2014年11月10日月曜日

S様フラットバランス

 
かわいいお嬢さんのためにと
ご夫婦が揃って『好きなものを付けてあげたい』とお決めいただいたトゥインクルトゥ。
スタッフと話しながらデザインを決めて、一発OKを頂きました。
こちらがその縫製指示書。
寸法は生地巾も考慮しながら、ジョイントが表に出ないように指定します。
こちらはリビングにつけるフラットバランス。
無地のジョイントが出ないように、縦使い生地を横取りし、
無駄がでないように生地の取り方を工夫してお作りします。
 

S様木製ブラインド

S様の木製ブラインドの発注書です。
このメーカーの場合、操作コードの基準が他メーカーに比べ長く、
今回のように窓内に入れる場合は特に気になります。
なのでそれぞれコードの長さを指定します。
コードの基準は長いのですが、
指定は1㎝単位で出来るというのもこのメーカーの特徴です。
各メーカーの特徴を理解して、
使いやすく見た目も良いように指定します。
 
 
 

30th&3rd

最近偶然見つけてずっと聞きっぱなしなのがコチラ。



もし、『好きなミュージシャンは?』と聞かれて真っ先に答えるバンド、
ポーグスの2013年のパリでの30周年記念ライブです。
最初から最後まで全てが名曲で綴られた至極のライブ映像です。
最初見た時はシェーン・マガウワンがふっくらしていて別人かと思いましたが、
登場したときから煙草を手にしていて、ステージに本人いわく水(絶対にお酒)が
置いてあるのを見て間違いなく『酔いどれ詩人』だと分かりました。
スタジオ録音のアルバムですら酔って音程外しまくりで、
それが何故か何とも言えない魅力を醸し出す天才ミュージシャン。
初めて聞いたのが大学3年の頃ですから、
もうこのシェーン節を25年間も聞いていることになります。

ライブに映るメンバーは皆、年老いていて、
でも『なんでこんなおっさん達がこんなにカッコ良いんだ!』と唸るほどに素敵です。
ホイッスル担当のスパイダー・ステイシーは、
まるでどこかのパブで飲んだくれてるおっさんのような井手達で、
疲れたスーツと気にしていなさそうなヘアースタイルが絵になります。
強面のテリーウッズは、映画に出てくる頑固親父。
dirty old townの時に、観客の素晴らしさに思わず見せる笑顔が最高です。
そしてフィリップ・シェブロン。
おそらく亡くなったのはこのライブの翌年です。
皆よりさらに年老いて見えるのは、病気のせいなのかもしれません。
まるで音を嗜むように口ずさむ光景や、
テリーウッズのボーカルに合わせてヒラリと舞うカッコ良さ!
名曲、Thousands are sailingの時のギタープレイは何度もリピートして見てしまいます。

30年。
CDを何千万枚も売る訳でもありませんが、
でも歌う使命とファンに愛される気持ちに支えられてきたバンドです。
当店はつい先日で3周年。
オープン前に店名を考えた時、このバンドのような店にしたくて
バンド名や楽曲名から何か言葉をもらえないかと随分考えました。
結局、店の在り方を店名にしようと+PLANとしましたが、
今でも当時の想いは変わりません。
3年間、誇らしげな売上はありませんでしたが(苦笑)、
カーテンを販売する使命とお客様、お取引先様に支えられてなんとかやってこれました。
これからも同じ気持ちで、スタッフと共にやっていきたいと思います。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

ロールスクリーンと奥行の関係

こちらは7台のロールスクリーンのご注文を頂いたM様の発注書です。
チェーンの長さを指定しているのは吹き抜け部分。
窓枠の奥行は予想される直径より少し深い位でした。
この場合、「大丈夫です。ギリギリ入ります」とは言えません。
ウエイトバーが窓ガラスと本体に挟まって、
チェーンを操作しても生地が降りてこない可能性があるからです。
そのため、チェーンジョイントの位置を調整して、
上げきらない位置で止まるようにします。
今回は取付高さも高く、本体も大きいのでタワーを組んでの工事。
職人さんにお願いしますが、私も立ち会って確認します。

2014年11月8日土曜日

生地届きました!

縫製担当のart-k後藤です。

手配された生地、確かに届いています!

これからお仕立てに入りますよ~

2014年11月7日金曜日

A様手配完了しました

こちらはA様のシェード。
可愛らしさを強調するよう無地ではなくストライプを合わせます。
寸法もいつもより少し短めに。
実はストライプの生地は非継続品で、
ご提案した時点でメーカー在庫分を確保していました。
ご提供頂く生地も入荷し、明日アートケイさんに出荷します。
全て順調に進んでいます。

S様発注しました

体調を崩してしまい、ブログの更新が滞っていました。
ご注文頂いた商品は、きっちりと手配しておりますので、
順次、こちらでご報告致します。
こちらはフォグリングストゥ―ルをお選び頂いたS様の発注書。
『欠品しているのが標準』のような状態になっているほど人気の北欧生地ですが、
必要m数がバッチリ確保できました。
あと1日遅れていたら不足していたかもしれません。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2014年11月3日月曜日

異なる巾の窓と仕上がり巾

F様の発注をしています。
一間半のベランダ窓が2つあるリビング。
左は窓巾255㎝、右は250㎝でした。
ん?5㎝違う?
左の窓は、窓枠外側の上に梁が来ています(=それを受ける柱が窓の両脇にある)ので、
ビスを打つことが出来ます。
そして右の窓をチェック。
梁は窓から5㎝逃げていました。
これで左の窓との辻褄が合います。
この窓は梁を受けている柱から5㎝開けて窓枠が入っているということです。
通常、このようなケースではその隙間に垂木を入れてあるのですが、
窓枠上に入っている『マグサ』までしかありませんので、
それより上はビスは効きません。
そこで今回は右の窓のレールの出し分を柱があるとことまで長くすることにしました。
仮に下地があったとしても、仕上がり巾は揃えます。
そうすることで山のつまみ位置が揃い、カーテンの柄の出方が揃うからです。
F様、バッチリ仕上げますので楽しみにお待ちください。

真っ直ぐ付ける

色んな物ついているのはW様のリビングの壁。
右上は下地探し用のマグネット、その下は差し金。
そして左にちょこっと見えるのが↓の先端です。
採寸時にお客様にはお伝えしましたが、
一間半の窓の両端で高さが7㎜違います。
木造住宅の掛け替えの現場では珍しくなく、
建物の欠陥ではありません。
(建物の沈みに木が『対応』していることで起きる現象で、
RCは『対応』しないので壁にクラックが入ったりします)
 
カーテンレールを付ける場合、
『窓上から〇〇mm上にビス止め』というように取付位置を決めますが、
この方法だとこの窓の場合はレールが曲がってしまいます。
しかも取り付けるのは肉厚のレガートですので、
レールが歪んで見えたり、はまらなかったりします。
そこで、まずは窓の両端のビス位置を床から測り、
上の写真の墨出し器を使ってその直線上で他のブラケットを付けます。
今回はレースが窓内に入るので、レールと窓枠の位置関係は常時見えます。
窓枠に対してレールが傾斜しているように見える可能性もありますので、
7㎜キッチリは変えずに両端で5㎜差としました。
 
W様の現場ではレールの取付高さにも注意しました。
一本レールを付けるだけですが、色々と大変です。

2014年11月1日土曜日

F様カフェカーテン

F様の子供部屋につけるカフェカーテンのトリムの位置を確認中です。
実際に使用する生地ではありませんが、
仕上がり丈と同じサイズにして合わせてみます。
総丈27㎝という短い丈ですので、
1㎝の違いは単なる1㎝ではなく、%で考えなければいけません。
27㎝の内の1㎝ですから、
27㎝の内の1㎝ですから、
27㎝の内の1㎝ですから、

ま、ま、まあその、たかが1㎝くらいと考えてはいけないということです(苦笑)

2014年10月31日金曜日

H様発注しました

木製ブラインドを8台ご注文頂いたH様の発注中です。
クロス巻き込みの窓でしたので、
掃き出し窓の巾木分をどうみるかが問題です。
木製ブラインドは羽根が左右にズレますので、
クリアランスが少なすぎると当たってしまいます。
窓の巾と内寸法を見ながら、
隙間の感じと使い勝手をイメージをして寸法を決めていきます。

HP施工写真を追加しました

当店のホームページの施工写真を17点、追加しました。
他にもご紹介したい現場がたくさんったのですが、
写真が補正不可能なほど暗かったり、
トリムやブレードなどは小さくて見えなかったり、
泣く泣くご紹介を諦めた現場がたくさんありました。
写真映えはしなくても、小さなことにこだわって、
当店とアートケイさんだからこそお客様に喜んで頂けた現場もありました。
全てをご紹介できないのが本当に残念です。
そして、そうした事をお伝えしたいというのが、
このブログを書き始めたきっかけでもあります。
色々な角度から当店の仕事をご覧頂けたらと思っています。
是非ご覧になってください。

2014年10月30日木曜日

朝の一コマ

縫製担当のart-k後藤です。


製作途中のシェード。

スタッフが綺麗に縫ってくれています。