A様のリビングのシェードの柄位置を決めています。
2つの滑り出し窓があるのは部屋の右側。
『柄のボリューム感が左にくるのは嫌だな』ということで、
生地の天地を反対にしました。
この生地の中央の帯を生地の一部に使う2つの窓。
仕上がり丈は異なりますが、帯の寸法は同じです。
上部と下部の割合を同じにすれば、腰高窓の帯は太く見えます。
下部の寸法を揃えれば、割合に違和感が出ます。
そこで、微妙に調整します。
見た目では分からない微調整に悩む意味があるかどうかは分かりません。
苦労の意味はいつも後付けです。
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