2017年6月21日水曜日

Y様発注しました



寝室用に遮光カーテンをご購入頂いたY様。
裏ラミネートの生地ですので、
通常のカーテンとは違い
ジョイントの縫い目が出ない方法でお作りします。
普段は全く分かりませんが
西日を遮る使い方をされますので、
ミシンの針穴の連続が見えてしまうのは
やはり気になるところです。
生地やお部屋や使い方によって、
カーテンの作り方も色々です。

2017年6月19日月曜日

2泊3日で九州へ





















と言っても私ではなく、カーテンですが(笑)
T様のカーテンクリーニングも 既に出荷済み。
明日、九州の工場に届いている予定です。
ご新居でも活躍できるよう、 慎重に進めます。

2017年6月17日土曜日

柄位置を考える




2枚の写真はN様の柄位置候補。
上端の異なる掃き出し窓と腰高窓を、
縦柄を合わせつつ2つの窓共にバランス良く
配置することができるかどうかを
後藤君に見てもらいました。
(*一般的な加工所さんではやってくれません)
写真上部の紙管の位置がカーテンの頭の位置、
白い棒の1本目と2本目の間が腰高窓のシェードの位置。
左の写真は「頭優先」、右の写真は「裾優先」。
どちらが正解と言うのはなく、好みの問題になります。
なので写真はそのままN様へ。
こういうプロセスをふむと、
出来上がりがまた楽しみになりますね。

2017年6月16日金曜日

インテリアライフスタイル展


昨日は午前中にフジエテキスタイルさんで勉強会の後、
(またその話は後日)
インテリアライフスタイル展に行ってきました。
会場入り口でスタッフと別れ、
私はファブリック系をメインに、
スタッフには家具・雑貨系をメインに回ってきました。
とは言っても、歩いていると色々なものが目に飛び込んでしまうので、
ついつい足を止めてしまうのですが。
なんとなく感じたのは、
明確過ぎるもの、
例えば使用頻度や性能が数値で表せたり、
キャッチコピーの強さだったり、
緊張感を強いる類の機能美だったり、
そういうものが少なくなったのかなあ、
ということでした。
もちろん、この展示会はそういうものを目的としてはいませんが、
商品の個性やバラエティは格段に増えているのに、
情報の強さと多さに疲れることがないというか、
そういう印象がありました。

ただ一つ、私にとって異彩を放っていたのが
ホテルをイメージしたブースでした。
「ホテルみたいにしたい」というお客様のご要望が多いからだと思いますが、
う~ん、どうなんでしょう。
仮にそのお客様に印象に残っているホテルがあって、
その客室の写真を手に入れて似たインテリアで部屋を作ったとして、
それはお客様が望む空間になるのでしょうか?
それよりも、なぜそのホテルが好きなのか?という理由の方が
大事なのではないかと思います。
「ホテルみたいにしたいってお客様多いでしょ?
だから作りましたよ。いかにもホテルにありそうなもの」っていう
作り手のメッセージが強すぎて、
僕はブースの中には入れませんでした。

肝心のファブリックの方は、
色々と収穫が大きかったので、
是非お客様にご紹介していきたいと思います。
お楽しみに!

ツキイチ勉強会 ~ニチベイ編~

毎月1回行っている勉強会、
先月が諸事情により出来なかったので、
今月は2回行いましたので、ここでご報告。
1回目は、ブラインドのトップメーカー、ニチベイさんの相模工場。
「相模?」
そうです、ニチベイさんのメイン工場は愛川町の工業団地にあります。
私は5年前に一度見学しているのですが、
スタッフにも見てほしくてお願いしました。

実は私、メカ物にはかなり関心があり、
つい最近某社の営業さんとある商品の話になった際に、
「御社の商品はプーリーのギアを小さな2つのギアで伝えてるんだよね。
だから軽いのかもしれないね」などと言って驚かれ、
「新商品が出ると分解しちゃうから」と言ってさらにドン引きされました(笑)。
そんなメカ物マニアの私が、
物作りへの姿勢に感動して帰ってきたのがニチベイさんの工場だったのです。
内容は企業秘密に触れてしまうといけないので、
ちょっと…まあ…その…是非皆さんも行ってください!ということで(笑)。

ニチベイさんに限らず、
日ごろ私たちが販売する商品はかなり大きな企業が製造しています。
そうした企業が「物を作る」とはどういうことなのか、
それは安売りされているものとどう違うのか、
お客様に「一流メーカーですから」と説明するのであれば、
何が一流なのかを私たち販売側は知っておくべきだと思います。
知れば売上が上がるなんてことはないかもしれません。
でも、そういうことではなくて、
販売している以上、それを知ることは私たちの責任だと思うのです。
これまでトーソーさん、タチカワさん、ニチベイさんの3社に
勉強会をお願いしましたが、
どのメーカーさんも、絶句するほどディープでシビアな世界で
物作りをしています。
その世界をもっと色々な方に知って頂ければ良いなあと思っています。



2017年6月14日水曜日

プロセス

















本日納品させて頂いたN様。
お手頃価格の均一カーテンからお選び頂きましたが、
そこは当店らしくキッチリと。
いつも通り、お部屋のイメージをお聞きして
窓の構成やサイズに合わせてご提案致しました。
もちろん、採寸にも伺っています。
当店はカーテン屋ですので、
買って頂いたカーテンがお部屋を素敵に彩ってくれることを
願っているのですが、
それと同じくらいプロセスも大事にしています。
それが専門店の役割だと思っています。

2017年6月13日火曜日

高いタッセル


と言っても、価格ではなく位置のお話し。
K様のカーテンは上部に柄を持ってきた切替カーテン。
この場合、一般的な位置にタッセルを束ねると
「間延び」してしまいます。
そこで、通常よりもグッと高い位置にしました。
同じようなケースでもカーテンの持つ雰囲気によって、
このようにしないケースもあります。
あくまでも主観的で感覚的な問題かもしれません。
でも、こういう感覚をお客様と共有できるのって、
とても嬉しいことです。
K様、この度はありがとうございました。

2017年6月12日月曜日

クロスの現調

















M様のクロス工事の現調に伺っています。
現場はまだ大工さんが施工中でした。
国産のクロスは92㎝巾で
在来工法のモジュールと 合うようになっています。
そのため、「天井までが〇本」、「80㎝が〇本」と計算していきます。
今回は柄リピートがありますので、
その分も計算して正確な用尺を出し、
施工するクロス屋さんに指示書を書いてFAXします。
材料によって仕事の内容も様々ですが、
出来上がりが楽しみなのは同じですね。

2017年6月11日日曜日

K様ブラインド工事


K印刷様の工場のブラインド工事です。
排煙窓が内倒しのため、 アルミサッシに取付けます。
暑さ対策にきっと役立ってくれると思います。

2017年6月9日金曜日

N様の生地、出荷しました

N様の主寝室の生地が入荷しました。
本日、当店からアートケイさんへ出荷します。
柄位置の件は発注書とは別に詳しく書いてFAX済み。
週明けに改めてご相談を致します。

2017年6月7日水曜日

K様発注しました。

以前、当店でカーテンをご購入頂いたK様、
今回は寝室のご注文を頂きました。
お選びになったのはベージュ&ブラウンのナチュラル系の生地。
寝室というお部屋の用途や
置かれている家具との調和を考えてのセレクトですが、
K様ご自身はちょっとカワイイ感じがお好きな記憶がありました。
そこでご提案プランも、そのイメージに。



無事にOKを頂き、アートケイさんに送った発注書がコチラです。















生地は既にアートケイさんに到着済み。
これから製作に入ります。

2017年6月6日火曜日

モロカン、+PLAN風



モロカン風のペイズリーと、
ビンテージ風なのに高級感のある無地の組み合わせ。
その間には同じシリーズの別生地の一部を
横取りしてポイントにしました。
ご新居を購入されたけっかけを伺うと、
「たまたま最後に売れ残りがあって」と
ご主人はおっしゃっていましたが、
きっとその言葉はご主人なりの謙遜で、
自分が提案するからには、
ご家族の大きな決断に見合うものを、
お客様が好きな生地をちゃんと使って、
そして、当店らしい高くならない手法でご提案したいと思っていました。
ご採用頂いて、本当に嬉しく思っています。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2017年6月5日月曜日

メカ物の発注

S様の発注をしました。
ブラインドやロールスクリーンなどの、
いわゆる「メカ物」を発注する際の私なりの約束事は、
取付高さではなくチェーン(コード)の長さを書くことです。





















取付高さを書くとメーカーさんの基準で出来上がってきます。
でもこの寸法はあくまでも、
どのような場合でも問題が生じない最大公約数的な基準です。
そのため、それぞれの現場や家具の配置、
お客様の身長などによっては不便になるケースもあります。
ちょっとしたことですが、大事なことです。