2015年9月9日水曜日

房掛けの取付高さ

窓枠の内側にドレープを一重で取り付けるY様の階段ホール。
房掛けも窓枠内側になりますが、
その際に重要なのが取付高さです。
本当はこの位置が良い…でもそうするとタッセルが窓台に付いてしまう…
ということが結構あるのです。
なので取り付け前に一旦チェック。
今回は見た目に影響がない範囲で少しだけ高めにしました。
ペタンと付いてしまったら、カッコ悪いですもんね。
 

2015年9月8日火曜日

もう一つのブログを更新しました

最近、ちょこちょこと更新しているもう一つのブログに
先月行った南三陸のことを書きました。
http://plusplan-mado.com/blog/
当店でノベルティとしてお渡ししているポケットティッシュケースを
作っている南三陸ミシン工房のことも書いています。


必要なブラケット

T様の現場で使用する天付ブラケットです。

男性の方は取付工事にも関心のある方が多いのですが、
T様も施工内容を非常に素早く的確にご理解される方でした。
『この梁の壁側と手前の直角部分に軽天と言うフレームがありまして、
そこに不燃ボードを貼ってクロスを貼っていますので、
壁から少し離してレールを付ける場合、
壁側の軽天にブラケットを効かせないといけません。
レールを直接付けると壁側に近すぎてしまい、
壁から離すとビスが効かない可能性があるのでブラケットが必要になります』
この説明を瞬時にご理解されるのだからスゴイ!
リビングのカーテンも出来上がってきましたので、
また改めてご連絡致します。



2015年9月6日日曜日

チェックチェックチェック

と、タイトルを書いた途端、
コレクターズのNICK!NICK!NICK!が頭の中をリフレイン(笑)
なんだかんだ言って、あの時代の音楽好きなんですよね。
いきなり脱線してしまいましたが、
M様の奥様がお好きなのはリゾートテイスト。
ご主人の好みも考えてスタッフがご提案したプランをご採用頂きました。
その後はプラスプランズのCHECK!CHECK!CHECK!です。
いつも通りのチェックはしていますが、
工事日まで少しお時間が出来たのでもう一度。
当店にお任せ頂いた責任を感じながら確認していきます。

下穴

窓上にレール取付用の幕板が付いていたI様の現場です。
工事が一緒になった電器屋さんが
『下地があるから楽でしょ』と言うので、
『いやいや、無垢ですからね~』
『あ~、そのまま打つと割れちゃうのか』
その通り!
ブラケットと幕板の上端を揃えられれば良いのですが、
それだとビス穴が端過ぎて割れることもあるので、
バランスを見ながら決めました。
大工さんの心遣いを感じながら、丁寧に、丁寧に。

2015年9月5日土曜日

取付高さを合わせる

モダン寄りのアジアンをテーマに、
縦型ブラインドのプランを納品させて頂いたN様。
様々な窓の種類やサイズ、和室との繋がりを違和感なくまとめるため、
床までの縦長の窓も縦型ブラインドでご提案しました。
実はこの縦長窓、掃き出し窓より床からの位置は10㎝高くなっています。
異なる壁面で距離もあるのでパッと見では分かりません。
でも、ブラインドを取り付けると目立ちます。
そこで、二つのブラインドの仕上がり高さは合わせてあります。
仕上がりを見た時に違和感が無い事も、
プランの完成度を高める重要なポイントです。
 

2015年9月4日金曜日

続:K様

縫製担当のart-k後藤です。

サイトーさんの指示通り、カーテンの柄位置はばっちりです。



写真は、こちらは柄のバランスをお任せ頂いたシェードの裁断。


5mm程度なのですが、機械で切って気に入った柄位置からズレたので手で切り直し。

サイトーさんのお仕事振りを見ていたら、ね。
黙っていたらわからないであろう、たった5mmでも、自分の気持ちの通りに仕上げたいものです。




2015年9月3日木曜日

割合を決める

府中市のK様のカーテンを発注しています。
事前に絵では見て頂いていますが、
最終確認時の微調整はお任せ頂いたリビングのカーテン。
寝かせてみて上や斜めから見てみたり…
 
同じ仕上がり丈の展示カーテンと合わせてみたり…
 
もう一回、絵の割合を確認してみたりして、
無事に確定しました。
割合は…………
 
 
 
 
当初の予定通りです!
(だいたいこのパターンなんですよね…笑)
 
 

2015年9月1日火曜日

難しい窓

 
内倒しの窓がお部屋の3方向に設置されているH様の主寝室。
開けた時に壁よりも手前に来てしまうのが問題です。
価格を気にしなければ色々な方法があるのですが、
何となくプランとしてのバランスも悪い気がします。
そこで、お勧めしたのは各窓の位置関係を配慮して生地選定をした
上下筒縫いのタペストリータイプ。
窓のフレームの奥行きを活かして取り付けます。
考えれば色々とアイデアが出てくるものです。
発注は既に完了しました。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2015年8月31日月曜日

レースの裾

本日納品させて頂いたK様のレースです。
今までお使いになっていたものはウエイト巻きロックでしたが、
その部分が避けてしまっての掛け替えでした。
今回はそのような事態を避けるため、裾の処理を一工夫。
小さな折り返しにウエイトチェーンを落とし込んで、
本縫いで仕上げる方法にしました。
裾の処理方法はお部屋のテイストやお客様のご要望によって
その都度最適なものをご提案しています。

地図を旅する

当店から遠く離れた山間の道。
ナビのエリアを広く設定して道のりを確認する。
小さな川があって長そうな橋がある。
山の大きさから行って橋の高さもかなりありそう。
ゆるやかなカーブをいくつか過ぎて山の頂上付近でふと目が止まる。
突然の長いストレート。
ナビ上に見える山の名前は、道から遠く離れた場所に何か所かだけ。
その瞬間、ここには素晴らしい景色が待っていると確信した。

一人旅をしている時は、いつもこうして地図を旅していた。
観光地には興味は無かったし、
その土地の美味しい物を食べられるほどのお金も無かった。
テントを張ってランタンを点けると、長い夜を地図を見ながら過ごした。
今も、どこかに行く時はついつい地図を見て空想してしまう。
この道は景色が良さそうだ…
こんな場所にある川はキレイなんだろうな、蛇行が多いから川辺に降りられるかな…
街中を通過するなら、ここを曲がって一面たんぼマークのこの道を走ろう…
地図の旅はお金の掛からない最も楽しい時間の使い方だった。

仕事終わりの帰り道。
山に入る手前のコンビニで、
売れ残りのシーチキンとドライカレーのおにぎりを買う。
本当は発泡トレーに最初から海苔が巻いてあって、
おにぎりの間に沢庵が入っているのが良かった。
スペシャルな昼食だから、こだわりたかったけど仕方ない。
でも、まあいいか。
それを差し引いても、最高の時間になることは間違いない。
なんてったって絶景~!


2015年8月29日土曜日

ぐにゃっと曲げて打つ

W様の工事で最も時間がかかったのは房掛けでした。
既に設置されていたタンスと壁との間に
インパクトドライバーが入らないため、こんな道具を使います。
房掛けのビスは細いので、力が逃げやすいこの方法では
ビスをなめてしまうことがあります。
そこで、まずは違うビスで下穴を開けてから。
はしょらない、急がない、大丈夫だろうと思わない、
ご新築工事の三大原則です。
 

2015年8月28日金曜日

数秒が数年

縫製担当のart-k後藤です。

ぱっと見て、ここら辺が良いかなと目星を付けた柄位置。


そこからもう一度メジャーを当て計り直してみます。
「イマイチ」と判断して別の場所で頭と裾の柄位置を決めていきます。
数秒~数十秒の事ですが、この柄位置で何年も飾られる事になりますから。

物によっては非常に裁断しづらい場所でカットする事になり、手間を増やす作業ですが、
私たちの今が、このカーテンのこの先数年を決めていると思うと、ね。

良い柄位置ありましたっ