2018年6月22日金曜日

甘えてはいけない言葉

既に付いている房掛けを交換する際、
最も困るのが下の写真のケースです。

お客様には、剥がす時に塗料も一緒に取れてしまう、
時には表面も剥けてしまうことがあること、
キレイに取れた場合でも焼け具合が違っている可能性があること、
などを事前にお伝えする必要があります。
もう一つの問題は、取るのが非常に大変なこと。
無理に剥がすと柱の表面を傷付けてしまいます。
慎重に、慎重に剥がします。


バッチリ取れました。
このためだけに持っているのがこれ。

あまり付けすぎると表面の塗料も取れてしまうので、
シール部分に少しづつ染み込ませながら、慎重に取っていきます。
F様からは『いいですよ、傷ついても』とおっしゃって頂きましたが、
やはり、そういう訳にはいかないのです。
それはF様の優しさであり、
『傷付いた方が良い』とおっしゃているのではないのですから。





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