2016年6月10日金曜日

ブラケットをカットする



こちらは明日の工事で使用する上飾り用のブラケット。
下が通常の長さで、上は今回の現場用に短く加工したものです。
メスネジが切ってある先端の穴を切ってしまうので、
違う穴にナットを使って固定します。
こうして結果だけを見れば単純なことなのですが、
最初の時はどうしたものかと悩みました。
最近は切り方のコツも掴んで良い感じに出来るようになりました。

秘密兵器、その後

窓数も多く時間もかかりましたが、
無事にK様の工事が完了しました。




向かって左の窓は左は入隅、右端には壁面があるので
下の掃き出し窓は短く作って上のブラインドのチェーンが通る隙間を作り、
ボックスに穴を開けて先週ブログでご紹介した秘密兵器を埋め込みます。
上のブラインドは端まで作らず1㎝短くし、
穴位置がボックスの強度に影響を与えないようにしています。

向かって右のブラインドはボックスを通すことが出来ません。
穴が多すぎてしまうことと、チェーンが近すぎて使いにくくなるためです。
そのため、ボックスに当たらず、窓を覆うことが出来る寸法で製作しました。



表面がR(カーブ)になっているのを探したのは、
多少斜めから操作してもチェーンがスムーズに動くためです。
2つに分けたのはボックス強度の維持だけではなく、
チェーンのヨレを防止するためです。


階段吹き抜けのロールスクリーンも計算通りバッチリ納まりました。



現場でご説明した仕上がり巾の違いも気にならず、バッチリ納まりました。
K様、ご信頼頂きありがとうございました。


























2016年6月9日木曜日

カフェのブラインド



ご夫婦でカフェを始められる厚木市のK様。
ご報告が遅くなりましたが、既に発注も完了しています。
住居との併設なので、窓周りはそれを感じさせないプランを念頭に置きました。
外からも同じように見えるブラインドを、
イメージを統一させつつ、住む方の意向を汲んだ内容にしています。
商品によって気にする点も色々です。

2016年6月7日火曜日

K様ハトメカーテン



モダン過ぎないモダン、がテーマの厚木市のK様。
イギリスのジオメトリック柄の生地のシェードと
国産のコットンの切替ハトメカーテンのご提案で一発OKを頂きました。
生地の手配と並行してアートケイさんとも細かな打ち合わせをしています。
問題なのは上部の切替とハトメ穴の位置関係。
理屈上出来るということではなく、キレイに出来ることが重要です。
イメージを変えないよう、ミリ単位で調整して細部も決定しました。



細かな部分まで慎重に進めて製作しています。



2016年6月4日土曜日

秘密兵器



これは困ったなぁと、何度も見上げた吹き抜けの窓。
両端は入隅になっていて、その下には同じ幅でカーテンボックスがあります。
お客様にご説明してご理解頂いたものの、
理解してもらえれば不便でも良いのかというのが一番の問題なのです。
色々思案して解決策を見出しましたが、
その次はそれを可能にする部材があるかどうか。
ホームンセンター巡りをして、秘密兵器を見つけました。
この、表面がRになっているのが欲しかったのです。



既に短くカット済み。
本体の仕上がり寸法も何度も計算して発注も完了しました。
K様、仕上がりを楽しみにお待ちください。

2016年6月1日水曜日

またまた裾のお話



明日は東京都のK様の納品日です。
フロントレースの後ろに使用するドレープは、
裾を極力小さくした仕様です。
生地の重なりで裾の10㎝だけが濃く見えるのが
どうしても気になるので、当店ではこれが標準。
手前にくるレースは洗濯ラベルが目立たないような
位置に縫い付けるなど、細かな配慮をしています。
明日は私のスケジュールの関係で職人が伺いますが、
打合せもバッチリ済ませました。
明日、宜しくお願いします。

2016年5月29日日曜日

カン上指定

昨日ブログサイトを覗いたらゴトー君の投稿が。
知らぬ間に撮られていたのね(笑)

さて、お店の方は天然素材のお客様が続きます。
厚木市のW様がお選びになったのは麻のカーテン。
西日対策の役目もあるので、2倍ヒダでお作りします。
発注は既に完了しました。

カーテンの発注ではレールの輪っかの下からの寸法を記載し、
輪っかの上の寸法はA(1㎝)とB(4㎝)のどちらかで指定します。
同じ寸法を書いても実際はAかBかで3㎝違います。
W様の出窓のレールは輪っかの上から天井までが3.5㎝。
Aだとレールが丸見えになり、Bだと生地が天井に当たってしまいます。
そこで3㎝で指定して発注します。
当たり前のようですが、メーカー縫製では基本的には出来ません。
スタンダードな縫製のカーテンでも、
アートケイさんのように細かく対応してくれる加工所さんの力が必要なんですね。

2016年5月26日木曜日

続)帰り道

縫製担当のart-k後藤です。
・・・久々の登場です。

いやぁ、サイトーさん、本当に綺麗な夕日でしたね。


取付が終わって笑顔のサイトーさん。

皆さんのお陰で、とっても喜んで頂けました。

2016年5月25日水曜日

帰り道




今日は一日、有名なデザイナーさんの工事でした。
スペシャル難易度の現場の後はキレイな夕焼け。
無事に終わった安堵感と心地よい脱力感。
脳内で勝手に作られ始める明日以降のToDoリストを
ちょっとの間遮断して、
初めて現場に伺った時からのことを思い出しながら帰ります。

2016年5月24日火曜日

T様発注しました




イームズの家具にキリム風のラグという組み合わせの厚木市のT様。
ご報告が遅くなりましたが、
当初のブラインドプランからちょっと変更を加えて発注しました。
お任せ頂いた最終調整もバッチリ良い感じです。

2016年5月23日月曜日

裾の組み合わせ



こちらは大田区のI様の発注書です。
ドレープ、レース共に麻100%の生地をお選び頂きました。
レースの裾はちょっと聞き慣れない『ヘム』という仕上げ。
かなりざっくりした天然素材の縦ストライプですので、
一般的な10㎝の折り返しにすると柄の重なりが
きれいにいかないことが考えられます。
ウエイト巻きロックや本縫い仕上げも、
生地の感じをみるとキレイに仕上がりそうにありません。
そこで2㎝の小さな折り返しにします。
天然素材との雰囲気的な相性もバッチリです。
ドレープはあえて10㎝の折り返し。
完成形をイメージしつつ、細かなところに気を付けながら発注しています。

2016年5月22日日曜日

I様入荷しました



火曜日にお届け予定の厚木市のI様のレースが入荷しました。
掛け替えなので寸法が分かればお手配は簡単…とはいかず、
採寸時には色々な事を確認しながらとなりました。
オーダーカーテンの場合、専門店でないと気づかない点が多々あります。
採寸に伺うのは、寸法以外の点も確認するためでもあり、
納品したカーテンに私たち販売側が責任を持つ、という意味でもあります。



2016年5月16日月曜日

強度を考慮する

伊勢原市のI様の明細書です。
窓上に高さ7㎝の幕板があり、そこにレールを取り付けます。
レールはネクスティ。
カーテンがぶらさがるように掛かるレールのなので、
本来の取付位置より低くなります。
そこで逆L型のブラケットを使って、
カーテンが少しでも下がらないようにするのですが、
この逆L型のブラケットは通常のものより少し重さに弱いのです。
なので、ブラケットも1つ多め。
ちょっとしたことですが、欠かせないことです。