2014年1月20日月曜日

E様ブラインド工事

年明けでバタバタとしている間に更新が途絶えていました(汗)
バーチカルブラインドの施工です。
入隅(部屋の角)の場合、どちらかを長くして隙間を無くす方法を取ります。
今回もギリギリです。

左側















 
右側
















標準だと長い操作コードは
ご夫婦の身長とキッチンカウンターの高さも考えて…
 
計算ど~~~り!(ゴトー君の決めセリフをパクってみました)
 

2014年1月16日木曜日

加工途中

縫製担当のart-k後藤です。


ボーダー付きのシェード(裾部分)裏側の製作途中写真を1枚。
綺麗な表の仕上がりは、裏側の綺麗な仕立てから。

2014年1月12日日曜日

今年もちょっと変わったこちらのブログを~

よろしくお願い致します。



年頭のご挨拶が遅れました、縫製担当のart-k後藤です。(右

販売+製造の現場まで記事にするこのブログは業界内でもかなり特殊かもしれません。
そこには色々な可能性を秘めていると思っています。

笑いと涙、感動のこちらのブログ、本年もよろしくお付き合いくださいませ。

2014年1月6日月曜日

鮟肝とカーテン

結局はお昼過ぎまで働いていた大晦日、
帰りに実家近くの魚屋さんで予約していた鮟肝を手に入れ、
夜の7時頃から飲み始めて8時には酔い潰れていましたが(早い!)、
お蔭様で久々の休日をゆっくりと過ごすことが出来ました。

この魚屋さんは僕が小さいころからお世話になっているお店です。
スーパーが出来た高校生の頃から足が遠くなりましたが、
ここ数年また通うようになりました。
飲食関係の仕事をしている友人から、
「あそこのオヤジはこだわり系の飲食店の間で有名なんだよ」と聞かされたからです。
暫くぶりに尋ねると、尾長(メジナ)やキスが刺身用として置いてあったりして、
確かにちょっと普通じゃない。
(市場には出ませんし、刺身サイズのキスは滅多にありません)。
「これ、どこから?」と尋ねると、「あ~、地元の漁師さんから直接ね」。
なるほど。
季節になるとアジの開きを作っているのですが、これがまた美味しい。
普通は刺身にならないものを開きにしますが、ここは脂の乗ったものを選びます。
焼くと脂がボタボタと落ちる絶品のアジの開き。
たまりません。
僕の年末のお供である鮟肝も予約しないと売り切れる程の人気で、
今年は70本が完売だそうです。
今でも地元の方から「魚ならあの店!」と愛される魚屋さんなのです。

僕が「自分の店をこんな店にしたい」と考えた時、
真っ先に浮かぶのがこの店です。
自分の仕事にプライドを持ち、プロをも唸らせるほどの力を持ちながら、
それをネットを使って全国へとは考えずに、地元の皆様に提供する。
今流行りの「新しいビジネスモデル」とか「イノベーション」とかではなく、
専門店として当たり前の事を高いレベルできっちりと行って、
全てのお客様に当店でしか手に入らない満足を提供する。
そんな店にしたいと思っています。
今年一年、皆さまのご期待に沿えるようスタッフ一同頑張りますので、
宜しくお願い申し上げます。

2013年12月28日土曜日

年末のご挨拶と年末・年始の営業について

お蔭様で今年も無事に年内最後の営業日を迎えることが出来ました。
当店をご利用頂いたお客様に、改めて御礼申し上げます。
今年は当店にとってとても大きな一年でした。
新しくスタッフが加わり、
店に新たな息吹を吹き込むことが出来ました。
プランニングについて活発に意見交換しながら、
完成度を高めたプランをご提供することが出来ました。
オープンから2年、当店は『私の店』からスタッフも含めた『3人の店』になりました。
発注から返信チェック、部品の確認に至るまで全ての作業を見直し、
商品のデータベースの作成や店専用のSNSを活用したお客様カルテの作成や情報交換、
欠品情報の共有など、事務所とバックヤードも大きく変化しました。
ホームページのリニューアルやこのブログの開始も今年です。
表から見た時、当店には大きな変化は見られないかもしれません。
でも今年ほど変化に富んだ一年はありませんでした。
+PLANは良い店になった、そしてもっと良くなると何度も感じました。
来年はさらに良い店を目指して、スタッフ一同頑張りたいと思います。
宜しくお願い申し上げます。


当店は明日29日~1月4日(土)までお休みとなります。
5日(日)からは平常営業となります。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。


                             +PLANオーナー 斉藤 靖 

2013年12月26日木曜日

岐阜の優しいお兄さん

厚木の優しいオジ、じゃなくてお兄さんは、
あえて柄合わせをしない方が可愛い感じになりますよとお客様には伝え、
でも良い柄位置になるように少し多めに生地を取りました。

すると岐阜の優しいお兄さんは、
窓の数から二人のお子さんのお部屋だろうと考えて、
ちょっと柄取りの位置に工夫をしました。
大きい窓は…


キッチリ柄合わせ。

 小さい窓の一つはこんな感じで…
同じサイズのもう一つの窓は…
こんな感じです。

柄位置は私のお願い通り、あえて合わせていないのですが、
このカーテンは左右の組み合わせを変えることで、
2つのパターンの『柄位置が揃ったカーテン』になります。
こうすることで『私のには鳥さんがいない!」とか「あっちの方が良かった」など、
悲しい思いをする事がないようにという心使いです。
柄合わせはしていないのに、二人とも同じという不思議で優しさいっぱいのカーテン。

では優しいお兄さんにオーナーの反応を見せてあげましょう。


2013年12月24日火曜日

ブルークリスマス

クリスマスと言えば、仕事ですね(キッパリ)。
昔ならそんな強がりも半ば本気で言ってたんでしょうが、
40も半ばを過ぎて子供も高校生になると、本当に忘れます。
日付ではなく、大事なイベントだということを。
マズイデス(笑)。

学生時代に友人の『キンちゃん』とこの日を過ごすハメになったことがあります。
キンちゃんは名前が金田なのでも金井なのでもなく、
筋肉がすごいからというキンちゃんと呼ばれている男で、
暇だから腕立て伏せをするような人と一緒に居たくなかったのですが、
何でも彼女と別れたばかりで寂しいとか、
一体どの筋肉がそんなこと言うんだみたいな事言うので仕方なく一緒に過ごしました。
それだけでも「コレ何の罰ゲームですか?」って位なのに、
「ケーキが食べたい」とか言い始めて街のケーキ屋さんへ連れて行かされ、
「電気を消してローソク消しやろう」という「もう何でもありですか?」ということまでやらされて、
ほのかな炎の向こうに浮かび上がる筋骨隆々の男の顔を僕は一生忘れないでしょう。

そんなこんなで皆さん、メリークリスマス。
こちらはスタッフ田中が担当したディスプレイです。
クリスマスと言えばグリーン&レッドだと思っていましたが、
「ブルーとグレイのクリスマスディスプレイも素敵ですよ」と言われた時はびっくりしました。
ちょっと大人の静かなクリスマスです。
皆様にとって素敵な夜となりますように。









2013年12月23日月曜日

裁断は数学だ

縫製担当のart-k後藤です。
怒濤の年末真っ最中でご無沙汰しております。



写真はリピート635mmのプリント。
ボーダー部分に使います。
1リピートでは微妙に出来ないパーツを含む裁断になるのですが、サイトーさんはコストアップを控える為に“柄あわせ無し“の指示。
但し60cm余分に生地を手配してくれました。
この60cmで数字のマジックが始まります。
計3.6mでパーツ6個分、柄の良いとこドンピシャに出来る場所を確認。
60cmの可能性を確実に形に。

詳しく説明すると、2窓の合計からリピートの倍数を追ってそこから(以下略



・・・が、計算に溺れてはマズイので、下に続く。

いや裁断はスポーツだ

上記の芸術的な数学(自画自賛)でカッチリと柄を  “合わせようとした”裁断。

イヤマテ、サイトーさんの事だから「わざと」柄を散らしましょう、とお客様へ説明してるだろなぁと確認のTEL。で、概ねビンゴ。



ここから出荷時の立ち端(曲がって切れている)緯糸2~3本のギリギリを攻めて。
まるでバイク乗りがタイヤの端までキッチリ使ってカーブを攻めるように。

計算と最後は攻めのハサミさばきで柄位置のボーダーが出来上がっていきます。


言わなきゃわからない仕事です、間違い無く(笑



2013年12月22日日曜日

priceless

夜の8時半位にお店の電話がなって受話器を取ったら、
今日納品に伺ったW様でした。
お子様が体調を壊して工事を見に来れず、
先程ご覧になったそうです。
もったいない程の感謝の言葉を頂戴しました。
こちらは当店スタッフ渡辺が担当をさせて頂きました。
お客様が選ばれた生地をベースに色々と組み合わせを考え、
じっくりと時間をかけてプランニングした現場です。

先週はK様から目に涙を浮かべながら同じような言葉を頂戴しました。
こちらはスタッフ田中の担当です。
印刷物しかなかったモザイクタイルの資料を元に
ブラインドのカラーコーディネートをプランニングしてOKを頂きましたが、
実際に貼れる日を確認して再度現場を訪問して色を確認し、
より色の合うメーカーに変更してプランニングにも修正を加え、
出来上がった商品を工場に取りに行くという荒業で納期に間に合わせた現場です。

自分で言うのも変ですが、+PLANは良い店だと思います。


2013年12月20日金曜日

決断

それほど大きくないにしても、会社というところに長年属して感じたのは、
『やらない』に勝る決断はないということです。
思慮深く慎重に、物事を多角的に見て、客観的に考えた場合、
すべての結論は『やらない方がいい』ってことになります。
結果的にうまくいったとしても、
『やらない』という結論には、それよりもさらに良い『結果』があるんですから。
だからこそ、『やる』という決断には意味があるのだと思います。
何言ってるのか分からないかもしれませんが、たまには戯言も。
高校生が夜書く日記みたいなものです。
翌朝絶対に見てはいけないやつ(笑)。

2013年12月17日火曜日

ブルースブラザーズ&シスターズ

とりたててファンというワケではない。
でも、中学時代からずっと聞いていて2回もカセットテープを切らし、
CDが出ればまた借りて、なのに結局買ったりして、
でもどこかいっちゃってまた借りてを繰り返し、
30年間ずっと聞きつづけてきたアルバムがあります。
















きっかけは確か中学の頃、偶然テレビで見た映画「ブルースブラザーズ」。
当時は内容も良くわからず漠然と見ていました。
なぜか今でもその時映画を見ていた自分を鮮明に思い出すことが出来ます。
そして高校、大学、社会人になっても、僕はこの映画を時々見ています。
もっと好きなミュージシャンもいるし、もっと思い出に残る映画もありました。
でも、30年ずっと手元にあり続けたアルバムも、
何度も繰り返しみた映画もこれだけです。
なぜ好きなのかは良く分かりません。
でも、なぜ分からないのか?は何となく分かります。
それは映画の中の彼らが直接的な表現を用いていないから。
怒りをぶつける激しい言葉も、心に沁みる愛の言葉もこの映画には出てきません。
映画を通じて彼らの優しさや音楽を愛する『気持ち』だけが伝わってきます。
ユーモアというオブラートにくるまれて。
映画の中で彼らが歌う場面が何度か出てきます。




どのシーンも『最初は観客に歓迎されていない』という共通点があります。
時には無視され、時にはビンを投げつけられ。
それを時には聴衆に訴えかけ、
時にはいともたやすく方針転換して彼らは歌います。
彼らがいかに音楽を愛し、いかに音楽が素晴らしいかを知っていて、
そして音楽が誰のためにあるのか、これらのシーンは訴えかけてきます。
今日で年末までの発注をほぼ終えました。
一年間、私もスタッフもそんな気持ちでやってこれたと思います。
映画と違うのは、お客様はいつも歓迎してくださった点でしょうか。
改めて御礼申し上げます。
この一ヶ月はかなりの忙しさでしたが、
一つの現場も妥協せず、100%のプランを提供できたと思います。
あと2週間、最後まで頑張ります。

2013年12月16日月曜日

E様邸、仕上がり寸法決めてます

アイボリーベースにブラウンと白のラインが入った生地の裾に、
ブラウンの無地を足したカーテンを作ります。
窓は掃き出し窓と腰高窓の組み合わせ。
お客様との現場打ち合わせで、ブラウンの線と無地は離すように決めました。
その場合、ブラウンの線の部分で山をつまむとキレイではないので、
無地部分がくるように仕上がり丈を決定します。
腰高窓のレール取付位置は上記の条件の掃き出し窓のレール位置に合わせ、
2つの生地のジョイント部も同じようにした時に、
違和感のない仕上がり丈になればベスト!
 
な・の・で・す・が!
 
そうはうまくいかないので悩むのです(苦笑)
このような事態は予め予測していたので、
解決方法はお任せ下さるようお客様にはご了承を頂いています。
今回は、アイボリーのベース部分と白のラインの違いが分かりにくいので、
その部分で山をつまむ仕上がり丈にしました。
カーテンと同じように裾に無地を足すシェードも、
ジョイント部分の位置関係をカーテンと合わせ、
その時に上部がボーダーの途中にならないように仕上がり丈を決め、
その際にカーテンとシェードの床からの高さに違和感がないかも確認します。
 
また、キッチンに付けるカラーコーディネートの仕上がり丈も、
ボーダーを均等にした時に羽の枚数が合うように仕上がり丈を決めて、
E様邸のリビングダイニングの発注が完成します。