。
投げたジグが12秒でボトム(海底)着き、
そっから早めのワンピッチショートジャーク。
釣れない。
次は10秒でアクション開始。
釣れない。
8秒、6秒、4秒……あれ?
動かし方が早すぎるか?と少しゆっくりにしてみる。
12秒、8秒、6秒…あれ?
さらにもう少しゆっくりにしてみる。
12秒、8秒、6秒…あれ?
ジグをブルーに変更し、
8秒の少しゆっくり目の時に来た!


まだまだカワイイサイズのワカシ(ブリの幼魚)。
11月になるとイナダになって、最高の引きを味わせてくれます。
思わず、『今年も来たんだね~』なんて話しかけしまった(笑)
青物はやっぱり楽しいな~。


2018年6月24日日曜日

黒のレースタッセル


H様が選ばれたビンテージ調の麻のレース、
タッセルは黒の部分だけを使ってお作りすることになりました。
その際お伝えしたのが、芯地が透けてしまうこと。
芯地とはシャツの襟の中などに入っている、硬さを出す縫製部材です。
目の粗い生地ですので、どうしても白い芯地が透けて見えてしまうのです。
H様にもその点をご了承頂いた上で製作したのですが、
出来上がったのは……黒のタッセル!
アートケイさんが黒い芯地を使ってくれたようです。
こういう細かな気遣いが本当にありがたいですね。