2018年6月16日土曜日

50男の空想


O様との現場打ち合わせの帰り道、
ちょっと車を止めて丘の上から海底調査(笑)。
海の底のラインというのは陸と繋がっているので、
陸がなだらかなら、海のその延長線上になだらかになっています。
伊豆のように海岸線まで小高い山が来ているところは、
その海もその延長線上にドン深になっています。
そんな風に初めて釣りをする場所では、
必ず海の反対側を見て海底の様子を想像します。
『あの小高くなっている部分の先は深そうだな』
『その両脇がなだらかということは、その境目に海底変化がありそうだ』
『そういえばO様が東日本随一のタコの名産地っておっしゃってたな』
『アオリはいないかなあ。ちょっと浅そうな気もするなあ』
『手前の岩場はメバルいそうだなあ』
などど空想を巡らせます。
釣りに行けない50男の寂しい一人遊びです(笑)
そしてこちらも一人で空想をしながらご提案した
Y様の現場のご紹介です。
正しい条件の重ね方~厚木市のオーダーカーテン専門店のブログ~

2018年6月15日金曜日

万が一対策


今日はT様の吹き抜け工事でした。
吹き抜け工事の際は床に養生を敷き、
近くにある家具はマスカーと言う薄いビニールで覆った後、
その上に養生を敷いて施工します。
万が一、何かが落下した際でも傷をつけないためです。
そして工具の方にも対策をします。
インパクトドライバーには落下防止のためのベルトを付けて、
万が一、ホルダーから外れた場合でも落下しないようにします。
こうした準備をする過程で緊張感が生まれ、
事故の無い工事が出来ます。
『まぁ、普通にやれば大丈夫でしょ』というのが
一番危険なのです。



2018年6月13日水曜日

内向的な人と外向的な人(2)

昨日のブログの続きです。
質問が2つありました。

①森の中を歩いていると小鹿がケガをしていました。
 さてあなたはどうしますか?
②10人のメンバーで頑張ってきた研究会の発表会がハワイで行われます。
 しかし、手違いでチケットは9枚しかありません。
 さて、あなたはどうしますか?

①と②の質問、それぞれに大きく2つの答えに分かれます
①の場合
 A:小鹿のケガの手当てをする
 B:誰かにヘルプ(物理的・情報的)を求める
②の場合
 A:自分が行くのを辞退する
 B:行けない人を決める方法を考える、自分以外から行けない人を探す

Aを答えた人は内向的、Bと答えた人は外向的で、
2つの質問はほぼ必ず揃うそうです。
(①の質問はAだけど②の質問はBという人はまずいない)
内向的な人は問題に直面すると自分の範囲で解決する方法を考え、
外向的な人は決定するための情報を周りに求めるタイプだそうです。
次男の受けたのはビジネス系の授業で、
この2つのタイプを不用意に混在させたグループや
適さない仕事・役割をさせてはいけませんよ、という内容だったそうです。
ちなみに②の質問でAと答えた人は、
先生曰く『そのうち、身内を殺します』。
親戚が亡くなったので私は行けませんと嘘をつくこともある、と。
ちなみにこちらがその時の説明。
適度は良い状態、過度はそれぞれの性質の特徴が出過ぎてしまった状態を指すそうです。
あ~、とっても分かる!特に過度の部分(笑)
ちなみに私は内向的でした。


2018年6月12日火曜日

内向的な人と外向的な人

先日、帰宅してお風呂に入っていたら次男もやってきて、
(ウチではなぜか今でも親子・兄弟でお風呂に入ることがよくある)
大学での授業の話になりました。
面白い授業があるそうで、ちょっとコチラでもご紹介します。
先生によれば、人には2つのタイプがあるそうです。
内向的な人と外向的な人で、これは先天的なもので、
経験や育ち方によって変わるものではないそうです。
内向的・外向的というのは性格が明るい・暗いという意味ではありません。
先天的なもの、ですから性格というより性質ですね。
で、自分がこの2つのどちらなのかが分かるテストがあるそうです。

①森の中を歩いていると小鹿がケガをしていました。
 さてあなたはどうしますか?

②10人のメンバーで頑張ってきた研究会の発表会がハワイで行われます。
 しかし、手違いでチケットは9枚しかありません。
 皆で一人分を出し合うとか、違う航空券を取るとかは出来ません。
 必ず一人は行けない状況です。
 さて、あなたはどうしますか?

なんだかテレビでよくやる心理テストみたいですが、
それとは全然違います。
次男に答えの開設をされて、なるほど!と思いました。
解説は明日のブログで!


2018年6月11日月曜日

掛け替えに思う

水曜日に工事に伺うK様のカーテンが入荷しました。
今から30~40年前、
もしかしたらまだカーテンの見本帳というものがない時代、
その時代に付けられたカーテンを拝見すると、
その生地の素晴らしさにうっとりすることがあります。
K様のカーテンもそうでした。
テレビのリモコンなんてもちろんなくて、
風邪をひいて寝ていると
チャンネルを回せる棒があったらなぁ、なんて空想していた時代。
友人の家にビデオなるものがきて、
友人たちと見に行った時代。
パスモもスマホもコンビニもなかったけれど、
その時に建てられた家には、素晴らしいカーテンが付いていたんですよね。
十分すぎるほど豊かな今、
私たちがご提供するカーテンはどんなものであるべきなんでしょうか。
それはお客様ごとに違うとは思いますが、
共通するものはあると思います。
K様とお話をして、そんなことを感じました。

2018年6月8日金曜日

特別な存在

北欧の生地にはちょっとした思い入れがあります。
まだ国産の生地をメインにして販売していた頃、
(12、3年前になるのでしょうか)
北欧の生地との出会いが海外生地を扱うきっかけでした。
生地の素晴らしに惚れてサンプルを入れましたが、
最初は全然売れませんでした。
「洗うと縮みます」
「経年変化でポリエステルより早く色落ちします」
後々クレームにならないように、
デメリットの説明ばかりに気を取られていたからです。
大事なのは、その生地がお部屋に掛かることで変わる
お客様の生活なのに。
私は北欧生地を通してカーテンを販売する意味を
教えてもらった気がします。
今回、そんな北欧生地をご注文されたK様が
気に入られたのはパープルのレース。
今もこうして新しい組み合わせで、
納品が待ち遠しい気持ちにさせてくれます。
まだまだ長く付き合いたい、かけがえのない生地です。


2018年6月4日月曜日

Y様工事準備

Y様の工事準備をしました。
レールとタッセルはカーテンよりも早く届きますので、
部品の数や色などをチェックします。
レールの部品は重いので、
タッセルは一番上に。
今回の主役でもありますので、
扱いも特別です。


2018年6月2日土曜日

バランス付きシェードの金具


明日はA様の取付工事です。
こちらはバランス付シェードの部品。
これまではバランス用レールとシェードの金具は
別々に付けていましたが、
見た目的にもご新居に開ける穴を減らすためにも、
良い方法が無いかなと考えていました。
そして思いついたのが、バランス用レールの部品をバラシて、
シェードの部品と一体化させる方法。
ボルトナットの太さや長さ、
バランスの奥行きと金具の強度など、
色々なことを確認したところバッチリでした。
必要は発明の母ですね。


2018年6月1日金曜日

カーテンらしさを消す

こちらはI様の麻のカーテン。
ちょっと分かりにくいですが、裾部分の写真です。
麻という生地の雰囲気を出すために、
裾は小さな折り返しにしています。
一般的には10cmあるのですが、
それではカーテンぽくなり過ぎるためです。
縫製仕様を変えるのことで、生地の雰囲気は大きく変わります。

2018年5月31日木曜日

瞬間芸

明日はO様のカーテンと木製ブラインドの納品です。
木製ブラインドは色々なメーカーのものがありますが、
それぞれ特徴が異なります。
当店ではお客様のお使い方やお部屋のイメージによって
お勧めするメーカーを分けていますが、
今回は1台のメカで羽根を2分割するセパレートタイプが無料の
トーソー社のものをお勧めしました。
お客様との打ち合わせでサッと出てくる1冊のカタログ。
無作為に取っているように見えるかもしれませんが、
それは私たちの瞬間芸でもあります。


2018年5月27日日曜日

H様、積み込み完了です

明日はH様のカーテン工事です。
窓は全て、
壁からサッシまで珪藻土でランダムな厚みで塗られていますので、
一般的な住宅よりちょっと長いお時間を頂きます。
正面付けの場合は全てのビス位置を床から測り、
ビスを打った際にクラックが出来ないように、
キリでリードを打ったりもします。
こだわりのご新居の最後の仕上げですので、
慎重に進めます。



2018年5月26日土曜日

トレンド勉強会



昨日はご同業の方々と、
ヨーロッパのインテリアトレンドを勉強してきました。
毎年、1月にヨーロッパ各地で開催される展示会では、
各ブランドが新作を発表するのですが、
そこには世相を反映した特徴が現れます。
日本で販売される生地や商品も、この影響をとても大きく受けるので、
私たちにとってはとても重要な情報なのです。
春になるとそうした展示会の情報を発表する場が
色々な形で設けられます。
でも、私は意図的に距離を置いていました。
情報自体は自然と入ってくるので、
それを拒絶したりは勿論しませんが、
離れたところで見ていたいというか。
自分がこれまで大事にしていたことが、
『トレンドです』という言葉で
全て流されてしまいそうな怖さがあるんですよね。
でも今回、初めてじっくりと聞いてみて、
色々な発見がありました。
自分なりにどうやって『トレンド』を咀嚼して
落とし込めばよいのか、
それをどうやってお客様に伝えれば良いのか、
良いヒントを得たような気がします。
それはともかく、帰りに撮った写真。
なんでこんなもの撮ったのだろう。
全く意味不明だ。

2018年5月23日水曜日

遥かなる代官山





















今日は代官山で輸入生地の新作発表会でした。
代々木上原から渋谷へ出て、そこから東横線で代官山へ……
となるはずなのですが、
間違えて渋谷から急行に乗ってしまったようで、
『次は中目黒~、中目黒~』と。
仕方なく中目黒から乗り直して代官山に戻ろうと電車に乗ると、
『次は渋谷~、渋谷~』
ん、あれ?また間違えた?となり渋谷から再び乗り直して、
今度はしっかりと代官山で止まる各停だと確認して、
安心して本を読みながら電車に揺られていると、
『次は中目黒~、中目黒~』と。
もうこうなると私は一生代官山に着けない気がして、
駅員さんに『次の各停は代官山に止まりますか?』と
質問になってない質問をする羽目に。
息も絶え絶えに辿り着いたショールームで、
しっかりと素晴らしい新作の数々を見てきました。
疲れた~~。