昨日は午前中にフジエテキスタイルさんで勉強会の後、
(またその話は後日)
インテリアライフスタイル展に行ってきました。
会場入り口でスタッフと別れ、
私はファブリック系をメインに、
スタッフには家具・雑貨系をメインに回ってきました。
とは言っても、歩いていると色々なものが目に飛び込んでしまうので、
ついつい足を止めてしまうのですが。
なんとなく感じたのは、
明確過ぎるもの、
例えば使用頻度や性能が数値で表せたり、
キャッチコピーの強さだったり、
緊張感を強いる類の機能美だったり、
そういうものが少なくなったのかなあ、
ということでした。
もちろん、この展示会はそういうものを目的としてはいませんが、
商品の個性やバラエティは格段に増えているのに、
情報の強さと多さに疲れることがないというか、
そういう印象がありました。
ただ一つ、私にとって異彩を放っていたのが
ホテルをイメージしたブースでした。
「ホテルみたいにしたい」というお客様のご要望が多いからだと思いますが、
う~ん、どうなんでしょう。
仮にそのお客様に印象に残っているホテルがあって、
その客室の写真を手に入れて似たインテリアで部屋を作ったとして、
それはお客様が望む空間になるのでしょうか?
それよりも、なぜそのホテルが好きなのか?という理由の方が
大事なのではないかと思います。
「ホテルみたいにしたいってお客様多いでしょ?
だから作りましたよ。いかにもホテルにありそうなもの」っていう
作り手のメッセージが強すぎて、
僕はブースの中には入れませんでした。
肝心のファブリックの方は、
色々と収穫が大きかったので、
是非お客様にご紹介していきたいと思います。
お楽しみに!