2013年3月5日火曜日

レールの取付高さを決める














今日はロールスクリーンの工事に出かけた以外、
週末にご注文を頂いたお客様の明細書を作成していました。
偶然にもリビングは皆一間半の窓でした。
それぞれの寸法の出し方をご説明します。

まずはM様。
和室を入れず広くとったリビングに梁現しの高い天井です。
通常当店では窓上10㎝上を管下(カーテンを引っ掛ける輪っかの下端)にしていますが、
M様の現場はこうした状況を考慮して16㎝上にしています。
ただし、気にしているのは窓や天井の寸法だけではなく、
カーテンを閉じた時の「縦横比」です。
隣にくるシェードがW50×H110という小さいサイズでしたので、
それより上にするのは止めました。

次はS様。














一間半と一間の組み合わせです。
天井高が240㎝であることを考慮して、
M様ほど高くせず13㎝上が管下です。
ポールの細いアイアンレールは、
窓から上げ過ぎると一体感がなくなる印象ことを考慮して
この位置にしました。
10㎝上でも良いかなと悩みましたが、
フロントに縦方向に刺しゅうの入ったレースが来ますので、
圧迫感は出ないだろうと判断しました。


最後はT様。















梁現しの高い天井に一間半と一間の腰高窓です。
レールはレガートスクエア。
こちらも悩みに悩んで13㎝上が管下です。
もっと上げても良いのですが、
お選びになったのが北欧系のプリント柄でしたので、
あまりインパクトが大きすぎないような位置にしています。

どの現場もバッチリ仕上がると思いますので、
楽しみにお待ちになってください。






2013年3月4日月曜日

キャップの加工



















2世帯住宅のS様の工事準備中です。
機能性レールのMキャップはダブルはありますが
シングルが無いので、
カットして当店だけのオリジナルシングル仕様を作ります。
今まで多くの現場で採用しました。
もう一つポイントはブラケットをシングルではなく
エキストラシングルにすること。
これで見た目がかなり違います。
写真は余ったレールで奥行をチェックしているところ。
今回も隙間なくバッチリです。




今週も元気に行きましょう~

縫製担当のart-k後藤です。
今週も宜しくお願いします。

写真は、Y様のシアーですよ。
これから縫製に入ります~

2013年3月2日土曜日

無駄足とは言わせない














M様の現場打ち合わせの後、
昨日現場打ち合わせをしたY様の現場に再度行ってきました。
左の一間半と右の一間のベランダ窓は、
床からの高さが2㎝違います。
この場合、当店ではレールの高さを揃えるのですが、
(=窓の上からの高さは2㎝変わる)
窓上の壁面が少なく距離も離れているため、
果たしてそれがベストなのかどうか気になったのです。
昨日は揃えるつもりでした。
今日、再度伺って、じ~~っと見ること数分。
やっぱり、昨日決めた通りにします!

友達以上恋人未満の距離














本日、お打合せをさせて頂いたM様のシェードです。
裾に足すグリーンにドンピシャで合う色が無かったため、
お客様には「緑の花と裾の無地の間を空けて継ぎます」とお話ししました。
(近いと色の微妙な違いが際立つため)
とここまでは良いのですが、これが大変(笑)。
もうかれこれ何十分も、上を伸ばしたり下を伸ばしたり、
柄の始まりを変えたり上下のバランスを変えたり…。
「仕上がり丈を変えたらどうか?」ってことになり、
さらに上を伸ばしたり下を伸ばしたり…。
結局、ここに落ち着きました。
ゴトー君、これで頼みます!



2013年3月1日金曜日

またまた房掛け取付中

 

ペンチで挟んでいるものは先日のブログで紹介した
房掛け用のアンカー「アリゲーター」です。
今回は下地が「ない」のではなく、「遠い」為に使いました。
と言うのも、一部の商品は付属で付いているビスが短いのです。
あと1㎝長ければ…
露出するビスの色を房掛けと違うものに変える訳にもいきません。
そこでアリゲーターの出番になるのですが、
これをそのまま入れると今度は長い(壁からはみ出てしまう)のです。
そこで入る長さを測ってカットします。
安心して使って頂くための一手間ですね。



あなたが私と居ない時

ここのところメールの調子が悪く、
送ったメールが戻ってきてしまいます。

つい先ほど、取引先の現場監督さんに
本日打ち合わせをしたお客様の件でメールをしました。
すると私のPCにメールが届く音が…。
「また戻ってきちゃったかなあ」と思って受信トレイを覗くと
監督さんからの返信でした。
まだ仕事してたんですね。

このブログは
お客様が見えない所で私や加工所さんが仕事をしている風景を
見て頂けたらと思って始めました。
そこに多くの方が漠然と抱えている
「オーダーカーテンって何だろう?」という疑問の
答えがあるような気がしたからです。
そしてそれは僕らだけではなく、
工事に係った全ての業者さんに「お客様が知らない風景」があり、
そんなことに思いを巡らせて頂けたらなあと思います。

ブログタイトルの「Go to the sight!」とは、
お客様が喜ぶ風景を見るために、
私たちがしていることを紹介するブログ、という意味で決めました。
ゴトー(Go to )、サイトー(sight)の二人でお届けします。

こういうのって普通はブログを始めた時に書きますよね(苦笑)

O.K.と言われても迷う柄位置

こっちがバランス良いと、気がついた。

すいませんー。変更しまーす。

T様シェード

サイトーさん、柄位置って、この場所か緑の話ど真ん中、どちらにします?

2013年2月28日木曜日

S様発注作業中



















今日はお店は定休日。
お店は(笑)。
朝からバッチリ仕事して、S様の発注作業中です。
天付の窓は発注方法を工夫しています。


T様カーテン

そして柄位置の都合をサイトーさんと相談。
設置場所、お客様からお聞きしたご要望をふまえて、レールのビス位置を決めていきます。

生地をカットする現場と施工される窓の距離が、なるべく近くなるように。

T様カーテン

縫製担当のart-k後藤です。
T様分のお仕立てに入ります。

ベルギー製のバックカットですよね。
この生地も良いなぁ~、なんて思いながら作業中です。

2013年2月27日水曜日

隠れているもの














クロス張替えの現調に行ってきました。
オーダーカーテン専門店の+PLANです。
脱衣所に良くある一本引きのドア。
これが要注意なんです。
オーダーカーテン専門店の+PLANです。
この裏側がクロス貼りになっているのですが、
ドアで隠れて見えないので見落としがちです。
オーダーカーテン専門店の+PLANです。

最近、内装関係のエントリーが続いたので、
今回はサブリミナルコントロール付きです。