2015年2月19日木曜日

細かな事の積み重ね

壁から50㎜のチリ(出幅)があるT様の窓台。
 
腰高窓と天付が出来ない滑り出し窓にブラインドを付けます。
正面付の場合、一番上の羽根がスムーズに開閉するようスペーサーを使って、
ブラケットを手前に出します。
窓台をかわせる位置まで出してしまうと横の開きが多いので、
仕上がり丈は窓台まで。
その時にウエイトバーが窓台よりも前に出ないことを図面で確認しての発注です。
仕上がり巾は当店の基準より少し小さくして窓台に合わせ、
見た目の違和感がなくなるようにしました。
 
 
バッチリです。
 
カーテンも一工夫。
こちらは通常のブラケットより1㎝長いエキストラタイプを使い、
さらにスペーサーをかましました。
 
 
レールの出幅は横からの光漏れを考えていつもより少し長めに。
 
 
こちらもバッチリ。
 
リビングはアートケイさんが斜行しているボイルを
きれいに表地のレースと合わせた一体縫製。
 
 
柄に奥行き感が出て、透け感も適度になりました。
T様、本日は誠にありがとうございました。
 
 
 

2015年2月18日水曜日

F様発注しました

機能性レールに無地のカーテンを全窓に付けるF様ですが、
シンプルなプランが簡単に出来る訳ではないのがカーテンです。
細かなお打合せをさせて頂いたリビングの他に
気になる窓があります



左の火打ち(角にある斜めの補強材)は窓の中央にあり、
右の火打ちは4尺窓から少し離れたところにあります。
引っ掛かったのはこの微妙なピッチ。
管柱がどこに入っているかです。
現場で図面をチェックしてみると、
あ~なるほどと、一安心の構造でした。
前回に続いて『何も問題が無いシリーズ』ですが、
採寸時にはこうした点も確認します。

そしてこの窓にはもう1つ注意点があります。
サイズの異なる2つの窓を同じ生地で作った場合、
カーテンの山と山の間のピッチが変わってしまいます。
そこで発注書にはこんな注意書きを書き加えます。

 
これで万事問題なしです。
 

2015年2月16日月曜日

W様発注しました

採寸時に足が止まったのは腰高窓の左側です。
窓から出隅まで260㎜。
時々ブログで紹介している、柱とサッシが付いていない窓です。
レールを延ばすには、ちょっと長すぎる感じです。
採寸表を見ながらふと気づいたのは2Fのベランダ窓。
床から窓上までの寸法に見覚えが、、、、。
お客様が業者さんと打ち合わせをしている間に、
図面に記載してある会社を検索してみると、
やはり私の頭をよぎった会社のグループ会社でした。
そうするともしかして、、、と、
引き渡しが終わっていたのでお客様の了承を得てワンプッシュでチェック。
やはりカーテン下地が入っていました。
そして無事に、何も問題が無いという珍しい内容のブログを書いているわけです(笑)。
無事に発注も終えました。
各部屋、W様のご家族にぴったりのイメージに仕上がると思います。
楽しみにお待ちください。
 
 
 

2015年2月15日日曜日

N様候補生地到着しました

N様のリビングのイメージは、ある外国ドラマの主人公の家でした。
スタッフも私も見たことが無く、画像検索しても出てきません。
そこでスタッフはレンタルビデオショップへ。
イメージを確認した後は東京のショールームで生地探し。
箱に入っているのは貸出し用のサンプルブックです。
1冊に多くの生地が収録されており、
N様の候補生地はちょうど真ん中あたり。
こちらの写真には写っていませんが、とても似合いそうです。
プランの完成まであと少しお待ちください。
 

2015年2月13日金曜日

K様レール加工

明日、レール先行工事のK様。
こちらはキャノピー用にカーブ加工したバランス用レールです。
2段にしたギャザーがなるべく『立つ』ように2段重ね。
長いステーでギャザーの上下の端に付くようにしようかとも思いましたが、
寝た時にレールが見えてしまいそうなのでこの方式にしました。
明日、宜しくお願い致します。

O様発注しました

こちらはO様の採寸用紙。
打合せから採寸までスタッフが対応させて頂きました。
リビングと広縁が外から見た時にも違和感なく流れていくために、
縦型ブラインドにはベージュとブラウンを少し入れ、
広縁にはベージュの縦ストライプのレースを組み合わせます。
とても良い感じに仕上がると思います。
採寸用紙には、そんな現場への思い入れの数だけ確認事項がビッシリ。
ブラインドの取付位置の手前・奥、カフェカーテンのヒダ倍率、耳立ての高さ等々。
発注係の私も何度も確認して、全てお手配は済んでおります。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2015年2月12日木曜日

T様リビングのレース

こちらはT様のリビングに付けるレースカーテンの発注書です。
極細の分繊糸に刺しゅうが施されたレースと、
無地のボイルを一体縫製します。
2倍ヒダで作るよりお安くなり、
外からの視線も気にならなくなる当店お勧めの仕様です。
後ろに使うボイルレースは反の状態で既に巻きロックがかかっていますが、
前も後も巻きロックではちょっとボテッとします。
そこで後ろのレースはロック部分をカットして、
細めのロック加工をし直します。
キレイに見せる為のちょっとした一手間です。
 

2015年2月11日水曜日

K様キャノピー発注しました

 
こちらはK様の子供部屋に付けるキャノピーのデザイン画。
これを発注書に直します。
 
別物?(笑)
ベッドを跨ぐように広げ、それをさらに束ねるので
カーテンの内側だけを長くします。
寸法は記載してありますが、最終的にはアートケイさんと相談です。
2重にするレースカーテンのナミナミの長さや角度も先程決まりました。
これで一段落ではなく、今後は工事の準備に入ります。
事前にちょっとした部品加工をして施工いたします。
 
 


K様納品

カーテンボックスに普通に付いたように見えるカーテン。
実はちょっと工夫がしてあります。

カーテンボックスの奥行きは13㎝で、
必要な寸法よりも2㎝程短かったので、
ヒダ倍率は変えずに山数を増やして山の高さを低くしました。
バッチリ納まり、K様にも大変喜んで頂けました。
こういう細かな対応はアートケイさんならではです。

2015年2月10日火曜日

K様子供部屋のバランスカーテン

平塚市のK様の発注をしています。
こちらはプランニング時に描いたデザイン画。
これを発注書にしていきます。

 
ハートをイメージした裾のカットはフリーハンドでハートを描きつつ、
作り手が寸法に迷わないように、、、。
 
 
まずはデザイン画が完成!
各部の寸法も書き加えます。
 
 
これにさらに生地情報を足します。
 
 
完成です!
明日はこのカーテンと合わせるキャノピーの発注書です。
慎重に1窓づつ進めていきます。 

2015年2月9日月曜日

M様発注しました

大和市のM様の発注をしています。
お選び頂いたのはクラーク&クラークのLali.
この生地の太いブラウンの部分だけをブレードとして使用します。
フラットバランスは縦使いの生地を横取りしてジョイントが出ない作り方で。
切替&ブレード付の カーテンはフラットバランスで隠れる上部も考えて、
割合を決定しました。
裾の無地はブレードの寸法と垂らし分を考慮して寸法を決めました。
この部分が畳み代に隠れないようにお作りします。
ご期待に沿える出来上がりになると思います。
楽しみにお待ちください。

2015年2月7日土曜日

T様仕上がり寸法算出


T様の仕上がり寸法を算出しています。
取付に工夫が必要な窓が多いのですが、
最も迷ったのは何も問題がない浴室窓のブラインドでした。

708㎜の内寸高さの仕上がり丈は700㎜か710㎜か?
そんな時は、メーカーの資料を見て羽根の枚数を計算します。
25㎜の羽根が20㎜ピッチで組まれていますので、
実際には羽根の枚数は2㎝単位で同じです。
700㎜と710㎜で枚数は同じなのか、それとも分かれ目なのかで、
選択する寸法も変わってきます。
色々な事を考えながら、1窓1窓丁寧に決めていきます。 

2015年2月6日金曜日

A様ご追加分、発注しました

こちらは本日、木製ブラインドを納品したA様から
追加でご注文を頂いた調光ロールスクリーンの発注書です。
窓の巾は同じですが、発注寸法は2台で異なります。
木製ブラインドは羽根のズレを考慮して15㎜マイナスでした。
調光ロールスクリーンはメカより生地がm小さいので、
ギリギリを攻めて5㎜カットです。
天付のマイナス分は窓の幅によっても変えています。
幅36㎝の滑り出し窓と幅165㎝の引違い窓では、
同じ1㎝カットでも印象が変わるからです。
その都度、商品の特性と寸法を考慮して決めています。