2016年11月5日土曜日

切替カーテン



ご報告が遅くなりましたが、
川崎市のO様のオーダーカーテンの発注も完了しております。
事前に現場を拝見してイメージをお聞きし、
窓構成や位置関係、隣家との窓の位置や家具のレイアウトなど、
色々なことを考えてご提案をさせて頂きました。
最近人気の切替カーテンですが、
あくまでもデザインは結果的に生まれるもの。
今回も視線の高さやデザインによって変わるレールの特性も
含めてお客様とご相談しました。
デザインがお客様に与えられたものではなく、
お客様と作り上げたものであることも、
当店がとても気を付けていることです。
切替カーテンとは、単に違う生地をくっつけることではないのです。

2016年11月4日金曜日

茅ヶ崎市のK様入荷しました



発注のタイミングでのご紹介が出来ませんでしたが、
茅ヶ崎市のK様のブラインドも、無事入荷しております。
久々の全室ブラインドの現場。
取付甲斐のある台数ですが、頑張ります。

こんなふうにも、あんなふうにも

ほぼ全箇所を天然素材で揃えられた秦野市のA様の洋室です。
大切な本が焼けないようにと書棚にカーテンを付けました。
フレキシブルに開くように、ちょっと工夫しています。
カバーとして見えるようにカーテンは片開き。
逆L型のブラケットを使うと、
天板の上に載せた物の荷重がかかってしまったり、
出し入れする際に斜めに出来ないので、
あえて一般的なブラケットにしています。
そして境目となる2か所の方立て部分に、
マグネット式のストッパーを付けて…


ここでも止まるし



ここでも止まるし




ここでも止まるし



ここでも止まる



というふうに、
どの位置をどちらから開けても良いようにしました。
カーテンのプランニングという意味では、
重要度の低い場所かもしれません。
でも、こういうところも大事です。






















裏ワザ

バタバタとしている間に、
あっという間に日が経ってしまいましたが、
しばらく更新が止まってしまったので、
この間の現場をご紹介します。
まずは厚木市のK様のセパレートのシェード。


左右で各1巾づつの使用ですが、
中央で柄を合わせようとすると、
生地の端を使わないといけません。
そうすると生地の耳が裏側に見えてしまいます。
そこでアートケイさんが工夫してくれました。



裏側にバイアステープを付けて、
耳に印字してある文字を隠すという裏ワザです。
こういう提案をしてくれるのは本当に助かります。
K様にもとても喜んで頂けました。
当初は中央の柄合わせは無しのつもりでしたが、
こうして提案をしてくださる加工所さんのお蔭で、
お客様の笑顔が増えていきます。
オーダーカーテンの縫製には色々な工夫や技術が必要です。

2016年11月2日水曜日

明日3日(祝)の営業について

明日3日(祝)は通常通り営業致します。

                 +PLAN

2016年11月1日火曜日

帰って来ました・・・・

縫製担当のart-k後藤です。


サイトーさんが書いてくださったJAPANTEX。
所属する大阪カーテン技術会という縫製業者の勉強会の集まりで、縫製手法の展示や実演をビッグサイトで3日間、行ってきました。

私も少しだけ、スモッキングという手縫いの手法を披露していました。
写真をよく見ると、右手がシュパっと動いて残像、目線はお客様。
まるで手練れの職人みたいな写真ですが、緊張して何回も指に針を刺していたのはナイショです。

それでは。

2016年10月31日月曜日

気付いたら…

前回の更新から一週間近くが経っていました(汗)
本来は現場の進行状況をお知らせする内容なのですが、
ちょっと過去に遡ってご紹介していきたいと思います。
まずはインテリア業界最大の展示会、ジャパンテックスのことから。
(現場じゃない…笑)

毎年欠かさず行っていますが、
とても良かったのではないでしょうか。
展示会の評価をするのは一般的には入場者数で、
去年よりも落ちてしまったそうなのですが、
どうなんでしょう…
入場者数という分母ではなく、
充実度という分子を評価軸にしたのなら、年々良くなっている気がします。
今年は特に時間が足らなくて、
あらかじめ予想して開場と同時に着いたのですが、
それでも時間が足りずに最後は会場を走ってました(笑)。
結果的に見れなかったブースも多くあり、
来年は2日間行こうかなと思っています。

そのジャパンテックスで、当店が縫製をお願いしている
アートケイさんも所属している大阪カーテン技術会が初めて出展しました。
このブログを共に書いてくれている後藤君が企画して実現したもので、
取引先や友人ということとは関係なく、とても素晴らしいブースでした。
ミシンを使ってウン十年というマイスター達が、実際に目の前で実演をし、
縫製の注意事項などを説明したディスプレイもありと、内容も盛りだくさん。
会場で会った同業者も皆、このブースを話題にしていて、
今、ジャパンテックスに来ている方は本気の方ばかりなんだと思いました。
残念なことに、この業界には縫製に関心が無い方が驚くほど多いですから。
ゴトー君、本当にお疲れ様でした。

この他にも輸入生地ブースのデコオンや
私が工事をお手伝いさせて頂いているデザイナーの木村幸子さんやREIKOさんの
セミナーのことなど、お伝えしたいことがたくさんあるのですが、
ここでは書ききれないほどの充実した展示会でした。

という訳で、文字通り駆け足で過ごした一日でしたので、
写真がまったくありません(笑)。
こんなに疲れたジャパンテックスは初めてだったかも。

2016年10月26日水曜日

H様発注確認中


南足柄市のH様の発注が終わり、
各仕入先からの納期の返信を確認中です。
発注をすると斜線を引き、
返信があると日付を書き込みます。
そうすることで発注漏れや返信漏れのチェックをしています。
ご新築のオーダーカーテンは全ての窓が完璧に揃って初めて一つの商品。
何かが欠けることは許されません。
日付の左側に見えるチェックマークは、
私が発注した内容をスタッフがチェックした印。
確認を繰り返して、お客様のご新居に届けられます。


2016年10月25日火曜日

遮光の意味



厚木市のS様のリビングとタタミコーナーのプランです。
リビングは白地に赤のストライプのカーテンと、
赤の無地を裾に足したシェード。
そしてタタミコーナーの赤の無地へと流れます。
裾に使っているのは遮光生地。
通常はあまり合わせないのですが、
今回のプランでは重要なポイントです。
S様のタタミコーナーは2つとも滑り出し窓のため、
シャッターが付きません。
そして、小さなお子さんのいるご家庭にとって、
タタミコーナーはお昼寝の場所でもあります。
生地を組み合わせる場合、色や素材感を合わせることは必須ですが、
そこで暮らす方をイメージすることも、とても重要です。


2016年10月24日月曜日

H様発注しました



先日お納めした電動ロールスクリーンを気に入って頂き、
電動レールの追加のご注文を頂いた厚木市のH様、
カーテンも含め、発注が完了しております。
今回は取付位置の関係で持ち出し受光部を
かなり前に出さないといけません。
そのため、標準ではなく長めのコードを用意します。
また喜んで頂けるよう、その他の部材の準備も含め、
慎重に進めたいと思います。

2016年10月22日土曜日

T様発注しました




厚木市のT様の刺しゅうレースを発注しました。
当店の縫製指示書は生地巾と柄リピート、仕上がり寸法を入力すると
自動的に要尺が出るようにしているのですが、
裾がスカラップになっているレースは必ず手計算で確認します。
リピートの倍数ギリギリの場合、
カーブを描いた裾の始まりをどこにするかを選べません。
今回はまさにそのようなケースでしたので、
1リピート多めに取りました。
要尺ギリギリでもカーテンは出来ますが、
こういうところがとても大事なのです。

ブラインドの羽根カット



本日工事に伺った厚木市のF様の出窓用ブラインドです。
端が透かないよう、羽根だけを長くする仕様にしていますが、
桟の高さが5㎝あったため、一番上の羽根もカットしています。
こういうのがバッチリ決まると、快感なんですよね。

2016年10月21日金曜日

F様工事準備



明日は厚木市のF様の取付工事です。
既に準備は完了しています。
レールにまかれた黄色い紙テープは、
ちょっとした間違い防止策。
1.82mと2.00mという12㎝しか違わないレールを使い分けますので、
間違えてしまうと大変です。
そのため、とどいたレールは長さ別に分け、
目立つように片方にだけテープを貼りました。
慎重に、注意して、という言葉だけではミスってなくならないもの。
色々と工夫をしながら防止することが重要です。