2014年6月29日日曜日

サンプル手配中

今週から来週にかけて、新しいサンプルが続々と入荷します。
色鮮やかな綿プリントのストライプ。
これだけの多色使いでくどく感じないのは綿だからこそ。
ここ数年コットンライクなポリエステル生地も多くなりましたが、
やはり本物の綿にはかないません。
 
最近流行のエスニック調。
こちらも綿です。
既に2つの現場にお納めしていますが、
長めのサンプルをご用意します。
 
ナチュラルな風合いのレースと、
僕が一目ぼれしたクラシカルなオパールレース。
 
 
高密度の先染めジャガード。
こちらも一目ぼれでした。
 
これからの季節にピッタリの涼しげなドレープ。
ナチュラルなお部屋にピッタリです。
お手頃価格のシリーズでのご提供です。
 
これら以外にも、たくさん入荷しますのでお楽しみに!
 
 
 
 
 
 
 

 
 


2014年6月28日土曜日

バストーク

僕がいつも通り深夜に帰宅してお風呂に入ると、長男がいつもトイレに起きてきます。
僕がいつも通り『ただいま~』とドアを開けて声を掛けると、
長男もいつも通りドアを開けて『お帰り~』と答え、
用を足し終わるといつも通りお風呂の前に立って色々な話をしてくれます。
それは友人との悪ふざけの話だったり、ネットで見た面白いネタだったり、
学校の先生がむかつく話だったり、話す内容は色々です。
無いのは色恋話くらいで、これは僕の息子だから仕方ない(苦笑)。
先日は高校3年生らしく進路に悩んでいる話でした。
『お父さんはさあ、俺が将来何になるか興味あるでしょ?』と聞くので、
僕はちょっと困りつつ、『う~ん、ごめん。あんまり興味ない』と答えたら、
『ちょっ!親でしょ(笑)、興味持とうよ』って言うので、ちょっと真面目に答えました。
『お父さんはさ、君がどの会社に入るとか、どんな職業に就くかは正直あまり興味ないんだ。
公務員でも良いし職人さんでも良いし、サラリーマンでもいい。大きい会社でも小さい会社でも良い。それはさ、給料が多いとか少ないとか、他人からみて自慢できるとかそういうことであって、君自身とは関係ないことだから。気になるのは君がどんな社会人になるか、なんだ。誰かの役に立てたり、誰かを幸せにできる社会人になれるかどうか、それはとっても気になる。
お父さんの周りにも色々な仕事の人がいるけど、素晴らしいなって思う人は会社の規模や職業じゃなく、その人の仕事への向き合い方が素晴らしいんだよ。だから会社や職業は何でも良いんだ。気になるのは君がそういう社会人になってくれるかどうかなんだ』
息子はちょっと困ったような顔をして『う~ん、ちょっと分かんないよ』って言ってました。
まあ、そうだよね。
でも、高3の春に父親を亡くした僕にとって、同じ時期の息子とそんな話を出来たのは、
ちょっと嬉しかったりしました。
さて、今夜もあと少しで12時。
深夜って人を素直にさせるから良いよね。

Y様発注しました


2か月間のやりとりの後、最終内容が確定したY様の発注をしています。
傍から見ていても感心するほど、スタッフ田中がプランを考え続けていました。
窓の数や構成、位置関係、エアコンとの関係など、納め方も難しく、
プランが変わるたびにチェックした採寸表にも書き込みでいっぱいになりました。
お客様も色々と悩まれて大変だったことと思います。















ここから最後の仕上げですので、
Y様に喜んで頂けるようにキッチリと仕上げたいと思います。

H様発注しました


全室同じ生地の組み合わせを選ばれたH様の発注中です。
当店では色々なアレンジを加えるケースが多いのですが、
それはあくまでもお客様と現場と、当店の提案のマッチングの末に生まれるもので、
決して『まずアレンジありき』というスタイルではありません。
当店のスタイルを『他店との差別化ですね』と言う方もいらっしゃるのですが、
差別化という言葉も、あまり好きではありません。
それは販売側の視点でしかないからです。
私たちはお客様のために存在しているのであって、
私たちが生き残るためにお客様が存在するかのような考え方には違和感があります。
差別化するのなら、左右ではなく上を目指したいと思っています。
今回のH様の現場でも、当店でしか出来ない事をいくつか。
アートケイさんしかやってくれない、横ボーダー生地のタッセルの工夫もあります。
バッチリ仕上げますので楽しみにお待ちください。

2014年6月27日金曜日

H様木製ブラインド工事

最近はひたすら木製ブラインドを付けているサイトーです。
今日の現場はコチラ。
 
障子の入っていた窓に木製ブラインドを取り付けます。
ブラケットは溝を跨いで凹みの部分にビス穴が来て、
(凸面にビスを打つと割れてしまうので)
尚且つ窓枠のツラとバランスのツラが合う位置を計算して決めます。
 
今回の窓は取付面が一段下がっているので、
バランス上部と窓枠の間に隙間が出来てしまいます。
そこで、カチカチっとバランスを上方向にスライド。
バッチリ収まりました。
この方法は以前、某社の開発の方に提案したのですがあえなく却下されてしまい、
その後別のメーカーから出てきました。
特に言ってはないのですが、同じことを考えている人がいたんですね。
以前はL金具を使って調整していましたので重宝しています。
 
最後はカーテンレールが付いていた壁を補修して完了です。
壁の中で開くタイプのアンカーが使われていましたので、
ちょっとだけ叩いて壁に沈ませそれを土台にコーキングを塗ります。
デコボコ感のある壁紙なので同じような感じに仕上げます。
 
出来上がってしまうと、ただ普通に付いただけっていう取付が案外好きです(笑)
 

2014年6月25日水曜日

タッセル

縫製担当のart-k後藤です。

今回は特注品のタッセル。

縫い上げた時だけでなく、実際に使われるカタチでの確認。
内側・外側と生地が複数枚になるものを曲げていくのは、外周長さの違いによりどうしても難しい部分が。




社長とスタッフ、「あーでもないこーでもない」、と今日もがんばっておりました。




2014年6月24日火曜日

O様発注しました

一昨日、フェイスブックに3年前に納品したお客様から友達申請がありました。
間違えて押しちゃったのかなと思ったのですが、メッセージも届いていました。
こういうのって嬉しいですね。
先日は、5年以上前に納品したお客様が、私のお店を探してご来店くださいました。
先月は10年近く前に納品したお客様からもお電話を頂きました。
O様に納品したのも10年前です。
『車、レガシーから買い替えたんですね』
『そうなんですよ。家の外壁も塗り替えました』
『以前はベージュでしたよね?』
なんて会話から記憶力を誉められたのですが、
『間違った海馬の使い方をしてまして、重要な事は忘れてます』と言ったら笑われました(笑)。
 
写真はシェードの幕体交換の発注書です。
今は20㎝ピッチのリングテープが主流ですが、当時は15㎝でした。
前幕はそのままですので同じピッチでお作りします。
こちらは記憶ではなく現場チェック。
当時の仕様を考えれば当然なんですが、記憶に頼ってはいけない部分です。


M様シェード取付中

M様の工事中です。
既存のロールスクリーンを外してシェードを付けますが、
ビス穴が3つ開いていました。
カーテンボックスに縦型ブラインドが付いているので、
干渉しないように一番後ろのビス穴を使うと、一番手前のビス穴が見えてしまいます。
そこで木材用の補修パテで穴埋めしました。
取付をすることを私たちは『工事』と言っていますが、
感覚的には『納品』の方が近いかもしれません。

ゴールが見えてきました

プランニングも山場(←ずっと言ってる)を迎え、
残すところは1FのトイレのみとなったN様のプランニング中です。
ここで問題。
トリムの色が合わない………
もう一度全取引先のトリムを見て新たにサンプルを取りました。
仮に合ったとしても他の部屋との統一性もありますし、
合わないことも考えられますので、脳内ではネクストプランも完成済。
明日には最終プランが確定すると思います。
 
ちなみに写真は当店のトリムサンプル。
裏側にマグネットを付けた薄いアクリルシートにサンプルを貼ってあり、
それをマグネットボードにくっつけています。
スタッフが作ってくれたのですが、色々と試せて便利です。
 

K様採寸

平塚市にご新築中のK様の採寸に伺いました。
準防火地域の耐火基準の関係で滑り出し窓の仕様が変わっています。
耐火テストは型式一斉試験から全てのサッシを個別に試験する方法へ、
そしてカーテンプランに大きく関わるのが操作方法の変更です。
以前は押し出し式でしたが、今は写真のようなオペレーター式になっています。
窓の下に机やテレビボードなどが来る時は、この操作方法がラクで良いのですが、
カーテン屋としては窓内に商品が入らないのが悩みのタネです。
K様の場合は窓を覆う取り付け方がお勧めですので問題ありませんが、
こうした日々変化する住宅事情を知ることは、とても重要です。

2014年6月22日日曜日

N様最終打ち合わせ準備中

 
打合せを重ねた結果、スワッグバランスをご採用頂いたN様の
最終打ち合わせの準備をしています。
問題はトイレに付けるフラットバランスと合わせる無地の選定でした。
一見すぐ見つけられそうで、探すと全然ないのが輸入生地。
微妙な色使いに苦労しましたが、良い生地が見つかりました。
サンプルを取り寄せて最後の詰めに入ります。
良いものが出来るように頑張ります。

種明かし

ブログを読んで下さっていたことを知り、こちらでちょっと種明かし。
選んで頂いたのはオリーブ柄のこちらの生地。
 
まずは滑り出し窓のシェードの仕上がり寸を決め、
その位置で良い柄位置になるかどうかを確認しました。
出来上がったシェードがコチラ。
細いオリーブ柄を中心に両端の柄も切れない位置で決定。
これより1㎝広くしたかったのですが、
シェードのの端の折り返しの縫い代を取ると、
玄関のカフェカーテンに使いたい太いオリーブ柄が切れてしまいます。
それでもギリギリなので、生地の裾はメローロックで指示。
(ギリギリでなくてもその方がキレイですが)
もちろん、柄を横方向に使ってもおかしくないか、事前に確認してのご提案です。
上部を折り返して耳立て(上の部分のギャザー)を作ると
カーテンに使いたい細いオリーブ柄(最初の生地写真の端)が
使えなくなってしまうので、耳立ては裏のレースを上まで持って行き、
二つの生地が開くように縫製しました。
 
最後に余る両端の細いオリーブ柄はカーテンに。
スタッフ渡邉が熱心にご説明したアートケイさんの技術力でバッチリ仕上がりました。
本日はありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 

2014年6月21日土曜日

コーディネートアワード受賞

縫製担当のart-k後藤です。


やりました!
サンゲツさんのコーディネートアワード受賞です!

Apacheというコラボユニットで応募、大阪のdecoratorsさんがデザイン、art-kは製作を担当しました。

+PLANは関係ない???いえいえ。
お買い上げ頂くカーテンは、コンペ受賞クラスの縫製工場でお仕立て、ですっ