縫製担当のart-k後藤です。
製作の現場では想いの引き継ぎです。
入荷した生地、柄の位置を計算して指示書には書き表せない仕立てで一工夫。
仕立ての想いもプラスして。
2014年9月18日木曜日
2014年9月17日水曜日
新サンプル
今日は新規のお取引をお願いに輸入生地商社をへ行って来ました。
素晴らしい生地がたくさんあり、見ているだけでテンションが上がります。
数冊購入したブックの内、持ち帰ることのできた無地シリーズを紹介します。
素晴らしい生地がたくさんあり、見ているだけでテンションが上がります。
数冊購入したブックの内、持ち帰ることのできた無地シリーズを紹介します。
何と36色のカラーバリエーション。
ポリエステルとは思えない素材感もそうですが、
輸入物には珍しい150㎝の生地巾も良いですね。
柄物と組み合わせることの多い当店にとって、無地の生地巾はとても重要なんです。
そして何より素晴らしいのが色!
例えばブルーだと、国産品は殆どがお子様向けになってしまうんですよね。
大人向けだとモダン系の素材感のものしかなかったり。
ピンクも非常に困る色です。
国産品はなぜかサーモンピンクになってしまいます。
大人の女性に選んでもらえる上品なピンクがなかなかありません。
アイボリーもしかり。
薄すぎたりベージュに近くなり過ぎて、『このアイボリー!』って言える色が
案外少ないのです。
このシリーズは当店にとって救世主になってくれそうです。
この他にも綿の多色のシリーズもあります。
柄物は是非、当店で現物をご覧になってください。
明日は定休日ですが輸入商社巡りの第2弾。
一日で3社を周る強行軍です。
行って来ます!
ラベル:
プレゼンテーション
2014年9月16日火曜日
2014年9月15日月曜日
子供部屋への想い
かわいい靴が並んだイギリスからの輸入生地。
ご夫婦でお使いになるお部屋よりご予算を優先して、
子供部屋にお選びになりました。
『子供部屋にこだわりたい』のは、
もちろん愛する我が子がかわいいからだと思います。
でも、お母さんにとってお嬢さんのお部屋は、
『自分が子供の時に作りたかったお部屋』だったりもします。
子供の部屋であり、過去の自分の部屋でもあるのです。
スタッフと話しながら考えた今回のプラン、
きれいに仕上がるよう、細部まで気を付けながら縫製指示書を書きました。
あとは『お二人』の笑顔を待つばかりです。
2014年9月13日土曜日
北欧プリントと仕上がり丈
こちらはご新居の各室にマリメッコのカーテンを選ばれたI様の発注書です。
北欧のプリント生地は版ずれやロッドによる色の違いなど、
工業製品としての完成度という目で見れば問題点が色々とあります。
(この点を問題点と捉えるかどうかが日本とのギャップでもあるのですが)
寝室に選ばれたロッキは縦リピートが114㎝という日本では考えられない大きさ。
仕上がり丈はリピートを考慮して決めましたが、
心配なのは『本当にそのリピートで仕上がってるの?』という点です。
もし違っていたら、次の柄が少しだけ見えてしまったり、
柄の最後が切れてしまったりすることも考えられます。
そこで、備考欄にはその旨と『生地到着後に柄位置を確認させてください』という
お願いを書き加えました。
良い感じで仕上がるように慎重に進めます。
ラベル:
発注・事務作業
2014年9月12日金曜日
2014年9月11日木曜日
カーテンと照明のセミナー
今日はスタッフと秋葉原へセミナーを受けに行って来ました。
照明のコイズミさんとカーテンメーカーの川島織物セルコンさん、
レールメーカーのトーソーさんの3社が合同で行った『光とカーテン』を
テーマにしたセミナーです。
照明については一度きっちりと基礎知識を学んでおきたかったので、
一人で行こうかなと思ったのですが、隣に居たスタッフが、
『講師が玲子さんです~!斉藤さん、行きましょう!(迫真)』と言うのでびっくり。
実は、カーテンの講師を務められた㈱ダルクデコの木村玲子さんは、
当店が時折施工のお手伝いをさせて頂いている業界のトップコーディネーターなのです。
正確には、『施工のお手伝い』と通じて、
私どものスキルアップのために打ち合わせやプランニングを見せて下さっている
という言い方が正しいのですが(苦笑)。
今回のセミナーでは、生地の持つ魅力やカーテンで空間をコーディネートする意義、
そしてプロとしての仕事への向き合い方についても話をされていました。
ほんの少しですがリアルに現場を見た者として思うのは、
参加した方が単に施工例の素晴らしさに目を奪われて終わるのではなく、
その裏側にある『写真には写らないこと』こそ、僕らが学ぶべきことなんだと言う事です。
セミナーではそうしたお話も数多く散りばめられていて、とても素晴らしい内容でした。
また、照明を担当されたコイズミさんのお話も非常に分かりやすく、2時間があっと言う間でした。
唯一の失敗は午前の部に申し込んだこと。
1時半まで仕事して6時起きは辛かった~(笑)。
ラベル:
出張・展示会
2014年9月10日水曜日
N様の2Fレース
こちらは茅ヶ崎市のN様のレース。
今日、監督様から窓上のブラケット照明とレール取付の納まりについてお返事があり、
発注をしました。
こちらのレースの裾は、刺しゅう部分まで裏側へ折り返しています。
折り返し無しのウエイト巻きロックでは裾が貧弱な感じになり、
10センチの折り返しではその部分だけ重なる感じがキレイではないためです。
こちらは家事室に付けるカフェカーテン。
同じ生地ですが、裾は短くカットして刺しゅうより下の寸法を短くします。
仕上がり丈が短いため、ベランダ窓のカーテンと同じように作ると
刺繍の位置が高くなり過ぎてアンバランスになるからです。
お客様が完成品をご覧になった時に違和感を感じないこと。
そして発注前に完成品をイメージして、その可能性がある箇所を見つけ出すこと。
そうしたプロセスを踏むことで、完成度はグッと上がります。
ラベル:
発注・事務作業
2014年9月8日月曜日
U様カーテンの柄位置
本日、最後の発注を終えて全商品の手配が完了しました。
こちらは階段にお選び頂いたカーテンの発注書です。
柄合わせの条件を満たしながら必要なm数の他に、
縦リピートの半分の0.3mを取りました。
大きな絵のような柄ですので、
最小m数だけでは良い柄位置が取れないかもしれないからです。
当店の縫製指示書は生地情報と仕上がり寸法を入力すれば、
自動的に要尺が出てくるようにしていますが、
一つ一つの確認と修正がとても重要です。
ラベル:
発注・事務作業
N 様用打合せメモ
こちらはスタッフがN様の現場打ち合わせに伺った際のメモ。
各窓ごとに使用するレール、生地名、
ブラインド等の品番や操作と取付位置(手前・奥)、
残布でお作りするカフェカーテンのヒダ倍率や丈、耳立ての長さなどが
詳細に書かれています。
カフェカーテンを残布でお作りする場合、
お客様も軽い感じでお願いするケースが多いのですが、
『残布で作る=アバウトで良い』という訳ではありません。
特に仕上がり丈やヒダ倍率は外からの視線を守る意味でも
細かな打ち合わせが必要になります。
N様の場合も、窓によって様々な仕上がり寸法になっていました。
我がスタッフながら、サスガです。
発注は本日ほぼ完了しております。
あとはブラケット照明との納まりについて監督さんからのお返事が来次第、
2階リビングを発注して完了です。
最後まで慎重に進めたいと思います。
登録:
投稿 (Atom)