2013年3月13日水曜日

無人の現場で

おそらく読んで下さっている方の大半は
興味がないと思われる入り隅の房掛けの
話を一体いつまで続けるのかという疑問も
持たないまま今日も房掛けの話。
本当に稀にビスが効くケースがあり、
以前から気になっていました。
たまたま居合わせた大工出身の監督さんに
聞いたところ理由が判明。
そして今日の新築現場で早速そのケース。
無人の現場で、
ふと大工さんの仕事風景が浮かびます。

2013年3月12日火曜日

そして移動中

最後は小田原でクロスの打ち合わせ。
リビング、トイレ、脱衣所と
お客様が候補にされていた
白の無地クロスを大幅に変更。
多少下地が目立っても素敵な方が
良いですよと。
お客様も楽しみと言って下さって、
来た甲斐がありました。
当店の施工じゃないんだけど(笑)。
相談にのってって言われたのでつい(笑)

ただ今移動中














今日は朝から東京へ現調に。
終わった足でそのまま平塚市のご新築の採寸へ。
東京は時間が読めなくて大変です。
通常は移動キロ×2.5位で見ているのですが、
(30キロなら75分)
東京は分からないんですよね。
全く動かなくなったりするから大変です。




2013年3月11日月曜日

ロールスクリーンの選定



















ご新築のI様の現場に採寸に行ってきました。
子供部屋にはロールスクリーンを付けます。
今の時代はネットで買われる方もいらっしゃるようですが、
無地のロールスクリーンを選ぶのにも、
色以外にも色々な選定要素があります。
今回は濃いグリーンと薄いグリーンで迷われました。
2階でシャッターはなく、お隣の窓もすぐ近く。
夜、灯かりを点けても中の様子が見えない事を重視して、
薄いグリーンになりました。
生地の透け感にも拠りますが、
濃い色の方が光のコントラストが明確なので、
中の様子が見えやすいのです。
それぞれの現場、住む方によってお勧めする商品は
違ってきます。



2013年3月9日土曜日

見た目は普通だけれど

幅120㎝の窓に装飾レールを付けてきました。



                
このサイズの場合、2.10m(一間用)をカットして使いますので、
ブラケットは両端と中央の3つです。
でも、写真を見ると2つ映っています。
これに両端の2つを加えると4つになり、
一間より小さい窓なのにブラケットの数は多くなっています。

この現場は以前このブログでご紹介したコチラです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
シェードを付ける中央の3連窓とバランスを取るために、
左右の引違の窓を高い位置に付けることにしました。
カーテン下地は窓上13㎝まで入っていますが、
それよりも高い位置となります。
右の窓は窓の両端に柱が来ており、取付上問題ありません。
問題なのは今回ご紹介する左のW120㎝の窓です。
 
このサイズの窓はこのような構造になっています。
(エクセルでチャチャッと作ったので雑ですが)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
窓の両端が柱。
そこから445㎜ピッチで縦桟が入っています。
このピッチは在来工法であれば必ず同じで、
2ピッチ分(910㎜)が「半間」、4つが「一間」(=柱の中心~中心までが1820㎜)です
窓上の細い横ラインは「まぐさ」と呼ばれるもの。
その上がカーテン用下地です。
今回はカーテン用下地より上に付けるので、
縦桟に打たないといけません。
そうすると…窓の中央には縦桟がありません。
石膏ボードだけということです。
 
その為お客様には、
「一間はブラケット3つ、120㎝の窓は4つにさせてください」と
お話ししています。
今回のレールは数が異なっても目立ちませんし、
距離も離れているのでまずわかりません。
中央をアンカーで止めるより強度も強くなります。
 
中央をアンカーにしてはいけない理由はもう一つ。


レールの右端は入隅(直角の壁)になっていて、まっすぐ打つとビスは効きません。
そこで長いビスで右斜めに打って柱の横側に効かせています。
この場合、真っ直ぐ打つよりも強くはありませんので、
中央がアンカーではダメなのです。
ブラケットを4つ使い、端のブラケットに近い位置にくることで、
レールの振れもなくなります。
 
と、ここまでを採寸時にお客様にお話しして、
ブラケットをあらかじめ1つ多く取っています。
一つのレールを付けるために、
他の窓とのバランスを考え、
家の構造を考慮した取付をして、
加工所さんが柄位置に気を付けた生地のカットをして、
一つの現場が完成します。
当店にしかできないことだと思います(えっへん)。
 
*完成写真は本ブログにてご紹介します(半年以内に…笑)
 

O様部品チェック



















O様の部品チェックが完了しました。
ここのところ工事が続いているからか、
工事時間が長くなっているので、
天付のレールのみ事前にカットしました。
時間を短縮したいのではなく、
集中力が切れてしまわないようにです。
O様の現場はミディアムウッドとダークマホガニーの2色を使いますので、
カットしていないミディアムウッド色を一番下に、
その上にダークマホガニー色を置いて、
一番上にカットしたミディアムウッド色を置きます。
さらに梱包のビニールにガムテープを貼って区別しておきます。
小さい箱はブラケットと房かけです。
その間には厚紙を置いて傷が付かないように。
後はカーテンが届くのを待つのみです。
楽しみにしていてくださいね。







2013年3月8日金曜日

M様シェード

縫製担当のart-k後藤です。

先日のサイトーさん投稿通りの柄位置でお仕立て中ですよ。

2013年3月7日木曜日

M様シェード

縫製担当のart-k後藤です。

製作途中の写真を撮ろうと思っていたら、出来ていました(^^ゞ

これから別のシェードに取り掛かります~

入稿完了














O様の発注を終え、貯めに貯めてしまった納品書をチェックして、
これで帰られないのが悲しいところ(涙)
取引先から「早く~!」とずっと言われて続けて、
「もうすぐです」ってずっと答え続けていた3つ折りパンフレットをやっと入稿。
気が付けば今日も12時(滝涙)


2013年3月6日水曜日

カーテンレールの選び方














本日採寸に伺ったO様のリビングです。
ナチュラル色の床にマホガニー系の窓枠です。
そして装飾レールの色はダークマホガニーです。
なぜ?
それはO様がお使いになる家具の色に合わせたからです。
窓枠はカーテンを掛けると見えなくなります(レースは閉めていることが多いので)、
床はダイニングセット、テレビボード、ソファが置かれると、
これもまたほぼ見えなくなります。
その結果、お部屋に入った時に最も印象に入るのは、
家具の色だからです。
また、お選びになったカーテンともダークマホガニーが最も合う色でした。
レールはカーテンが決まってから、
お部屋の完成形をイメージして選ぶことが重要です。


お昼ごはん

酒匂川の中流、右手は土手と松並木、左に富士山という
ゆったりとした時間の流れる住宅街。
採寸した現場は一年前にご新築のカーテンをやらせて頂いたI様の隣でした。
庭から声をかけてくださり、お客様と共にI様のお宅へ。
『カーテンいいよ~』

無事に現場打ち合わせを終え、
少し離れた場所に車を移動しました。
今日はここでお昼ごはんです。



レールと部品チェック



















発注したレールが入荷してきました。
取付までまだ日のある現場もありますが、
部品の確認は出来るだけ早くしています。
発注漏れや手配ミスがあっても、
再手配すれば工事に間に合うからです。

いつも通り全ての梱包を外して、
明細書と照らし合わせながら、
「この窓はこのブラケットとこのレール、房掛けはこれ」と
1窓1窓、部品の種類と数を確認していきます。
合っていれば一つの箱にまとめて、約定札を貼ります。
この写真の分で4時間位でしょうか。

数年前はやっていませんでした。
発注時にあれだけ気を付けているのだから、
間違えるはずはないと。
でも、やっぱり起きるんですね。
だからこの作業は全てに優先してやっています。






2013年3月5日火曜日

Y様シェード

縫製担当のart-k後藤です。
有効生地巾150cm1枚で、41cmのシェード3枚。
縫いシロで普通は合わない脇まで柄合わせ。ザ・裁断マジックですよ☆
(サイトーさん、左右の組み合わせは、窓の距離如何で見映え良い方に入れ替えて下さい~。)


補足で。
縫いシロを引いた1枚の位置は、この状態。
柄位置を調節して切り分け、左右を入れ替えています。