2013年4月18日木曜日

Y様スワッグバランス計算中

縫製担当のart-k後藤です。

突然ですがスワッグバランス。

懸垂線の意味から、それは唯一つの頂点を持ち、頂点における法線を軸として線対称であるものと仮定することになる。そのうえで、曲線は一様の質量密度を持ち、それに伴って曲線自身の自重が各点の張力を決定するものとして、微分方程式をつくり、その解曲線としてカテナリーの数学モデルを定式化することができる。
カテナリー上で頂点からの弧長が s0 であるような点 (x0, y0) において、その接線が x 軸の正の向きと成す角を θ0 と置いたとき、この点に掛かる張力 T0 は s0 に比例し、T0 の鉛直成分 T0sin(θ0) は重力 g(に曲線の質量密度 w を掛けたもの)と釣り合っている。水平方向の釣り合いを考えれば T0 は 1/cos(θ0) に比例する必要があるので、結局のところ適当な比例定数 l, k などを入れて以下の条件が得られます。


Wikipediaより引用

この数式を解いた曲線がスワッグバランスの輪郭やヒダの曲線になるわけなんですね。

計算でスワッグの型を出せる数少ない縫製屋の1つです。エヘン。



※生地の特性があり、実際の製作には計算+手加減での微調整が必要です。

こちらは別のS様

横使いのボイル地は丁寧に緯糸を抜いて裁断します。

お洒落な手元は、うちの新人さん。

S様シアー

脇の重なりが透けてわかり辛いですが、両開き左右の柄、合わせてます。

さー、生地到着。

そう言うことなら任せとけ、と、余計気合いが入ります。

M様カーテン

縫製担当のart-k後藤です。
M様分、もうすぐ完成です。

もうしばらくお待ち下さい~

ニュータイプ














こちらは新製品のシャア専用フック、ではなく(笑)、
無双(両表)縫製した赤いカーテンに使用するフックです。
フックだけは裏から見えてしまうので、
白いフックを塗りました。
かなり良い出来です。
塗料ですか?
赤い水性(彗星)です。

2013年4月17日水曜日

M様シアー

こちらはM様ご依頼のカーテン。

芯地などの副資材にも色々あって、コストも様々。
当工場ではちょっと良い物を使用しているんですよ。


S様シェード

縫製担当のart-k後藤です。
フロントレースのダブルシェード。

上部のメカ部分が目立たないようにお仕立てしています~。


2013年4月16日火曜日

新成人とカーテン















今年、新成人の女の子。
関西から遠い見知らぬ街へ赴任となり、
一人暮らしのアパートのリビングにかけるカーテンが欲しくて、
ネットで調べて当店へ。
強風の中、隣町から自転車で。
選んだのは北欧風の花柄の綿プリント。
リビングの窓は腰高窓1窓で、既成カーテンでも対応できるサイズでした。
実際、同じ大きさの寝室は既成カーテンを買われたそうです。
でも、社会人生活を始めるその部屋のリビングに、
その子はちょっとお金を足して自分の好きなカーテンを買うことにしたのです。
「コタツの脚、一本折れちゃったんだけど、今度はこんな感じのが欲しいんです」
「この赤いカーテンならソファは茶色とか似合いますよね」
夢は膨らみます。
照明を買い忘れてしまったそうなので、
カーテンが出来るまで工事用の物をお貸しすることにしました。
裸電球だけど、それもまた良い思い出になってくれることでしょう。
今年の僕の、部屋mite大賞。

2013年4月15日月曜日

Y様カーテン

こちらは裾ボーダーの縫製途中写真。

糸目がわからないように、表部分の縫い目は「落とし」ています。
ちょっと写真では分かり辛いのですが・・・
ステッチをかけたり、落としたり、縫う場所も組み方も色々です。

E様カーテン

縫製担当のart-k後藤です。
無双でのお仕立て、出来ました!

2013年4月13日土曜日

生地を探し中














お客様にご提案する生地を探し中です。
一般的に最初に思いつくのは色ですが、
素材感やボリューム感も大事です。
そして何より大事なのは、その生地が持っている雰囲気。
これが合わないとダメなんですね。
特にパープル、ピンク、ブルーは
日本のカーテンメーカーさんが苦手な色。
探す時はいつもこんな状態になります。


ブラインドのカラーコーディネート














明日はブラインドのカラーコーディネート商品の取付です。
今回は深いワインレッドに薄いブルーの組み合わせ。
左に写っているのはブラインドメーカーのソフトで作ったもの。
どんな風に出来ているか、現物を見るのが楽しみです。