2015年12月17日木曜日

複雑な納まり

何やらメモ帳にごちゃごちゃと書いているのは、
昨日に引き続きI様の現場。
壁面の入隅にクロス巻き込みの窓が両角にあり、
天井にはL型のカーテンボックスがついています。
窓台のチリは30㎜。
そこにロールスクリーンと木製ブラインドを付けるのですが、
ですが、ですが、難易度Dです。
窓台を避ける位置にロールスクリーンの生地が降りて来るように付けた時、
木製ブラインドは入隅から何㎝引けばよいかの計算が必要です。
問題なのは、生地が下がれば巻物の直径が変わるので、
仕上がり丈の直径だけを計算していけない事。
そしてウエイトバーの厚みも考慮する必要があります。
そもそもその位置にロールスクリーンを付けた時、
カーテンボックスの手前側に巻物が当たらないかの確認も必要です。
仕上がり巾は木製ブラインド側の窓台のチリ30㎜と、
左側の壁面に入るエアコンも考慮して寸法を決めなければいけません。
下の方に見えるのはリビングのカーテンレールの納まりを確認しているところ。
こちらはまた次回。

2015年12月16日水曜日

シェードの取付方法

色々と難しい納まりの窓が多いI様。
まずは広縁のプレーンシェードです。
窓枠のチリ(出っ張り)は55㎜。
通常のブラケットでは下降時に幕体が窓枠に乗っかってしまいます。
スペーサーをかませば数字上はかわせますが、
下降時の幕体は壁側にいこうとするので実際は難しい。
そこで、ダブルタイプのブラケット(1㎝長い)にスペーサーをかまそうかと考えました。
でも、それでもまだ不十分な気もします。
そこで考えたのが、
縦型ブラインドの正面付ブラケットとシェードの天付ブラケットの組み合わせ。
問題はサイズがうまく合うかどうかどうかです。
現場から担当営業さんに電話したところ、
店に戻る途中で電話があり、『大丈夫そうです。写真送っておきました』と。
ホント、僕は担当営業さんに恵まれています。
まず一つ、課題が解決しました。
 
 
 


2015年12月14日月曜日

T様バンブーブラインド

平塚市のT様のバンブーブラインドの発注書です。
これまでに付いていたロールスクリーンの取付位置と下地の関係で、
窓枠に取り付けることになりました。
発注時にちょっと心配になったのが重量です。
窓枠はMDFではなく厚みのある無垢ですが、
ブラケットの高さよりは短くなります。
ふんばりが完全に効かず、お辞儀をしてしまうことも考えられますので、
発注担当のスタッフにお願いして、
ブラケットを一つ多く入れてもらうようにしました。
発注の際は寸法や仕様も確認しますが、
こうした取付に関する最終確認も行います。
 

積み込み完了

明日は平塚市のE様のカーテン工事と
茅ヶ崎市のK様のカーテン納品です。
手前に置いてあるのはメーカーさんのカタログの箱ですが、
入っているのはE様用の仮吊カーテン。
本番のカーテンは本日アートケイに手配しました。
まずは明日、宜しくお願いします。
 

2015年12月12日土曜日

J様プリーツスクリーン

J様のプリーツスクリーンも、無事に発注が完了しました。
収納扉や遮光性、断熱性、そして意匠性など、
色々な事をご相談しながらお決め頂きました。
取付自体は難しくなく、スムーズに終わると思いますが、
問題なのは…駐車場からお部屋までの長い距離を往復する体力でしょうか(笑)
取り付け前に疲れ果てないように頑張ります。

2015年12月10日木曜日

N様のレースの裾

茅ヶ崎市のN様の発注をしています。
こちらはリビングのレースの発注書です。
150巾縦使いの生地ですが、
片側1枚を1巾=ジョイント無しでお作りしますので、
裾は折り返しではなくウエイトチェーンの仕様にしました。
透け感のあるオパールプリントのレースですので、その方がキレイです。
耐久性も考慮して、細い折り返しを本縫いで叩く作り方です。
細部まで気を付けながら、
少しでも仕上がりが良くなるように考えて発注しています。

2015年12月8日火曜日

N様発注しました。

N様の木製ブラインドの発注をしました。
5年前にお納めしたウルピノ(現プルケル *生地の名前です)とも再会して、
当時の話にも花が咲きましたが、
もっと盛り上がったのが木製ブラインドのお話しでした。
商品にお詳しい奥様と、元技術屋のご主人とのお話は
段々とマニアックな了解へと突入し(笑)、
改めてメカ物の奥の深さを感じました。
ご注文を頂いたのは、コード穴が無く、自動降下タイプの木製ブラインド。
ご一緒にご依頼頂いたカーテンのクリーニングも、
既に九州へ向けて出荷済み。
素敵なお部屋で迎える新年へ向けて、着々と進行中です。
 

2015年12月7日月曜日

I様発注しました

I様の発注も完了しました。
いつも通り、仕上がり寸法を算出したらさい計算後に蛍光ペンでチェック。
この後、撮影した現場写真を見ながら、
一通りの取付工事を空想で完了し、
問題なく終わった後に各仕入先やアートケイさんにFAXを流します。
既に納期の返信も全て届きました。
今後はレールと部品点数のチェックをして、
届いた商品のチェックをして工事日を迎えます。
バタバタとする年末ですが、焦らず、はしょらずに進めます。

モリスの正しい使い方

伊勢原市のU様にウイリアム・モリスの生地をご購入頂きました。
日本で根強いファンが多く、カーテンでもヒット商品となっていますが、
正直なところ『売れ過ぎている』と感じています。
多種多様な柄があり、許容範囲が広いため、
どんなお部屋にも違和感なく溶け込むためです。
でも、そのお部屋、そのお客様の想いを突き詰めて考えた時、
そこに掛ける生地は本当にモリスでなければならないかと言うと、
決してそうではない使われ方をされている部分もあるような気がします。
 
U様とインテリアのお話しをして、お持ちの家具を拝見した時、
『これはモリスでなければならない』と思いました。
数えきれないほどある生地の中で、
モリスだからこそ作れる空間、モリスだからこそ作れる雰囲気、
そんなモリスこそがU様のリビングに相応しいと思いました。
現在、アートケイさんにて製作の真っ最中です。
出来上がりを楽しみにお待ちください。
 
 
 

2015年12月6日日曜日

M様入荷中

工事日の近づいてきたM様、着々と入荷中です。
こちらはカーテンとロールスクリーン。
レールと部品点数のチェックも終わりました。
アートケイさんからシェードも入荷して、
あとは最終チェックのみとなっております。
 

2015年12月4日金曜日

O様取り換えルーバー入荷しました

今年2月にご注文を頂いた小田原市のO様から
縦型ブラインドの別色のご注文を頂きました。
最初、お電話を頂いた時は、
気に入って頂けなかったのかと一瞬冷や汗が出ましたが実際は逆で、
『とても気に入っているので、冬バージョンを作りたくて』とのこと。
ブラウン、ベージュ、アイボリーの組み合わせから、
オレンジ、イエロー、アイボリーへとチェンジ。
冬だから逆に明るくという発想もO様らしく、
イメージの変わるお部屋が楽しみです。

S様のレースの裾


パッと見は、単なるプレーンなレース。
でも、S様はその品質の良さを一瞬で見分けられました。
色へのこだわり、素材感、生地のなめらかさ、
そうした品質の良さは数字でお話ししても伝わるものではありません。
生地の表情や感触にお客様が価値を見出して下さるかどうかが全てです。
長い広縁の掃き出し窓に掛けますので、
ヒダがキレイに出るように形態安定加工をつけ、
直射日光でウーリー糸が裂けないように、
裾はロックにせずに小さな折り返しの本縫いで仕上げます。
キレイさと丈夫さを気にしながら仕上げます。

2015年12月3日木曜日

N様子供部屋のカーテン

 
ブルーのクロスとガラス風の飾りのついた照明に合わせて
ご提案したお嬢様のお部屋のカーテン。
仕上がり丈がかなり違うので、
切替の寸法もどちらの窓でもおかしくないように確認を重ねて決定しました。
ちょうど今、アートケイさんで製作中の真っ最中です。